若者正社員チャレンジ事業は、29歳以下で正社員経験の浅い(全くない)人が正社員就職できるように支援する東京都の受託事業です。
若者正社員チャレンジ事業の対象者は、「学生を除いた29歳以下の人で次の3つの条件のどれか1つでも満たす人」です。
- 就職・就業経験がない
- 非正規での就業経験のみ
- 直近2年以内に正社員の職歴が通算1年を超えない
若者正社員チャレンジ事業は、利用者一人一人に専任のサポーターがつきます。求人に応募する前に応募予定の企業での実習があるなど、就職でのミスマッチをなくし、末長く正社員として活躍してもらおうという事業です。
実際に利用した人の口コミ・評判をまとめ、どんな人におすすめなのか、向かない人は他のどのサービスを利用すべきなのか案内します。
もしあなたが今フリーターなら、フリーターにおすすめの転職エージェント・サイトを紹介したこちらの記事もぜひ参考にしてくださいね!
フリーターの就職・転職に役立つ転職サイト・エージェントおすすめランキングを徹底比較【口コミ・評判を調査した結論】どんな人に若者正社員チャレンジ事業はおすすめ?
東京都の事業「若者正社員チャレンジ事業」は、この3つのうち1つでもあてはまる人におすすめです。
- お金をもらいながら就職活動をしたい人
- 社会人経験が乏しい人
- 就職活動のノウハウを知りたい人
お金をもらいながら就職活動したい人
若者正社員チャレンジ事業は、お金をもらいながら就職活動したい人におすすめです。
失業給付金(失業手当)をもらいながら転職活動をすれば、お金をもらいながら転職活動をできますが、それは今まで働いていて雇用保険を納めていた人だけです。今まで働いていなかった人や、雇用保険の納付期間が短いなど、条件を満たさない人は失業給付金の給付条件に当てはまりません。就職活動期間中に手当ては支給されないのです。
しかし、若者正社員チャレンジ事業は、就職活動の一貫として行われる実習に参加すると、1日あたり5,000円の「キャリア習得奨励金」が支給されるのです。
実習1日あたり5千円の「キャリア習得奨励金」を実習終了後に支給
実習は最大20日間なので、最大で10万円もらえる計算になります。年齢が30歳未満で180万円もらっていた人の失業手当て*を大まかに計算すると5,900円程度になるので、実習1日あたり5,000円は、ほどよい金額と考えられるでしょう。(*雇用保険の期間が5年以上10年未満の人が自己都合退職したと想定)
実習終了後、申請書類を提出 いただき約1ヶ月程度で振り込まれます。
キャリア習得奨励金が振り込まれるのは、実習後、書類を提出して1ヶ月程度後になりますが、無給の状態で就職活動をするよりも安心感があります。
社会人経験が乏しい人
若者正社員チャレンジ事業は、「応募したいな」と考えた企業で実習をしてから採用試験に挑むことができます。
就職後の実務内容や企業体質のミスマッチを防げるのです。万が一、採用試験でご縁がなかったとしても、実習することによって「正社員として働くとはどういうことか」が体感できます。これまでアルバイトやパートタイムの経験しかなかった人の強みにもなるでしょう。
実習後、採用試験を経てからそのまま企業に就職する人が多いので、実習も実践的な内容になっています。
購買心理学から営業・マーケティングの基礎を学んでいただきます。また、学習型の研修だけでなく、実践型の実習なども体験していただき、リアルな営業の仕事にも触れることができます。
これは、人材サービス会社での実習例です。雇用後は、セールスプロモーションやメディアブランディングの営業を担当するため、営業関係の座学と実戦形式の営業業務が実習とのこと。実習終了後は即戦力になるように、基礎から教えてこんでくれます。
最近人気のIT・インターネット系の関連企業では、「現場で使えるプログラミング技法を基礎から」学べるとのこと。プログラミング未経験の人でも実務ができるように育ててくれるので、プログラミングスクールに通うよりもためになる可能性さえあります。
就職活動のノウハウを教えてもらいたい人
若者正社員チャレンジ事業に参加すると、あなたのことをサポートしてくれる専任アドバイザーがつきます。
専任アドバイザーは、あなたが就職活動中に不安に感じたことや、正社員として働くことに抱いている疑問など様々なことを解消してくれます。若者正社員チャレンジ事業に参加する人は、正社員経験がないか1年未満の短い人ばかりです。「正社員として就職しても、長く続けられるか」「そもそも実習に耐えられるか」「実習先で社員の人とうまくいかなかったらどうしよう」といった不安を持っています。専任アドバイザーは、どんな些細な不安や心配にもきちんと向き合ってくれるのです。
専任アドバイザーは、あなたが企業で実習しているときも定期的に訪問し、様子を見てくれますし、実習中に感じたことも丁寧にヒアリングしてくれます。マンツーマンの担当制なので、「私にあててくれる時間が少ない気がする」といった不満も出にくいでしょう。
こんな人には若者正社員チャレンジ事業はおすすめできない
若者正社員チャレンジ事業は、29歳以下で正社員経験がない人やあっても短い人におすすめの事業ですが、利用条件にあてはまってもこんな人にはおすすめできません。
- 20日間の実習に参加できない人
- 東京都内以外で就職希望の人
あてはまる人は、残念ですが他の就職・転職支援サービスを利用しましょう。
20日間の実習に参加できない人
若者正社員チャレンジ事業を利用すると必ず実習にいかなければいけません。
実習は、「最大20日間」なので、20日以内で終わる可能性もありますが、利用した時点でアルバイトやパートをしていたとしても、行く必要があるのです。
Q.アルバイトをしながら実習に参加することはできますか?
A.参加可能ではありますが、実習期間中は実習に集中いただくため、体調や時間面で実習に支障が出ない範囲でお願いいたします。
今働いている職場に理解があれば、20日間シフトを空けても大丈夫でしょうが、そうではない場合は、辛い実習になるでしょう。
さらに、実習を無事に終了したからといって、確実に就職できるわけはないので注意が必要です。実習後に採用試験があるので、実習を受けたはいいけれど、就職はできないことも考えられます。アルバイトやパートで働いてる場合は、今の働き先とよく相談してから利用した方がいいでしょう。
実習後の採用試験で落ちた人(?)がいた。もしかしたら、辞退したのかもしれないけれど、同じ実習先に行っていたのに彼だけいなかったので…。もしかしたら…?
若者正社員チャレンジ事業を利用した人の口コミにもこんなものがありました。若者正社員チャレンジ事業利用者の半年以内の就職率は90%ですが、10%の人は就職が決まらなかったということでもあります。
ハタラクティブがおすすめ|アルバイトと両立できる転職エージェント
「アルバイトとの両立は難しそう」と感じている人におすすめの転職サービスは、ハタラクティブです。
公式サイト:ハタラクティブ
ハタラクティブは、20代のフリーター・既卒・第二新卒の就職・転職を得意にする転職エージェント。未経験者から正社員への転職にも強いです。転職エージェントなので、若者正社員チャレンジ事業と同じように就職・転職活動をサポートしてくれるアドバイザーがついてくれます。
Webから3分程度で登録できるので、この機会にぜひ登録してみてくださいね!
東京都内以外で就職希望の人
若者正社員チャレンジ事業は、東京都が行っている事業なので、東京都以外での就職を希望する人には向いていません。
転勤がある企業に就職した場合は、地方に転勤する可能性もありますが、すぐに都内から脱出できるわけではありません。「都会の人に疲れた」「田舎でのんびり働きたい」といった欲求のある人は、他の就職・転職サービスを利用しましょう。
dodaがおすすめ|未経験可能・地方求人に強い転職サイト
正社員経験に乏しい人や未経験の人の転職に強く、地方求人にも強い就職・転職サービスにdodaがあります。
公式サイト:doda
dodaは、首都圏だけでなく地方求人の数も豊富な転職サイトです。転職サイトなので、若者正社員チャレンジ事業のように専任のアドバイザーはつきません。しかし、dodaのサイト内にあるコンテンツは「初めての転職」「未経験からの就職」に戸惑っている人が、就職までの道のりで迷わないように工夫されているのです。
求人検索ができるアプリも秀逸で、使い勝手がよく、履歴書・職務経歴書のテンプレートサービスや、自己分析用のコンテンツの評判もいいです。どうしても、サポートしてくれる人が欲しい場合は、ワンクリックでdoda転職エージェントサービスに申し込むこともできます。
首都圏以外での就職を目指すなら、ぜひ登録しておきたい転職サイトです。
若者正社員チャレンジ事業ではどんなところに就職できるの?
若者正社員チャレンジ事業で就職できる企業は、東京都内にある中小企業(従業員数が300人以下)で、若者を正社員として採用する意欲がある企業です。
公式サイトで紹介されている就職成功者の体験談によると、こんな企業に就職が決まっています。
- 寝具メーカー:創業100年を迎える老舗製綿所
- IT・インターネット関連会社:創業30年目前の業務アプリ開発がメインのIT系企業
- 物流・貿易関連会社:貿易代行企業
- 設備工事・メンテナンス会社:貯水槽清掃や水質調査の企業
- 整缶メーカー:創業70年を誇る老舗の製缶メーカー
- 会計事務所:M&A支援、中小企業の経営サポート
- システム開発・ITコンサルティング:システム設計・開発、ITコンサルティング企業
- OA・IT機器のリユース業:OA・IT機器のリユース事業
公式サイトで紹介されているどの企業の担当者も「若い人をどう雇えば、長く定着してくれるのか考えていたところに若者正社員チャレンジ事業の案内があって助かった」と話していました。就職を希望する若い人が実習にきてくれることで、働き始めたときのイメージがつきやすいというのが、この事業を利用して感じたメリットだったようです。
未経験からの正社員転職というと、営業系の職種が多いイメージがありますが、IT系の職場から会計事務所、物流系まで様々な企業に就職が決まっています。従業員数が300人以下の中小企業といっても、ベンチャー企業だけでなく創業100年を迎える事業所もあり、「こんなところで働きたい」が叶いそうですね。
口コミ・評判を見てわかった若者正社員チャレンジ事業を使うメリット
口コミ・評判を分析してわかった若者正社員チャレンジ事業を使うメリットはこの5つです。
- 実習で「働く」イメージがわく
- 就職活動をサポートしてくれる人がつく
- 合同説明会で多くの企業の情報が知れる
- 実習が終わってすぐ就職ではないので断りやすい
- 助成金がもらえる
実習で「働く」イメージがわく
民間企業が提供している就職・転職サービスと最も違うのが、応募予定の企業での長期間実習です。
応募を予定している企業で実際に働くことで、「この企業で働くとどんな風に自分が変わるのか」「職場には慣れそうか」「ブラックではないか」を肌で感じることができます。これまで、アルバイトやパートの経験しかなかった人も、一度も就業経験がない人も「企業で働く」ことがどんなことなのかがわかるのです。
最初は「20日間も実習とか絶対に無理」と思ってたけど、やってみるといけた。アルバイト経験しかなかったし、似たような年の人としか働いたことがなかったから不安だったけど、ぜんぜん大丈夫。ふつうに就職も決まって、「思い切って利用してよかったな」って。
利用した人の中にも「実習することでイメージがついてよかった」という口コミがありました。企業側からしても「雇ってみたときにどんな風に活躍してくれそうかイメージしやすい」というメリットがあり、利用者にも企業にも評判がいいのが実習です。
就職活動をサポートしてくれる人がつく
マンツーマンでサポートしてくれる人がつくのも若者正社員チャレンジ事業のメリットです。
マンツーマンの就職サポートは、民間企業が提供している転職エージェントでも利用できます。しかし、転職エージェントの多くが、未経験者やフリーター・ニートに紹介できる求人は少なく、満足のできる就職活動ができない可能性もあるのです。
若者正社員チャレンジ事業であなたの就職活動をサポートしてくれるサポーターは、正社員経験の少ないあなたが就職に望んでいることを引き出してくれますし、企業との面談や実習でもあなたを支えてくれます。
事前カウンセリングで今まで正社員で就職しなかった理由や正社員経験がないコンプレックスについて聞いてもらえてすっきりしたし、実習先にもこまめに顔を出してくれたので、本当に安心した。ささいなことでもきちんと話を聞いてくれるし、サポーターがいなかったら、今の私はなかったと思う。
利用者にはこんなコメントをしてくれる人もいます。公式サイトには若者正社員チャレンジ事業を利用して就職が決まった人の体験談があるのですが、そこに書かれているサポーターからのコメントもそれぞれの利用者に真摯に向き合っていないと書けないようなコメントばかりです。
利用者の正社員就職を自分ごとのように真面目に考えてくれる担当者がいるからこそ、90%の就職率があるのでしょう。
合同説明会で多くの企業の情報が知れる
若者正社員チャレンジ事業では、若手正社員を受け入れる気持ちのある企業の合同説明会があります。就職希望者は、合同説明会に参加し、企業との質疑応答を経てから応募先企業を決めるのです。
合同説明会は、午前と午後の2部構成です。午前・午後共に6業種程度の参加になることが多いようですね。参加する業種は、合同説明会の開催時期によって異なるので、小まめなチェックが必要です。
合同企業説明会では、求人募集をしている企業の担当者の話を聞くだけでなく、疑問点や不安点をたずねることができます。実習にいく企業の選定をする場所でもあるので、積極的に質問をする参加者が多く、「参加してよかった」と感じる人が多いようです。
実習が終わってすぐ就職ではないので断りやすい
若者正社員チャレンジ事業は応募予定の企業に実習に行くのが特徴ですが、本選考は実習が終わってからです。
実習に行ってみて「やはりミスマッチな気がする」と感じた場合は、選考を断っても大丈夫です。就職することが決まっているわけではないので、「ここではない」と感じたときに断りやすいのはいいですよね。
民間企業の転職エージェントを利用した人の口コミにはこんなものもあります。
就職したはいいけど、聞いていたのと全然違った。面接のときに変な感じがしたけど、こういうことだったのかという感じ。エージェントの担当者にクレームを入れたけど、「3ヶ月はいてもらわないと…」というばかりで話にならない。こんなだったら派遣か何かで探せばよかった。
転職エージェントを利用したにも関わらず、ブラック求人に就職してしまった人の嘆きの口コミです。きちんとした転職エージェントならこんなことは起こらないのですが、悪いところに当たってしまったようですね。面接のときに違和感を感じたようですが、面接という短時間で感じた嫌な予感は、「当たるかも」と思っても内定辞退にいたる確信にはなりにくいですよね。
若者正社員チャレンジ事業なら、実習中に違和感を感じたなら断れます。安心して内定を受けれますね。
助成金がもらえる
実習に行くと1日あたり5,000円の助成金がもらえるのもメリットです。
「面接に行くと交通費が支給される」「指定の企業に就職し半年勤めれば3万円もらえる」といった就職サイトはありますが、就職活動自体にお金が支給されるサービスはありません。
助成金が支給されるのは実習が終わってからになりますが、無給で働くわけではないは嬉しいですよね。
若者正社員チャレンジ事業と同じジャンルのエージェントorサイトを比較してみました
若者正社員チャレンジ事業と同じように、東京都内(サービスによっては首都圏)の求人数が多く、正社員経験が少ない、20代向けの転職サービスを比較しました。
若者正社員チャレンジ事業 | 20代の転職相談所 | ハタラクティブ | DYM就職 | 就職Shop | |
求人数 | 100社以上 | 5千件〜 (正社員求人) |
3千件弱 (全て非公開求人 |
2,000社以上 | 8,500社 |
対応地域 | 東京都 | 東京・大阪・名古屋・横浜 | 東京・大阪・名古屋・福岡 | 全国 | 東京・大阪・神戸・京都 |
コンサルタント | あり | あり | あり | あり | あり |
運営会社 | 公益財団法人東京都しごと財団が委託 | ブラッシュアップ・ジャパン(株) | レバレジーズ(株) | (株)DYM | リクルートグループ |
若者正社員チャレンジ事業以外の就職・転職サービスは、民間企業が提供している転職エージェントです。転職エージェントなので、就職希望者にはコンサルタントがつき、転職についてのカウンセリングがあります。あなたに合った就職先をコンサルタントが探してくれますし、履歴書・職務経歴書の作成サポートや面接対策の模擬面接、就職後のサポートまであるのが当たり前です。
どのサービスも、若者正社員チャレンジ事業よりも求人数が多く、東京以外の求人も取り扱っています。より幅広く就職活動をしたいなら、これらの民間サービスも併用すると、多くの情報を得ることができるでしょう。
納得できる就職先に出会っている人のほとんどが、3社程度の転職サービスを併用しています。あなたも併用して満足のいく就職活動をしましょう。
若者正社員チャレンジ事業のよくある質問
若者正社員チャレンジ事業の利用を検討している人が持つ疑問点についてQ&A形式でお答えします。
東京在住者でなければ利用できませんか?
東京在住でなくても利用できます。
ただし、実習先も就職先も東京です。実習に参加すると1日あたり5,000円の助成金がもらえますが、交通費や宿泊費用が出るわけではありません。
採用されればずっと都内で仕事ができますか?
東京都内の企業で働くことになりますが、就職先の事業の拡張などで転勤する可能性はあります。
すでに支部や支店がある場合もありますので、合同説明会の際に担当者に聞いてみることをおすすめします。
実習先はどんなところがありますか?
実習先は、若者正社員チャレンジ事業に参加している100社以上の企業から選ばれます。
インターネット関連企業や、映像機材・設備会社、編集・広告会社など、様々な業種があるので、自分の希望する業種があるかどうかはカウンセリング時にサポーターに聞いてみるといいでしょう。
30歳以上なのですが利用できますか?
30歳以上の人は利用できません。
若者正社員チャレンジ事業の対象者は、29歳以下(学生以外)で次の3つの条件のどれか1つを満たす人です。
- 就職・就業経験がない
- 非正規での就業経験のみ
- 直近2年以内に正社員の職歴が通算1年を超えない
30歳以上の人は、「30~44歳の正社員就職を目指す東京しごと塾」というサービスがあります。そちらを利用するか、民間サービスのdodaやマイナビエージェントを利用しましょう。
【まとめ】若者正社員チャレンジ事業は就業経験が浅い正社員希望の人におすすめ!まずは無料登録から試してみよう
若者正社員チャレンジ事業は、就業経験が浅い・全くないけれど正社員になりたい人にぴったりな就職支援サービスです。登録はWebから無料でできますので、気になったならまずは登録してみましょう。
登録後の流れがわからなくて不安という人のために、登録後から就職が決まるまでの流れについて案内しますね。
- Webから参加申し込み
- 事前カウンセリング・事前セミナー
- 合同企業説明会
- 実習先企業の決定
- 実習前セミナー
- 企業内実習(20日程度)
- 応募・面接
- 採用
- 採用後定着支援(6ヶ月)
Web申し込み後の事前カウンセリング・事前セミナー
若者正社員チャレンジ事業の申し込みは、事前カウンセリングと事前セミナーの申し込みになります。というのも、若者正社員チャレンジ事業を利用するには、就職サポーターとの個別面談と事業についての説明を受けなければいけないからです。
事前カウンセリングは、合同説明会前に東京しごとセンター3階で行うサポーターとの面談のことです。事前カウンセリングをしてから若者正社員チャレンジ事業に本登録します。
事前セミナーは、合同説明会の事前セミナーです。毎月2回程度のペースで平日に開催されており、履歴書不要でオフィスカジュアルレベルの服装で参加できます。事前セミナーは2日間の日程で、両日ともに出席する必要があります。
詳しい日程や場所は、申し込みフォームで確認できるので確認しましょう。
合同企業説明会
合同企業説明会は、事前セミナー開催後に行われる求人募集企業の合同説明会です。2日間の事前セミナーの翌日に開催されるので、3日連続で出かけることになりますね。
合同企業説明会は、午前と午後の部に分かれており、それぞれ参加する企業が違います。実習先の企業を選ぶ大切な説明会になるので、積極的に質問しましょう。
実習前セミナー・20日間程度の実習
実習に参加する前に2日間の実習前セミナーに参加します。企業内実習をスムーズに行うためのセミナーになるので、基本的なビジネスマナーなどの研修です。
研修が終了したら翌日から企業ない実習が始まります。企業内実習では、就職サポーターと企業担当者(JOBリーダー)がサポートしてくれます。毎週定期訪問して様子をみてくれますし、緊急で相談したいときのために電話でも対応してくれますよ。
応募・採用試験・採用、採用後フォロー
実習が終了し、応募が決まったら採用試験を受けます。採用試験に合格すれば、実習先の企業で勤務開始です。
採用が決まってからも6ヶ月間は、定着支援が行われます。就職してから生じた悩みなども相談できるので、就職先で長く働く自信がつきますよ。
若者正社員チャレンジ事業で満足できない人が利用したいサービス
若者正社員チャレンジ事業を利用しても満足できそうにない人や、実際に利用したけれど納得のいく就職先が見つからなかった人が利用したい就職支援サービスを2つ紹介します。
マイナビエージェント|コンサルタントと二人三脚で活動したい人向け
公式サイト:マイナビエージェント
マイナビエージェントは、コンサルタントの対応が丁寧できめ細かいことで有名な転職エージェントです。転職エージェントなので、登録後はコンサルタントとの面談があり、求人情報の紹介は面談後になります。求人情報紹介から、採用試験対策、採用後の交渉までコンサルタントが寄り添ってくれるので、安心感がありますよ。
マイナビエージェントは、マイナビエージェント独自の求人を豊富に持っています。他の就職・転職サービスでは出会えなかったような求人を紹介してもらえる可能性も高いので、ぜひ登録しておきたいですね。
doda|地域も職種も幅広く求人情報を探したい人向け
公式サイト:doda
dodaは、首都圏・地方問わず求人数が豊富な転職サイトです。転職サイトなので、コンサルタントによるサポートはありませんが、マイペースに就職・転職活動をしたい人に嬉しい、サポートコンテンツがそろっています。
dodaは同じ系列でdodaエージェントサービスも提供しており、dodaに登録しているとサイト内でワンクリックするだけでエージェントサービスへの申し込みも可能です。「マイペースに転職したいけど、いざというときは頼りたい」という人におすすめの転職サイトです。
その他おすすめの転職サイトを知りたい方は下記記事もぜひ参考にしてくださいね!あなたの就職活動がうまく進ことを心より祈っています。
転職サイトのおすすめランキング徹底比較して紹介!絶対登録すべき会社を50社以上から厳選