【フリーターから正社員へ!】就職するためにおすすめ職種と利用したい転職サービス

事情があって、あるいは理由があってフリーターになったものの、やっぱり正社員として就職したい。そう考えたときにまず気になるのが「今までのフリーター歴はマイナス評価されてしまうのでは?」ということでしょう。

しかし、企業の側は必ずしもフリーター歴をマイナス評価するとは限りません。

今回は、フリーターから正社員になる人が知っておきたいこと、フリーターから正社員を目指す際におすすめの職種や仕事の探し方などを紹介します。



就職を目指すフリーターを取り巻く状況

まず、フリーターから正社員に就職する人たちを取り巻く状況についてみていきます。独立行政法人労働政策研究・研修機構が2017年に発表した「第4回 若者のワークスタイル調査」によると、25歳から34歳までのフリーターの約70%が正社員としての就職を希望しています。

特に男性は全体の約80%が正社員としての就職を希望していて、就職に対する意欲が非常に高いことが伺えます。

実際に正社員に就職できるフリーターは希望者全体の56.7%

ところが、同調査によると、正社員としての就職を希望しているフリーターのうち就職できた人の割合は56.7%にとどまっています。

最近は就職活動は売り手市場と言われていますが、フリーターから正社員への就職は2001年以来低下傾向を示しています。

25歳から29歳という年齢層に限ってみた数字ですが、フリーターから正社員になれた人の割合は2001年は男性76%、女性51%であったのに対し、2016年には男性61.9%、女性は40.8%にまで低下しています。

フリーター歴は短いほうが就職に有利

また、正社員として採用されたフリーターのフリーター歴についても関連性があることがこの調査からは伺えます。

フリーター歴が7ヶ月から1年以内の人がもっとも正社員として就職できた割合が高く、男性の80%、女性の60%が正社員として採用されています。

しかし1年目をすぎるとその割合は徐々に減少していき、フリーター歴4年を超えるとその割合はさらに低下します。

4年以上のフリーター歴がある場合、正社員として採用される人の割合は男性で30%あまり、女性だと15%程度の数字にとどまっています。

就職を目指すフリーターが注意すべきこと

「若者のワークスタイル調査」は、東京都内の若者を対象に行われたものです。
そのため、地方などではまた事情が違う可能性もあるでしょう。しかしいずれにしても、この結果からは次のようなことがわかります。

1.フリーターから正社員に就職できる人の割合は決して高くない
2.フリーター歴が長いと、正社員としての就職は難易度が高くなる

フリーターが就職を目指す場合は、以上の2点に注意しなければいけません。
この状況は正社員を目指すフリーターの人にとっては厳しい状況に思えますが、だからこそ、フリーターからでもなれる職種を選んでしっかり対策し、就職活動を行うことが必要となるのです。

フリーター経験は不利?中途採用を行う企業が注目するポイントとは


フリーターから正社員を目指す人の多くは、フリーター歴が採用時に不利になるのではないかという不安を抱えていることでしょう。

では、実際に中途採用を行っている企業はフリーター歴についてどう考えているのでしょうか。

独立行政法人労働政策研究・研修機構が2017年に発表した「中小企業における採用と定着」から見ていきます。

フリーター経験をマイナス評価する企業は少数派

中小企業の中途採用というと、即戦力を期待しての採用であるというイメージを抱きがちです。
実際、調査によると71.9%の企業は即戦力を期待して中途採用を行っており、応募者のポテンシャルを重視して採用する企業は26.0%、ほぼ4社に1社の割合です。

しかしだからといって、フリーター経験が不利になるとは限りません。
フリーター経験はマイナス評価の対象であると答えた企業は少数派で、即戦力期待型企業ですら約6%にとどまっています。
ポテンシャル期待型企業においては、フリーター経験をマイナス評価すると答えた企業は約2%しかいません。

さらに即戦力期待型、ポテンシャル期待型いずれの企業も、フリーター経験は評価にまったく影響しないと答えた割合は約25%あります。

つまり、4社に1社はフリーター経験をプラスでもマイナスでもないと答えているのです。

フリーター経験がプラスに評価されるケースも!

場合によっては、フリーター経験がプラスに評価されるケースすらあります。

たとえば、フリーター歴が短い、フリーターであっても1つの職場に長く勤めているなども高く評価されるポイントです。

中でも高く評価されるのが、「職種と関連する仕事の経験があるか」「フリーターの経験を通して何を得て、それを今後どう活かしていきたいかなどを明確に説明できるか」です。

前者は即戦力期待型企業の37.7%、ポテンシャル重視型企業の40.9%がこれを評価するとし、後者は即戦力期待型企業の39.5%、ポテンシャル重視型企業の48.6%が評価すると答えています。

「フリーター経験から得たもの」をまとめておくことが必要

フリーター経験が企業にどう評価されるかをまとめると、以下の2点がわかります。

1.中途採用を行っている企業は、フリーター経験をマイナス評価するとは限らない
2.関連した仕事の経験があり、フリーター経験から得たものをはっきり言えるならば、むしろプラスに評価される可能性が高い

フリーター歴があることはマイナス要因になるとは限りません。

自分が今までフリーターとして経験してきたことをきちんとまとめ、これからどう活かしていくかを真剣に考えアピールすることができれば、むしろプラスの評価を受けることに繋がります。

フリーターから正社員への就職活動をする際には、自分の今までの経験やスキルを整理しておき、きちんと説明できるように準備しておく必要があります。

フリーターから就職を目指す人におすすめの職種


フリーターから就職を目指す場合まず狙いたいのは、未経験者でもできる職種です。

求人条件にはしっかり目を通し、未経験者でもできる職種か、ある程度の経験が求められている職種かを確認しておきましょう。

ここでは、未経験者でも採用されることが多いおすすめの職種を3つ紹介します。

営業職

営業職の場合、営業経験よりも、人当たりの良さや信頼感の有無、相手の希望をきちんとヒアリングできる聞き上手さなどを求められることが多い傾向があります。

フリーターとして経験したことがある業界の営業職であれば業界知識があることを評価される可能性もありますので、挑戦してみるといいでしょう。

営業職の具体的な仕事の内容は、相手が法人か個人か、既存顧客中心か新規顧客獲得中心かなどによってまったく違います。

既存顧客中心のルート営業が比較的楽だと言われることも多いのですが、どんな営業が合っているかは人それぞれです。

自分に適した営業スタイルはどういうものか自己分析しておくと応募先も選びやすく、面接時のアピールもしやすくなります。

販売・接客業

未経験者でも挑戦できる職種ですが、特に販売や接客の経験があるのであればそれが有利になる可能性があります。

正社員として採用された場合は、現場の責任者として販売・接客業務に加え従業員や売上等の管理業務も行うことになるでしょう。

また、最近はインバウンドの増加にともない語学のスキルを求められることもあります。

販売・接客業は業種や店、シーズンによってはかなりのハードワークになることも予想されます。

応募する店・会社についてはしっかり調べ、可能であれば実際に足を運んで雰囲気を確かめるなどしておくといいでしょう。

介護職

介護業界は、常に人手不足に悩まされている業界のひとつ。

特に現場を担う介護職は未経験者でも採用してもらえる可能性が高い職種です。

学歴や職歴も関係なく採用されるケースが多いので、体力に自信があり、人に喜ばれることが好きな人であれば選択肢のひとつに入れるといいでしょう。

介護業界は入ったあとに介護士やケアマネジャーの資格が取れるため、将来的なキャリアパスを考えやすいのもおすすめポイントのひとつです。

介護職は向き不向きが比較的はっきり分かれる仕事であるため、自分が介護職に向いているかどうか、自己分析はもちろん周囲の人や信頼できる人に相談しておくことをおすすめします。

就職希望のフリーターは転職支援サービスを上手に使うのがおすすめ!


フリーターから正社員に就職することはけっして簡単ではありません。

だからこそ、成功させるにはしっかり準備する必要があります。

また、前項でおすすめ職種を3つ挙げましたが、これはあくまで「未経験者でも挑戦しやすい」という視点から選んだ職種です。

アルバイト歴によっては、よりおすすめの職種もあることでしょう。

そこでおすすめしたいのが、転職支援サービスを利用することです。

転職支援サービスでは、転職者のキャリアの方向性に関する相談や提出書類等のチェック、面接のアドバイスなどを受けることができます。

中には転職活動中だけでなく、入社後のフォローもしてくれるところもあります。

既卒やフリーターを対象としている会社もありますので、こういったサービスを上手に利用し、これからキャリアをどう作り上げていきたいか、どんな業界や職種が向いていそうか、今までの自分のフリーター経験をどう活かし、企業にアピールすればいいかなどをトータルで相談してみてはいかがでしょうか。

転職支援サービスのほとんどは無料で受けることができますので、まずはいくつかのサービスに問い合わせ、実際に相談をしてみることから始めることをおすすめします。

フリーターにおすすめの転職支援サービス3選

ジェイックの就職支援

中小~大手企業の社員研修などを提供しているジェイックが提供している、20代を対象とした就職支援サービスです。

フリーター向けの、既卒・第二新卒・中退・フリーターを対象とした「営業カレッジ」や「女子カレッジ」があるのが特徴です。

専門学校・大学・大学院の中退者対象を対象とした「セカンドカレッジ」コースもありますので、自分に合ったコースを選ぶといいでしょう。

参加者の70%が非正規雇用しか経験していない未経験者のため、安心して相談することができます。

気になる就職率は約80%と高く、就職後のフォローもしてくれることが特徴です。

厚生労働省委託「職業紹介優良事業者推奨事業」の職業紹介優良事業者として認定されています。

公式サイト:https://www.jaic-college.jp/

リクナビNEXT

リクルートが運営している転職サイトで、転職者の約8割がこのサイトを利用していると言われています。

求人の幅が非常に広く、未経験者OKあるいは学歴・職歴不問などフリーターが応募しやすい求人も多く見つけることができるのが特徴です。

求人情報の掲載だけでなく転職支援サービスも行っていて、専門のキャリアアドバイザーが履歴書などの書類の添削や面接対策などを行っていて、提携している転職エージェントを利用すればインターネット上に公開されていない非公開求人を知ることもできます。

求人情報を調べるだけでいいという人からきちんとアドバイザーに相談してキャリアを考えていきたい人まで、正社員としての就職を目指すほぼすべての人の需要に対応できるサービスです。

公式サイト:https://next.rikunabi.com/

ハタラクティブ

20代の第二新卒、既卒、フリーターの未経験者に特化した就職・転職支援サービスです。20代の人はチェックしておくといいでしょう。

就活アドバイザーがマンツーマンでつき、就職に関するカウンセリングから面接対策から内定までさまざまなアドバイスをしてくれます。就職後のフォローもしてくれるので、就職後に困ったことや悩みごとが起きてもすぐに相談できるので安心です。

就職内定率は70%でその約半数が上場企業という実績も安心できるポイントのひとつです。

フリーターから就職を目指す人に向けてのコンテンツも充実しているため、まずはサイトに目を通してみるといいでしょう。

公式サイト:https://hataractive.jp/

まとめ

求人の状況は改善されてきており就職は売り手市場などとニュースなどで言われることもありますが、フリーターから就職を目指す場合に絞って考えると、けっして状況は楽観視できるものではありません。

しかし、就職支援サービスを利用して的確なアドバイスを受け、自分に合った職種や未経験者からでも挑戦できる職種を中心に就職活動をすれば、正社員として採用される可能性は高くなります。

あれこれ不安なことはあると思いますが、フリーター歴は短いほうが就職の可能性は高い傾向があります。まずは最初の一歩を踏み出すことが大切です。









この記事をかいた人

フリーライター。ビジネス系からスピリチュアル系まで、さまざまなWEBコンテンツを書いています。京都中心に関西方面での取材もたまに。