もっと携帯代を安くしたい!スマホが高い時に最適な対処法と安くする方法

キャリアの携帯のプランも安いものからパケットがたくさん使える高めのものまで数多く出てきました。一時期に比べて安くなったと感じている方も多いでしょう。でもそれは本体代金が別の場合です。本体代金を分割で通信料金と一緒に支払うと毎月の携帯の料金はまだまだ高いと思っている方も多いでしょう。毎月の高いスマホ代を安くする方法をご紹介しましょう。

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スマホ代が高い!携帯料金を安くしたい理由

今の生活になくてはならないのはスマホです。スマホなしの生活は考えられないという方も多いはず。でも毎月のスマホの代金が高いと思っている方はどうして携帯料金を安くしたいのでしょうか。

毎月の支払いが高くて支払いが苦しい

キャリアのスマホを契約していると毎月の通信料金の支払いが1万円近くになることも珍しくありません。携帯料金に毎月1万円近く支払うのは若い人は特に苦しいと感じます。なんとか携帯料金を安くして支出を押さえる方法はないものかを考えるのは当然のことです。

スマホの料金を節約して余裕が欲しい

例えば毎月1万円のスマホの料金が半額以下になれば5千円以上別の用途に使うことができます。それを他に使えると思うと生活に余裕ができます。毎月の固定費を減らすことを考えると最初にスマホの料金を節約するのが簡単です。

そんなに使っていないのに料金が高すぎる

キャリアのスマホの契約プランは音声通話のかけ放題プランにパケットのプランをたす形式がほとんどです。パケットプランは1GBからですが、1GBでもdocomoのベーシックパックの料金は2,900円です。3GBで4,000円です。音声通話のプランは5分間カケホーダイのプランで1,700円です。

そんなにデータ通信はしないし電話もあまりかけることはないけど、パケットは3GBくらいないと心配だし、電話をすることもあるかもしれないのでカケホーダイにしておかないと心配だと考えます。でも、結局パケットは使う切ることがないし、電話もそうかけることがなかったという状態であれば、上記のプランでさえ高く感じます。

携帯の時は安かったのにスマホはどうして料金が高い?

携帯、いわゆるガラケーを使っていたときは毎月の携帯料金はそれほど高くはありませんでした。しかし、スマホにかえると毎月の携帯料金が2倍以上になることもあります。スマホの料金はどうして高いのでしょうか。

そもそも端末の料金が高額であるため

ガラケーの端末料金はスマホと比べると比較的安いです。機種によりますが、分割で購入する場合、毎月の本体代が実質的に本体代を割引く毎月割で相殺されることも少なくありません。しかし、スマホは毎月の本体代金の割引を使っても本体代金すべてが割り引かれることはキャンペーンや特別な施策でない限りありません。スマホは端末代金自体が高いので割り引かれたあとの本体代金も結構な額になっているのです。このことが毎月の料金が高くなる一因です。

スマホは料金プランがそもそも高い

ガラケーやガラホと呼ばれているAndroid OSのガラケーのプランは通話のかけ放題をつけてパケットのプランを段階制にすると毎月2,000円程度で利用できます。パケット通信を使えば利用料金は高くなりますが、ガラケーであまり通信をしないのであればコストは低く抑えることができます。

それに対して例えばドコモのスマホの料金は通話の5分間かけ放題のプラン1,700円(税抜)と最小の高速通信分1GBのプラン2,900円(税抜)の組み合わせで4,600円です。インターネット接続サービスの代金300円をたすと4,900円がかけ放題での最低基本料金です。スマホは料金プランが2倍以上高いということがわかります。

最大の理由は企業として利益が必要だから

ガラケーの料金プランと音声通話のかけ放題プランの価格はMVNO SIMの料金設定と大差はありません。大きく違うのは高速通信分のパケット料金です。1GBで2,900円というのは高すぎます。しかし、大手キャリアも企業なのでどこかで利益を得ないといけません。それが高速通信分の料金になっていると言えます。高速通信分が一番少ないプランでも利益がでる価格に設定しているのは企業としての戦略ですから仕方ない部分です。

スマホに毎月払っている料金はいくらくらい?

スマホの基本料金がガラケーのプランと比べて高いのは事実です。その料金プランに端末の代金も入れると毎月どのくらいの金額を払っているのでしょう。

全体を月平均にすると8,000円~10,000円くらい

ドコモの料金シミュレーションでiPhone 8 64GBを新規に契約したときの料金を計算してみました。カケホーダイライトプランとベーシックパック(3GBまで)の組み合わせで、端末代金込の金額は毎月7,776円です。毎月の割引を含んでの料金です。

機種をiPhone Xの64GBに変えてみると9,315円に料金が上がります。端末の代金が高くなると毎月の割引があっても10,000円近くになります。日本国内で多くの人が使っているiPhoneで計算するとこのように月平均のスマホの料金は8,000円~10,000円くらいだと考えられます。

使い方やプランによっては数万円の人も多い

スマホの料金が月平均で10,000円ほどになるのはスマホの機種を安めのものにした結果です。一番高いスマホを購入し、通話はカケホーダイプラン、高速通信分のパケットパックはウルトラデータLLパック 30GBのプランでの契約だととても高くなります。iPhone X の256GBを選ぶとこのプランで15,471円が月額の料金です。

高速通信分が30GBでたらなくなれば上記にプラスして1GB1,000円のパケットパックを追加で何回か購入すると2万円をすぐこえます。電話はカケホーダイにしておけば何回かけてもそれ以上料金は上がりませんが、インターネット通信はプランの容量をこえると追加で料金が必要です。このようにヘビーユーザーほど毎月の料金は高くなり2万円をこえる人も多いのです。

スマホの契約を見直して携帯代を安くする方法もある

自分のスマホの使い方をよく考えて契約プランを変更することで毎月の携帯代金を安くする方法があります。

パケットが安いイコール安くなるプランではない!

キャリアのパケットの最低容量は1GBで2,900円です。一番安いプランで契約しておいてと考えがちですが、高速通信分を使い切ってしまって低速の通信速度で次月まで我慢するというのはなかなか大変です。1GBは動画を見てしまうと意外に早く使い切ってしまいます。そうなると追加でパケットパックを購入するようになるのですが、これを重ねると結構なオプション料金になってしまいます。パケット代金が一番安いプランを選んでも、このようにトータルで考えると安くなるプランにはならないことが多いのです。

家の固定電話をキャリアと同じにして割引を受ける

今使っているスマホのキャリアが扱っている固定電話の回線に切り替えることで月々料金が割り引かれるサービスがあります。ドコモはドコモ光セット割、auはスマートバリュー、ソフトバンクはおうち割とそれぞれキャリアのインターネット回線を使えば500円から1,000円割り引かれるのでそれだけ安くなります。

毎月自分が使っている通信料にあったプランにする

ひと月あたりのパケット通信料がどのくらいなのかを利用明細を見て確認します。現在契約しているパケットのプランの上限をこえていないならばひとつ下のプランを検討します。ひとつ下のプランでも大丈夫ならばそのプランに変更すると安くなります。

今のパケットプランをこえて使っていて追加で何GBかをオプションで購入しているならば、一つ上のプランにしたほうが安くなる場合があります。このように自分の使っている通信量に合ったパケットプランにすることで月当たりのスマホ料金を安くできます。

有料サイトの利用をやめる

キャリアが提供している有料サイトのサービスも料金を見直す対象になります。ドコモであればdマガジンやdアニメストアなどいくつものサービスがあります。1つ1つは月額400円ですが、これを複数契約していると思っている以上に毎月料金がかかっていることに驚くかもしれません。本当に必要なサービスかどうかを考えて使っていない有料サイトの契約はやめてしまいましょう。

格安SIMに乗り換えすると高いスマホの携帯代は安くなる?

今注目されている通信量を大幅に安くできると評判の格安SIMにキャリアから乗り換えて携帯料金を安くする方法があります。本当に安くなるのでしょうか。

安くはなるが確実に今より安くなるとは言いきれない

格安SIMの料金プランはキャリアと比べると大幅に安いのは事実です。パケットのプランも細かく分けられていて自分の使う量を考えて選ぶことができます。音声通話のプランもかけ放題のプランを用意する格安SIMも多くなっています。

しかし、パケットを多量に使う場合や、かけ放題も一度に長い時間通話することが多いならば、今のキャリアのスマホ代金よりも確実に安くなる場合ばかりではありません。特に格安SIMのかけ放題のプランは5分間以内であれば無料というものが多く、1回の通話が5分以上になることが度々であれば通話料金が超過した分かかります。これを繰り返すとパケットの料金は安くなったけど通話料金は逆に高くなるということもあるのです。

使い方によっては高額になる!これは同じ

格安SIMでもパケットの大容量プランは料金が高くなります。例えば楽天モバイルの30GBプランの料金は6,150円(税抜)です。ドコモのパケットパックベーシック20GBまでの料金は7,000円(税抜)です。キャリアも格安SIMも大容量のパケットプランでは高額になります。格安SIMの通話かけ放題も使い方で超過分がかかります。楽天モバイルは10分間までは無料ですが、こちらも超過分は通話料金が必要です。格安SIMもヘビーに使えば使うほど料金は高額になります。

数千円単位で安くなる事もある

ヘビーな使い方をすると料金が高額になる格安SIMですが、高速通信分のパケットプランを3GB程度におさえるとキャリアの料金よりもずいぶん安くなります。

例えばOCN モバイル ONEでは3GBのプランに5分間のかけ放題をつけると2,650円(税抜)です。他の格安SIMもこのくらいの料金なのでキャリアで契約するよりも4,000円から5,000円は安くなる計算です。

格安SIMに乗り換えるメリットとデメリット

使い方によってキャリアで契約するよりも大幅に節約できる格安SIMもメリットとデメリットがあります。その両面を理解した上で格安SIMを使って毎月の携帯料金を安くするというのも一つの方法です。

毎月の通信料が安くなるのはメリット

スマホの使い方によりますが、多量にパケットを使わず通話も5分以内にすますことが多いのであれば、格安SIMに乗り換えれば確実にキャリアの携帯料金よりも安くすることができます。プランによっては半額以下に毎月の料金を節約することができます。自分のスマホの使い方が軽めであれば格安SIMに乗り換えるのが一番手っ取り早い通信料金節約の手段です。

設定は自分でしなくてはならないのがデメリット

格安SIMはメリットばかりではありません。デメリットもあります。それは設定を自分自身でしなければならない点です。MNPで乗り換えるときは回線の切り替えも自分でしなければなりません。格安SIMの初期設定も回線の開通後にしなければならないのでスマホがちゃんと使えるようになるまですることがいくつかあります。設定の作業が苦手な方にとっては大きなデメリットと感じるでしょう。

今使っている端末が使えるとは限らないのがデメリット

格安SIMを使うときに確認しておかなければならないのが、今使っている端末が格安SIMで使えるかどうかということです。ドコモの端末はドコモ系の格安SIMで使うことができます。auはau系の格安SIMで、ソフトバンクはソフトバンク系の格安SIMで使えます。しかし、格安SIMの中にはSIMロック解除が必要なものが多いため、自分の今使っているスマホがSIMロック解除されていなければ使えないということが起こります。SIMロック解除の手続自体は面倒ではないのですが、格安SIMを使う前にSIMロック解除をしておかなければならないのでこの点がデメリットと感じる人もいます。

高いスマホの携帯代を安く!のまとめ

キャリアで契約しているスマホの毎月の料金が高いと感じている方は、今のキャリアのプランを見直すことで安くすることができます。大幅に料金を節約したいのであれば格安SIMに乗り換えるという方法があります。スマホの料金は安くはないので自分にあった方法で毎月のスマホ代を節約してみましょう。