新卒だけど辞めたい人がやるべきことと退職してはいけない人の4つの特徴

新卒,辞めたい

「せっかく勝ち取った就職先だけどすでに辞めたい」
「思っていたのと全然違う!こんなことなら他の内定先にすればよかった…」

新卒で勤め始めたばかりなのに、会社を辞めたくなると悩みますよね。

就活に失敗したと感じて、入社1年未満で「辞めたい」と考える人は多いです。あなたの会社の先輩も、辞めたいけど踏みとどまった組かもしれませんね。

本記事では「新卒で勤めた会社を辞めたいけれど、辛い就活をもう一度やるのは嫌だし、そもそも転職先があるかどうかも不安」という人のために下記についてまとめました。

  • 辞めたい気持ちはわかるけど辞めてはいけない人の特徴
  • 転職する前にやっておいた方がいいこと、考えるべきこと

「会社辞めたいなぁ」と感じているなら、大学の同期に相談する前に参考にしてくださいね。

「新卒入社した会社を辞めたいけど自分では言い出せない」なら、退職代行を使って辞めるのも手。

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新卒だけど辞めたい…!誰もが考える辞めたい理由

新卒,辞めたい

新卒だけど会社を辞めたいと考えているあなたは、「会社に入ったら3年間は我慢するべきだ」「せっかく新卒で入ったのに、すぐに辞めるなんてもったいない」と、先輩達にいわれた言葉が頭をグルグルしているかもしれませんね。

でも、安心してください。新卒なのに辞めたいと感じているのはあなただけではありません。先輩達も「会社に入ったばかりだけど、すでに辞めたい」と考えた経験者です。同期の何人かも、口には出さないけど辞めたいと感じている可能性が高いです。

新卒なのに会社を辞めたくなる代表的な理由は5つあります。あなたにも心当たりがありますよね。

職場の人間関係が悪い

学生時代とは違った人間関係になるのが職場の人間関係ですが、一般常識や倫理観と照らし合わせてもおかしい人っていますよね。

例えば、こんな人に悩んでいませんか。

  • 具体的な指示もないのに、作業終了時には文句をいう先輩・上司
  • 周りを落とすことで自分を売る同期
  • 仕事ではほとんど関わりがないはずなのに、嫌がらせだけしにくる老害

ビジネス書や自己啓発本に出てくるような理想の上司はまずいないとはわかっていても、常識や倫理観の合わない人と一緒に仕事をするのは苦痛です。

「あなたの態度が悪かった結果、そうなっている」 可能性を示唆する人もいますが、不愉快なものは不愉快ですよね。

給与・待遇が思ったより悪い

就活のときに確認した内容より「給与・待遇が悪い」と感じて会社を辞めたい人もいます。この理由で辞めたい人は、配属直後から初回給与が出るあたりに多いですね。

  • 研修期間は別業務と聞いていたがつらい
  • いろいろ引かれて給与が思っていたより少ない
  • 「いいな」と思っていた手当てが対象外で支給されない

手取りの給与と募集要項に書かれていた月給が大きく違って困惑する新社会人の中には「騙された」と感じる人もいます。固定残業代がある代わりに基本給が低い場合は、本格的に残業が増えてきてから「こんなはずではなかった」と思ってしまいますよね。

仕事の内容が聞いていたのと違う

人事の採用担当者から聞いていた仕事の内容と、実際に勤務してからの業務内容が違うことで悩む人も多いです。

採用担当者は、いい人を採用するために自社について多少脚色して伝えるものです。そうはわかっていても、「こんなに違うの!?」と悩む新卒もいます。現場の社員に「そんな甘ったれた仕事があるはずないだろ!」と怒鳴られてメンタルを病んでしまう人もいて、闇が深いです。

体育会系の社風についていけない

「明るく元気な職場です」「家族のようにみんなの仲がいいです」「親睦を深めるために定期的に集まりがあります!」などのうたい文句と、気さくで話しやすい人事に好感を持って入社した会社が、純粋に体育会系だった…という話もよくあります。

朝礼で声を張り上げての社訓の読み上げ、何かといえば「俺の時代はそんなもんじゃなかったぞ」の先輩、数値よりも経験則と体力、大声での注意と張り手は後輩への愛…高校時代の部活を思い出すような社風は、合う人と合わない人を選びます。

自分の能力を会社が活かしてくれない

「こんな“作業”をするために会社に入ったんじゃない」と、仕事を辞めたくなる新卒もいます。「この会社は自分の能力を活かすだけの素質がない」と感じるためですが、短期を起こして辞めてしまって後悔する人も多いです。

社会人生活が1年もない人が、会社の素質を見通せるほど世の中は甘くありません。それに、その会社を選んだのは自分自身です。もし、あなたがこの悩みに共感するのなら、すぐに辞めるのではなく、転職活動もしながら様子を見るのが安心です。

苦労するだけ!会社を辞めてはいけない新卒の特徴

新卒,辞めたい

新卒で会社を辞めても、すぐに転職が決まる人もいますが、新卒としても第二新卒としても中途採用としても価値を見出してもらえず、苦労するだけの人もいます。

苦労する人の代表的な特徴を4つピックアップしますので、参考にしてください。

  • 無職で3ヶ月以上暮らせる自信のない人
  • 「仕事やりたくない」だけで辞めたい人
  • 「職場が合わない」だけで辞めたい人
  • 新卒の就活で苦労した人

逆に、これらに一切当てはまらないなら、すぐに転職先が決まる可能性があります。まずは第二新卒専門の転職エージェントに登録して話を聞いてもらうといいでしょう。

無職で3ヶ月以上暮らせる自信のない人

仕送りも給料もない状態で3ヶ月以上、不自由なく暮らせる自信のない人は、暮らすあてを作ってから離職しましょう。

「会社を辞めても失業保険が出るから大丈夫」と考えているかもしれませんが、失業保険は給付条件があります。

「退職前の2年間で雇用保険に加入している期間が12ヶ月以上ある人」というのがその条件になるのですが、あなたは当てはまりますか? 当てはまったとしても、自己都合での退職は失業給付が支給されるまでに3ヶ月間の待機期間があります。

「仕事やりたくない」だけで辞めたい人

「仕事をやりたくない」「思っていた仕事と違う気がする」といった「気持ち」だけで仕事を辞めたい人は、辞める前に一度考えを整理しましょう。

それは単なる甘えではありませんか?

「嫌なものは嫌だから」と辞めてしまう前に、「仕事の何を嫌だと感じているのか」「それは会社を辞めることでしか解消できないのか」「他の会社では起こらないことなのか」を考えましょう。自分一人では考えが偏ってしまうと感じるなら、転職エージェントのカウンセリングを利用するのも手ですよ。

例えば、就職shopは第二新卒・20代の就職・転職に強い転職エージェントです。親身になって悩みを聞いてくれるコンサルタントが所属しているので、頼ってみてもいいでしょう。

関連記事:就職Shopの口コミ・評判を徹底リサーチ!【第二新卒・20代に強い】

「職場が合わない」だけで辞めたい人

体育会系すぎる職場で自分とは合わないといった理由だけで辞めたい人も思いとどまりましょう。職場に馴染む努力はしましたか?

社会人になると仕事中は仕事用の仮面を被った状態になるのが普通です。仕事用に別人格を用意しているようだと感じている先輩もいます。

職場の体質が合わないだけで、仕事内容や待遇には問題がないなら、新卒時点で辞めるのはもったいないです。3年以内の転職を前提に実績を積む努力をしましょう。早期退職の新卒よりも実績と経験のある成長思考の第二新卒の方が、好条件で採用される可能性が高いです。

新卒の就活で苦労した人

新卒の就活で苦労した人も、退職する前に自分を見つめ直しましょう。新卒の就活で苦労するということは、あなた自信があなたの価値を見誤っている可能性が高いです。自分が評価される就職市場を間違っている状態で転職活動をしても、「早期退職」というマイナスカードがつく分、不利になります。

学校を卒業し、一度就職してしまった時点で「新卒」カードは使えません。同じ能力レベルなら新卒の方が会社ウケがいいのはご存知ですよね。転職活動で新卒の就活以上の苦労をしないためにも、自分の価値をきちんと見極めてから退職しましょう。

難しいと感じるなら、転職エージェントのコンサルタントに面談をお願いするといいでしょう。マイナビジョブ20’sは、初めての転職者向けのイベントも豊富に開催しており、未経験可能な仕事も紹介も豊富です。

関連記事:マイナビジョブ20’sの口コミ・評判を徹底比較!【第二新卒必見】

新卒だけど会社を辞めるべき5つのサイン

新卒カードがなくなり、早期退職という不利な条件がついてしまう新卒での退職ですが、そういった条件がついてでも辞めた方がいい会社もあります。

それはこの5つの条件に1つでも当てはまっている会社です。

  1. ハラスメントが横行している
  2. サビ残・罰金制度がある
  3. 採用時の条件と現状が大幅に違う
  4. すでに心身に不調があり耐えられない
  5. 会社の業績が傾いている

ハラスメントが横行している

「最近の若いヤツは大げさなんだよ」と堂々といってくる中年会社員もいますが、ハラスメントが横行しており、社内の通報窓口も機能していないなら、会社を辞めるべきでしょう。

会社内の通報窓口や労働組合に相談しても何の対応もしてもらえなかった場合は、労働基準監督署の総合相談窓口や法テラス、みんなの人権110番といった窓口に相談しましょう。

相談する際は、ハラスメントの事実関係がわかるように、5つの項目をひかえていくといいでしょう。

  1. ハラスメントが起こった日時
  2. 起こった場所
  3. 言われた・された・強要されたこと
  4. 誰にされたのか
  5. 目撃者の有無

サビ残・罰金制度がある

多かれ少なかれ、サービス残業はあるものですが、中には「遅刻したら1時間につき3,000円の罰金」「3秒以内に電話に出られなかったらペナルティ」「営業ノルマをこなせなかったら罰則」のように罰金・罰則制度がある会社もあります。

罰金制度は、労働基準法に違反します。制裁として減給する場合でも法律に定めがあります。労働基準監督署に通報し、弁護士に対応を依頼しましょう。

採用時の条件と入社後の現状が大幅に違う

入社後の仕事が採用時に聞いていた話と明らかに違う場合は、内定後にもらう労働条件通知書を確認した上で退職するかどうか考えましょう。

労働者を雇い入れる際に、労働条件を書面で明示しなければいけないのです。明示された労働条件と現状がかけ離れている場合、労働者は雇用契約を即刻解除できます。労働条件通知書を確認してみて、明示された条件と違う場合は退職しても差し支えないのです。

すでに心身に不調があり耐えられない

夜眠れない、涙が流れて止まらない、会社に行く前日は吐き気がひどいといった不調を抱えている場合もできるだけ早期に、退職や休職した方がいいでしょう。

働くことも大切ですが、あなたの体が健康であることの方が大切です。職場に産業医がいるなら相談するべきですし、いない場合は公的機関が行っている「こころの健康相談ダイヤル」にかけてみてもいいでしょう。

かかりつけの医院があるなら、かかりつけ医経由で心療内科を紹介してもらうのも手です。

会社の業績が傾いている

会社の業績が傾いており、給与未払いや減給などが発生している場合も退職を前提に動きましょう。

入社前までは業績に問題がなくても、入社後にアクシデントが発生して会社が危うくなる可能性は0ではありません。そういった気配をすぐに感知できるように、業界情報はアンテナを高くして収集しておきたいですね。

新卒で辞めて第二新卒として就活!成功するにはどうしたら?

新卒,辞めたい

新卒で入社した会社を辞めて、既卒・第二新卒として就職活動するときのポイントを5つ紹介します。

企業の中には、既卒や第二新卒を新卒枠として扱ってくれるところもありますが、卒業見込みの新卒に比べると不利です。これらのポイントは、「やっぱり辞めなきゃよかった」と後悔する前にやっておきたいですね。

  • 転職・退職理由はポジティブにする
  • エントリーする前の自己分析は入念に
  • 手当たり次第に応募戦法を取らない
  • 労働条件・環境のチェックは必ずする
  • 第三者目線で転職を支援してもらう

転職・退職理由はポジティブにする

あなたが転職する理由と前職を辞める理由は、できるだけポジティブなものにしましょう。間違っても「仕事が嫌だったから辞めました」「メンターになった先輩が何も教えてくれなくて嫌になりました」などと言ってはいけません。仕事に対する姿勢が疑われ、面接官の印象が悪くなります。

  • 環境を変えることで何がしたいのか
  • 前の環境ではどうしてできなかったのか
  • 志望企業ではできると感じたのはなぜか

面接官に「この人は、こういう熱い思いがあるから辞めたんだな」ということが伝わるように、志望動機と組み合わせて伝えられるようにしておきたいですね。

エントリーする前の自己分析は入念に

転職活動を始める前の自己分析は、新卒採用時点よりも入念に行うべきです。占いサイトとたいして変わらないような自己分析ツールを利用するのではなく、転職エージェントなどを利用してプロと一緒に考えていくのがいいでしょう。

新卒で入ってすぐに辞めたくなるということは、新卒時点の自己分析で「この業界が自分にあっている」と考えたことが間違っていたということです。同じ失敗を繰り返さないように、「なぜ、新卒で入った会社を辞めたいと思ったのか」というところから、自分自身の仕事に対する価値観を深掘りしていきましょう。

手当たり次第に応募戦法を取らない

新卒のときは、新卒採用サイトを使って気になる企業全てにエントリーシートを送る「手当たり次第に応募」戦法をとる人もいますが、転職ではやめましょう。Webエントリーが可能な転職サービスなら同じ作戦が可能ですが、消耗するだけです。

転職エージェントを利用すれば、コンサルタントが応募書類の準備や面接対策をサポートしてくれますが、それでも数打ちゃ当たる形式で応募をしていくと、企業研究や面接対策が疎かになってしまいます。

働きながら、応募した全ての企業に志望動機と自己PRを用意し、業界研究をして面接に挑むのは、応募した企業が多いほど困難です。一度に応募するのは、多くても第3志望くらいまでにしておき、結果がで次第、次を考えるようにしましょう。

労働条件・環境のチェックは必ずする

新卒採用時と違い、転職エージェントは労働環境や実際に働いている人の口コミまで情報として持っているところが多いです。派遣から正社員を目指せるサービスだと、実際に働いてみてから正社員になるかどうかを決められます。

転職後のミスマッチを防ぐためにも、転職エージェントが持っている情報は有効に活用しましょう。労働条件についても、転職エージェントのコンサルタントが企業と交渉してくれます。「いいところなんだろうけど、ちょっと条件が合わない」と感じた場合は、相談してみるといいでしょう。

第三者目線で転職を支援してもらう

必死に活動した新卒採用で失敗したからこそ、転職のプロに頼りましょう。新卒採用の頃は、自己分析から書類作成、面接までのほとんどの作業を自力でしなければいけませんでした。でも、転職は転職エージェントを頼れば自力で全てをする必要がありません。

第二新卒・既卒に特化した転職エージェントのコンサルタントなら、新卒の会社選びで失敗してしまった悩みや初めての転職の不安についてよくわかってくれます。

自分でわかったつもりになっていた自分自身のことをコンサルタントと一緒に分析することで、より良い転職先が見つかるでしょう。

新卒で辞めるからこそ転職エージェントを頼ろう

新卒,辞めたい

新卒で会社を辞めるなら、転職エージェントを頼りましょう。学生時代の先輩や同期、家族に相談してもはっきりとした答えが出ずに悩む日々が増えるだけです。

転職エージェントは、転職を考えている全ての人が利用できる転職支援サービスです。利用すると、転職のプロであるコンサルタントが、転職希望者とヒアリングをした上で転職先候補を紹介してくれます。あなたの希望にあった求人を紹介してくれるのでミスマッチが少ないです。ヒアリングの結果、転職しない結論になったとしても責められることはありません。

新卒が利用できる転職エージェントは、第二新卒・既卒者向けの転職エージェントと誰でも利用できる一般的な転職エージェントの2種類があります。

関連記事:転職エージェントおすすめランキング!利用方法やメリットを徹底解説【55サイトから分析】

第二新卒専門転職エージェントを頼るメリット

第二新卒専門の転職エージェントは、社会人経験が少ない人向けの求人を多く扱っています。一般向けの転職エージェントよりも新卒で辞めてしまった人向けの求人が多いです。他では「ご紹介できる求人はありません」と言われてしまった人でも、求人が見つかる可能性が高いです。

社会人経験は少なくても、社会人としての一般常識やビジネスマナーが求められるのが第二新卒の転職活動です。第二新卒専門の転職エージェントは、転職希望者のためにビジネスマナーや一般常識を学べるセミナーを無料で開催しているところがほとんどです。

「少し働いてから正社員になるかどうか検討したい」という人のために、派遣から入る求人を紹介しているところもあるので、まずは相談してみるといいでしょう。

関連記事:20代・第二新卒に強い転職サイトを厳選!おすすめを比較・ランキングしました

一般転職エージェントを頼るデメリット

一般向けの転職エージェントは、第二新卒・既卒よりは数年程度の社会人経験を持っている人が対象の転職サービスです。第二新卒向けの求人もありますが、学歴・職歴・経験業界によっては「紹介できません」とカウンセリング自体を断られてしまう可能性があります。

情報収集という意味では、登録しておいて損はありませんが、社会人経験が少ないなら、第二新卒に特化した転職エージェントを利用した方が無難でしょう。

転職情報を見つけるなら、転職サイトの利用もおすすめです。転職サイトは、カウンセリングはなく、転職に関する手続きを全て自分で行う必要があります。求人数は転職エージェントよりも多く、登録するだけで求人情報が得られるので、希望する業界が定まっているなら利用した方がいいでしょう。

まとめ:新卒で会社を辞めたいと思ったらよく考えてから行動しよう

新卒で会社を辞めたい人のために、会社を辞めたら後悔する人、辞める前に考えるべきこと・やっておきべきこと、転職活動のポイントについて紹介してきました。

会社を辞めるのは簡単ですが、経歴が薄いゆえに転職活動に苦労してしまうのが新卒の退職です。「こんなことなら、辞めなければよかった。明日からどうやって食べていこう」となる前に、参考にしてくださいね。

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