副業解禁元年と呼ばれた2018年から、日本でもかなりの数の人たちが大なり小なり個人で仕事を受け持ったり、そのままフリーランスへと独立したりしています。
年々国内のフリーランサーの数も増加傾向にある中で、デザイナー職の人たちの多くも何かしら個人で仕事を始めている方は少なくありません。
今回はそんなデザイナー職におすすめする、プロも活用しているクラウドソーシングを8個に絞ってご紹介します。
デザイナーがクラウドソーシングを使った方が良い理由
デザイナーはクラウドソーシングを使った方が良い理由は、大きく分けて3つあります。
- 収入が増える可能性がある
- デザインのスキルアップに繋がる
- フリーランスとしての働き方の足掛けになる
それぞれ以下から詳しく解説していきますね。
収入が増える可能性がある
当たり前のことなのですが、クラウドソーシングは仕事を受注することになるのでお金のやりとりが発生します。
受注した金額にもよりますが収入を得ることができます。単発の案件から中には長期のプロジェクトであったり、長期契約を結ぶことができる場合もあります。
そうなると収入の増加にも繋がります。
デザインのスキルアップに繋がる
デザイナーがクラウドソーシングを利用すると仕事を個人で受注して依頼物を作成して納品し、お金を得る一通りの流れを全て自分自身で行わなければなりません。
デザインとしてのスキルだけではなく、仕事の流れからマーケティングの知識やマネイジメントの知識など、様々な知識やスキルが必要になってくるのでデザインのスキルアップは勿論のこと、それ以外のスキルアップにも役立てることができます。
しかもそれらはお金を頂きながら、尚且つ個人の実績にもなるので将来的に考えてもクラウドソーシングを利用することはデザイナーにとってかなり有効な手段だと言えるのです。
フリーランスとしての働き方の足掛けになる
クラウドソーシングを利用することはいろいろなクライアントと関わるきっかけになります。
いろいろなクライアントに関わるということはあなたの実力によっては初めはクラウドソーシングで案件を受注していたものの、直接案件を受注することができることにも繋がるかもしれません。
直接案件を受注できるということは、クラウドソーシング側に手数料を支払わなくてもよくなるため報酬アップにも繋がります。
直接契約できる案件が増えればフリーランスへの足がけになるかもしれません。
プロデザイナーも使っている!クラウドソーシングおすすめ9選
プロのデザイナーも活用しているクラウドソーシングを、ここではそれぞれ詳しくご紹介していきますね。
特に初めてクラウドソーシングを利用する方は、ここで紹介しているクラウドソーシングをフル活用してまずは実績を作るためにも、仕事に慣れるためにも、自分に合ったサービスを活用してみましょう。
クラウドソーシングサイトは有名な物もありますがそれ以外にも実は様々なサイトが存在します。
是非参考にしてみてください。
ITプロパートナーズ
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フリーランスWebデザイナーがよりよい環境で働きやすくするための、サポートを行なっている「ITプロパートナーズ」。
こちらはエンジニア等にも人気のサイトで、プロのデザイナーの方も数多く利用されているサービスです。
特徴的には「ITプロパートナーズ」は”ベストベンチャー100選”にも選出されている優良企業で、豊富な案件を提示しているため、あなたに合った優良案件が必ず見つかるはずです。
<こんな人におすすめ>
- 初めてクラウドソーシングを利用する方
- 実績のあるサイトを利用したい方
- プロも積極的に活用しているサイトを利用したい方
関連記事:ITプロパートナーズの口コミ・評判を分析!週2・3日案件は本当にあるの?メリット・デメリットまとめ
クラウドテック
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フリーランスの求人を多く扱っているサイトです。ご存知クラウドソーシングの最大手「クラウドワークス」のフリーランスに特化したサービスで様々な案件を取り扱っている特徴があります。
デザイナー向けの案件も豊富に取り扱っており、どれも報酬が高いことが特徴です。
また案件を受注すると、福利厚生サービスを利用することができお得な特典を利用することができます。
<こんな人におすすめ>
- 安定して案件を受注したい方
- 高額報酬の案件を受注したい方
- 福利厚生を受けたい方
関連記事:クラウドテックの口コミ・評判を徹底調査【副業として使えるの?】
Workship
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高収入の案件のみを紹介してくれる、おすすめのサイト「Workship」。
専属のエージェントがあなたにぴったりの案件を紹介してくれて、契約までしっかりとサポートしてくれるので初心者の方や駆け出しのフリーランスの方におすすめのサイトですね。
上流工程から関われる案件を提示してくれるので、単価もかなり高く低単価の案件で消耗することもないでしょう。
<こんな人におすすめ>
- 将来的にはフリーランスとして活動しようと考えている方
- デザイナーとしてのスキルアップを望んでいる方
クラウドワークス
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みなさんが知っている日本最大級の大手のクラウドソーシングサイトと呼ばれている「クラウドワークス」。
筆者自身も3年ほど利用していますが、かなりおすすめのサイトです。
その特徴は全くの初心者からでも受けれる案件があることと、隙間時間を有効活用してサクッと仕事に取り組めることでしょう。
<こんな人におすすめ>
- 初めてクラウドソーシングを利用する方
- 豊富な案件を取り揃えているサイトを利用したい方
ランサーズ
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クラウドワークスに並ぶ大手のクラウドソーシングサイト「ランサーズ」。
特徴的にはクラウドワークスとからないですが、こちらはよりワーカーに寄り添ったサポートが充実してます。
フリーランスとして働く方の福利厚生のサポートや副業として利用されている方のお悩み相談など、様々なサポート体制が整っているので大変おすすめです。
<こんな人におすすめ>
- スマホアプリでも作業が出来るサイトを利用したい方
- 初めてクラウドソーシングを行う方
シューマツワーカー
公式サイト:https://shuuumatu-worker.jp/
サイトのタイトル通り、週末に行うことができるような手軽な案件を行いたい方にうってつけのサイト「シューマツワーカー 」。
週10時間から取り組めるスタートアップ事業への参加や、毎月10万円をコンスタントに稼げる案件の紹介等を行なっています。
また、専属のコンシェルジュがあなたに合った案件を紹介してくれるほか、悩み等にも真摯に相談に乗ってくれます。
<こんな人におすすめ>
- プロのコンシェルジュからサポートしてもらいたい方
- 簡単な案件から受注したい方
ココナラ
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“みんなの得意を売り買い”をコンセプトにしているサイト「ココナラ」。
ココナラはデザイナーの多くの方が利用しており、サイト商品の中にはイラスト制作やサイトデザイン、コーディング等の様々な商品が提示してあります。
ココナラで商品として出されている殆どのものは、ワンコイン(500円)程度でサクッと作成できるも多くあります。
人気が出ると常に案件を受注ができる状態になるなど個人のスキルが試されます。
<こんな人におすすめ>
- 空き時間を活用して効率よく稼ぎたい方
- まずは簡単な案件から取り組みたい
yenta
公式サイト:https://yenta.talentbase.io/yenta/
個人で営業する際に役立つビジネスマッチングサイト「yenta」。
今回ご紹介しているサイトの中ではかなり特徴的で、人脈や高単価な案件を直接営業して取得したい方におすすめのサイトです。
サービス自体はスマホアプリで利用することをメインとしており、出会い系アプリ「Tinder」のような仕様になっています。
<こんな人におすすめ>
- 様々な人脈を作りたい方
- 個人で営業して高単価な案件を取得したい方
- 自分のスキルと知識に自信がある方
YOUTRUST
公式サイト:https://youtrust.jp/lp
友人からの紹介で案件ををオファーするサイト「YOUTRUST」。
「YOUTRUST」ではFacebookの友人繋がりをもとに、チャット形式で仕事のオファーが直接来るようになっています。
サービスの特徴的に初心者や、駆け出しのフリーランスの方で実績作りに活用できるおすすめのサイトですね。
<こんな人におすすめ>
- まずは近くの友人等から仕事を受けてみたい方
- 自分の実績をまずは作りたい方
デザイナー初心者がクラウドソーシングを利用するならまずはブログを始めてみよう!
デザイナー初心者がクラウドソーシングを利用する場合は「ブログ」を行うことを推奨します。
プロのデザイナーの多くが自身のブログやポートレートサイトを所持しており、デザインスキルだけではなくデザイナー職のキャリアを活かしてブログをポートフォリオとし営業を行ったりしています。
以下からデザイナー初心者がクラウドソーシングを利用するにあたり、ブログを始めた方が良い理由を解説していきます。
デザイナー初心者がクラウドソーシングを利用するにあたりブログを始めた方が良い理由としては、3つあります。
- ブログ自体がポートフォリオ(実績)になる
- アウトプットの場として活用できる
- ブログ自体がストック型のビジネスとして成り立つ
ブログ自体がポートフォリオ(実績)になる
ブログ自体はあなたの実績を表すポートフォリオになるため、営業をかける時もそれをブログを提示すればクライアント側もあなたにどれぐらいのスキルや知識があって、どんな商品を今まで作ってきたのか伝わりやすいでしょう。
クライアントに実績を提示する際もブログのURLを提示するだけで良いので営業もかけやすいです。
アウトプットの場として活用できる
ブログは基本的には文字を書くツールなので、これまであなたが学んできたデザインに関する知識や経験を活かして、記事としてコンテンツを定期的にアップしていけば、ブログ自体のアクセスも上がり、それを見てクライアント側から仕事の依頼がくる可能性もあります。
検索をしてアクセスしてくれるクライアントもいるので、あなた自身が直接営業をしなくても24時間365日ブログが代わりに営業を行ってくれるので、これほど便利なツールはないでしょう。
ブログ自体がストック型のビジネスとして成り立つ
ブログだけでもある程度のアクセスがあれば、アフィリエイトやGoogleアドセンス等を活用してマネタイズすることができるので、何もデザインをしなくてもそれだけでも収入ととして成り立ちますね。
また、ブログはストック型のビジネスなので、記事を書けば書くほどそれは資産として貯まります。
特にデザイナーの場合は、過去のポートフォリオもたくさん掲載をすることができるので、クライアントがサイトを見れば見るほどあなたのことを知ることができます。
デザイナー初心者がクラウドソーシングを始めるにあたり準備すること
ブログをやった方が良い理由が分かったところで、今度はクラウドソーシングをするために必要な準備について詳しく解説します。
準備といっても難しいことはありません。
重要なのは以下の2つです。
- 営業のための資料作り
- ポートフォリオ(実績)作り
2つ目の「ポートフォリオ作り」に関してはブログにまとめても良いでしょう。
クラウドソーシングを始めるに当たり、まずは仕事を受注しないと何も始まらないので準備段階ではその営業のために必要な資料作りとポートフォリオ作りが大事になります。
デザイナーはクラウドソーシングを利用して案件を受注しよう!
デザイナー職の方はそのまま仕事をしているだけでは増えない場合が多いです。
そのため、自分で案件を受注するだけではなくクラウドソーシングを利用することが収入アップの近道と言えます。
その中でも今回ご紹介した「ブログ」等はかなり効果が大きいので、デザイナーの方でクラウドソーシングを少しでも始めてみようかなと思った方は、まずは自身のポートフォリオ作りのためにブログを開設することから始めてみると良いでしょう。
ある程度の準備が整った方は、ここでご紹介した9つのおすすめサイトの中から、最初は1つに絞って案件を受注してみて1つのプラットフォームで実績を積み重ねてください。
もちろん、複数のサイトに登録しておくことも大事なことですが、バラバラに活用して実績を分散してしまうよりは、最初は一つのプラットフォームに絞ってその中で実績を積む方が遥かに効率が良いので試してみてくださいね。