Webデザイナーの転職サイト・エージェントおすすめランキングを徹底比較【求人情報をチェックして失敗しない】

Webデザイナーに代表されるクリエイティブ系の求人は、一般的な就職・転職サイトを検索してもなかなか見つかりませんよね。せっかくヒットした求人も待遇が望むものではなかったり、職場の雰囲気が微妙だったりすると応募を見送ってしまいたくなります。

だからといって、Webデザイナーとしての就職・転職を諦める必要はありません。

クリエイティブ系の求人に強い転職エージェントや転職サイトを利用すれば

「徹夜は当たり前、家にも帰れていない」
「こんなに働いているのにコンビニバイトよりも給与が低い」
「採用のときに聞かされていた仕事内容と違う」
「人間関係が悪すぎて、職場に行きたくない」

などの悩みから解放される新しい職場に巡り会うことができます。しかも、Webデザイナーという職種を変えることなくです。

この記事では、Webデザイナーとしての就職・転職を目指している人向けに、クリエイティブ系の求人に強い転職エージェント・転職サイトを紹介します。未経験からWebデザイナーを目指せる就職・転職サービスも紹介していますので、参考にしてください。

マイナビクリエイターレバテックキャリアマスメディアン
Webクリエイター、ゲームクリエイター専門の転職エージェント!
マイナビグループ運営だからアドバイザーのハズレがない
Web・IT業界の老舗転職エージェント!
未経験からハイクラス求人までおまかせ
広告・Web・マスコミ職種に特化!
コミュニケーションに自信のある人向け

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Webデザイナーにおすすめの転職エージェント5選

サービス名評価一言コメント
マイナビクリエイター★★★★★Webクリエイター、ゲームクリエイター専門の転職エージェント!
マイナビグループ運営だからアドバイザーのハズレがない
レバテックキャリア★★★★★Web・IT業界の老舗転職エージェント!
未経験からハイクラス求人までおまかせ
マスメディアン★★★★広告・Web・マスコミ職種に特化!コミュニケーションに自信のある人向け
プロの転職★★★★広告・IT・Web業界特化型エージェント!待遇条件交渉力に自信あり
WORK PORT★★★IT・Web業界特化型!未経験可能求人も豊富

クリエイティブ系の職種は、一般的な転職エージェントや転職サイトに登録しても「ここに応募したい」と思える求人が少ないです。クリエイティブ系の職種を専門に取り扱っている転職エージェントを利用しましょう。

専門の転職エージェントは、アドバイザーが業界事情に詳しいので、「今後のキャリア」を含めて相談することができますよ。ライフプランやキャリアプランに合った求人を紹介してくれますし、話も早いです。

クリエイター向けの転職サイトもありますし、フリーランスWebデザイナーとして活躍するための案件紹介サービスもありますが、まずは転職エージェントに登録することをおすすめします。その方が、就職・転職に関係する労力と時間を節約することができますし、フリーランスへの転向も含めた幅広い選択肢を選べるからです。

マイナビグループ運営!Web・ゲーム関連職“専門”の転職支援サービス:マイナビクリエイター

公式サイト:マイナビクリエイター

特徴
  • マイナビグループ運営!Web・ゲーム関連職専門の転職エージェント
  • クリエイター向けにポートフォリオ作成支援あり!書類選考対策・面接対策同様に無料で利用可能
  • マイナビグループ独自の非公開求人は質が高く・量も多いと高評価

おすすめ度→★★★★★

求人数約2,200件
対応エリア全国
得意ジャンルWeb・ゲーム関連職専門(クリエイター)

マイナビクリエイターは、マイナビグループが運営するWeb・ゲーム関連のクリエイター専門の転職エージェントです。

履歴書・職務経歴書以外にも自分の作品を紹介するポートフォリオが必要になるのが、クリエイター職の転職ですが、マイナビクリエイターはポートフォリオ作成支援も行っています。

「ポートフォリオを作った方が転職に有利」とは知っていても具体的にどんなものを作ればいいのかまではわかりにくいですよね。マイナビクリエイターのポートフォリオ支援は、そんなクリエイターに寄り添い、一から教えてくれるので、評判がいいです。

Web・ゲーム関連職専門ではありますが、紙系クリエイティブ職種の転職も扱っており、「ゲーム関連の紙系クリエイティブに転職したい」といった細かい要求にも答えてくれます。

マイナビクリエイターの求人の特徴

マイナビクリエイターで公開されているデザイン系求人は、約400件ありました。全体の求人の5分の1程度が、何らかの形でデザインが関係する職種ということになりますね。

絞り込み検索でも

  • Webデザイナー
  • 3DCGデザイナー
  • 2DCGデザイナー
  • UIデザイナー
  • イラストレーター
  • 紙系クリエイティブ職

といった職種で絞り込むことができ、それぞれの職種で求人を発見することができました。

勤務地は東京都近郊、愛知県近郊、大阪府近郊、福岡県近郊での絞り込みのみでしたので、地方のデザイン系職種は非公開求人に多いのかもしれません。

マイナビクリエイターのアドバイザーの特徴

マイナビクリエイターのアドバイザーは、マイナビグループの他の転職サイトのアドバイザー同様に「親身になってくれすぎて、ちょっとうっとうしいくらいだった」という人が多いです。

クリエイター特有の悩みやキャリア相談にも乗ってくれますし、「ゆくゆくはフリーランスになりたい」という話もきちんと聞いてくれます。ライフデザインを相談しながら、求人を紹介してもらえるので利用者の満足度も高い傾向がありますよ。

業界歴15年!驚異の初回提案マッチング率90%:レバテックキャリア

公式サイト:レバテックキャリア

特徴
  • エンジニア・クリエイター特化型として15年の歴史がある実績と安心の転職エージェント
  • 初回提案でのマッチング率90%!丁寧なヒアリングと深い業界知識でミスマッチが少ない
  • 非公開求人は高給与・高待遇なものが多く「相談してよかった」という口コミ多数

おすすめ度→★★★★★

求人数約10,000件
対応エリア全国
得意ジャンルハイクラスITエンジニア・クリエイター

レバテックキャリアは、すでにIT・Web系で働いている人向けのハイクラス求人を扱っている転職エージェントです。特化型の転職エージェントとして15年の歴史を持ち、業界内での評判もよく独自の非公開求人を数多く所有しています。

エンジニア転職がメインのように見えるホームページですが、求人検索で「デザイナー向け求人」のタブがあり、デザイナーはデザイナーに特化した求人を検索できます。他職種のノイズが入らないので、希望に近い求人を絞り込みやすいです。

レバテックキャリアの求人の特徴

レバテックキャリアのデザイナー向け求人は、約2,000件ありました。勤務地は首都圏中心ではありましたが、北海道、石川県、奈良県など地方求人にも対応しています。

公開されているデザイナー求人の職種は、デザインのみの求人はほとんどなく、デザインからコーディングまでお任せできる人向けのWeb系求人が大半でした。

数は少ないものの未経験者向けのデザイナー求人もあり、こちらは「将来的にWebディレクターに」というポテンシャル採用や「バナー作成やWebページ制作メイン」といった仕事内容でした。

レバテックキャリアのアドバイザーの特徴

レバテックキャリアのアドバイザーは、ITエンジニア、デザイナーの転職市場の動向はもちろん、最新技術にも詳しいです。「他では通じなかった事情もくんでくれた」という口コミもあるほどです。

未経験から管理職クラスの求人までそろっているので、アドバイザーも年代・ポジション問わず対応してくれます。

関連記事:レバテックキャリアの口コミ・評判を徹底比較!【業界に精通したアドバイザーが紹介】

広告・Web・マスコミ職種に特化した転職エージェント:マスメディアン


公式サイト:マスメディアン

特徴
  • コミュニケーション×クリエイティブ!広告・Web・マスコミ職種に特化した転職エージェント
  • 宣伝会議グループと企業との繋がりを活かした特命求人(非公開求人)は他にはないものばかり
  • クリエイティブディレクター、アートディレクターなどの職種も豊富

おすすめ度→★★★★

求人数約2,177件
対応エリア全国
得意ジャンル広告・Web・マスコミ職種の求人

マスメディアンは、広告・Web・マスコミ職種に特化した転職エージェントです。「販促会議」「広報会議」などの専門誌を発行する宣伝会議グループが運営しており、グループと企業との繋がりを活かした非公開求人はここでしか見られないものばかりです。

広告・Web・マスコミ職種の求人は「求人を出していることさえ他社には知って欲しくない」というものも多く、「宣伝会議グループさんで何とかなりませんか」と、マスメディアンにだけ相談されるケースも多いのです。

転職支援実績も4万人近くあり、広告・Web・マスコミ職種の転職支援の実績も豊富です。

マスメディアンの求人の特徴

マスメディアンのクリエイティブ求人の職種は、主に6種類です。

  • クリエイティブディレクター(CD)
  • アートディレクター(AD)
  • CMプランナー
  • コピーライター
  • グラフィックデザイナー
  • Webデザイナー

公開されている求人検索では「クリエイティブの中でもインハウスのみ」のように詳細に絞り込みができます。職種ごとに求人数に差はありますが、200件を下回ることはなく、公開求人だけでも豊富な選択肢の中から選べます。

マスメディアンのアドバイザーの特徴

マスメディアンのアドバイザーは、各企業の内部事情に詳しく、紹介求人に「どんな仕事を求められているのか」はもちろん、「働く部署は会社内でどういったポジションなのか」まで教えてもらえます。

希望者には面接同行もしてくれますし、サポートはかなり手厚いです。

広告・IT・Web業界に特化した転職エージェント:プロの転職

公式サイト:プロの転職

特徴
  • 広告・IT・Web業界に特化して10年の実績がある転職エージェント
  • 交渉力に自信のアドバイザーが数多く在籍しており、待遇交渉に不安がない
  • 転職希望者の適性に合わせてポジションを作る「オープンポジション求人」にも対応

おすすめ度→★★★★

求人数非公開
対応エリア非公開
得意ジャンル広告・IT・Web業界求人

プロの転職は、広告・IT・Web業界に特化した転職エージェントです。特化型エージェントとして10年の実績があり、企業とのつながりも深く、オリジナルの非公開求人が豊富です。交渉力に自信のあるアドバイザーがそろっており、転職希望者の適性に合わせてポジションや待遇を決める「オープンポジション求人」も保有しています。

現在の自分の実力に合わせた年収がどれくらいになるのかを査定する「”白メガネ”野崎の年収査定」サービスを提供中です。これはプロのコンサルタントがあなたの年収を手動で査定してくれるサービスです。査定金額が通知されるまで数日かかりますが、10項目の質問に答えるだけで、プロによる大まかな適性年収がわかるのでありがたいですよ。

プロの転職の求人の特徴

プロの転職の求人は、非公開となっていますが、利用者の口コミによるとベンチャー企業から大手企業まで多くの求人を保有しているとのことでした。クリエイティブ関係の求人も他よりも高待遇のものが多かったとのこと。

プロの転職アドバイザーの特徴

プロの転職のアドバイザーは、それぞれ専門とする領域を持っており、深い知識があることで有名です。利用者一人一人に対するヒアリングも丁寧で、キャリアプランはもちろんライフスタイルをも考慮した上で求人を紹介してくれます。

IT・Web業界特化!未経験可能求人も豊富な転職エージェント:WORK PORT(ワークポート)


公式サイト:https://www.workport.co.jp/

特徴
  • ITベンチャーから大手まで幅広い求人を持っている
  • アドバイザーのレスポンスが早く、対応で待たされることがない
  • アドバイザーのやりとりが事務的で淡白なので、仕事の延長のようでやりやすい。

おすすめ度→★★★

求人数約25,000件
対応エリア全国
得意ジャンルIT・Web業界の求人

ワークポートは、IT・Web業界特化タイプの転職エージェントです。転職アドバイザーとの面談当日に大量の求人を紹介してもらえることに定評があります。

レスポンスも早いので「登録してすぐに転職がきまった」「本当に面倒なことは何もない」という口コミも多いです。未経験者向けの求人も豊富ですが、どちらかというとエンジニア向け求人がメインになっています。他の転職エージェントと併用して使うといいでしょう。

ワークポートの求人の特徴

ワークポートのクリエイティブ系求人は、公開されているものだけで1,200件程度あります。

クリエイティブ系の求人に分類されてはいますが、HTML/CSSコーダーやマークアップコーダー、マーケティングディレクターといった「デザインもするけれど、メインはエンジニアやディレクション」といった職種が多いです。

ワークポートのアドバイザーの特徴

ワークポートのアドバイザーは、レスポンスが早くベタベタした感じのしないさっぱりとした対応の人が多いです。残念なことに、アドバイザーの当たり外れがあります。外れのアドバイザーに当たってしまった場合は、担当者の変更を申し出れば対応してもらえるので、運営者に連絡しましょう。

Webデザイナーが転職エージェントと併用すべき転職サイト3選

サービス名 評価 一言コメント
doda ★★★★★ 公開求人数トップクラス!クリエイティブ系求人も豊富な総合タイプの転職サイト
Green ★★★★ ベンチャー企業でゴリゴリ仕事をしたい人におすすめ!
MORE WORKS ★★★ クリエイティブ系求人特化タイプの転職サイト!求人数こそ少ないけれどやりたいが見つかる

デザイナーのような専門職に限らず、就職・転職を考えた場合は、転職エージェントと転職サイトを併用した方が有利です。

というのも、転職エージェントには出てこない良質な求人が転職サイトにはあるのです。求人情報の掲載にかかる料金は転職サイトの方が安く、企業としても気軽に利用できます。大手企業のホワイト求人でありながら「転職エージェントを利用するほどではない」求人が転職サイトに出ていることもあり、見逃せません。

公開求人数トップクラス!総合タイプの転職サイト:「doda」

公式サイト:doda

特徴
  • 転職サイトの中でも公開求人数の多さはトップクラス!幅広い求人から選べる
  • デザイナー求人の幅も広く、常時2,000件以上の求人が存在
  • スカウト機能の利用で自分で検索しなくても企業からスカウトメールが届く

おすすめ度→★★★★★

求人数 約65,000件
対応エリア 全国
得意ジャンル Uターン・Iターン転職を含めた全国の求人情報の提供

dodaは、転職サイトの中でも公開求人数がトップクラスに多い転職サイトです。求人数が多い転職サイトは他にもありますが、転職・就職希望者に役立つコンテンツの質がよく、転職エージェントに登録する前にサイト内の転職系記事を読むだけでかなりの知識がつきます。

dodaは、デザイナー専門ではなく総合タイプの転職サイトです。デザイン以外の仕事も数多くヒットするので、「デザイン以外の仕事も受けてみようかな」「他の仕事だとどれくらいの年収になるのか知りたい」といったときにも重宝しますよ。利用者の大半が30代なので、30代からの転職活動向きの求人が多いのも特徴です。

dodaの求人の特徴

dodaにあるデザイナー向け求人は、Web系企業が出す「Webデザイナー(コーダー)」だけでなく、紙ベースの求人広告プランナーや車のデジタルモデラー、ゲーム系会社のデザイナーのように幅広い職種があります。

Web系の求人が首都圏中心なので、地方求人は浅くなりますが、北海道や東北、九州地方で絞り込んでもデザイナー系の求人が豊富にあり、地方でのデザイナー転職を目指している人にもおすすめできます。

関連記事:doda(デューダ)の口コミ・評判からメリット・デメリットを検証【利用するだけ損?】

IT業界のベンチャー企業求人に強い転職サイト:Green


公式サイト:Green

特徴
  • IT業界を中心に15,000件以上の求人を保有している転職サイト
  • 「気になる」機能を活用すればカジュアル面談も可能
  • スカウトは企業の人事担当者が直接!じかに連絡が取れるのでレスポンスが早い

おすすめ度→★★★★

求人数 約16,000件
対応エリア 全国
得意ジャンル IT業界のベンチャー系求人

Greenは、IT系のベンチャー企業求人に強い転職サイトです。企業から求職者に対するアプローチに料金がかからないので、企業の人事担当者から「カジュアル面談」の誘いや、スカウトが頻繁にきます。

Greenの求人の特徴

Greenのデザイナー求人は約4,000件です。フロントエンドエンジニアのような「デザインもわかって、コーディングもできて」という求人も多いですが、「デザインだけをしっかりやってほしい」というWebデザイナー求人も豊富にありました。

Greenは、企業が求人を掲載する対価が他の転職サイトに比べて安価です。成功報酬制度といって、掲載した求人に応募があり入社した場合に掲載料金が発生するのです。そのため、採用にそれほど予算をかけられない企業でも気軽に求人を掲載できます。

掲載求人数も無制限なので、ポジションごとに求人を掲載することもできます。他にはない企業からの求人が多いのはそのためですね。

デジタル・クリエイティブ業界専門の転職サイト:MORE WORKS


公式サイト:MORE WORKS

特徴
  • スキルマッチ機能で今自分が持っているスキルと相性のいい内定確率の高い企業が一目でわかる
  • 匿名スカウトは一斉送信メールなし!あなただけを狙い打ったスカウトメールが届く
  • 最大5万円のお祝い金制度あり

おすすめ度→★★★

求人数 約350件
対応エリア 東京、大阪
得意ジャンル クリエイター向け求人

MORE WORKSは、デジタル・クリエイティブ業界専門の転職サイトです。求人企業を制作会社・事業会社で区別しているので、求人検索をする際に「自社サービスのところ以外は無視したいのに…」といったフラストレーションを抱えることがありません。

活発に採用活動をしている企業は「アクティブ企業」として表示されるため、「応募したのに何のリアクションもない」「本当に採用しているのか」といったストレスも少ないですよ。

MORE WORKSの求人の特徴

MORE WORKSのデザイナー求人は、全求人350件中115件です。約3分の1がデザイナー系の求人ということになりますね。

他の転職サイトでは、デザイナーカテゴリーに「フロントエンドエンジニア」「マークアップエンジニア」「コーダー」といった職種が目立ちましたが、MORE WORKSのデザイナーカテゴリーは、「UI/UXデザイナー」「デジタルデザイン」「アートディレクター」といった純粋なデザイナー求人が多いです。

デザイナーが年収を上げる3つの方法

デザイナーが年収を上げる方法は3つあります。

  1. デザイナーとしてスキルアップする
  2. 別の会社へ転職しキャリアアップを図る
  3. フリーランスとして独立し自身で仕事を取る

今の会社でデザイナーとしてスキルアップする

まず一つは「デザイナーとしてスキルアップする」事ですね。単純な事ですがデザイナーとしてだけではなく他にも幅広く業務をこなせるようになると、こなせる仕事も増えるため手取りの報酬額が上がるでしょう。

実際にデザイナーがスキルアップとして必要とされる技術や知識には、プログラミングやWebディレクション、Web制作などのWebに特化した広いスキルが必要です。

幸い、今はProgateドットインストールなどの無料で使える学習サービスもありますし、プログラミングスクールに入校して勉強するのもありでしょう。

別の会社へ転職しキャリアップを図る

こちらはかなり単純な方法ですが、前述したようにデザイナーの転職市場は売り手市場なのでかなりデザイナー側に有利です。

今の会社の年収では満足できないのであれば一度、転職エージェントに登録して自身のキャリアの棚卸しを行い市場価値を診断してもらうのもありですね。

関連記事:【厚労省の調査から見る】デザイナーの年収と年収アップの方法

フリーランスとして独立し自身で仕事を取る

日本では年々フリーランスの人口が増加してきており、デザイナーとして会社で働くよりも自分で価格設定が自由にできるフリーランスの方が年収を上げやすいです。

今の年収で満足が行ってない方は、フリーランスデザイナーとして挑戦するのも一つの手段です。

フリーランスデザイナーについてはこちら!

フリーランスWebデザイナーとして独立したい人向けの案件紹介サービス3選

サービス名 評価 一言コメント
レバテックフリーランス ★★★★★ その筋のプロ募集!プロフリーランス向けの高単価・高報酬案件多数
ITプロパートナーズ ★★★★ フリーランスを目指す人の会社員との兼業案件多数
クラウドテック ★★★★ リモート系案件多数!在宅フリーランスを目指すなら

フリーランスとして活動する上で心配なのが「食べるのに困らないように案件を獲得し続けられるか」ということです。

フリーランスの仕事は、基本的には自分で営業をかけて取ってきますが、これから紹介するフリーランス向けの案件紹介サービスに頼るのもありですよ。

デザイナー向けのクリエイティブ案件も豊富な案件紹介サービスを3つご紹介します。ITプロパートナーズやクラウドテックは、会社員との兼業もできる案件も持っています。フリーランスを目指すなら登録しておいて絶対に損はないですよ。

関連記事:Web制作でフリーランスで稼ぐ!案件獲得方法とフリーになる前にやるべきこと

その筋のプロ募集!プロフリーランス向けの高単価・高報酬案件多数:レバテックフリーランス

公式サイト:レバテックフリーランス

特徴
  • 歴史と実績の安定感がすごい!IT・Web業界でフリーランスになるなら登録すべき
  • 高待遇・高報酬案件を継続的に受注できる可能性が高い
  • フリーランスとしてのキャリアプランを見据えた案件提案力に定評がある

おすすめ度→★★★★★

求人数 約12,000件
対応エリア 全国
得意ジャンル IT・Web業界のハイクラス案件紹介

レバテックフリーランスは、老舗のIT・Web業界のフリーランス向けの案件紹介サービスです。紹介される案件は総じてハイクラスなものが多く、公開案件の中でも月単価が100万円を超えるものも少なくありません。

長期的に参画できる案件が豊富なので、フリーランスとしてのメリットを享受しながら安定した収入を確保することができます。ただし、プロ向けの案件ばかりなので未経験者はもちろん、経験年数の浅い人向けの案件は少ないです。

レバテックフリーランスの案件の特徴

レバテックフリーランスにあるデザイン系の案件は、コーディング等もできた上でのデザイン仕事がほとんどです。「デザイン+ディレクション」「デザイン+コーディング」「電子書籍デザイン+コーディング+販促」なので、デザインだけの案件は、公開求人には少なかったですね。

非公開求人にはデザインメインの案件がある可能性もありますので、デザイナーとしての歴が長い人は相談してみるといいでしょう。

レバテックフリーランスのアドバイザーの特徴

レバテックフリーランスは、転職エージェントと同じように、レバテックフリーランスに所属するコンサルタントとのヒアリングを経て案件を紹介してもらいます。

アドバイザーはIT・Web業界に精通しているので、あなたの持つスキルやフリーランスとしてのビジョンに合わせて案件を紹介してくれますよ。

関連記事:レバテックフリーランスの口コミ・評判を徹底調査【案件の質・稼げるのかを比較】

フリーランスを目指す人の会社員との兼業案件多数:ITプロパートナーズ


公式サイト:ITプロパートナーズ

特徴
  • 副業・複業向けの高報酬案件が豊富!
  • フリーランスになろうかどうか悩んでいる人もヒアリングしてもらえる
  • リモート系のデザイン案件も多数保有

おすすめ度→★★★★

求人数 約3,000件
対応エリア 全国
得意ジャンル 複業・複業向けの高報酬案件の紹介

ITプロパートナーズは、これからフリーランスになろうという人向けの会社員や起業と並行してできる案件を多く保有しているフリーランス向け案件紹介サービスです。

リモート可能な案件も数多く保有しており、「他にやりたいことはあるけれど、収入は確保したい」という人に向いています。

ITプロパートナーズの案件の特徴

ITプロパートナーズで公開されているデザイナー案件は、コーダー兼デザイナーを求める案件が多かったです。リモート可能な案件もありましたが、多くは出社を求めるもので、出社時の服装や時間は自由度が高かったですよ。

高単価かつ自由度が高いデザイン案件ほど、デザインもできるフロントエンドエンジニアorディレクターのような性質のものが増えます。

ITプロパートナーズのアドバイザーの特徴

ITプロパートナーズも、転職エージェントと同じようにアドバイザーとのヒアリングの後に案件を紹介してもらうサービスです。フリーランスになりたいという利用者のために「現状とフリーランス後」「フリーランスになった後のスキルデザイン」といった将来的なことまで話してくれます。

関連記事:ITプロパートナーズの口コミ・評判を分析!週2・3日案件は本当にあるの?メリット・デメリットまとめ

リモート系案件多数!在宅フリーランスを目指すなら:クラウドテック

公式サイト:クラウドテック

特徴
  • 71%がリモートの案件というフリーランス向け案件検索サービス
  • クラウドソーシング大手のクラウドワークスが母体
  • 企業の満足度が高い場合はボーナス報酬が得られる

おすすめ度→★★★

求人数 約7,000件
対応エリア 全国
得意ジャンル リモート対応案件

クラウドテックは、クラウドソーシングサイト大手のクラウドワークスと母体とするフリーランス向け案件紹介サービスです。

リモート向け案件を豊富に揃えていることがウリですが、完全リモートの案件よりは「リモート勤務も可能」という案件が多く、完全リモートに対応している案件は少ないです。

クラウドテックの案件の特徴

クラウドテックのデザイナー向け案件は、デザインメインのものが多数ヒットしましたが、検索ページ後半になるにしたがって募集が終了しているものも目立ちました。

1,000件近いデザイナー向け求人のうち、募集が終了していないものはわずか34件でだったのです。登録後は非公開求人もあるとはいえ、デザインメインの求人にはあまり期待しない方がいいのかもしれません。

クラウドテックのアドバイザーの特徴

クラウドテックも、専任のアドバイザーが求人を探してくれますしフォローもしてくれます。クリエイティブ系の利用者の評判では「アドバイザーの質がちょっと」という口コミが多かったので、当たり外れがあると思って利用した方がいいかもしれませんね。

関連記事:クラウドテックの口コミ・評判を徹底調査【副業として使えるの?】

未経験からデザイナーに就職する道は厳しい?

未経験からのデザイナー就職は、若いほどに有利です。30代でデザイナー未経験なおかつ、ソフトの基本操作もままならない場合は、ほとんど希みはないでしょう。

就職できないならフリーランスのデザイナーになればいいと思う人もいるかもしれませんが、安易な独立はおすすめできません。独立するとクリエイティブ以外の作業も発生します。対人関係が苦手であればなおのことです。

仕事も自分で取らなければいけないので、対人関係やコミュニケーションに苦手意識があるなら、おすすめできないです。

3年から5年は、デザイン会社などで社会経験を積んでから独立することをオススメします。

スキルが伴うデザイナーは仕事に困らない傾向がある

「デザイナーは飽和状態」と一時期言われていました。しかし、経験が2年から3年以上ありスキルがある人の需要は高いままです。

ただし、デザイナーの給与は2019年の平均で439.7万円となっており全職種の平均の454.5万円と比べるとやや低い傾向があります。ボリュームゾーンは300万円ほどですが、高給の方になると700万円を超える方もいます。

そのため、一度入った会社で定年まで働くというより転職し働く環境が変わりスキルアップをし給与を上げる人が多くなります。

未経験デザイナーとして就職・転職活動をする前に準備しておくべき2つのこと

デザイナーとして就職・転職活動をする際に用意しておきたいものが2つあります。

それは、実制作と提出可能なポートフォリオです。ポートフォリオはWeb上で見られるものでもいいですが、紙媒体やファイルにまとめておき、面接時に持参してもいいですね。もちろん、書類選考時に代表作だけでも一緒に提出するのはありです。

最初から最後まで自力で作った経験が大事:実制作をする

未経験者は今後の成長を見込んでポテンシャルで採用されるケースが大半です。しかし、ツールも使えない全くの未経験者は雇ってもらえないでしょう。

デザイナーとして使えて当たり前のAdobe系ソフトにはなれておく必要がありますし、WebデザイナーであればHTML/CSS実装のサイトをワイヤーフレームからWeb上にアップするくらいまでの実制作はしておいた方がいいでしょう。

作品は多い方がいいです。作成の際にこだわったこともメモしておくと面接の時にも話せるネタが増えます。

応募時に提出できるポートフォリオを用意しておく

事前に制作しておいた作品の中からできが良かった作品を紙ベースで用意しておきましょう。どんな作品をどう言った目的で作ったのかまできちんと話せることも重要です。

Web上で閲覧できるようになっていたとしても、面接時に画面を見れるわけではありません(稀に見れることもありますが)。紙ベースでファイリングし、面接官と一緒に見れるようにした方が便利です。

就職・転職前に押さえておきたいデザイナーの雇用環境

デザイナーの雇用環境に関して詳しく見ていきましょう。

  • デザイナーの転職市場
  • デザイナーの年収
  • デザイナーの平均残業時間
  • デザイナーの平均年齢

どの業界でもデザイナーはかなり希少性が高く、日本全国でデザイナーと呼ばれる人たちの数は、総務省統計局のデータによると約16万人です。日本人口を約1億人とすると0.0016%とかなり希少性が高いことがお分かり頂けると思います。

一言にデザイナーといってもその中の業種は様々であり、仕事内容によってはスキルや知識だけではなくセンスも必要となります。私たちがイメージしている一般的な「Webデザイナー」に関してはもっと少ないです。

そんな希少性が高いデザイナーの気になる雇用環境に関して、各項目ごとに詳しく見ていきましょう。

デザイナーの転職市場

デザイナーの数に対して転職市場ではどのくらいの求人が出ているのか気になりますよね。

デザイナー自体が少ないので、企業ではデザイナーの雇用がかなり難しく、デザイナーを対象とした求人はどの転職サイトでもかなり多いです。

基本的にはデザイナーを対象とした求人情報はクローズドな非公開求人になることは少なく、常に転職サイトや転職エージェントでリサーチをかけると出て来るようになっています。

実際に大手の転職エージェントでデザイナーを対象とした求人数を調べた結果、以下のようになりした。

リクルートエージェント:8,494件(非公開求人が10,277件)
マイナビエージェント:908件(非公開求人が1,314件)
doda:2,860件
ワークポート:1,585件

※2019年11月16日現在の数値です。時期によって変がありますので、あくまでも目安として参考にしてください。また、今回はクリエイティブ職でそれぞれ検索をかけています。

上記の数値からもデザイナーとしてスキルや知識があれば、かなり転職はしやすいと言えますね。

ただし、未経験からデザイナーにキャリアチェンジするとなると最初は苦労します。一旦デザイナースクールを利用してからスクールから転職する方法もありだと思います。

既にデザイナーとしてキャリアがある方であれば良いのですが、デザイナー業界もそこまで甘くはないのでどれほど求人があるといっても現場にいって通用しなければかなり苦労するでしょう。

市場価値はかなり高いのでしっかりとデザイナーとしてのスキルと知識を身につけさえすれば、高収入も夢ではありませんね。

デザイナーの年収

国税庁の民間給与実態統計調査によるとデザイナー(ここではWebデザイナーの年収)の年収は2007年は平均492万円、2017年は平均542万円と10%ほどアップしています。

他の職業の年収を見てみると全体で10%も1年でアップしているのはWebデザイナー関連の仕事のみです。今後も伸びてくると予想されています。

特に今はスマホを利用する人が多くなり多くの人たちがインターネットを気軽に利用するようになりました。

Webデザイナーはその中でも視覚的な要素を大きく占めているいるため、企業のホームページや商品紹介のためのランディングページにはよりユーザーが使いやすい優れたデザインが欠かせません。

その需要は年々増えてはいっているものの、現状デザイナーとして働いている人は前述した通りかなり少ないので転職エージェントに求人を出している企業側も、デザイナーの確保には手を焼いています。

巷ではデザイナーの年収は低いと言われることもありますが、全体としては上昇傾向なのでこれからデザイナーを目指す人も増えていきそうですね。

デザイナーの平均残業時間

2020年から働き方改革により企業の残業時間が制限されていると言われている今、企業で働いているデザイナーの方々も大きく働き方が変わる事が予想されます。

実際に転職サイトの大手であるリクナビNEXTの求人情報を見てみるとグラフィックデザイナーの平均残業時間は20時間程度でかなりの求人情報があります。

他の転職サイトでも20時間以下で表示されているところが殆どでしたので、現状デザイナーの平均残業時間は20時間程度と捉えておくのが打倒みたいですね。

といっても前述したように働き方改革が始まると月の残業時間が45時間以内となるので、長時間の残業は法律的に不可能となります。

昔のように月の残業時間が100時間以上といったブラック企業も淘汰されると共に、デザイナーがブラックな働き方をしているといったイメージはなくなるかも知れませんね。

デザイナーの平均年齢

世界で初めてWebサイトが生まれたのが1991年なので「Webデザイナー」という職種が生まれてまだ、30年程度しか経っていません。

そう考えると他の職種と比較してWebデザイナーはかなり新しいと言えますね。

そんなWebデザイナーですが大手の転職サイトであるマイナビクリエイターの調べによると、Webデザイナーとして働いている人の平均年齢は約25〜30歳代である事が分かっています。

といってもWebデザイナーという仕事には年齢制限等はなく、比較的どの企業でも確かなスキルと知識さえあれば年齢を気にせず採用しているとこが大変多いです。

それほど企業側からしたら前述した通り市場にデザイナーが不足しているんですね。

また、IT業界に関する全ての業種に言える事ですが時代に合わせたスキルや知識をしっかりと身につけて自身をアップデートし続ければ、必ず必要とする企業はあるはずです。

Webデザイナーに関しても同じ事でアップデートし続ければ何歳になっても働く事が出来るでしょう。

まとめ:デザイナーの就職・転職はクリエイターに強い転職エージェントを使おう

デザイナーの就職・転職は、一般の人が使う転職エージェントや転職サイトでは不満を感じるケースが多いです。普通の就活・転活と違いポートフォリオの提出などが必要になってきますし、デザイナーの転職市場や就業事情に詳しいアドバイザーに当たらないとわかってもらえない事情も多いからです。

デザイナーとしての転職をスムーズに成功させたいなら、クリエイティブ系の就職・転職に強い転職エージェントと転職サイトを利用して、ストレス少なく転活しましょう!