日本から一番近い国お隣「韓国」。
日本から年間約200万人の観光客が訪れており、日本人の海外旅行先としては大変人気の国の一つです。
そんな韓国で自由にインターネットを使いたい方のために、今回は現地で使えるおすすめのレンタルWi-fiをご紹介しています。
- 「韓国で使えるおすすめのレンタルWi-fiが知りたい」
- 「韓国のフリーWi-fi環境を知りたい」
- 「韓国でインターネットを活用するにはどのような方法があるのか知りたい」
といった方は、是非ともこの記事を参考にしてもらい現地で快適なインターネットのご利用に役立ててくださいね。
また、サポートとして国際電話はもちろんのこと、グローバルWiFiはLINEやSkypeを使って問い合わせることも可能なため旅先のトラブル時にも安心です。
韓国ってどんな国なの?
何かと日本ともめているイメージがあるお隣韓国ですが、人口は日本の半分以下で「約5107万人」。世界では25番目に多い国と言われています。
また、国土は日本の4分の1程度で、人口密度が東京より多い「ソウル」が首都となっています。
ネット環境は日本と同じ程度かそれ以上に良いと言われており、世界でもトップクラスのネット先進国です。
食や水等も日本人に合っているので、現地のグルメ等もかなり美味しいと評判の国ですね。
都市内の交通アクセルも地下鉄や市電、バス、タクシー等ほとんど日本と同じように発達しているので、大変観光もしやすい国です。
韓国のフリーWi-fi環境はどんな感じ?
誰もが気になる韓国のフリーWi-fi環境は果たしてどうなっているのでしょうか。
以下からエリア別にフリーWi-fi環境がどのようになっているのか詳しくみていきましょう。
ホテルやゲストハウスのフリーWi-fi環境
韓国のネット環境は大変よく、ホテルやゲストハウスにもしっかりとフリーWi-fi環境が整えられています。よっぽどの安宿ではない限り、フリーWi-fiが設置されてない等の場所はないといっても過言ではありません。
ただ、ホテルによっては時間帯でネットの回線速度が遅くなったり、全く入らなくなったりとする場合があります。
そのほかにもフロントやロビーでしかフリーWi-fiが使えない場所等もあるので、事前確認が必要不可欠。
そう考えると、保険としてレンタルWi-fiもしくはSIMカード、プリペードカード等を持参した方が良いかもしれません。
韓国の街中のフリーWi-fi環境
韓国では今「ソウルデジタル基本計画2020」という計画が進んでいます。
この「ソウルデジタル基本計画2020」とは、都市のデジタル化が狙いで2020年までに国内の公共施設全てにフリーWi-fi環境を整備しようとした取り組みです。
今でも大都市には必ずフリーWi-fi環境がありますが、正直使えるかどうかと聞かれると「使えません」。
街中のフリーWi-fiは多くの人たちが利用しているのでかなり回線速度が遅いです。
「韓国には街中にフリーWi-fi環境があるよ!」と言われて、レンタルWi-fiやSIMカード等を持たずに行くと全く使えないことに愕然とする人も多いようです。
韓国の国際空港のフリーWi-fi環境
韓国には「仁川国際空港」と「金浦国際空港」の2つの大きな国際空港があります。
それぞれの空港ではフリーWi-fi環境が整っており、比較的に簡単に接続し利用することが可能です。
ただ、「金浦国際空港」の方は入りが少し悪いため、一階到着ロビーまで移動して利用するのがおすすめですね。
市内へ出る前に国際空港で情報収集したりメールやLINEの確認等をしたりと、何かとネットを使うと思いますのでここでしっかりと活用しておきましょう。
韓国で使うならレンタルWi-fiとSIMカードどちらがおすすめ?
レンタルWi-fiとは、「インターネットに接続するための端末をレンタルすること」を言います。
また、SIMカードとはご自身のスマートフォンに直接SIMを入れて現地で利用する使い捨てのSIMサービスのことを言います。
どちらもメリット・デメリットはありますが、
- 価格を重要視するなら「SIMカード」
- スペックやサービス内容を重要視するなら「レンタルWi-fi」
といったところでしょうか。
「SIMカード」に至っては設定から利用開始まで手間がかかりますので、ある程度SIMについての知識がある人であれば良いですが、全く知識がない人だと苦戦する確率が高いです。
その点「レンタルWi-fi」は初心者にでも簡単に申し込みから利用開始までスピーディーに行えるので大変おすすめですね。
韓国では比較的に「レンタルWi-fi」の利用率が高いので、現地で安心してインターネットを利用したいのであればレンタルWi-fiが無難と言えるでしょう。
韓国にはコンビニで買えるプリペードカード(KTカード)もある!
韓国ではインターネットを利用するにあたり「フリーWi-fi」や「レンタルWi-fi」「SIMカード」のほかにも、KTカードと呼ばれる「プリペードカード」の活用でもインターネットを利用できます。
このKTカードは韓国のコンビニで買えるようになっており、もしレンタルWi-fiやSIMカードを申し込みしておらず現地でインターネットが利用したくなった場合におすすめの方法です。
KTカードは
- 1時間用:約110円
- 1日間用:約330円
- 4日間用:約990円
と3種類に分かれており、それぞれ値段が異なります。
利用方法はいたって簡単でコンビニでKTカードを購入し、専用のWi-fiに接続してカードに書かれているパスワードを入力して利用するだけです。
カード購入後は「KTWi-fi」が指定時間だけ使えるようになります。
レンタルWi-fiは韓国と日本どちらで借りた方がいいの?
レンタルWi-fiを利用しようと考えている方は、韓国と日本の両方の国際空港でも申し込みが可能です。
渡航期間まで日時に余裕がある方は、事前にネット予約が定価よりも安くなるのでおすすめですが、もし申し込みを忘れていた場合は日本の空港もしくは韓国の空港でも手続きが可能となっています。
どちらの空港でも手続きは可能ですが、韓国の空港で行う場合はサービス会社によっては日本語対応していない場合があるので、英語に自信がない方は日本で行なっておいた方が良いでしょう。
また、直前で申し込む場合は手続きに時間がかかってしまうので、予めネットもしくは日本の空港で申し込んでから渡航するのが良いです。
韓国へ行く前に知っておきたい!レンタルWi-fiのメリットとデメリット
レンタルWi-fiのメリットとデメリットを以下から詳しくみていきましょう。
韓国でレンタルWi-fiを利用しようと考えている人は、メリットだけでなく必ずデメリットにも目を通して把握しておいてください。
レンタルWi-fiの4つのメリット
レンタルWi-fiのメリット①:料金が安く定額制なので安心
レンタルWi-fiは全て定額制となっており、料金もかなり低い設定となっているので安心して利用することができます。
特に1ヶ月等の長期的な利用を検討している人は、早めに申し込むことで「早割」と「1ヶ月お得なプラン」を合わせて利用できるサービス会社が多いので早期の申し込みが大変おすすめです。
また、短期の方でも安心して利用できるように定額制となっているので、本体を紛失したり破損したり契約違反をしない限りはそれ以上の請求をされることはまずありません。
レンタルWi-fiのメリット②:回線速度が安定しているのでサクサク使える
レンタルWi-fiの多くは世界中あらゆる国で使えるようになっています。
サービス会社によっては対応していない国やエリア等あるので申し込み前にしっかりと事前確認が必要不可欠です。
基本的に現地では3Gまた4Gが使えるので、日本にいる時のようにインターネットがサクサク入る状態で利用できます。
レンタルWi-fiのメリット③:セキュリティーがしっかりしている
現地のフリーWi-fiはセキュリティーが怪しいものばかりで、安易にメールアドレスや電話番号等の個人情報を活用して利用しているとそのまま悪用されかねません。
しかし、レンタルWi-fiは管理会社がしっかりと明確なので安心して利用することができます。
レンタルWi-fiのセキュリティーに関して不安な方は、ご自身が利用しようと考えているサービス会社に問い合わせてどうなっているのか確認するのも一つの手ですね。
レンタルWi-fiのメリット④:申し込みから利用開始まで超簡単!
レンタルWi-fiはSIMカード等に比べてかなりスピーディーに受け取りから利用開始ができます。
申し込みは最寄りの空港や現地の空港、またインターネットからもできるようになっておりとても簡単です。
本体の受け取り先も自宅や最寄りの空港等選べるようになっています。
利用する際はスマホの設定画面で専用のWi-fiを選択肢し、Wi-fiルーター本体に書いてあるパスワードを入力するだけ。
返却の際も、日本の帰国時に利用する空港にある「返却ボックス」へ投函するだけです。
要領的にはDVDレンタルと同じぐらい簡単です。
レンタルWi-fiの3つのデメリット
レンタルWi-fiのデメリット①:Wi-fiルーターの充電が面倒&本体が重い
Wi-fiルーターは基本的に毎日充電してから利用するようになっています。
基本的にWi-fiルーターのバッテリーの持ちは1日未満と大変少なく、長時間使いたい方はモバイルバッテリーが必要不可欠です。
また、Wi-fiルーターはサービス会社によってはかなり本体が重い場合があります。
最近は軽いWi-fiルーターも多くなってきましたが、それでもサービス会社によってはご自身のスマホよりも重い場合が多いので事前確認が必要ですね。
レンタルWi-fiのデメリット②:申し込みには必ずクレジットカードが必要
レンタルWi-fiの申し込みには必ずクレジットカードが必要です。
空港の窓口でも現金のやり取りは行なっておらず、基本的にクレジットカード決済となっています。
余談ですが海外旅行へ行く際には海外保険も兼ねて、クレジットカードを最低2〜3枚は持参するようにしておきましょう。
レンタルWi-fiのデメリット③:破損や紛失した場合は弁償する恐れがある
レンタルWi-fiは紛失や破損をした場合は高額請求が行われます。
金額にして数万円といったところでしょうか。
そうならないで良いように各サービス会社にはオプションとして「保険」が用意されており、これに加入しておくと弁償代金等は発生しません。
「保険」も500〜1000円程度なので、合わせて加入しておくことをおすすめします。
韓国で使えるおすすめのレンタルwifiをご紹介!
韓国で使えるおすすめのレンタルWi-fiを以下に1つずつ詳しくご紹介しています。
それぞれのサービス会社で使えるエリアや料金、オプション内容等が違うので、しっかりと比較してご自身にあったレンタルWi-fiを利用するようにしましょう。
おすすめのレンタルwifi①:グローバルWi-fi
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韓国では全てのプランで4G回線が利用できるようになっている「グローバルWi-fi」。
1日の通信容量は最大で1GBまで利用することが可能となっており、現地では何不自由なくインターネットの利用ができます。
また、利用可能エリアも韓国全域となっているため滞在エリアを気にせず利用が可能です。
予めネットで申し込んでおくと、スムーズに空港で受け取り返却時も最初に指定した空港ですぐに返却することができます。
ただ、グローバルWi-fiは本体が重いのが難点です。
<価格>
1日:570円〜
おすすめのレンタルwifi②:Wi-Ho!
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大手のレンタルWi-fiである「Wi-Ho!」は韓国では高速回線の4Gの利用が可能となっています。
利用価格も他のサービス会社と比較してもかなりリーズナブルな価格で利用できます。
Wi-fiルーターの大きさもとてもコンパクトで持ち運びもかなり便利ですね。
<価格>
1日:390円〜
おすすめのレンタルwifi③:イモトのWi-fi
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業界のサービス会社の中でも一番認知度が高いのが「イモトのWi-fi」。
タレントの「イモトアヤコ」さんがイメージキャラクターを務めていることで有名ですが、それだけの理由でレンタルする人が大変多いのも「イモトのWi-fi」の特徴でもあります。
サービスの特徴としては、本体が他のサービス会社のWi-fiルーターと比べてもかなり小さく持ち運びが便利なところですね。
それにバッテリーの持ちもなかなか良いので、海外旅行では利用する方が大変多いです。
韓国でも82の都市で利用が可能なので、ほとんどのエリアでインターネットがご利用いただけます。
<価格>
1日:680円〜
おすすめのレンタルwifi④:JAL ABC
公式サイト:https://www.jalabc.com/
データ使用量無制限が特徴の「JAL ABC」は、韓国では4G回線が使えるので全くストレスなくインターネットが使い放題です。
他のサービス会社では通信容量がしっかりと定められていますが、「JAL ABC」は残りの容量を気にせずにYouTube動画などがどこでも見放題。
4G回線なので途中で読み込みが遅くなることも一切なく、日本にいる時以上に快適なインターネット環境でご利用いただけます。
(韓国でも快適に何も気にせずインターネットが利用したい)といった方には大変おすすめのレンタルWi-fiです。
<価格>
1日:1000円
おすすめのレンタルwifi⑤:韓国DATA
公式サイト:https://www.gmobile.biz/egg/
韓国に特化したレンタルWi-fi「韓国DATA」。
特徴は何と言っても通信回線4G対応で、本体もかなりコンパクトなポケットタイプなところでしょう。
利用エリアも韓国全土全ての場所で利用可能なので、安心してインターネットがご利用いただけます。
オプションでレンタルバッテリーも1日100円から貸し出しているので、合わせて利用すれば電源の心配もいりませんね。
<価格>
1日:590円
おすすめのレンタルwifi⑥:gac韓国
公式サイト:https://overseas-mobile.com/company/gacKorea.html
容量無制限プランでおなじみの「gac韓国」は、その名の通り韓国に特化したレンタルWi-fiです。
利用料金も同じ無制限のJAL ABCと比較してもかなり安い方で、韓国全域でインターネットの利用が可能となっています。
また、Wi-fiルーターも他のレンタルWi-fiと比べて格段に小さいので、持ち運びにストレスは全くありません。
<価格>
1日:540円
おすすめのレンタルwifi⑦:アジアンデータ
公式サイト:https://www.gmobile.biz/asian/
連続通信時間、驚異の14時間という業界の中でも最もバッテリーの持ちが良い「アジアンデータ」。
その名の通りアジアに特化したレンタルWi-fiで、アジア園内17カ国で利用が可能となっています。
もちろん、韓国でも利用が可能で国土全てのエリアで使えます。
(レンタルWi-fiはバッテリーの持ちが心配だなぁ)といった方は、アジアンデータ がかなりおすすめですね。
<価格>
1日:880円
韓国でレンタルWi-fiを利用する際の注意点
初めてレンタルWi-fiを利用して韓国で使用しようと考えている方は、以下の注意事項に配慮してから利用してください。
万が一、分からないことがあるようであれば、サポートダイアルを利用するかサービス会社のHPで調べてみましょう。
通信容量を超過して利用を続けると中断もしくは遮断される恐れがある
レンタルWi-fiではプランにより1日に使える通信容量が決まっています。
それぞれのプランで定められた通信容量以上に使用を数日続けていると、一時利用を中断もしくは遮断される恐れがあります。
これはサービス会社にもよりますが、一時使えなくなるのは確かなので十分に通信容量には注意して活用するようにしてください。
もしもの時に使えないとレンタルWi-fiを契約している意味がないので、使いどころはしっかりとご自身で分けておきましょう。
指定されている国以外で利用すると莫大な料金請求がくる
レンタルWi-fiは指定の国以外で利用することを固く禁止しています。
これはどこのサービス会社でも同じことで、利用国を「韓国」で申し込んでいるのにオーストラリアで利用したりすると、1MBだけでも3000〜5000円の請求がきます。
YouTubeで動画でも見ようものなら、数分で数十万円の支払いを行わなければいけなくなってしまいます。
レンタルWi-fiをご利用の際には必ず現地に着いてから、Wi-fiルーターの電源をオンにしましょう。
また、現地以外の国では必ずオフにしておいてください。
Wi-fiルーター本体だけではなく付属品(ケーブルなど)等も弁償対象
Wi-fiルーターの破損や紛失の際は高額の弁償をしなければなりません。
それは付属品も同じことでケーブルや変圧器等も紛失したり破損したりすると、数千円の金額支払いを求められます。
また、オプションとして「保証」に加入していたとしても「保証書」を紛失したりすると、対象外になってしまう場合もありますので注意が必要です。
どちらにせよしっかりと現地では管理して、紛失・破損・盗難等に合わないように注意しておきましょう。
まとめ:韓国でレンタルWi-fiを利用してストレスフリーに過ごそう!
韓国はアジアの中でもトップクラスのIT先進国です。
街中にはたくさんのフリーWi-fiが飛んでいますが、場所によっては使えないところも多々あります。
旅慣れている人で英語スキルに自信がある人なら良いですが、海外旅行初心者で全く英語が喋れない人は必ず「レンタルWi-fi」を持参することをお勧めします。
英語がダメで現地の土地勘が全くなくても、ネットさえ繋がっていればなんとかなるものです。
トラブル回避の意味も込めて必ず持っていくようにしましょう。