民泊を運営していて、Wi-Fiをどこにしようか迷っている方に今回、ネット上にある情報からおすすめのWi-Fiをまとめて紹介します。
実際に契約済みの方も、乗り換えキャンペーンがあるWi-Fiもあるのでおすすめだけでもチェックしてみてください。
民泊でWi-FIを選ぶ際にまず覚えておくこと
民泊Wi-Fiを契約しようと思っている方へ向けて最初に、気をつけておくべきことをシェアします。
実際に民泊経験者論も入っていますので、みなさんに近い形でお伝えできると思います。
民泊の場合は、「契約期間あり」のWi-Fiを借りないことが鉄則
必ず契約する際には、契約期間なしのものを選ぶようにしましょう。
民泊は様々な理由で、条件や理由で断念しなければ行けない可能性もありリスクを考えつつ運用をしていく必要があります。
こんな感じのニュースが絶えず流れる業界なのでタイミングを見てすぐに撤退できるように、契約期間の縛りがないものを利用すると損失を最小限にできます。
参考:https://style.nikkei.com/article/DGXMZO31215790R30C18A5000000
また、田舎でネット速度が心配な場合もあると思うので、契約期間がない方が乗り換えやすくリスクも少ないという面が大事です。
キャッシュバックより月額が安いことの方が大事
キャッシュバック、、、これって魅力的なワードですよね。ただ、あんまりおすすめできないません。キャッシュバックが付いているWi-Fiサービスは、契約期間が存在するからです。
結局契約期間までお金を払えなければ、解約手数料がかかり余計に高くなる、、、これって意味ないですよね。民泊の場合は、メリット以上にデメリットを消すというのが大事になるのでキャッシュバックより、契約期間と月額が安いということを優先してみてください。
月間の通信量は必ずチェック
月間の通信量上限は必ずチェックしましょう。
契約期間なし・月額が安くても通信量に厳しい縛りがあると、使い物になりません。これを気づかずに契約してしまい、民泊の顧客が口コミサイトに悪口を書いて集客できなくなってしまったという方にもお会いしたことがあります。
今回おすすめ順に紹介しているものは、そこについてもしっかり紹介しているのでご安心ください。
端末代金・レンタル費用・返却するものも民泊Wi-Fiにはとても大事!
端末代金・レンタル費用は、月額に書いていない場合もあるので見積もりの際にチェックしましょう。月額費用以外に以下の金額が、こっそり別で請求されるケースがあります。
- 初期費用
- 設定費用
- 端末代金
- レンタル代金
- 安心パック
上記は、よくあるWi-Fiのプランなので月額費用だけみていると、意外と金額がかかることにびっくりするはずです。
勢いで申し込まず、内容をしっかりチェックするようにしましょう。
民泊Wi-Fiの比較 / 値段と初期費用からおすすめ順に紹介!
famifi
famifiは、契約期間の縛りなし月額通信制限なし端末代金なしのモバイルWi-Fiルーターです。先ほどお伝えした全ての注意点をカバーしています。
国内民泊運営代行も行なっており、そこでもシェアNo.1
モバイル回線使い放題プランで月額3980円、契約後の最初の2カ月は月額2480円で利用できます。
メリット
民泊の場合、海外からたくさんの方がやってきますがスマートフォンにより設定方法も変わってきます。それの対応を全てやっていたら大変です….ただfamifiは英語・中国語・韓国語・日本語のスタッフがゲストからの問い合わせに対応してくれます。
このサポートがあれば、Wi-Fiを設置することで満足度が上がり万が一の場合も対応してくれるので民泊運営側は基本的に設置したらそのあとは何もしなくてOKです。設置したあとは放置できるのが、famifiの強みです。
デメリット
以下の料金がかかる点です。ただ、それでも他社より安いですね。
- Wi-Fiの送料1,000円(税抜)1回のみ
- 契約時に契約事務手数料3,000円(税抜)
- 解約時に解約事務手数料5,000円(税抜)
どうでしょうか?famifiの最強さに気づいていただけましたか?通信速度最大下り440Mbpsでネット速度が良い、免許書等の本人確認書類いらずで契約が可能という優秀さをもつWi-Fiです。
もし今民泊でWi-Fiを検討しているならぜひチェックしてみてください。
STAR WiFi
https://starwifi.jp/index.html
STARWiFiは、定額で容量無制限、契約期間なしのモバイルWi-Fiです。
割と新しい会社のようです。実際に利用してみましたが速度は問題ないですね。
メリット
容量無制限と言いつつ、2−3日で10Gの制限があるWi-Fiが多いですがSTARWiFiはそれすらもありません。完全に使い放題です。
クーポンコード「star-open」を入力すると、月額4480円が3680円になります。3680円で無制限のWi-Fiが使えるのは大きなメリットと言えます。
デメリット
民泊関連で有名な会社ではないので、ずっとサービスを運営してもらえるか若干不安です。また、以下の料金が必須でかかります。
- 契約事務手数料 2,980円(税抜)
- 端末新規登録料 4,980円(税抜)
- 安心保証 料金:500円(税別)
- ウイルス対策セキュリティー 料金:500円(税別)
安心保証とウイルス対策は最初からなしにすることはできないのですが、初月が無料なので契約後にお問い合わせから連絡する必要があります。これが面倒ですね。
料金的なめんどくささはありますが、STARWiFiの定額で無制限なところは魅力的です。気になる方はサイトをチェックしてみてください。
JP Mobile(民泊Wi-Fi)
ソフトバンクキャリアを無制限で利用できるのが民泊Wi-Fiです。3,480円で無制限に利用できます。LTEを利用しているので通常のモバイルWi-FiのWiMAXよりかなり早いです。
メリット
土日でも発送してくれます。
デメリット
公平性・品質を担保するために通信速度制限に制限が掛かる場合があります。また、以下の料金が必須でかかります。
- 契約事務手数料 4,000円
- 解約事務手数料 3,000円
- 申し込みの時の会員登録が煩わしい
値段を意識する方は、こちらの民泊Wi-Fiがおすすめです。
SPACE Wi-Fi
https://minpaku-bukken.com/spacewifi
最安を自ら言っているだけあって、月額3480円で契約できることが強みです。
ただ、3ヶ月間は契約をしなくてはいけないので注意が必要です。
その他の民泊Wi-fiサービスをご紹介
ここではその他の民泊Wi-fiサービスに関して、ご紹介しています。是非とも他の民泊Wi-fiサービスと、比較してみてくださいね。
縛りなしWi-fi
公式サイト:縛りなしWi-fi
株式会社クーペックスが運営している、レンタルWi-fiサービス「縛りなしWi-fi」。その名の通り契約期間に縛り等は一切なく、気軽に解約することができます。
料金プランもとてもシンプルで初めて利用される方でも、比較的気軽に利用できるレンタルWi-fiサービスですね。
メリット
- 業界最安値と言われている料金(3,300円)から利用が可能
- 契約期間に縛りが一切ない
- 速度制限がないのでストレスなく利用できる
デメリット
- 端末が中々届かない時がある
- クーリングオフ制度が使えない
- 利用するルーター端末が選べない
縛りなしWi-fiは契約期間がないため、クーリングオフ制度の適応外となり契約を一度してしまうとキャンセルできない点が大きなデメリットですね。
FUJI Wi-fi
公式サイト:https://fuji-wifi.jp/
月額料金2,500円から利用できる、レンタルWi-fiサービス「FUJI Wi-fi」。
他のサービス会社と比較して選べるプランがかなり豊富なので、自分の利用用途に合わせてカスタマイズすることが出来ます。
また、1日あたりの容量制限がないため、ストレスなくネットが使えるのも大きな特徴の一つですね。
メリット
- 選べるプランが豊富である
- 1日の容量制限がない
- まとめて料金を支払うと安く使える
- 新しい端末を取り扱っている
- SIMのみレンタルできるプランがある
デメリット
- 初期費用が2,000円掛かってしまう
- 通信速度が遅いのでストレスになる
- 古い端末の取り扱いを行なっている
SAKURA Wi-fi
公式サイト:https://sakura-wifi.com/
月額料金3,680円から利用できる、レンタルWi-fiサービス「SAKURA Wi-fi」。
利用料金に関しては他のサービス会社よりも比較的安い方で、契約期間に縛りがないのでいつでも解約可能となっています。
また、月のデータ容量制限もないので、ネットが使い放題となっている点も特徴の一つですね。
メリット
- 月額利用料金が比較的安い
- 契約期間に縛りがない
- 月に使えるデータ容量の制限がない
- 地方で利用しても速度が速い
- 建物等の中でも比較的安定して使える
デメリット
- 利用する端末が選べない
- 実は100GB程度使用すると速度制限がある
- 料金の支払いはクレジットカードのみとなっている
- 場所によっては電波の干渉が起こりやすい
最近はどこもクレジットカードのみでの支払い対応となっているところが多いので、支払い方法に限ってはSAKURA Wi-fiだけの話ではありませんね。
Wi-fi東京
公式サイト:https://www.wifi-tokyo-rentalshop.com/
初期費用0円で利用できるようになっている、レンタルWi-fiサービス「Wi-fi東京」。
ただ月額料金は他と比較して高めの6,000円となっている点が気になりますが、料金支払い方法が口座振替でも対応可能となっている点が良いところですね。
また、最短1日から利用できる点も大きな特徴です。
メリット
- レンタル期間が最短1日からとなっている
- 料金支払い方法が口座振替にも対応している
- 契約から最短即日発送が可能となっている
デメリット
- 利用料金が他と比較して割高である
- 利用回線がSoftBankしか選べないようになっている
「少し…おすすめできないかも」という民泊Wi-Fi
おすすめできないWi-Fiサービスもまとめてみました。これでしっかり比較したということがわかるのではないでしょうか?
WiFiレンタルどっとこむ / レンタルサービス
民泊レンタルWi-Fi™
http://a.minpakuwifi.com/minpakubiz/
民泊Wi-Fiの費用相場 / 料金や契約事情
民泊Wi-FIの月額費用の平均は、3500−5000円です。
これ以上のサービスはただの割高サービスと考えて問題ないです。正直、ネット上限なしのメリットがついていて、月額もWiMAXの通常モバイルルーターと変わらないので民泊でなくても上記のおすすめ民泊Wi-Fiを使わない理由があまりありません。
実際に使っている経費
民泊をする際に実際に利用している経費の内訳を聞いてみました!
Wi-Fi:SPACE Wi-Fi を利用 3,480円
家賃:5万円
セキュリティサービス:2,000円
掃除バイト:1回1000円
売上:月に10万円
利益:4.5万程度
民泊のために利用している時間:月に3時間程度
月に3時間程度で、4.5万程度の利益は嬉しいですね。
経費の中でも家賃についで、次に高いのがWi-Fiだということがわかります。つまり、ここのコストをできるだけ抑えられるかどうかが利益を大きくするかどうかに影響することがわかります。
普通のポケットWi-Fiやネットサービスは、民泊におすすめできない理由
普通のポケットWi-Fiやネットサービスがおすすめできない理由はとても簡単です。
- 利用上限がある
- 契約期間が存在する
- だいたい、民泊Wi-Fiより高い
- WiMAXよりLTEの方が早い
これが普通のサービスにはあるので、民泊専用のWi-Fiをおすすめしています。
利用上限がある
利用上限は、通常のWi-Fiなら必ず存在します。これがないのが民泊Wi-Fiの強みです。
「1日10Gまでしか使わないでね」というような上限です。数人で使うと意外と上限超えてしまうケースがあります。
上限を越えると、利用制限で速度が低速になります。スマホの速度制限と同じ感じになり、使い物になりません。
契約期間が存在する
多くのモバイルWi-Fiに契約期間2年というものが存在します。またそのような場合には、「キャッシュバックキャンペーン」がついてくるのでお得と書いていますが、民泊の場合は使う必要がないのでいつでも解約できないというデメリットが存在するだけではっきり言ってしまうと契約期間が邪魔です。
もしこの記事以外で紹介しているサービスを契約する場合も契約期間や費用だけは必ずチェックしましょう。
だいたい、民泊Wi-Fiより高い
もはや結論に踏み込む感じがしますが、だいたいのWi-Fiサービスより民泊専用Wi-Fiの方が安いです。
これは、料金を比較してもらえば一目瞭然ですが「契約期間なし&格安」のものは専用以外で見つかりません。
WiMAXよりLTEの方が早い
民泊用のWi-Fiは、WiMAXではなくLTEの回線を利用しています。
WiMAXは
- エリアが狭い
- 山間部に弱い
- 障害物に弱い
- エリア内でも届かないところがある
という特徴があり、
LTEは
- 全国どこでもつながる
- 障害物に強い
- 大手キャリアのネット回線
- 月間データ量は高額
という特徴があります。
月間データ量は高額という特徴がありますが、民泊Wi-Fiの場合はそれを格安で使えるのでLTEのメリットを使い放題ということです。
田舎の場合は、WiMAX繋がらないところ多いのでLTE契約するか諦めてWiMAXの低速で頑張る(やばい)の2択です。
民泊でWi-Fiを設置するべき理由
ないところが見当たらないくらい、みんな導入している
Airbnbを利用している方・ホテルをよく使う方ならわかるかと思いますが、「Wi-Fiがない宿泊施設」って最近見かけないのではないでしょうか?そうなんです、年々導入率が上がってきておりどこでも当たり前になってきています。
つまり、「設置していないことがユーザーにとってはデメリット」になるということです。
自分の宿泊場所が選ばれるようにアミュニティだけでなくネット環境も整えるようにしましょう。
Wi-Fiがないとクレームになる可能性もある
上記に似てしまいますが、「ユーザーが露骨に口コミサイトに書いて、評価が下がる」というリスクがあります。
- Wi-Fiが遅かった
- Wi-Fiがなかった
は民泊ユーザーにとって一番クレームになりやすいところです。シャワーが使いづらいとか行き方がわかりづらいより、ネット環境が何より口コミサイトに書かれやすい項目です。
監視カメラを設置する場合にも必須となる
民泊をたくさんもつようになると、毎日自分でチェックするのは不可能になります。そんなときに使うのが監視カメラです。監視カメラ自体は安いものでももちろんOKで、以下のようなもので問題ないのですが
これを外からチェックする場合には、Wi-Fiが必要になります。つまり、Wi-Fiがない民泊には監視カメラを設置することができません。逆にユーザーが使うWi-Fiに監視カメラも設定しておけばコストを抑えられるので、これを機にWi-Fi・監視カメラを設置しましょう。
結論:今導入するならどの民泊Wi-Fiがいいのか?
今、導入を検討するなら『SPACEWi-Fi』がおすすめです。最安ですし、契約期間・ネットの上限なし・変なオプション料金もかからないのは魅力です。
これから民泊を本格的にやってみたいという方はぜひ検討してみてください。