この記事を書いた人:

無料でもできる?ABテストツールを徹底比較

公開日:2017/05/02
更新日:
マーケティング

ABテストツールとは?

ABテストツールは、サイトに訪れたユーザーを均等に配分し、表示するものを切り分けるツールです。例えば、ツールを使うとAグループには「ぶどう」の画像を表示し、Bグループには「みかん」の画像を表示し、どちらがよくクリックされるか判断することができます。
別名では「スプリットテスト、スプリットランテスト」とも呼ばれていますが国内ではほとんどABテストツールと言う呼び名で浸透しています。 2種類だけでなく、様々なパターンを組み合わせて行うテストを「多変量のテスト」と呼んだりもします。

使い方としては、画像だけではなくタイトルタグを変更したり、文章を変更したり、サイトのデザイン自体をガラリと変えたり、サイト内であればどの部分でもABテストすることが可能です。

ABテストツールのメリット・デメリット

ABテストは、すベてに置いて万能なツールとは言えません。海外では、数値データではなく、ユーザーの定性的なデータ(ユーザーデータ)を元にしたマーケティングの方が売り上げが上がったと言う結果も出ています。ツールを利用する前に、ABテストのメリットデメリットは最低でも理解しておいてください。

メリット

  1. ・クリック率などの数値が見やすい
  2. ・CV数の増加・現象が一目瞭然
  3. ・ツールが自動でユーザーに均一に2つのデータを振り分けてくれるので便利

です。実際の変更によって、どれくらい数値に変化があったかをすぐに判断することができます。

デメリット

  1. ・ユーザー行動は見えない
  2. ・ユーザーの考えていることは見えない

というところです。

つまり、「数値を分析することは優れているが、ユーザー分析は不得意」ということです。またABテストを行うためには一定数のユーザーがアクセスしれくれなければいけないので、小規模サイトの場合はデータがたまるのに1ヶ月−2ヶ月ほどかかる場合もあります。

ツールは簡単にいろんなデータを検証できるので、「CVは一定数あるがさらに伸ばしたい」「クライアントのバナーのクリック率が悪いのでクリエイティブを変更してみたい」という方は今から紹介するツールを使ってPDCAサイクルを回し、データを分析してみてください。

おすすめのABテストツール

Kaizen Platform

国内産のツール、KAIZENPlatformは、「自社にデザイナーがいなくても改善できる」というのが強みです。国内製のツールなので、管理画面などももちろん日本語対応。英語のツールだと、どこに何があるかわからなくなるのでタイムロスですよね。ただこのKaizen Platformなら心配ありません。

「自分で色々作れない」と言う方には、グロースハッカーの利用をおすすめします。日本中の900名を超えるグロースハッカーがあなたの代わりにサイトを育ててくれるんです。素晴らしいですよね。

最後にサポートですが、日本で管理されているため、テクニカルサポートだけでなく、専任の担当者から電話でも手厚いサポートも受けられます。

●おすすめポイント

  1. クラウドでデザインの外部発注可能
  2. タグ1行のみのため導入が楽
  3. javascriptタグのため、サイトスピードを下げることがない
  4. 専任のサポートがつく
  5. 管理画面が使いやすい(日本語)

Optimizely

言わずと知れたA/Bテストツールの王道。実績と知名度は圧倒的です。世界シェアNo1のABテストツールのため、世界中で使われています。

サイトだけではなくネイティブアプリにも対応している点が、他にはない魅力です。サイト・アプリ両方を持っている人にとっては、ワンストップで運用を行えるので、Optimizelyはなくてはならない存在と言えそうです。

●おすすめポイント

  1. ドメイン制限なし
  2. アプリ・多変量テスト可能
  3. セグメントで区分可能
  4. レポート画面のカスタマイズまでできる

Visual Website Optimizer(VWO)

Optimizelyとよく比較されるツールです。全プランで多変量テストを利用することができ、他のツールであるドメイン制限がありません。大規模なサイトでは大活躍間違いなしです。

●おすすめポイント

  1. 全プランでドメイン制限がない(地味にすごいです)
  2. 全プラン多変量テスト可能
  3. ユーザビリティテスト可能
  4. レポート画面のカスタマイズまでできる

Googleオプティマイズ

最近無料版が展開されたGoogleオプティマイズも、ABテストを行うことができます。アカウント数が1つに制限されてしまいますが、無料の域をはるかに超えたツールとなっています。さすがGoogleと言いたくなるレベルのツールです。

現在招待制のベータ版のため、利用希望の方はGoogleアカウントを取得の上、申し込みを行なってみてくださいね。

●おすすめポイント

  1. 無料
  2. A/Bテスト、多変量テスト、テストリダイレクトまで可能
  3. 直感的な操作。Aパターン、Bパターンを非デザイナーでも手軽に作れます

ツール比較表

さてここまで、有料ツールをみてきましたが「じゃあ何がいいの?」という方も多いはず。現状どのツールも使用感はあまり差異がなく、どれだけの使用できるかというのが金額で変わっているだけという状態です。

そのため購入を検討している方は、以下の表から自分の予算・やりたいことを総合的に判断して使いたいツールを見つけてみてください。

項目 Kaizen Platform Optimizely VWO
最安プラン 月10万円ー 公開データなし 月額約5,000円-
多変量テスト ×
ドメイン制限 あり あり なし
導入数 国内多数(実データなし) 世界6000社以上 世界3500社以上
最低契約期間 2年 1年 半年
クリエイティブのクラウドソーシング × ×

まずテストとしてやってみたいという方は、契約期間も短く月額費用も安いVWOからはじめて、成果が伸び悩んできたら、クリエイティブも外注できるKaizen Platformを利用し、PDCAのサイクルをどんどん早くしていくことをおすすめします。

まとめ

無料のGoogleオプティマイズなども出て、ABテストの敷居がどんどん下がってきておりますが、Googleオプティマイズはまだまだ参考データが少なくサポートもないため初心者にはハードルが高いものです。
まずは、サポートのしっかりした有料ツールで機能を最大限に使いこなし、1日でも早く成果を出してください。

ABテストで注意しなければならないことは獲得するデータが今後のマーケティングの全てではないということです。「クリック率が高いのは何故なのか?ダサいからクリックが増えているだけで購入へ繋がっていないのではないか?」など少し踏み込んだ分析も定期的に行うようにしてください。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

creiveの最新情報をお届けします

この記事を書いた人

YURI
Webマーケティングが好きです。Twitterはこちら、Blogはこちら。寄稿依頼もお待ちしております。

関連する記事

Recommended by