被リンクの獲得方法を解説【効果的なリンクビルディングでサイト評価を高める】

近年Googleのアップデートがされるたびに重要さが増している被リンク。

サイトを評価する指標としても知られています。

少し前は被リンクがなくともコンテンツの内容さえよければ順位が上がっていたものの近年ではコンテンツの内容のみでは順位が上がらず被リンクでサイト評価を高めなければ順位が上がりにくいと言われています。

今回はそんな被リンクについてどうやって獲得をしたらいいか獲得方法をメインにご紹介していきます。

被リンクを獲得するためにコンテンツを整える

被リンクが重要とは言ってもそれは、コンテンツがあってのものです。

いくら被リンク獲得を頑張ったと言ってもコンテンツの質が伴っていなければ、リンクをしたいとは思いません。

まずは被リンク獲得する前にサイト内のコンテンツを整えましょう。

今回は「飲食店のレビュー記事」を書いたとしてコンテンツの質についてご説明します。

情報の鮮度

情報の鮮度は重要なポイントです。

例えば、5年前の情報と最新の情報ではどちらが読者のためになるのかは明らかです。

その間にお店のおすすめメニューが変わっているかもしれませんし、もしかしたらお店の場所が変わっているかもしれません。

なるべく新しい情報を記載することで読者のためになると言えます。

情報の量

情報の量が多いか少ないかもポイントに挙げられます。

「オムライスが美味しかった」

「一番人気でおすすめメニューのオムライスは名古屋コーチンを使っており卵がとろふわ。秘伝のデミグラスソースがたっぷりとかかっており想像を超える美味しさでした。値段は980円です。ランチタイム限定で1日10個限りの販売となっているので注意してください。」

どちらの方が情報量が多くためになるかは明らかです。

訪問をしてきた読者が記事に求めている情報を記載しておく必要があります。

ただし、記事の内容と関係ない情報は読者にとって邪魔ないらない情報となるため注意しましょう。

情報の分かりやすさ

情報は分かりやすく伝えることでサイトに訪問した読者の満足度を高めることができます。

例えばお店の情報を伝えるにしても、

東京都渋谷区〇〇〇〇、営業日10:00〜21:00、定休日月曜日

よりも、

住所 東京都渋谷区〇〇〇〇
営業日 10:00〜21:00
定休日 月曜日

の方が簡潔に分かりやすく情報を伝えることができます。

また、箇条書きやマーカーなどの装飾を利用して分かりやすく読者が求めている情報を伝えられるようにしましょう。

ただし、装飾などのしすぎには注意。かえって読みづらくなってしまいます。また、あまりに簡潔にまとめすぎると情報量が少なくなってしまいます。

適切に分かりやすく情報を伝えるようにしましょう。

独自性

お店の情報をまとめただけの情報と、実際にお店におとづれたレビューだと、実際に食べに行ったレビューの方が独自性があると言えます。

読者がどちらを求めているかと言ったらもちろんお店に直接おとづれたレビュー情報です。

自分だけの情報はどこのサイトにも記載されておらず。第一次の情報になります。

ただネットに溢れている情報をまとめるだけではなく、オリジナルの情報を発信するようにしましょう。

自然な被リンクの獲得方法

自然の被リンクの獲得はごく単純。

上でご紹介したようにコンテンツの質を高めて、露出(PV)を増やせばその中で満足した読者が、リンクを掲載してくれるようになります。

いくらコンテンツの質が高くても露出がなければ訪問者は増えず読者は満足しません。

質が高いコンテンツを提供することは当たり前なのですが、サイトに訪問するユーザーを増やして人の目に触れるようにしましょう。

ぜひ行いたい被リンクを獲得する方法

PVを増やして質の高いコンテンツを提供すればおのづと被リンクは増えていきます。

ですがそんなことは分かりきっているはず。サイト順位の評価を高めるために被リンクをもらうはずが、「サイト順位が高ければ被リンクが増えます。」では答えになっていませんからね。

今までは受動的に被リンクを獲得する方法でしたが、これからは自発的に被リンクを獲得する必要があります。

ここからは自発的に被リンクを獲得する方法をご紹介します。

被リンク営業

一番単純ですが、一番効果がありリンクを増やす可能性が高い方法です。

同じ内容を発信しているメディアやサイト、参考にしているサイトに「リンクをいただけませんか?」という営業をかけてサイト内の関係のある記事にリンクを貼ってもらいます。

 

 

営業をするだけですが、読者になりうる層やファン、同業者ともコミュニケーションをとることができるので新しいコンテンツのヒントや独自情報をもらうことができる可能性もあります。

 

そこからインタビューや寄稿、純広告などの話に繋がる場合もあるので積極的に営業をしましょう。

競合が被リンクをもらっている相手に営業

営業をかけるとはいってもリンクをすることに抵抗を持っている方もいますし、そのような行為をうけつけていない方も存在します。

そのような時は競合の被リンクを確認して、リンクをくれている企業に営業をかけるとリンクをもらうことができる可能性が高まります。

競合にリンクをあげたということはリンクに関して否定的ではなく尚且つ同じようなメディアにリンクを上げているという証拠です。

有料ですがahrefsというツールで、競合の被リンクを確認することができます。

無料ツールだとUbersggestというツールでも確認をすることができます。

インタビュー記事を執筆する

掲載しているサービスなどのインタビュー記事を申し込んでみましょう。

大手のサービスやお店でもインタビューを申し込むとすんなりOKをしてもらうことができる場合が多いです。

インタビューを行うことで、そのインタビュー情報は全て独自のオリジナル情報になりますしそのサービスを利用している人やサービスを利用しようか検討している人にとっては耳よりな情報になりリンクをもらうことができる可能性も高まります。

またインタビュー元にWebサイトがある場合はインタビューをした旨を公式サイトから発信してもらうことにより公式サイトからも被リンクを獲得することができます。

寄稿をする

インタビュー記事を掲載する反対で、自ら記事を書いて寄稿する方法もあります。

ライターとして企業のメディアに寄稿をしたり、競合のメディアに寄稿をして自分のプロフィールを紹介する際に自サイトを載せることでリンクをもらうことができます。

ただし媒体によってプロフィールとして自サイトを載せることがNGな場合もありますし、あまりにも方向性の違うサイトには寄稿をしないようにしましょう。

ライターにリンクをしてもらう

サイト内のコンテンツを作成する際に外注や外部ライターを雇ってライティングをしてもらう場合があります。

その際は、ライターに〇〇のメディアで執筆をしていると言うことをライターのサイト内で発信してもらうと効果的です。

ライターのファンがサイトに訪問をしてくれる場合もありますし、そのまま自サイトのファンになってくれる場合もあります。

ただしライターのサイトとあまりにも方向性が違ったり、サイトのコンテンツが低い場合は要注意。悪質な被リンクになる可能性もありますし、自サイトの評価を低めてしまう可能性もあります。

ランキングページにサイトを載せる

ブログ村などのランキングページにサイトを掲載して被リンクを獲得する方法です。

まず掲載をすることによりその媒体から被リンクを獲得することができますし、上位を獲得すると露出も増えるので被リンクを獲得する可能性も高まります。

グレーゾーンだけど効果のある被リンク獲得方法

ここからはグレーゾーンにはなりますが、効果のある被リンク獲得方法をご紹介します。

グレーゾーンになるので自己責任で行ってください。

PR枠でリンクを載せてもらう

リンクを購入することは禁止されていますが、地方自治体などの媒体や新聞社などの広告枠にサイトを掲載することにより被リンクを獲得することができます。

月額5,000円ほどで広告枠としてサイトをPR枠で掲載をすることができ、今のところ違法とは取られていないようです(リンクを購入することは違法ですが・・・)

地方自治体や新聞社はサイト訪問者も多く、アップデートの影響もなく定期的にサイトに訪問されます。

また、地方自治体や新聞社はサイトの評価としても高い傾向にあるので一つリンク自体の評価も高いです。 

自社サイトからリンクする

企業でサイト運営を行っている場合は、「運営サイトを紹介する」と言う名目でリンクを行うことができます。

会社の本サイトは訪問者もあり、質が高いリンクなります。

ただし自演リンクと取られてしまう可能性もあるので注意しましょう。

行ってはいけない被リンク獲得方法

ここからは行ってはいけないブラックな被リンク獲得方法をご紹介します。

違反認定をされると検索順位に表示されなくなる場合もあるので注意しましょう。

リンクの購入

上で「PR枠でリンクを載せてもらう」とご紹介しましたがリンクの購入はNGです。

特にクラウドソーシングなどでリンクの購入を行ったりすることは違反とされているので行わないようにしましょう。

金銭の授受はGoogleにはわからないもののクラウドソーシングなどから購入したリンクは質が低い傾向にあるので行わないようにしましょう。

自演リンク

自分でリンクのためにサイトを立ち上げてリンクをすることはNGです。

自分で被リンクのためにサイトを立ち上げてもIPアドレスや、サーバーなどで自演だとバレてしまう可能性が高くなります。

関連性がないサイトどうしの被リンク

いくらリンクの質が高くても関連性の低いサイトどうしの被リンクはしない方が無難です。

プログラミングについて書いているサイトなのに、旅行について書いてあるサイトからのリンクは関連性が低いと取られるので注意しましょう。

低品質なサイトからのリンク

  • 立ち上げたばかりのサイト
  • 単語が羅列してあるだけのワードサラダ
  • 隠し文字あるサイト
  • 外国語

のサイトなどからのリンクは低品質なサイトからのリンクだと捉えられる場合が多いです。

自分でリンクはしないようにし、リンクをもらってしまっている場合は解除をしてもらったり、サーチコンソールからリンクの否認を行うようにしましょう。

関連記事:サーチコンソールのリンク否認方法・書き方

まとめ:良質なリ被リンクを集めてドメインパワーを高める

以前までは「あった方がいい」くらいの認識であった被リンクでしたが、最近ではかなり重要性が増しています。

コンテンツの質が求められることは当たり前でしたがこれからはリンクを獲得する営業力も大切になってきます。

被リンクはサイト自体の評価を高めるためにも必要不可欠です。

サイト内のコンテンツには直結しないので面倒な作業になりますが積極的に営業を行ってサイトの評価を高めていきましょう。