イラストレーターは、絵が得意な人や絵が好きな人の副業におすすめの職業です。
でも、職場では「絵がうまい」とイラストの依頼を受けることがあっても、副業として収入をもらえるのか不安ですよね。
この記事では、副業でイラストレーターをしたい人におすすめのサービスを紹介します。できるだけリスクを抑えて副業を始めたい人やどんな稼ぎ方があるのか知りたい人は、参考にしてくださいね。
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イラストレーターを副業でするメリット4つ
最初に、副業でイラストレーターをするメリットについて紹介します。副業でイラストレータをすると4つのメリットがあります。
- 好き・得意を仕事にできる
- 副業収入で生活にゆとりが出る
- 納品した絵で感謝される
- 絵についてフィードバックがもらえる
好き・得意を仕事にできる
副業でイラストレーターをするメリットは、「好きなこと」「得意なこと」を仕事にできることです。
「イラストが得意って言うけど、食べていけるわけじゃないんでしょ?」「イラストが得意なら、チラシに使う絵描いてよ。仕事なんだからお金は払わないよ。当然でしょ?」イラストが好きな人で、そんな言葉を言われた経験のない人はいないですよね。
本職のイラストレーターでない限り、「ただで使っていいもの」と考えられがちなイラストテクニックですが、副業にしてしまえば、「仕事」になります。
自分がこれまで磨いてきた技術を消費されるのではなく、仕事して認めてもらえるのは快感ですよね。現職ではイラストが得意なことを隠している人の中には、イラストを副業にすることで気持ちが軽くなる人もいます。
副業収入でゆとりが出る
イラストを副業にすると、副業収入が入るので生活にゆとりが生まれます。
現職で月の収入を5千円あげるのは大変ですが、イラスト副業で月の収入をあげるのは簡単です。「イラスト1つにあんなに時間がかかるのに、たった5千円?」と感じるかもしれませんが、副業を始めたばかりの頃の収入は数千円程度の場合が多いです。数をこなすにつれてアップしていきます。
現職の給与アップが見込めないときに、苦にならない作業で収入が上がれば、金銭的にも精神的にもゆとりができます。
イラストの副業を始めた納品した絵で感謝される
「こんな素敵な絵をありがとうございます!」「おかげさまでチャンネル登録者数がアップしました!」イラストを副業にしていると納品先のお客様に感謝されることがあります。
副業イラストレーターに依頼をする人のほとんどが、「理想のイラストがあるけれど、自分ではなんともできない人」です。例えば、「TwitterやYoutubeチャンネルのアイコンがほしい」「ストーリーはあるから漫画を描いてほしい」「アプリのキャラを描いてほしい」と言った要求があります。
そんなお客様としっかりヒアリングして納品すると、お客様から「ここまでクオリティの高いものがくるなんて!」と驚かれることもあるのです。
普段、「得意なんだから、絵が上手で当たり前」と思われていてイラスト関連でただ働きを強要されている人ほど、こう言った感謝が心に響くでしょう。
絵についてフィードバックがもらえる
絵についてフィードバックをもらえるのも、イラストを副業にするメリットです。
「好きなように描いて、お金がほしい」と考えている人もいるかもしれませんが、お金をもらうにはお客様が満足できる絵を描く必要があります。ストックイラストサービスを利用した副業にしても、「利用されやすい絵」と「利用されにくい絵」があるのです。
自分一人で描いていると、「売れる絵」「ウケる絵」についてのフィードバックは得にくいものです。イラストを副業にしていると、お客様から、「サイトのメインカラーがオレンジなので、色を変更してほしい」「こういう目的なので、キャラの表情を変更してほしい」といった、具体的な要求やフィードバックをもらえます。
イラスト副業をこなしながら、「こう言う仕事ではこうした方が好まれる」といったノウハウを蓄積していくことで、より高単価な副業案件を得ることができるようになります。
自分が「描きたい絵」とは別になってしまうかもしれませんが、仕事の単価が上がるほど、生活にゆとりがでてきますよ。
イラストレーターで副業をするデメリット・リスク
イラストレーターを副業にすると、今まで「できるのだから無償で当たり前」とされることが多かった技能を仕事にでき、感謝されるメリットがあります。
しかし、デメリットやリスクもあります。イラストを副業にする前にデメリットやリスクも押さえておきましょう。具体的にはこんなリスクがあります。
- 営業活動に時間がかかる
- 報酬金額で揉める場合がある
- 著作権など権利関係の勉強が必要
- 確定申告など事務作業が増える
- 一人ブラック企業化する
- イラストだけでは単価が低い
これらのリスクを最小限に抑えるには、エージェントを活用するのが一番です。エージェントの活用方法については、後ほど紹介します。
営業活動に時間がかかる
イラストを副業にすると、仕事を獲得するための営業活動が必要です。
イラストを副業にするなら「イラストがほしいお客様」を自分で探さなければいけません。お客様探しで一番手軽と言われているのはクラウドソーシングサイトですが、登録するだけで仕事がもらえるわけではありません。イラストがほしい人に自分をアピールし、自分に仕事をふってもらえるように営業をする必要があるのです。
副業を始めたばかりの頃は、1件の仕事をもらうために、10件以上の営業が必要になることもあります。「イラストで副収入を得るはずが、毎日営業しかしていない」という状態になってしまう人もいます。営業活動だけで心が折れてしまう人もいるので注意したいですね。
報酬金額で揉める場合がある
イラストの仕事を取れた場合でも、お金の交渉で依頼者(クライアント)と揉める場合があります。
エージェントで仕事をもらう場合は、お金のトラブルになることは少ないです。しかし、クラウドソーシングサイトやSNS経由で仕事をもらった場合はトラブルが発生する確率がやや高いです。よくあるトラブルは、「下書き(案)の段階の絵だけもらわれて、報酬が支払われなかった」「予想以上に修正依頼がきて、追加の支払いをお願いしたら元のお金も支払ってもらえなかった」というものです。
イラストを描く技術を「誰でもできる簡単な仕事」と考えている依頼者もいます。「お金の交渉は下品」と思わずに、イラストの金額・修正にかかる金額はきちんと書面で契約しておきたいですね。
著作権など権利関係の勉強が必要
イラスト関係の仕事のトラブルで多いのが、イラストの著作権などに関するものです。
特にクラウドソーシングサイトやスキル販売サイト、SNS経由の仕事の場合、依頼者自身もイラスト関係の権利についてわかっていない場合が多いです。「他人のイラストをトレースして一部だけ改変する依頼」「納品されたイラストの2次創作物を販売」といったものから「自分が描きました宣言」まで、様々なトラブルがあります。
そういったトラブルに巻き込まれないためにも、著作権に代表されるイラスト関係の権利について自分で学習する必要があります。Webサイトでまとめられていることもありますが、個人が書いたものはあてにならないことが多いです。といって、元になる法律を学ぶとなると、難解な条文や判例にあたる必要があります。自分の身を守るためとはいえ、少し面倒ですよね。
確定申告など事務作業が増える
イラストを副業にして、収入を得ると請求書・納品書の発行や確定申告といった事務作業が増えます。
イラスト副業で得た収入は雑所得になるのですが、雑所得は、年間20万円を超えた時点で確定申告が必要です。確定申告自体はe-Taxの利用で自宅からできますが、副業を禁止している会社の場合、確定申告をする言い訳を考える手間もでてきます。
イラストを描く以外にも営業・事務作業とプライベートがなくなっていくので、うっとうしいと感じる人も多いですね。
一人ブラック企業化する
イラストの副業で稼げるようになり、楽しくなってきた人にありがちなのが、一人ブラック企業化してしまうことです。
「もっと睡眠時間を削れば、多くの仕事を受けれる」「土日・祝日関係なくイラストを描けば、納期に間に合うから大丈夫」といった思考になってきたら要注意です。副業している時間を含めた、稼働時間が過労死ラインになってしまい、気がついたら入院していたという人も多いです。
自分の好きなことを仕事にすると、ついつい没頭してしまいますが、健康な身体あっての生活です。会社員としての稼働時間と副業の稼働時間をきちんと調整して、健康で文化的な生活を送れるように気をつけましょう。
イラストだけでは単価が低い
イラストだけで数十万円の副業収入を得ている人もいますが、絵を描くだけの仕事は単価が低めです。
「月の収入が数万円程度上がればいい」と考えている人ならいいのですが、そうではなく、「いずれは本職にしたい」と考えているなら、イラスト以外のスキルをつける必要があります。
どんなスキルが求められているのかは、エージェントを利用し求人情報を見ることで探ることが可能です。イラストを上達させるだけでなく、他のスキルを身に付けるなら、副業以外にも時間を作る必要があります。
エージェントでリスクを抑えてイラストを副業にできる
イラストを副業にするとき、エージェントに登録しておくと、イラストの副業で生じるリスクを軽減できます。インターネット上で先駆者の体験談を読むよりも先に、登録しておいた方がメリットが大きいでしょう。
エージェントとは、フリーランスの人が仕事を探すときに利用するサービスです。クラウドソーシングサイトに比べて1つの仕事あたりの報酬が高く、身元の怪しい依頼主もいません。フリーランスとしての身のこなし方のノウハウがあるサイトがほとんどなので、「副業として活動したいだけで、フリーランスになりたいわけではない」人にも役立ちます。
エージェントに登録するメリット・デメリットについて簡単に紹介します。
副業イラストレーターがエージェントを利用するメリット
副業イラストレーターがエージェントを利用するメリットは、3つあります。
- 営業・単価交渉の手間が省ける
- 怪しい契約者を避けられる
- 金銭トラブルが防げる
営業・単価交渉の手間が省ける
エージェントに登録すると、カウンセラーがあなたに合った仕事を紹介してくれます。転職エージェントのようなイメージですね。
フリーランス向けの仕事紹介なので、短期の仕事や在宅勤務可能なものもあり、イラストで副業したい人にもぴったりです。カウンセラーが仕事を提案してくれるので、自分で営業をかける必要がありませんし、単価交渉もお任せできます。
怪しい契約者を避けられる
エージェントを利用して求人しているのは、企業です。ベンチャーや中小企業もありますが、一部上場企業もあります。クラウドソーシングサイトでは、個人や法人になりたての会社など「ちょっと不安がある」依頼主が多いですが、エージェントなら大丈夫です。
怪しい契約者を避けて仕事をもらえるので、トラブルになる可能性を抑えられます。
金銭トラブルが防げる
副業で仕事をしていると遭遇しがちなのが、支払いに関するトラブルです。「支払い予定日になっても支払われない」「契約時に言われなかった手数料が引かれている」といったものが多いですね。
エージェントで紹介された仕事なら、こういった金銭トラブルに見舞われる可能性はほとんどありません。万が一、あったとしても担当したカウンセラーに相談できます。
副業イラストレーターがエージェントを利用するデメリット
副業でイラストレーターをしている人がエージェントを利用するデメリットには、このようなものがあります。
- イラスト一本だと案件が少ない
- 求められるイラストのレベルが高め
エージェントは仕事の報酬が高いのですが、求められるスキルやレベルは高いです。副業イラストレーターとして活動し始めたばかりだと、紹介してもらえる案件がない可能性もあります。
プロと言えるほどうまくなくても登録した方がいい?
イラストレーターとして活動し始めたばかりの人やプロと言えるほどうまくないと感じている人もエージェントに登録した方がメリットがあります。
エージェントに登録すると、案件受注に関するノウハウや副業するための知識が入りますし、副業として成功するにはどんな技術が求められているのかわかるのです。
イラストを副業にできるかどうか一人で悩むよりも、登録しておいた方が、得られる情報が多く、副業成功への道が近づきます。
イラストレーターの副業におすすめのエージェント
イラストで副業したい人におすすめのエージェントを3つ紹介します。
どのサイトもフリーランスエンジニア向けの見た目をしていますが、イラスト・アニメーション・デザイナー系の仕事もあるので、安心して登録してください。
ITプロパートナーズ
公式サイト:ITプロパートナーズ
ITプロパートナーズは、週2週3からの仕事紹介が得意なエージェントです。在宅勤務可能なリモート案件も豊富なので、「常駐はちょっと…」という人に向いています。
ITプロパートナーズの仕事は、専属エージェントが提案してくれます。ベンチャー・中小企業の案件も多数取り扱っているので、自分が携わった製品が市場に出るまでの過程を身近に感じることができます。
ITプロパートナーズにあるイラストの仕事
ITプロパートナーズで公開されているイラストの仕事にはこんなものがありました。
- スマホゲーム用イラスト制作
月収800,000円程度 - Vtuberのコンセプトデザイナー
月収500,000円程度 - スマホゲームのキャラクターデザイン
月収400,000円程度(週3日勤務)
イラストを描く仕事よりは、コンセプトデザイナーやWebデザイン系の仕事が多かったです。
ITプロパートナーズに登録するメリット
ITプロパートナーズでは、仕事を引き受けた後も専属エージェントがサポートしてくれます。提案される仕事も短期間・フレキシブル・リモート可能な案件が豊富にあるので、働き方に合わせて仕事を選べるでしょう。
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関連記事:ITプロパートナーズの口コミ・評判を分析!週2・3日案件は本当にあるの?メリット・デメリットまとめ
クラウドテック
公式サイト:クラウドテック
クラウドテックは、フルリモート・一部リモートOK・常駐などの仕事から自分に合ったものを選べるエージェントです。報酬の支払いが当月末締め・翌月払いとなっており、報酬を早く手にしたい人に好評です。
クラウドテックの仕事は、キャリアアドバイザーが提案してくれます。ヒアリング内容に基づき最適な仕事を紹介してくれるので、ミスマッチにもなりにくいです。
クラウドテックにあるイラストの仕事
クラウドテックにあるイラストの仕事にはこんなものがありました。
- ゲーム内イラスト・アイテム制作
月給240,000円程度 - 2Dキャラクターのモーション制作
月給650,000円程度 - 新規ゲームのイラスト作成
月給800,000円程度
週3日勤務やリモート可能な仕事もある一方で、常勤の仕事が目立ちました。「ちょっとお小遣い稼ぎに」と考えている人向けの案件は少ない印象です。
クラウドテックに登録するメリット
クラウドテックに登録すると会員限定の福利厚生サービスを利用できます。ベビーシッター・家事代行サービスの割引など100種類以上から選べるので、上手に利用すれば生活の質も上がりそうです。
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関連記事:クラウドテックの口コミ・評判を徹底調査【副業として使えるの?】
レバテックフリーランス
公式サイト:レバテックフリーランス
レバテックフリーランスは、IT系の個人事業主向けの仕事紹介サイトです。仕事先に常駐するタイプの仕事の紹介がメインなので、イラストを副業にしたい人の中でも、そういった働き方が可能な人向けのサイトです。
仕事の紹介は、カウンセラーによるカウンセリング後にマッチングしてもらえます。紹介可能な仕事内容はサイトから検索できる他、カウンセラーとの面談後にしか紹介されない非公開案件もあります。
レバテックフリーランスにあるイラストの仕事
レバテックフリーランスで公開されているイラストの仕事にはこんなものがありました。
- ソーシャルゲームのキャラクターイラスト制作
時給2,500円程度 - ゲームコンテンツのイラスト制作
月給500,000円程度 - ゲームのキャラクターイラスト制作
時給2,850円程度
常駐タイプの仕事になるので、報酬は時給もしくは月給でした。派遣タイプと業務委託タイプ、どちらも豊富にあります。
レバテックフリーランスに登録するメリット
レバテックフリーランスでは、次の仕事までにブランク期間が生じないように次々と仕事を紹介してもらえます。自分で営業をかけずに仕事が続くので、収入を安定させたい人にはメリットがあります。
また、フリーランスになったときに安心できる税理士紹介サービスや、福利厚生サービスも充実しています。確定申告など、フリーランスならではの悩みも相談できるので、便利です。
「副業としてイラストをしているけれど正社員の仕事にしたい」「フリーランスから正社員になりたい」という人には、正社員向け求人も紹介しています。
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関連記事:レバテックフリーランスの口コミ・評判を徹底調査【案件の質・稼げるのかを比較】
その他のイラストレーター副業のやり方
エージェントで案件を探す以外に、イラストレーターが副業をするときにできる仕事の探し方はこの3つです。
- 友人・知人・親戚から依頼をもらう
- 無料イラストダウンロードサイトに登録する
- 無料イラストダウンロードサイトを運営する
- LINEスタンプ作成
実績にもなりますし、エージェントを活用するとともに合わせて使いたいですね。
ただし、注意点もあるので気をつけて仕事を獲得しましょう。
友人・知人・親戚から依頼をもらう
簡単な営業でイラスト仕事をするなら、知り合いから依頼をもらうのが一番早いです。
簡単な単体の案件も紹介してもらえますし、知り合いということもありクライアントが誰かわかるか安心できます。
しかし、知り合いからの依頼は「無料でやって」「気に入らないから直して」が多く、「無料でやってもらった」という噂を聞いた知り合いの知り合いから「無料の依頼」がきてしまう負の連鎖を呼ぶ可能性が高いです。
クリエイターの価値を理解している人が身近にいるなら、依頼を受けてもいいですが、そうではないなら避けましょう。仕事は多くあるけれど、お金は入らない状況を作ってしまいます。
無料イラストダウンロードサイトに登録
イラストACに代表される無料でイラスト素材をダウンロードできるサイトへの登録することであなたのイラストがダウンロードされると報酬を得ることができます。
イラストサイトに登録している人の中には、一度描いたイラストで不労所得のように稼いでいる人もいますがレアなケースです。描いたイラストへのアクセスも乏しく、売れない状態が続くことが多いです。
売れたらラッキーくらいにお小遣い感覚で登録をしておくことが無難です。
不労所得を目指して登録する人もいますが、売れる(ダウンロードされる)イラストを描くためには、市場分析が重要になってきます。売れるイラストの傾向をつかんでから参入した方が無難でしょう。
無料イラストダウンロードサイトの運営
副業でイラストを描いている人には、イラストをダウンロードして使ってもらうサイトを運営している人もいます。
イラストで稼ぐというよりもアクセス数からGoogle Adsenceで稼ぐ方法になります。
いらすとやほどになるとかなりアクセス数もありますし稼ぐことができます。
ただし、競合に勝つためには多数のイラストが必要になりますし、サイトの知名度を上げるための販促活動も必要です。そんな時間があるなら、クラウドソーシングサイトで仕事を取ってきた方が有意義です。
LINEスタンプ作成
イラストレーターの仕事としては新しい部類になるLINEスタンプ作成。
「LINE Creators Studio」をダウンロードすることで簡単にスマホから作成をすることができます。
もちろんイラストレーターからも作ることができます。詳しくは、「制作ガイドライン」をチェックしましょう。
イラストレーターの仕事としては簡単な部類に入りますが、人気クリエーターにならないと報酬はほぼ得ることができません。
また、流行が過ぎ去るのも早いです。流行っていたスタンプもすぐに売れなくなりますし、どのようなイラストが売れるのかはほぼ運次第な部分もあります。
とても作りこまれているスタンプが売れたかと思えば、素人の落書きのようなスタンプが大ヒットする場合もあります。
こちらもお小遣い程度に考えておいた方が無難です。
イラストで副業したい人におすすめのクラウドソーシングサイト
エージェントに登録しながら、併用したいクラウドソーシングサイトを紹介します。
クラウドソーシングサイトの仕事は、エージェントで紹介される仕事に比べて、1件あたりの報酬は低く、怪しい依頼者もいます。しかし、仕事の数は多く、1日で作業が終了する仕事もあり、実績を稼ぐには便利です。
クラウドソーシングサイトで実績を積みながら、エージェントで仕事紹介を待つというのがおすすめです。
クラウドワークス
公式サイト:クラウドワークス
クラウドワークスは、仕事依頼数約300万件を誇る日本最大級のクラウドソーシングサイトです。クラウドワークスで受けられる仕事には、数時間で終わるものもあり、お小遣い程度の金額なら隙間時間に稼ぐことも可能です。
悪質な依頼者を撲滅するための通報システムや、2度と一緒に仕事をしたくない依頼者のブロック機能もあり使いやすいです。
クラウドワークスにあるイラストの仕事
クラウドワークスで公開されているイラストの仕事にはこんなものがありました。
- YouTube投稿用漫画作成
- パネル用イラスト作成
- ブログ用キャラクター作成
- 医療系サイトのイラスト作成
報酬は、ブログ用のキャラクター作成で5,000円程度、漫画作成は相談の上決定でした。高額なものでも7万円程度のものが多かったです。
クラウドワークスのイラスト系の仕事は、仕事に応募する人がデザイン案を提出して依頼者に選んでもらうコンペ形式が多いです。コンペ形式の場合、他の提案者のイラストも参考にできるので、ライバルの提案を参考にできます。
ライバルのイラストのいいところを盗んでスキルアップにつなげたいですね。
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ランサーズ
公式サイト:ランサーズ
ランサーズは、初めての仕事を受ける前にアドバイザーに相談できるクラウドソーシングサイトです。相談は、フリーダイヤル、チャット、メールでできます。副業は初めてという人も安心して使い始められるでしょう。
ランサーズにあるイラストの仕事
ランサーズで公開されているイラストの仕事にはこんなものがありました。
- カタログ・パンフレットデザイン
- 手書き風イラストの作成
- Youtube用漫画作成
- 書籍の表紙作成
報酬は5,000円程度から100,000円を超えるものまで様々でした。依頼は、コンペ形式で他の提案者のアイデアが見れるタイプがほとんどです。制作期間については、作成者が決まり次第相談というものが多かったですね。
ランサーズは、自分のスキルも販売できるので、イラストの仕事を探しながら、イラストを販売することもできます。販売したスキルは、ランサーズ上の実績にもなるので上手く使いたいですね。
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ココナラ
公式サイト:ココナラ
ココナラは、個人の得意を販売できるスキル販売サイトです。「仲介手数料が高い」と言われていますが、手軽にスキルを販売できるので重宝されています。
ココナラにあるイラストの仕事
ココナラでは、似顔絵やSNSアイコンの作成、本格的なパンフレット作成などのスキルを販売できます。誰かから依頼されて仕事をするのではなく、自分のアイデア次第で仕事を増やせるのです。
イラスト販売の単価は、安いもので500円からありました。最初は安い金額で出して、実績がついたら高額にしていくという人が多いようですよ。
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不労所得も目指せるかも?イラスト販売におすすめのサービス
イラストの有料ダウンロードサイトに登録すれば、イラストを描き続けなくても報酬が得られるかもしれません。エージェントやクラウドソーシングサイトで報酬を得ながら、不労所得が入るなら気持ちに余裕ができますよね。
有名なイラスト販売サービスを4つ紹介します。
PIXTA
公式サイト:https://pixta.jp/
PIXTA(ピクスタ)は、写真、イラスト、動画の有料ダウンロードサービスです。クリエイターとして登録すると、自分の作品を販売できます。
販売するにはPIXTAのルールに従う必要があり、審査に通ったイラストだけが販売対象になります。
LINEスタンプ
公式サイト:https://creator.line.me/ja/
LINEスタンプは、クリエイターが作成したオリジナルスタンプを販売できます。販売には審査に通る必要があり、「難しい」と言われています。
LINEスタンプを作成しているクリエイターは多くいるので、販売を開始しても「身内しか購入してくれない」ケースがあるようです。SNSなどで宣伝する必要があるでしょう。
SUZURI(スズリ)
公式サイト:https://suzuri.jp/
スズリは、在庫なしでオリジナルグッズを販売できるサイトです。マグカップやTシャツなど、27種類のグッズを販売できます。グッズは、受注生産なので、赤字になる心配がなく、初期費用もかかりません。
受注生産なので、注文が入ってから商品が届くまでに時間がかかり、価格も割高になってしまいますが、便利なサイトです。
BASE(ベイス)
公式サイト:BASE
ベイスは、無料でネットショップを作成できるサービスです。スズリよりも販売できるアイテムの個数が多く(60種類以上)、受注生産だけでなく、在庫販売も可能です。
画像や音楽のデータ販売も可能なので、グッズ以外にも販売したいという人に向いています。
イラスト副業で成功している人はこうしている
イラストの副業で安定した収入を得ている人は、こんな工夫をしています。
- エージェントに登録
- クラウドソーシングサイトに登録
- SNSを複数運用
- イラスト以外のスキルも学習
エージェント・クラウドソーシングサイトを併用し、仕事に関する情報を貪欲に得ています。つながった依頼者との関係も大切にしており、継続依頼や依頼者からの紹介で仕事をもらう人も多いです。
自分のポートフォリオになるSNSを複数運用している人がほとんどです。Twitter、ブログ、Pixiv(ファンボックス)、Instagramなど、イラストをアピールできる場所を多く持っており、作品をアピールできるようにしています。
イラスト以外にもWebデザインやUI/UXデザインを学習している人も多く、プログラミングスクールに通っている人もいますよ。
追記:副業ではなくてイラストレーターとして正社員で働くことも手
イラストレーターが副業をして好きなことでお金を稼ぐのも良いのですが、好きなイラストでそのまま働くことも手。
副業ではなくガッツリと働くことで、お金も段違いで稼ぐことができますし、後々独立する際のポートフォリオ作りにも役立ちます。
マイナビクリエイターはクリエイター専門の求人サイトでゲームやデザイナーなどのクリエイティブ案件に特化しています。
もちろんイラストレーターの求人も取り扱っており、大手のマイナビということもあって条件もよく給料も高め。
副業を許可している会社も増えているので就職してからも副業イラストレーターとして稼ぐことができます。
登録をしないとみることができない非公開求人も多数保有しているので登録してチェックしてみましょう。
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まとめ:イラストレーターの副業はまず、エージェントに登録して案件探し
イラストの副業で満足できる収入を得ている人の多くが、エージェントとクラウドソーシングサイトを併用しています。
おすすめのエージェントは、ITプロパートナーズ。クラウドソーシングサイトはクラウドワークス です。
イラストの仕事での実績が少ないうちは、なかなか仕事に繋がりませんが、辛抱強く続けることで副業として安定します。不労所得につながるイラストダウンロードサイトは、余力があるときに手をつけましょう。ダウンロードされなくても、描いたイラストがわかるサイトとしてポートフォリオ代わりに使うことも可能です。
イラストだけでなくデザイナーとしても活躍したい人は、スキルアップにオンラインスクールを利用すると便利ですよ。プログラミングスクールなら、Web系の知識を学ぶのにぴったりです。