会計士の転職エージェントおすすめ【活用すべき理由と求人の探し方】

会計士は試験が難しいわりに、給与の幅が大きい職業です。年収1,500万円の方もいれば、年収800万円代で留まってしまう方も。

年功序列で上がっていくことが多い会計士ですが、会社を替えることで年収が一気に上がることもあります。
また、会計士特有の悩み「監査だけで終わりたくない!」という点からも、転職がおすすめです。

今回は、会計士におすすめの転職エージェントをご紹介します。



会計士専門のおすすめ転職エージェント4選

転職エージェントはいくつかありますが、会計士専門の転職エージェントが存在します。
専門的に扱うことで、良質の求人が集まりやすいこと、あまり条件がよろしくない会社には求職者が寄り付かず、結果的に業界の勤務環境の底上げに繋がるのです。

①マイナビ会計士

公式サイト:マイナビ会計士

サポートがしっかりしていて好評のマイナビグループの転職エージェント。
求人は会計士としてだけでなく、税務コンサルタントやM&Aアドバイザリーなども扱っており、監査法人にお勤めの方から見ても高収入であることがわかります。

30代からの転職は、キャリアを構築していくためにもとても重要な選択。転職知識が豊富なコンサルタントと相談をしながら求人を確認できます。

年収アップか、将来的に独立を考えているのか、とことん相談にのってくれますので、おすすめの転職エージェントです。

②ジャスネットキャリア

公式サイト:ジャスネットキャリア

公認会計士、税理士の求人が特に多いのがジャスネットキャリア。年収アップが期待できます。
他に経理・財務の仕事も多いです。女性の方がワークバランスを考えて勤めるにももってこいの転職エージェントですね。

ジャスネットキャリアはセミナーを定期的に開催しています。企業と直接話ができる場でもあるので、日程が合う方は参加がおすすめです。
会計士は民間企業にとって外せないパーソンになってきました。少し前は委託するだけでしたが、経営が順調な中小企業では資格保有者を自社に雇う傾向にあります。

広い視野で仕事を探せる転職エージェントです。

③MS-Japan

公式サイト:MS-Japan

管理部門に特化した求人を保有している転職エージェントがMS-Japan。各種業種は揃っていますが、どれも平社員ではなく、管理職なのが特徴です。

やはり、難しい試験に合格をして勤めるわけですから、管理職や年収・キャリア面で期待が持てる会社の方がいいですね。勤めて見たら一般社員に毛の生えた程度の扱いだったなんて避けたい事態。MS-Japanならそんなことありえません。

④株式会社PCP

公式サイト:株式会社PCP

公認会計士専門の株式会社PCP。他の転職エージェントは「会計全般」でしたが、こちらはさらに特化した求人を取り扱っています。

そのため、求人数自体は多くないです。登録をしたのに求人の紹介がなかったという意見も散見されます。

紹介さえあればその後のサポートはしっかりしており、入社後のフォローも。また、転職コンサルタントも元・会計士のため、悩みを打ち明けやすいのがPCPの特徴。

求人紹介まで粘れれば利用価値の高い転職エージェントです。

会計士専門ではないけど、ハイクラス転職が可能なエージェント3選

ここからは一般的な転職エージェントの紹介です。しかしながら、会計士のハイクラス求人がかなり潜んでいます。無視はできません。

転職エージェントで希望の仕事、それも年収アップをはたした方の多くは、複数の転職エージェントに登録をしています。会計士専門と一般的な転職エージェントに登録をしておくと漏れがなくおすすめです。

おすすめエージェント
  1. JAC Recruitment
  2. ビズリーチ
  3. doda

①JACリクルートメント

公式サイト:JAC Recruitment

今後のキャリアを築く上で、30代からの転職はとても重要です。業種だけ、年収だけで判断をするのは危険。

JACリクルートメントは30代以降の転職に関して専門的に扱っている転職エージェントです。国内の大手企業から海外への進出企業など様々なハイクラス求人が揃っています。

年齢や年収から見ても管理職の求人がほとんど。運営しているJAC自身が東証一部の上場企業のため、他企業からの信用も厚いです。求職者として登録をしていて損はありません。

また、保有している求人のほとんどが非公開求人です。非公開求人とは、事業の中心的な人材の募集だったり、企業側で欲しい人材のイメージが固まっていたりすることから受けているサービスのこと。会計士にとって非公開求人こそ狙い目です。

②BIZREACH

公式サイト:ビズリーチ

ビズリーチは他の転職エージェントとは一線を画します。というのも、他の転職エージェントサービスは基本的に無料で使えるのですが、ビズリーチは本格的に仕事を探すためには有料会員(3,278円~)にならなくてはいけないのです。

有料というと尻込みしてしまいますが、扱っている求人の実に3分の1以上が年収1,000万円以上のハイクラス。経営幹部、専門職向けの求人です。

実際に使った人の中には求人紹介がなかったという声がありますが、これまでの経験やスキル的に見合う求人がなかったものと見られます。専門職で引く手あまたの会計士こそ利用価値の高い転職エージェントです。

③doda

公式サイト:doda

求人数、サポート力が高いデューダ。一般的な転職エージェントではありますが、転職業界で30年の歴史は伊達ではありません。企業とのパイプがとても強く、良質な求人が揃っています。

「検索をしても、そこそこの年収の求人しか出てこない」と思いますか?会計士がデューダで狙うのは非公開求人です。年収アップも夢ではありません。

CFO勤務の注意点。財務以外の仕事、年収アップは一部だけ、生存率が低い

最高財務責任者、通称CFO。企業における財務戦略を担う存在です。30代後半から40代以降には欲しいキャリアではないでしょうか?

ベンチャー企業は財務面で行き詰ることが多く、募集している企業がたくさんあります。もしくは、すでに声がかかったことがあるのでは?注意点も踏まえて確認していきましょう。

注意点①会計・財務だけで済まない可能性

ベンチャー企業は人材不足が見受けられます。そのため、たとえCFOとして勤務をしていても、臨機応変に仕事をこなさなければいけない状況になるかもしれません。

ベンチャー企業に勤めている人からは「聞いた話とは業務内容がまったく違う」という意見も聞きます。
CFO勤務でも忙しければ他の業務を手伝うことを覚悟しておきましょう。

注意点②CFOという肩書でも年収アップは一部だけ

ベンチャー企業の年収は平均的から見て高くはありません。マスメディアなどで取り上げられる年収何千万円のベンチャー企業は、一部のさらに一部でしかありません。

通常のベンチャー企業は資金のやりくりに追われ、1年後の経営はどうなっているのかという状況です。
年収アップを目指すならば他の安定した企業へ転職しておきましょう。

注意点③ベンチャー企業の生存率は低い

ベンチャー企業の生存率は5年で1割未満です。ほとんどのベンチャー企業は1年も続けられないのが現実。事業内容、業界としての成長性を見極めが重要です。

たとえ数年で畳んだとしてもCFOとしての経歴は残ります。次の会社を探すためにの材料にもなりますので、数年だけと割り切って勤めるのもいいかもしれません。

ベンチャー企業の転職エージェント3選

会計士には会計士の転職エージェントがあるように、ベンチャー企業にも専用の転職エージェントがあります。

おすすめエージェント
  1. プロコミット
  2. Amateras
  3. Goodfind

①プロコミット

公式サイト:プロコミット

ベンチャー企業の求人を専門的に扱っている転職エージェントの一つです。スタートアップだけでなく、人材募集もあるため少しでも安定したベンチャー企業を狙いたい方におすすめ。

求人掲載をする前にビジネスモデルや経営上の課題を聞き出しており、求職者に情報提供してくれます。そのため、勤めてみたら半年で倒産したなどは少ないです。

様々な求人がありますが、会計士が狙うのは非公開求人。財務・会計を担う専門職の紹介です。プロコミットの求人のほとんどが非公開求人で、その中には経営に関する幹部職もありますので、狙っていきましょう。

②Amateras

公式サイト:Amateras

ベンチャー企業の中でもスタートアップに特化したのがアマテラスです。スタートアップとは、ビジネスモデルがまだなく、市場開拓からはじめる段階の企業のこと。

そう聞くと手当たり次第に人材募集をしている企業と思われるかもしれませんが、アマテラスではすべての企業に対して代表者が自らビジネスモデル・今後の展開を確認しています。

スタートアップでありながらも、企業としての考えが固まっているベンチャー企業しか扱っていません。ここまでやる転職エージェントは多くはありませんので、おすすめです。

③Goodfind

公式サイト:Goodfind

厳選されたベンチャー企業のみを扱っているグッドファインド。条件は成長を続けている会社であり、名前を聞いたことがある企業も中にはあります。

ベンチャー専門ですが、外資系求人も多いので、こちらへの転職を目指している方は登録しておいて損はないです。

条件のいい内定獲得へ!会計士が転職エージェントを活用すべき5つの理由

求人募集を見ていると条件のいい企業はたくさんあります。しかしながら、入ってみると人間関係だったり、条件はウソだったりすることも。
リスクを限りなくゼロにするためにも転職エージェントを活用していきましょう。

理由①募集だけではわからない企業内の情報が得られる

転職エージェントは企業から内部情報を得てから求人掲載をします。情報を隠蔽したり、意図して公開しない企業は対象外です。

一人で転職活動をしても内部の情報はわかりません。口コミサイトを参考にしようにも、数年前の投稿や部署が違うなどであまり参考にはならないものです。

転職エージェントなら、今回の募集でどのような人材を募集しているのか細かく知ることができます。将来的にはどのようなポジションの人材が欲しいのかもわかるかもしれません。

また、過去にも転職エージェントを使っている企業なら、面接の傾向もわかります。ほとんどの転職エージェントは無料で利用可能なため、どんどん活用していきましょう。

理由②エージェントのサポートで未経験でも内定できる

いくら会計士とはいえ、コンサルタント業などは未経験の採用は難しいかもしれません。
しかし、転職エージェントなら履歴書の書き方から模擬面接、面接で重視される点もアドアイスされます。

未経験でも十分、内定を勝ち取れる範囲にいれるのです。

理由③会計士の非公開案件を紹介してもらえる

真に狙っていきたい求人は非公開求人です。
非公開求人とは、経営に関わるコア人材や、どのような経歴の人が欲しいのか具体的に固まっている求人で、企業が効率的に人材を探すために受けているサービスのこと。

誰でも閲覧・応募が可能な求人よりも年収が高めなものが多いです。会計士ならばスキル的に問題なく、非公開求人を紹介されることでしょう。条件のいい求人を狙っていきましょう。

理由④会計士としての強味を客観的に知れる

同じ会計士でも勤めてきた会社や業務によっては強みは変わります。自分では当たり前だと思っていたスキルは、じつは当たり前ではないかもしれません。

転職エージェントでプロフィールを客観的に見つめなおすことで、新しい可能性が現れることも。第三者の意見を取り入れていきましょう。

理由⑤会計士専門の転職エージェントがある

多くの人は通常の転職エージェントを利用します。すべての求人が集められ、紹介されるものです。

対して会計士は専門職であり、企業において重要な立場。大企業で採用されていましたが、今では一般企業でも雇用が進んできています。需要が拡大してきているのです。

そのため、会計士専門の転職エージェントサービスがいくつか出てきています。良質な求人が集まりやすい傾向にありますので、どんどん活用していきましょう。

コネ入社は楽ちん!でも辞めたくても辞められない現実

会計士をやっていると受け持っている企業から「うちにこないか?」とお誘いがあることはありませんか?提示された年収もポストも悪くありません。まれに帰京した時に「会計士を探している」と話がやってくることも。

しかしながら、入社してみると問題点は山ほど出てきます。経営者からは1つ、2つの問題があると言われれば、会計士から見た問題はその5倍はあるものです。

コネ入社は一から求人を探すよりもずっと楽な就職方法です。
ですが、一番メリットを享受しているのはコネ入社をさせた経営者。欲しい人材を苦労もなく直接入手しているわけですから。

そして、コネ入社は辞めにくいです。辞めれば今後の関係にヒビが入ります。
他に移ったとしても、「あそこの会社を辞めてきた人材」というレッテルが貼られます。特に田舎ではそうです。

よほど将来性のある大きい会社か、やりがいを感じる仕事以外はコネ入社はお断りすることをおすすめします。

残業だらけの監査で終わりたくない!民間企業の相場は年収1,000万~

監査事務所は会計士のスタートとしては普通ですが、数年勤めているとまわりが見えてくるもです。仕事の責任は非常に重いのに、給与はそれほどでもないという事実。
決算期には残業に次ぐ残業で多忙を極め、そのくせスキルにもキャリアにもなりません。

他の同期を見てみれば、同じ会計士資格で年収が1,000万円を越えているのがざらです。ポストも企業内の重要な位置にあり、ただの監査員の自身を思うと悲しくなります。

私はJAの監査を行う部署におりましたが、年収は1,000万円を下回り、退職金もよくて2,000万円ほどでした。職員の多くは民間会計士の相場を知らず、残業の中で働いていました。

今現在、監査職で不満を持っている方は早めに転職することをおすすめします。転職は行動を起こすまでハードルが高いですが、年収1,000万円以上の求人がゴロゴロしている世界です。

会計士という立場を存分に活用していきましょう。

転職エージェントの登録から内定までの流れ

転職エージェントの登録から内定までの一連を見ていきます。

①転職エージェントサイトの会員登録

公式サイトの申込みフォームに個人情報を入力して登録を行います。基本的に利用は無料なのでご安心ください。

②転職コンサルタントと面談

登録を済ませると転職コンサルタントから連絡がきます。転職への詳しい条件や希望の確認が主です。
会計士と言っても勤めてきた会社によって業務はまちまち。転職において強みになる部分も確認していきます。

③求人への応募、または非公開求人の紹介

気になった求人への応募、または転職コンサルタントから紹介される非公開求人に応募します。

④応募書類のチェック

履歴書やその他の書類を転職コンサルタントが確認します。自分では気づかなかった強みや、弱点をカバーして書けるので必ずチェックしてもらいましょう。

⑤企業との面接調整

企業とのやり取りはすべて転職コンサルタントが調整してくれます。
転職エージェントによっては模擬面接も実施。過去にも扱っている会社ならば面接の傾向を教えてくれます。転職エージェントのメリットの一つです。

⑥企業との面接

企業との面接は試験ではありません。お互いにどのような人物か、どのような企業かを確認する場です。焦らずに自身のことを伝えましょう。

⑦合否判定

一週間~一週間半ほどで合否判定が出ます。
万が一にも不採用の場合は求人の応募からスタートです。

⑧内定

内定後のやり取りも転職エージェントがやってくれます。給与面などすり合わせをお願いしていきましょう。

転職エージェントを使いこなすコツ

転職エージェントに登録をしただけでは、あまり良い求人を紹介されないかもしれません。希望通りの転職をするためにやっておくことがあります。

コツ①転職コンサルタントに転職の意欲を伝えておく

転職コンサルタントが担当している求職者は一人ではありません。複数人の担当になっていますので、少しでも早く対応してもらえるように転職の意欲を伝えておくことをおすすめします。

そして、複数の転職エージェントを使っている方は、その旨も伝えておきましょう。転職エージェントは内定することで企業から報酬が入る仕組みです。転職意欲が高く、会計士というスキルがあれば、優先してもらえる材料は揃っています。

条件の良い求人を紹介してもらいましょう。

コツ②複数の転職エージェントを活用する

転職エージェントで年収アップ、希望通りの会社の内定を勝ち得ている方の多くは、2~3社の転職エージェントに登録をしています。1社だけでは紹介される求人に偏りがあるかもしれません。

複数の転職エージェントに登録をしていることを伝えると、よりよい求人が紹介される可能性も高くなります。

連絡などの対応する時間は増えますが、転職エージェントは複数使いするのがおすすめです。

会計士として内定を勝ち取る方法

会計士として希望の会社に内定するためのポイントをご紹介します。

方法①専門職の知識・技術よりも、まずは人柄

専門的な知識を身に着けていることは重要です。とくに30代からの転職には欠かせないもの。

しかし、実際に一番重要視されるのは人柄です。

たとえ経歴と経験がともに優れていても、敵を作りやすい性格ならば転職をしてもうまくやっていくことは難しく、面接で不採用になるか、転職コンサルタントからの紹介もあまりいいものはこないことでしょう。

会計士は専門職ですが、一人で仕事をやっていくわけではありません。会社という組織に組している限り、みんなで協力をして会社を盛り立てているのです。

もし、スキル的に自信のない会計士の方がいましたら、最終的には人柄ですので、あまり気にしないことをおすすめします。

方法②己の会計士としてレベルは会話でわかる

人事部におりますと、たまに経歴を詐称した方がやってきます。
そして、そんな方々はあまり深く考えずに履歴書を偽っているようで、面接の中でボロを出すのです。

優れた会計士は、シンプルな履歴書でも話を伺うとわかるもの。自身を持って面接に挑まれることがいいでしょう。

まとめ

世界的な金融危機があり、さらに重要な立ち位置になった会計士という存在。

会計事務所やコンサル業だけでなく、一般の中小企業でも採用することが増えてきましたおかげで監査法人で働いているよりも年収がぐっと高いところが増加。

条件のいい会社はハローワークや通常の転職サイトを使うよりも転職エージェントを活用した方が効率よく探せます。ポイントは複数の転職エージェントに登録することです。

転職エージェントを上手に使って希望通りの転職を叶えていきましょう。