Webデザイナーは在宅でも副業にできる仕事です。
PhotoshopやIllustratorの知識が必要なので、全くの初心者には向いていませんが、プログラミングスクールのWebデザインコースを修了したばかりの人でも稼げる仕事もあります。
Webデザイナーの副業でメジャーな仕事と報酬の目安、副業Webデザイナーとして安定するために登録しておいた方がいいサイトについてまとめました。
Webデザイナーとして副業収入を得たいと考えている人は参考にしてくださいね。
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Webデザイナーの副業9選
Webデザインの副業でメジャーなものを9つ紹介します。
使用するスキルが少なく、Webデザイン初心者でも参入しやすいものから紹介するので、「Webデザインを副業にしたいけれど、どんな仕事があるかピンとこない」という人は参考にしてください。
アイコン・ロゴ・ボタン作成
- 使用スキル:Photoshop・Illustrator など
- 仕事を探す場所:クラウドソーシングサイト・スキル販売サイト など
- 報酬単価:500円〜
プログラミングスクールでWebデザインコースを受講しても、「まずは腕試しとして」「Webデザインの仕事が決まらないときのお小遣い稼ぎとして」おすすめされるのが、アイコン・ロゴ・ボタン作成です。画像にあるような公式サイトへジャンプするボタンや、サイトのロゴ、アイコンを作成します。
PhotoshopやIllustratorといった画像作成・編集ソフトさえ使えればできます。仕事もクラウドソーシングサイトやスキル販売サイトで見つけやすく、作成にかかる時間も長くて数日と、短期間で収入を得ることができます。
バナー制作
- 使用スキル:Photoshop・Illustrator など
- 仕事を探す場所:クラウドソーシングサイト・スキル販売サイト など
- 報酬単価:1,000円〜
Webサイトを訪問したときに表示されるバナー広告の画像を作成する仕事です。
化粧品や脱毛器などの商品系のバナーや、情報商材販売用のバナーなど、様々なものがあります。サイズや使用画像は、依頼者から提供されることもありますが、作成側が用意しなければいけない場合も多いです。
画像の加工や配置に必要なテクニックは、ボタンやアイコン作成よりも高度な場合がほとんどです。
Webサイトデザイン
- 使用スキル:Photoshop・Illustrator など
- 仕事を探す場所:クラウドソーシングサイト・スキル販売サイト など
- 報酬単価:10,000円〜
Webサイトのデザインをする仕事です。PhotoshopやIllustratorを使ってWebサイトの完成図を作ります。
Webサイトはパソコンだけでなく、タブレットやスマートフォンでも閲覧されます。そのため、パソコン用の見た目だけでなく、タブレット・スマホの見た目も作成する場合がほとんどです。
デザインを作成するだけで、HTML/CSS入力はしませんが、パソコン・スマホ、タブレットそれぞれの特性に合わせた見せ方を知っていないとできない副業です。
CMSアップロード
- 使用スキル:ブログ作成経験、Photoshop・Illustrator など
- 仕事を探す場所:クラウドソーシングサイト・スキル販売サイト など
- 報酬単価:1記事500円〜
Webサイト用に作成された記事を、サイトにアップロードする仕事です。
WordやGooogleドキュメント、テキストファイルで納品された記事と画像をWordPressやブログサービスに反映させます。WordPressやブログを作ったことがある人なら誰でもできそうですが、画像編集やHTMLタグの挿入など、文章に対する装飾も任されることも多いです。
Webサイトコーディング
- 使用スキル:HTML5、CSS3、JavaScript、WordPress、Photoshop・Illustrator など
- 仕事を探す場所:フリーランスサイト、クラウドソーシングサイト・スキル販売サイト など
- 報酬単価:10,000円〜
Webデザイナーが作成したWebデザインを元に、HTML/CSSを使ってWebサイト完成図をWeb上に再現する仕事です。
コーディングは、外見をWebデザイナーの指示通りに、ミリ単位のズレもしないで作成するのはもちろん、ボタンやリンククリック時の動作も完成させる必要があります。
HTML/ CSSだけでは対応できない場合は、JavaScriptなど他の言語を使える必要があります。コーディングだけでなく、WordPressのテーマとして利用する場合は、WordPressやPHPの知識が必要です。
ランディングページ制作(LP制作)
- 使用スキル:WordPress、HTML5、CSS3、JavaScript、PHP、Photoshop・Illustrator など
- 仕事を探す場所:フリーランスサイト、クラウドソーシングサイト・スキル販売サイト など
- 報酬単価:50,000円〜
LP(ランディングページ)は、販売したい商品をスムーズに購入してもらうために作る販売専用ページです。通常のWebサイトとは異なり、ターゲット層に響くように作成する必要があります。
作成するページ数は1〜2ページ程度の場合が多いですが、サイトのラフ案からコーディング(パソコン・スマホ)、ページ内で使用する文言や画像まで作成することもあり、一筋縄ではいきません。
ホームページカスタマイズ作業
- 使用スキル:WordPress、HTML5、CSS3、JavaScript、PHP、Photoshop・Illustrator など
- 仕事を探す場所:クラウドソーシングサイト・スキル販売サイト など
- 報酬単価:10,000円〜
既存のホームページをカスタマイズする仕事です。
サーバーやドメインは取得済みのWordPressで、テーマの一部やプラグインなどを改修する場合や、BASEやカラーミーショップといった販売サイトのカスタマイズなどがあります。
Webサイトデザイン+コーディング
- 使用スキル:WordPress、HTML5、CSS3、JavaScript、PHP、Photoshop・Illustrator など
- 仕事を探す場所:フリーランスサイト、クラウドソーシングサイト・スキル販売サイト など
- 報酬単価:100,000円〜
Webサイトのデザインからコーディングまでする仕事です。Webサイトの企画からラフ案作成、完成予想図、コーディング(WordPress納品)までの全てを行う必要があります。
依頼者は「こんな雰囲気のサイトを作りたい」という漠然とした思いしか持っていない場合が多く、依頼者との打ち合わせや定期報告が重要な役割を果たします。依頼者にいわれるままに仕事をしていると多数の修正依頼がくることが多く、こういった仕事に慣れた上級者向けの仕事です。
ホームページリニューアル(改修)作業
- 使用スキル:WordPress、HTML5、CSS3、JavaScript、PHP、Photoshop・Illustrator など
- 仕事を探す場所:フリーランスサイト、クラウドソーシングサイト・スキル販売サイト など
- 報酬単価:100,000円〜
既存のホームページのリニューアル作業です。
パソコンにしか対応していないホームページをスマホに対応させたり、カート機能など新しい機能を追加します。すでにあるものが不具合を起こさないように、新しいものを追加する必要があり、ホームページの構造や使用されているプログラミング言語がわかっていないとできない仕事です。
Webデザイナーの副業はどうやって仕事を取ってくればいい?
副業でWebデザイナーをする場合、仕事の取り方は、大きく3つあります。
- フリーランスサイト
- クラウドソーシングサイト
- SNS経由
フリーランスサイトは高単価・トラブル少い!求められる技術も高い
副業Webデザイナーに一番オススメの仕事の取り方は、フリーランスサイトの利用です。フリーランスサイトは、フリーランスの人が仕事に困らないように仕事情報を提供してくれるサイトです。ほとんどのサイトが、登録すると専任のコンサルタントがつき、求職者のスキルに応じて仕事を紹介してくれます。
常勤募集しかないフリーランスサイトもありますが、フルリモート・週2日出勤といった柔軟な仕事も多いです。報酬単価もクラウドソーシングサイトよりも高く、コンサルタントが紹介してくれる仕事なので金銭や勤怠トラブルが発生する確率が低いです。
求められる技術も高いですが、副業でWebデザイナーをするなら登録しておくべきでしょう。
クラウドソーシングサイトは初心者から上級者までOK!トラブルになる場合も
クラウドソーシングサイトは、「プログラミングスクールを卒業したて」「独学で勉強しています」という人でもできる仕事から、「上場企業の仕事なので、実績のある人にお任せします」といった非公開案件までそろっています。
バナー作成やアイコン作成といった、難易度が低めの仕事はクラウドソーシングサイトで探すといいでしょう。ただし、クラウドソーシングサイトは、悪質な依頼者が多いのでリスクも高めです。ブラッククライアントにひっかからないように、気をつける必要があります。
高単価で高技術が求められる仕事は、クラウドソーシングサイトから、求職者に直接案内があります。案内を受けるにはそのクラウドソーシングサイト内でよい評価・実績を積んでいなければいけません。
SNS経由は玉石混交!トラブルも多いのでおすすめできない
Twitterやブログ、InstagramなどでWebデザイン系の情報を発信していると、SNS経由で仕事をもらうことがあります。
中には高単価で依頼者も信頼できる仕事もありますが、副業したての頃の仕事探しにはおすすめできません。「仕事を納品するまでのやりとりはスムーズだったのに、いざ支払いになると連絡が途絶えた」といったトラブルが絶えないからです。
Webデザインの仕事に慣れ、トラブルが起きる勘所を押さえてからチャレンジするのがいいでしょう。
Webデザイナーが副業をするときにおすすめのサイト
副業でWebデザイナーをするときに、登録しておきたいサイトを紹介します。
おすすめは、フリーランスサイトとクラウドソーシングサイトの併用です。特にフリーランスサイトは、高単価でトラブルが少なく、副業からフリーランスになる場合に参考になる情報が多いので、必ず登録しておきましょう。
クラウドソーシングサイトは、ちょっとした隙間時間で稼げる即日納品可能な仕事もあるので、実績作りにちょうどいいです。フリーランスサイトで仕事を探す合間に、クラウドソーシングサイトの仕事に取り組みましょう。
レバテックフリーランス
公式サイト:レバテックフリーランス
レバテックフリーランスは、フリーランス専門のエージェントとして、業界トップクラスの案件数を持っているフリーランスサイトです。カウンセリングが丁寧で、紹介された仕事に取り組んでいる間もサポートしてくれるので、いざというときに頼りになります。
レバテックフリーランスのWebデザイナーの仕事
レバテックフリーランスで公開されているWebデザイナーの仕事にはこんなものがありました。
- 新規サイト・メールマガジンのデザイン
月収:〜450,000円|業務委託 - バナー制作・コーディング・CMS登録
月収:〜550,000円|業務委託 - LP・Webサイト制作
月収:〜650,000円|業務委託
業務委託で常勤タイプか派遣タイプの仕事が多いです。
Webデザイナーに必要とされるスキル
レバテックフリーランスのWebデザイナーの仕事で必須とされていたスキルにはこんなものがありました。
- Webデザイナーとしての実務経験2年以上
- Photoshop・Illustrator
- HTML/CSS
- Sketch
- UIデザイナーとしての実務経験
実務経験必須ということもあり、求められるレベルも高かったです。レバテックフリーランスは、非公開案件も豊富に持っていますが、副業を始めたての人は「紹介できる仕事はありません」と断れれてしまう可能性もあります。
レバテックフリーランスは、業界トップクラスのフリーランスエージェントです。フリーランスや副業希望者がどんな市場で人気なのかやフリーランスとして成功するためのノウハウ、現在求められている技術にも詳しいので、登録して情報を得るだけでもメリットがあります。
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関連記事:レバテックフリーランスの口コミ・評判を徹底調査【案件の質・稼げるのかを比較】
ITプロパートナーズ
公式サイト:ITプロパートナーズ
ITプロパートナーズは、週2・3の仕事を豊富に扱っているフリーランスサイトです。専属エージェントが、求職者のヒアリングを元に仕事を紹介してくれますし、契約交渉についても代行してくれます。
ITプロパートナーズのWebデザイナーの仕事
ITプロパートナーズで公開されているWebデザイナーの仕事にはこんなものがありました。
- サービスリニューアルに伴うWebデザイン
月収:〜200,000円|週3日〜勤務 - 教育サービスのUI/UXデザイナー
月収:〜800,000円|週5日勤務 - UI/UXデザイナー
月収:〜200,000円|週2日勤務
週に2日・3日勤務可能で、「私服OK」「裁量労働」「自社サービス」の仕事が多かったです。
Webデザイナーに必要とされるスキル
ITプロパートナーズで公開されているWebデザイナーの仕事で必須とされているスキルにはこんなものが多かったです。
- Webデザイナーとしての実務経験2年以上
- Photoshop・Illustrator
- UI/UXデザイン
- HTML/CSS
- JavaScript
- Sketch
週の勤務日数が少ないほど、高いスキルを求められることが多いようでした。Webサイトデザインの仕事の多くがUI/UXデザインスキル必須です。
ITプロパートナーズは、週の勤務日数が短い案件を豊富に持っていますが、短期間勤務の仕事ほど、高レベルのスキルを求められる傾向がありました。しかし、Webデザインで仕事検索カテゴリーがあるほどに仕事数も持っているので、副業を始めたばかりの人でも相談してみるといいでしょう。
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関連記事:ITプロパートナーズの口コミ・評判を分析!週2・3日案件は本当にあるの?メリット・デメリットまとめ
クラウドテック
公式サイト:クラウドテック
クラウドテックは、柔軟な働き方ができる仕事を豊富に盛っているフリーランスサイトです。常勤からリモートに移行するものや最初からフルリモートなもの、週の勤務日数が2日程度のものなどが揃っています。
クラウドテックのWebデザイナーの仕事
クラウドテックで公開されているWebデザイナーの仕事にはこんなものがありました。
- LP制作、パッケージ・チラシのデザイン
月収:450,000〜600,000円|リモート可・週3 - LPコーディング、デザイン
月収:375,000〜525,000円|週5勤務 - 医療機関のWebデザイン
月収:360,000〜448,000円|フルリモート
他のフリーランスサイトと違って、仕事検索画面に「Webデザイナー・クリエイター」の項目があります。Webデザインに関する案件数も多く、Webデザインを副業にしたい人は仕事が探しやすそうです。
Webデザイナーに必要とされるスキル
クラウドテックで公開されている仕事で、必須とされていたスキルはこういったものが多かったです。
- Adobe系製品を使用した実務経験5年以上
- Photoshop・Illustrator
- HTML/CSS
- JavaScript
- UI/UX設計
- スマートフォンデザイン
- Sketch
必要とされるスキルは、単にスキルの名称をあげるだけでなく「〜〜を使って〜〜をしたことがある人」のように具体的に指定されることが多かったです。具体例があるので、自分があてはまるかわかりやすいですよ。
クラウドテックは、リモート系の仕事に強いフリーランスサイトです。「どんな出勤日数が少なくても、出勤するなら副業は厳しい」という人にぴったりです。
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関連記事:クラウドテックの口コミ・評判を徹底調査【副業として使えるの?】
クラウドワークス
公式サイト:クラウドワークス
クラウドワークスは、クラウドテックと同じ運営者が運営するクラウドソーシングサイトです。200種類以上ある仕事の中から「できそうな」仕事を選んで受注できるので、副業初心者の人に向いています。
クラウドワークスのWebデザイナーの仕事
クラウドワークスで公開されているWebデザイナーの仕事にはこんなものがありました。
- チラシ作成
報酬:30,000円程度 - 営業資料作成
報酬:10,000円〜 - コーポレートサイトデザイン
報酬:50,000〜100,000円 - ショッピングサイトのバナー作成・設置
報酬:〜5,000円
チラシ・アイコン、バナー作成といったWebデザイン以外のデザイン系仕事も豊富にありました。PhotoshopやIllustratorの練習もかねて、提案する人も多いようです。コンペ形式で案内されている仕事の場合、他の提案者の提案内容をみることもできるので、勉強になります。
Webデザイナーに必要とされるスキル
クラウドワークスで公開されている仕事で、必須とされていたスキルはこういったものが多かったです。
- Photoshop・Illustrator
- HTML/CSS
- JavaScript
- ブログ運営経験
チラシ作成から、本格的なWebデザイン・コーディングまで扱っているので、必須とされるスキルも様々でした。実務経験の有無が問われることはあまりないようなので、営業次第では初心者でも仕事をもらえそうです。
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ランサーズ
公式サイト:ランサーズ
ランサーズは、日本最大級のクラウドソーシングサイトです。クラウドソーシングサイトの利用は初めてという人のために、専任外注アドバイザーがおり、チャット・電話・メールでサポートしてくれます。
ランサーズのWebデザイナーの仕事
ランサーズで公開されているWebデザイナーの仕事にはこんなものがありました。
- CMS構築・WordPress導入
報酬:4,000円〜5,000円 - お店のロゴ制作
報酬:30,000円 - Webサイトのコーディング
報酬:100,000円〜200,000円
ロゴやチラシ制作よりは、Webサイトのコーディングやデザインの仕事が多い印象を受けました。コーディングに関しては、デザインがすでにあり、デザイン案に沿ってサイトを作るものが多いようです。
Webデザイナーに必要とされるスキル
ランサーズで公開されている仕事で、必須とされていたスキルはこういったものが多かったです。
- Photoshop・Illustrator
- WordPress
- HTML/CSS
- JavaScript
- ドメイン・サーバー
- ブログ運営経験
HTML/CSSのコーディングだけでなく、WordPressへの導入やブログの引越し・改修といった仕事が多い関係で、そちらの方面のスキルを「必須」としている仕事が多かったです。チラシデザインやロゴ作成よりは、Webデザイン系で仕事を探している人に向いています。
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ココナラ
ココナラは、自分の得意やスキルを販売するサイトです。自分の得意を仕事にして販売するので、自分のスキルをどういう切り口で売るのかは、本人次第になります。
ココナラのWebデザイナーの仕事
ココナラでWebデザインを販売している人は、このような仕事を作っていました。
- Webデザイン作成(デザインのみ・コーディングなし)
報酬:10,000円(1ページ) - 印刷物のデザイン作成
報酬:要相談 - WixでのWebサイト制作
報酬:20,000円(5ページ) - バナー作成
報酬:1,500円(1枚)
HTML/CSSコーディングをしないでWebデザインのみ販売する人や、Wixでのサイト作成、はてなブログのカスタマイズなど、様々なスキルが販売されていました。
販売者は、現役のWebデザイナーから「独学中なので、割引価格です」という人までおり、1つの仕事にかかる対応日数も人それぞれでした。自分が副業にかける時間を考えながら利用すれば、便利に使えるでしょう。
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Webデザイナーが副業で稼げるようになるためにすること
副業Webデザイナーで稼げている人が、駆け出しの頃に心がけていることを体験談を参考に紹介します。
- ポートフォリオを作る
- 副業にかける時間と最低単価を決める
- 地道に営業活動をする
- スキルアップの時間を作る
ポートフォリオを作る
副業Webデザイナーとして安定したいなら、ポートフォリオサイトは作っておくべきです。
自分が今まで携わった仕事や、勉強していることなどを発信できるブログがあるといいですね。フリーランスサイトで仕事を紹介してもらうときに、提示できる実績があると心強いですし、クラウドソーシングサイトでも実績が豊富な人が選ばれます。
ブログ経由で仕事が舞い込んでくることもあるので、「まだ実績らしい実績もないし」という時期から作っておくことをおすすめします。
副業にかける時間と最低単価を決める
副業で稼ぐことを覚えてしまうと、ついつい副業に力が入り過ぎてしまって、体を壊してしまいがちです。副業に使う時間はきちんと決めておきましょう。納期に間に合わないなら仕方がありませんが、健康的な生活をしていないと後悔することになる可能性が高いです。
また、仕事を受けるにあたっての最低単価は決めておきましょう。「初心者だし、安くても受けないと実績にならないから」と安い仕事をしなければいけない時期もありますが、定期的に見直しましょう。安い仕事を数多くこなしても収入アップにつながりますが、スキルアップにはつながりません。
単価の目安は、
- 未経験〜1年→時給1000円〜2000円
- 2年〜3年→時給2000円〜5000円
- 3年以上→時給5000円〜
もちろんあなたの経験や実績にもよってなりますが、以上が大体の相場です。
近年、副業を始める方が多いので、単価を低く設定する方もいますが単価を低くするとその分稼ぐことはできません。高くしすぎると案件を受注することも難しくなるので相場感を見ながら設定することが大切です。
地道に営業活動をする
クリエイティブ系の人の中には、「営業活動が苦手」という人が多いのですが、副業をするなら克服しましょう。
クラウドソーシングサイトで仕事をもらうには、人を募集している人に提案(営業)する必要があります。億劫な作業ではありますが、毎日5件、週に10件のように、営業をかけていかないと仕事につながりません。
スキルアップの時間を作る
現職と副業でプライベートの時間もなくなってしまうかもしれませんが、スキルアップのための時間はとりましょう。
Webデザイナーとして高収入を得るには、様々なスキルが必要です。今、あなたが持っているスキルだけでは届かない仕事でも、スキルを磨くことで手の届く仕事になります。
未経験でWebデザイナーを副業にするのは難しい
未経験の人がWebデザイナーを副業にするのは難しいです。
フリーランスサイトやクラウドソーシングサイトでWebデザイナーとして求められるスキルや仕事の内容を調べることができます。しかし、全くの独学でWebデザイナーを副業にするのはハードルが高いでしょう。
中には、未経験でWebデザインを初めて副業で稼いでいる方もいらっしゃいますが、ごく一部。
プログラミングスクールに通えば、Webデザインコースの中で「クラウドソーシングサイトでの仕事の仕方」や「仕事を受注したときのサポート」を受けられる場合があります。
Webデザイナーが使用するツールや、仕事の様子などを知るためにもプログラミングスクールで実践的なレクチャーを受けてから、副業に乗り出すことをおすすめします。
こちらの記事で紹介しているテックキャンプは、Webデザインコースがあり、コース内でPhotoshop、HTML/CSS、スマホサイトデザインなどを学ぶことができます。学び放題コースを利用すれば、WordPressやPHPも学習できますので、一度相談してみてはいかがでしょう。
まとめ:Webデザイナーが副業をするなら案件サイトに登録
副業でできるWebデザイナーの仕事と、副業Webデザイナーとして活躍するなら登録しておくべきサービスを紹介しました。
副業を始めたばかりの頃は、単価の高い仕事につける可能性が低いです。ポートフォリオに掲載できる実績を積むためにクラウドソーシングサイトで仕事をもらい、フリーランスサイトで好条件の仕事を紹介してもらえるようにアピールするのが、安定した副業につながる近道です。
今回おすすめしたフリーランスサイトは以下の3つです。
- レバテックフリーランス:常駐勤務系が豊富
- ITプロパートナーズ:週2・3勤務系が豊富
- クラウドテック:フルリモート系が豊富
クラウドソーシングサイトは、クラウドワークスとランサーズがおすすめです。登録は無料でできるので、使い勝手のいい方に登録するといいでしょう。
副業Webデザイナーの仕事が好調になれば、そのまま独立できる可能性もあります。体験者の中には1年で現職の収入を超え、独立した人もいますので、がんばってください。