近年はテレビ放送のみならず、インターネットサービスでも安価でたくさんの映画を鑑賞できる時代になりました。映画館の大きなスクリーンと音響に囲まれるのも魅力的ですが、見逃した作品やお気に入りの作品は何度でも見たいですよね。
今回は、世界中に数多ある映画作品のなかから邦画のおすすめ映画をご紹介していきます。テーマは「どんでん返し」です。定番のミステリーからコメディ要素たっぷりの作品、さらにホラーまでさまざまな観点からどんでん返し映画を10作品選出してみました。比較的古い作品もあるので、見たことがある方もぜひもう一度どんでん返しに驚かされましょう。真剣に映画と向き合う観客を見事に裏切る、刺激的な作品たちをご紹介していきます。
どんでん返しがすごい邦画10選
それではさっそく、どんでん返しがすごい邦画を10選ご紹介していきます。オールジャンルで選出しているので、好みのジャンルから興味のあるものを見つけてみてくださいね。
白ゆき姫殺人事件
美女殺害事件の犯人がSNSから明るみになる
ある日、国定公園の茂みで三木典子という女性が殺害されました。派遣ディレクターとして勤める主人公の赤星は、自らが事件を知る前に友人・狩野から「犯人を知っている」と情報を得ます。被害者と同じ化粧品メーカーに勤めているというのです。狩野が教える犯人の名は、同じく同会社で勤める城野美姫。報道のネタになると確信した赤星は聞き込み調査をはじめ、SNSでも情報を公開します。赤星が暴露する極秘情報は次第にSNS上で拡散され、自ら撮影した取材映像をニュースで放映。世間が殺人事件の核心に迫りつつあるなか、容疑者の親友を訪ねると「彼女は犯人じゃない」と言いはじめ…。
本作では、現代社会の問題が重要なキーポイントになっています。若者を中心に発展し続けるSNSを”きっかけ”にすることで、より現実感の強いストーリーを体感することができるのです。たった1人の浅はかな行動が、日本中を動かす大きな真実を作り上げていきます。まさに「小さな嘘が本当になる」という事実を認めざるを得ない映画だと言えるでしょう。どんでん返しが起こってからも、本当のストーリーを映像化してくれているのでとても分かりやすい構成になっています。ミステリーが苦手な方でも、生活に潜む情報社会の恐ろしさを体感しながら楽しめるでしょう。
アヒルと鴨のコインロッカー
隣人が「広辞苑盗難」を決行した本当の理由とは
大学に入学すると同時に仙台で一人暮らしをはじめた主人公・椎名。引っ越し初日に、椎名に声をかける隣人の河崎という男と出会います。椎名が口ずさんでいたボブ・ディランの名曲「風に吹かれて」がきっかけでした。引っ込み思案な椎名とは対称的な河崎は、椎名の”隣の隣の部屋”に住むブータン人の話を聞かせます。その男は恋人と別れたショックで引きこもりになっている、と。さらに「日本語を知るために広辞苑が欲しい」と言ったことを理由に、「本屋を襲って広辞苑を盗まないか」と椎名に提案するのです。当然断りたい椎名でしたが、なぜか一緒に計画を実行することになり…。
河崎が椎名を窃盗に誘ったときの「ブータン人が欲しいと言っていた広辞苑を盗む」という動機に対しては、誰もが椎名と同じ疑問を抱くでしょう。なぜお金を払わずにわざわざ襲わなければならないのか、なぜ広辞苑なのか、なぜ共犯者に椎名を選んだのか…。そのすべてに伏線が張られていて、後半に差し掛かると突然一気に紐解かれていきます。そして最後の最後に、映画の題名である「アヒルと鴨のコインロッカー」の意味が分かるのです。監督は「白ゆき姫殺人事件」を手掛けた中村義洋監督で、ところどころに独特な笑いが仕掛けられています。コメディ要素を含みつつ、恋や友情、そして”決意して実行すること”の大切さを考えさせられるおすすめ作品です。
思い出のマーニー
孤独な少女が知るマーニーの真実
主人公のアンナは、小さいころに母を亡くし養女として育てられました。アンナは内気な性格で学校でも馴染むことができません。そして、幼い自分を残して亡くなった母のことも恨んでいるのです。そんな日々でも、養母は自分のことを愛してくれていると感じていました。しかしある日、養母が養育費の受給をアンナに隠していることを知ってしまいます。その日からは養母のことすら信頼できなくなり、体調を崩したアンナは海沿いの大きな家で療養することになります。孤独な生活のなかで、誰も住んでいないはずの屋敷でマーニーと名乗る少女と出会い…。
スタジオジブリ作品のなかでも比較的大人向けな映画です。孤独な少女2人の友情物語…という印象が強いですが、実はラストに大きなどんでん返しが待っています。2人が仲良くなるにつれて、明るみになってくるマーニーの謎。ハラハラドキドキさせられる展開も必見です。さらにアンナの「大人になれそうでなれない」と言わんばかりの微妙な心情を見事に表現し、マーニーと出会うことで変わっていく心の成長も描かれているのです。マーニーの過去と未来が明かされたとき、きっと驚くとともに2人が出会った本当の意味を考えてしまうでしょう。ストーリーの構成は分かりやすいので、難しいミステリーが苦手な方にはとくにおすすめの映画です。
g@me.
狂言誘拐の裏に潜む本当の目的とは
主人公の佐久間は広告会社で勤める自称エリートでしたが、ある日副社長である葛城に社員の前で恥をかかされてしまいます。突然広告担当を降ろされたのです。反抗できない葛城に嫌悪を感じながら帰宅すると、偶然自宅から逃げ出した葛城の娘・樹里と鉢合わせます。行き先も決めずに家出した樹里を家に招き入れると、なんと「私を誘拐して」と提案するのです。その内容は、葛城に3億円の身代金を要求するというものでした。一度は断ったものの、自分を侮辱した葛城に復讐したい佐久間は狂言誘拐を引き受けます。
一見すると「恨み合う者同士の駆け引き」のようにも感じますが、前半は比較的淡々とした描写が続きます。ところが、ようやく一件落着かと思われたところでどんでん返しが起こり、さらにその後も裏をかくような展開が続くのです。全体では、佐久間と樹里の目線で描かれた構成も見どころ。誘拐事件に仕立て上げたあとの警察の動きは一切見せないという大胆さです。ミステリー小説が好きな方におすすめの映画だといえるでしょう。随所で挟まれるコメディ要素、かつ豪華なキャスト陣にも要注目です。
サイレン FORBIDDEN SIREN
奇妙な島のルール、少女が見た恐怖とは一体…?
遠い昔、アメリカでは全島民が失踪し、大西洋では無人漂流する船が発見されるという奇妙な事件が発生しました。そして1976年の日本では、小さな夜美島を襲った嵐によって島民は消え、唯一保護された男は「サイレンが鳴ったら外に出るな」と発狂するのです。それから29年後、主人公の由貴は、父と病弱な弟・英夫ともに夜美島へ引っ越します。弟の療養のために変えた生活でしたが、由貴は早くも島の異様な雰囲気に気付きはじめるのです。正体の見えない恐怖から弟の身を必死に守ろうとする由貴でしたが…。
この作品はホラー映画に分類されますが、幽霊や怪物の怖さではなく「見えない何か」がじりじりと迫ってくるような、鳥肌がぞわっと立つような恐怖感が強い作品です。小さな島で繰り広げられるホラーストーリーは、まさに映画の基となったゲームの世界を彷彿とさせています。サイレンの謎や由貴が抱える恐怖の正体を知ったときには、「そうきたか」と唸らざるを得ないでしょう。異様な雰囲気を強めるサイレンの音、逃げ場のない小さな島…そんな恐怖の数々が、”意外な事実”を想定する余地を与えないのです。Jホラーやスリラーが好きな方にとくにおすすめの作品になっています。
フィッシュストーリー
人類滅亡から人々を救うまでのストーリー
2012年、地球は彗星の衝突により滅亡を5時間後に控えていました。100メートルを超える津波が予想されるなか、一縷の望みにかけて富士山などの高山に避難する人々。ひと気のまったくない街なかで、レコード店がひとつだけ開いているのです。店主は「5人の正義の味方が地球を救う」と語りだします。時代は変わり、世界的アーティスト・セックスピストルズがデビューを果たす1年前。ロックバンド逆鱗(げきりん)を結成して奮闘する4人の男がいました。自分たちの音楽と流行が一致せず解散を目前にした4人は、最後の1曲・フィッシュストーリーを「いつか必ず誰かに届く」と信じて演奏していたのです。
冒頭15分くらいは、作中で何が起こっているのかまったく理解ができないでしょう。ストーリーに追いつけたと思ったら時代が変わり、また別の時代へ移ってはひとつのストーリーが展開していきます。「彗星が衝突」というとSFのような印象を持ちますが、それはひとつのタネに過ぎません。次々に移り変わる時代でそれぞれの主人公たちが結末を迎えるとき、最後の最後でようやく「そういうことか!」と気づかされるのです。原作は「アヒルと鴨のコインロッカー」と同じ伊坂幸太郎による小説なので、このようなテイストが好きな方におすすめの映画です。
君の名は。
夢の中で入れ替わる2人、互いが存在する意味
主人公の瀧は、東京の高校に通う男子高生。何の変哲もない平凡な日常を送っていたのですが、ある日不思議な夢を見ます。それは田舎町に住む同学年の女の子・三葉の体になって1日を過ごすというもの。いっぽう、三葉も同じく夢の中で瀧になって入れ替わっていたのです。環境や性別が真逆の2人の入れ替わる時間は奇妙かつ大変なものでしたが、そんな夢を繰り返すうちに「これは夢じゃない」と気付きはじめます。そして入れ替わりは突然起こらなくなり、瀧は記憶を頼りに三葉に会いに行こうとするのですが…。
世界的に人気が爆発したアニメーション映画。人々や風景の美しすぎる描写に気を取られてしまいがちですが、中盤から後半にかけてとんでもないどんでん返しが待っています。恋愛映画の典型的な展開はほとんどなく、巨大な謎に包まれた2人の世界だけが広がっているのです。性別や環境ではなく、それ以上の何かを超越して交差する2人の日常。それが、小さくも大きな歴史を変える結末に繋がるのです。どんでん返しのほかにも、もちろん描写や挿入歌が世界観を際立たせてくれています。普段アニメや恋愛映画を見ない方にもぜひおすすめしたい作品です。
悪夢のエレベーター
エレベーターに閉じ込められた4人の本性を暴く
妻の出産の立ち合いを控えていた男・小川は、エレベーターの中で気を失っていた様子。ほかにチンピラ風の男・富永、ジョギングへ向かう途中の中年男・牧原、真っ黒な衣装に身を包んだ少女・カオルが乗り合わせていました。目を覚まして混乱する小川に、富永は「エレベーターが故障して閉じ込められた」と説明します。妻の容態を考えて焦る小川を尻目に、牧原は「超能力を持っている」と話し始めるのです。そして富永が刑務所から出所したばかりの前科者であること、カオルは放火犯であることを暴いていくのですが…。
どんでん返しが起こってからケラケラと笑える不思議な映画。エレベーターに偶然乗り合わせた登場人物のキャラクターが、一人ひとり個性的すぎるのも見どころです。大きなどんでん返しは比較的早めに登場しますが、本当のどんでん返しはラストのラスト。さらにどんでん返しを見せる前にも小さな驚きがたくさん散りばめられていて、トリックの綿密さには本当に感心させられます。コメディチックだからと侮っていてはいけません。人間の本性を覗くような、楽しくて恐ろしいストーリーなのです。ただ、残虐描写が少しだけあるので苦手な方は注意しましょう。
鍵泥棒のメソッド
記憶喪失の男を利用した結果、貧乏男に強いられた”便利屋”
主人公の男・桜井は役者の夢を志半ばで諦め、家賃を滞納した挙句残った千円と少しのお金で近くの銭湯まで歩きます。一方、凄腕の”便利屋”として裏社会で仕事を請け負うコンドウは、依頼通り計画を実行するも返り血を浴びたことが気になり銭湯へ立ち寄ります。隣同士のロッカーを使用した2人。先に入った桜井は、洗い場で石けんを手から落としてしまい、滑り続ける石けんをコンドウが踏んで転倒、そのまま意識を失ってしまうのです。ロッカーでコンドウの高級スーツや財布を目撃していた桜井は、互いのロッカーキーを入れ替えてコンドウに成りすますのですが…。
シリアスになるはずの描写でなぜかクスッと笑ってしまう、コメディ要素満載な映画です。記憶を失うきっかけがすでに面白いのですが、それを利用した主人公はどんどん不利な状況へと追いやられてしまいます。さらに意外なところに潜むどんでん返しも、意表を突かれる見どころポイントです。「お金は大切だ」と思わされると同時に、「結局はお金が解決の糸口になる」という世の概念について深く考えさせられるでしょう。見事に二面性を駆使する堺雅人・香川照之の演技も必見です。
君の膵臓を食べたい
図書館から始まる、死を待つ少女と少年の恋愛
高校の国語教師を勤める主人公・志賀は、生徒とともに図書館の整理をしていました。司書の資格を持つ志賀はこの高校の卒業生で、さらに図書を整理したのは彼自身だったのです。そこから志賀は高校時代の思い出を振り返ります。天真爛漫な同級生の女の子・桜良と出会ったのは12年前、17歳のときです。病院で偶然見つけた「共病文庫」の持ち主でした。すい臓がんで寿命が1年未満だと語る彼女。しかし悲しそうな感情は少しも感じられません。自らの運命に恨みを持たない少女と寡黙な少年は、次第に心の距離を縮めていき…。
この作品のどんでん返しには賛否両論を生みました。今までご紹介した映画とは違う意味で驚かされるでしょう。恋愛や末期の病をテーマとしていることもあり、しばらくモヤモヤとした気持ちを引きずってしまうかもしれません。残り少ない人生を受け入れた少女と、それに同情せず”普通に”向き合う少年。人が死ぬというのはどういうことか、「運命」とは何か…。現代に生きる10代の少年少女たちに語りかけるようなストーリーともいえるでしょう。あらゆる結末を想定していても驚かされる展開を、ぜひ堪能してみてください。
コンフィデンスマンJP -ロマンス編-
嘘はいつだって真実よりも魅力的
物語の主人公・ダー子(長澤まさみ)は年齢不詳、正体不明、とにかく規格外で無軌道なコンフィデンスウーマン。お金とファッションとおいしい食べ物に目がない、やや天然な女性。都内の高級ホテルのスイートルームに居を構え、業界を牛耳る悪徳大富豪たちをターゲットに日夜、詐欺の計画を練っています。彼女の目的は、彼らのばく大な財産を根こそぎだまし取ること。行動を共にするのは真面目で小心者の若きコンフィデンスマン・ボクちゃん(東出昌大)と、百戦錬磨のベテランコンフィデンスマン・リチャード(小日向文世)。
このチームが、悪徳企業のドンやマフィアのボスなど欲望にまみれた金の亡者たちから、あらゆる手段を使って金を巻き上げようとチームとして動きます。武器は、ダー子の天才的知能と抜群の集中力。彼女は、あらゆる職業の専門知識を短期間でマスターし、さまざまな職業人になりすまします。彼らは、抜群のチームワークで常識外れの作戦を仕掛け、一度狙ったターゲットは絶対に逃しません。だまし、だまされ、時には味方さえ欺くことも。彼らが、どんな奇想天外なトリックでターゲットから巧妙に金を奪うのか。映画を最後の最後まで見ないと結末がわからない最後はどうなるのか。謎解きも楽しむことができます。
ドラマからの映画化なので、映画を見てからドラマも楽しむことができます。
イニシエーションラブ
最後の5分全てが覆る。あなたは必ず2回観る。
バブル真っただ中の、1980年代後半の静岡。友人から合コンに誘われ、乗り気ではなかったが参加することにした大学生の鈴木(松田翔太)は、そこで歯科助手として働くマユ(前田敦子)と出会う。華やかな彼女にふさわしい男になろうと、髪型や服装に気を使って鈴木は自分を磨く。二人で過ごす毎日を送ってきた鈴木だったが、就職して東京本社への転勤が決まってしまう。週末に東京と静岡を往復する遠距離恋愛を続けるが、同じ職場の美弥子(木村文乃)と出会い、心がぐらつくようになる。
ラストの5分でラブストーリーからミステリーになる。まさかのどんでん返しに驚きます。結末を知ってからもう一度観るとまた視点が変わってくる映画です。
ピンクとグレー
人気グループNEWSの加藤シゲアキの小説を実写映画化
知名度のほとんどない俳優・河田大貴(菅田将暉)は、少年時代から友情を深めてきた人気俳優、白木蓮吾(中島裕翔)が急死したことで一躍世間の注目の的に。白木はなぜこの世を去ったのか。自ら命を絶ったのか他殺なのか。混沌とした状況の中、河田は……。
数々の話題作を手掛けた、行定勲が監督、脚本を担当。原作を大幅に翻案しているので原作を読んだ方も楽しむことができます。菅田将暉の狂気に満ちた演技にも注目です。
億男
お金とは?を考えさせられるストーリー
失踪した兄が残した借金の返済に追われ、妻子に見捨てられた図書館司書の一男(佐藤健)は、ある日突然宝くじで3億円が当たる。狂喜するも高額当選者たちが悲惨な人生を送っているという記事を読み不安になった彼は、億万長者になった大学時代の親友の九十九(高橋一生)に相談する。久々の再会に浮かれ酔いつぶれた一男が目覚めると、3億円と共に九十九の姿も消えていた。
「るろうに剣心」シリーズで大友監督とタッグを組んだ佐藤健の映画です。
お金の価値観も考えさせられ、見終わった後に感じ方がそれぞれ違う映画です。
22年目の告白 -私が殺人犯です-
日本中が欺かれる
阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件が発生した1995年、三つのルールに基づく5件の連続殺人事件が起こる。担当刑事の牧村航(伊藤英明)はもう少しで犯人を捕まえられそうだったものの、尊敬する上司を亡き者にされた上に犯人を取り逃してしまう。その後事件は解決することなく時効を迎えるが、ある日、曾根崎雅人(藤原竜也)と名乗る男が事件の内容をつづった手記「私が殺人犯です」を発表し……。
作品の内容もですが、藤原竜也の演技力も見所です。彼の演技込みで最後に「やられた」と思ってしまいます。
まとめ:お家時間はどんでん返しに驚こう!
どんでん返しがすごい邦画を10選ご紹介しましたが、気になる作品は見つかりましたか?洋画に比べると当然作品数は少ないですが、日本独特の展開で描くどんでん返しも魅力的です。ミステリーをはじめ、コメディ、ホラーなどあらゆるジャンルのどんでん返し作品を発掘していきましょう。
画像引用:
・アイキャッチ画像:映画『君の膵臓をたべたい』オフィシャルサイト より
・各作品画像:Amazon.co.jp
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