「転職がうまくいかない人」に共通するポイントはコレ!具体的な改善策を考えよう!

社会人の2人に1人は転職を経験していると言われている昨今、転職する事自体は決して珍しい事ではありません。
転職経験者が増えていくに従い、沢山の転職のコツというものが蓄積されて、転職活動をする人にとってはとても有難いですよね。

しかし、実体験を元にした情報を同じように参考にしても、転職がうまくいく人・いかない人と分かれるのは何故なのか悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

でも、うまくいかないからといって諦めるのはまだ早い!
何事にも原因というものがあって、それが転職がうまくいかない人の共通点になっているだけなのです。

具体的な例と改善策がわかれば、後はそれを変えていくだけ。そうすると結果が変わってくるはず。
まずは今までの転職活動の際の行動を振り返ってみましょう!

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なぜ転職がうまくできないと感じるのか?

いざ転職活動を始めてみて、最初から思うような結果が出ない事は沢山あります。
でもそれが積み重なってくると「うまくいかない!」と気持ちが焦ってきますよね。
周りに同じ様に転職活動をしている仲間がいたら尚更。

焦ってくると、表面の出来事ばかり目について、本当の原因が見えてこなくなってしまいます。

転職活動のモチベーションをコントロールする為にも、何故そう感じるようになってしまうのか、まずは原因を知りましょう。

何度も面接に落ちているから

面接に落ちる事が重なると、どうしても後ろ向きな気持ちになりがちで、でも早くどこかで面接に受からなきゃと焦りも出てきます。
転職に成功した人の話を聞くと、その人と比べて更に焦って空回りしてしまったり。

でもまずはここで冷静になって、「何故、今回の面接に落ちたのか?」を毎回振り返りましょう。
友人や家族など、第三者目線から見てもらいアドバイスをもらうのもおすすめです。

意外と同じ失敗を毎回繰り返していただけだったり、すぐ改善できるような小さな事が原因だったりします。

転職活動して1か月経つのに仕事が見つからないから

1か月間の転職活動は結構長く感じるかと思います。仕事がみつからないと尚更。
でもその1か月を振り返ってみてどうでしょう?

前述した同じ失敗を繰り返している1か月だったとか、無計画に闇雲に動いて1か月経ってしまった、という事はないでしょうか?

1か月という「期間」に目を奪われず、1か月の「中身」がどうだったかを考えてみましょう。

転職がうまくできないと悩む人の共通点

転職がうまくいく人の共通点があれば、うまくできない人の共通点もあります。
うまくできない時、自分がこのうまくできない共通点に当てはまっているかもしれません。
物事には何でも原因があるので、原因となる何の共通点に当てはまっているかを知る事が出来たら、前に進む事が出来ますよね。

ではその共通点とは何か、探っていきましょう。

自分のスキルがないからと消極的に考えている

堂々と言えるスキルがある事は、転職にとって非常に心強いものです。
しかし、誰しもがみんなそういったスキルを持っているとも限らないですし、スキルを持っている人だけ転職がうまくいく訳ではありません。

特にうまくいかない事が続くと、人から見たらアピールポイントになりうる事も自分では気づかない事があります。
具体的に何が出来るという事以外に、例えば同じ会社に長く勤めてこれた、という事でもスキルの一つとして見てくれる場合が往往にしてあります。

将来性がありすぐにスキルを身につける方法

スキルが本当になくて悩んでいる場合、資格を取ろうと考える人がいますが、時間がかかるのがネックです。
いま、おすすめなのはプログラミング。

「プログラミングなんて文系の自分には難しくてできない!」と思った方、心配いりません。
最近流行りのオンラインプログラミングサービスを使えば、挫折せず超効率的に、しかも最短1ヶ月で身につけることができます。

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自分の本当のスキルを上手に相手に伝えられていない

こんなに勿体無い事はないですが、実は多くの人が当てはまっています。
ある事が自分のスキルになっている事に気付いていない場合もありますし、上手く伝えられなくて相手に理解してもらえていない、という場合もあります。

自己分析だけだとどうしても私情が入ったり、謙遜してしまったりします。
転職サイトのキャリアカウンセリングや面接対策などのサービスを活用して、第三者目線で自分のスキルを改めて見直し、伝え方を学ぶのもおすすめの方法の一つです。

自分がその会社で何がしたいのかを伝えられていない

特に目的が無く、なんとなく転職活動をを始めた場合だったり、焦ってとりあえず良さそうな会社に沢山応募した場合などに陥りがちなパターンです。

転職活動は、これからの人生で長く付き合うことになる会社に出会えるかもしれないチャンスとも言えます。

例えば、気になる異性と出会ったら、その人の事を沢山知りたいと思いませんか?
それと同じ考えで、良さそうな会社を見つけたら、場所や待遇面だけでなく「その会社を知る」事に注力してみてください。

それによって、自分がその会社で働くイメージが出来、そうしたら自分はそこでどんな事をしたいか?どんな業務に関わりたいのか?という事が見えてきます。

転職活動も、「広く浅く」ではなく「狭く深く」がポイントです!

待遇だけを気にしている

プライベートも充実させたいと思うのは当たり前なので、お給料や休暇など待遇面は転職先の会社を決める際にチェックするポイントの上位にあがるかと思います。

でも今の会社と同じぐらいかそれ以上の待遇の会社を探して、全然当てはまる会社が無いと言って、なかなか転職活動が進まない事はありませんか?

一日の多くの時間を過ごす会社ですから、会社の業務内容はもちろん社内の環境やどんな人が働いているのかなど、待遇以外の面にも目を向けてみてください。
こんな良いところがあったのか!と、会社の意外な一面にビックリするかもしれません。

実際に会社の前まで行ってみて、オフィスの周りがどんな環境なのか、どんな人が働いているのかを見るだけでも良いので一度ぜひ試してみてください。

転職する時のポイント1.需要と供給が合っているかどうか

転職の際に何を一番重視するかや、自分が出来る事やこれからチャレンジしたい事、どれに比重を置くかは人それぞれです。

ではそれが、企業が求めている人材として募集されているか?というところが一つのポイントです。

転職活動をスムーズに運ぶには、そのポイントが合っているかというところが大事な要素のひとつです。

企業が求めている事と自分が求めている事が合っているか、言うなれば両思いになっているか?をよく確認してみましょう。

自分が本当にしたい仕事と向いている仕事は違うもの!

誰しもが憧れの職業に就きたいと思いますが、それが自分に向いている仕事とは限りません。
実際にその仕事を始めてみて、「趣味に留めておけば良かったな」などという声を聞く事は結構多いです。

特に好きな事だと悪い部分が見えなくなりがちです。
その仕事を調べる際に客観的に見る事が大事ですが、自分だけだと不安な場合は転職に成功している知人や、転職サイトを活用してキャリアアドバイザーに相談してみるのもひとつの方法です。

企業が求める人材と自分がマッチしているかどうかを考える

魅力的な企業を見つけて、「ここで働きたい!」と思っても、今その企業が求めている人材はどんな人材でしょうか?

自分が出来る事や得意な事、今まで経験して来た事などと比べてみて、求めている人材が自分とマッチしていなかったらそこは潔く次の企業を探しましょう。

書類や面接などで自分自身のハードルを上げて入社出来たとしても、入ってから大変な事になりかねません!

転職する時のポイント2.条件を限定しすぎない

理想の企業や待遇、条件をあげれば沢山出てきますよね。
しかし理想を高くしすぎて、良い企業なのに目に留まらなかったり、条件にマッチする企業が少なすぎてなかなか転職活動が進まなかったりするもの。

自分の最高とする理想から少し範囲を広めてみて、沢山の企業を見て比べてみましょう。狭い範囲から広げてみる事で、今まで見逃していた新たな発見があるかもしれません。

希望する仕事の種類にこだわり過ぎない

今まで自分が経験してきた仕事が次も活かせたり、経験していなくてもチャレンジしたい仕事が見つかったらとても良い事ですよね。

でもその仕事に決めつけてしまうと、なかなか条件に合ったものに出会えない事も。
その仕事に関連するものに範囲を広げるなどして、柔軟性を持って探してみましょう。
自分の興味を引く新たな分野の仕事が見つかる事も多いんですよ。

希望する仕事の内容を限定しすぎない

仕事内容はとても大事ですが、「これ!」とあまりにも限定し過ぎてしまうとなかなか理想の仕事に出会えません。

ですが不動産を探すように譲れない条件はあるとは思うので、それを2・3つに絞って、改めて探してみるましょう。
内容を限定しすぎていた事によって見逃していた良い仕事と出会える可能性があがりますよ!

仕事に条件をつけず視野を広げよう

転職活動をする時、今までやってきた仕事や勤めていた企業がどうしても基準になりがちで、そこから比較してしまう事が多いと思います。

でもせっかく新しい場所に行くチャンスなのですから、過去に見てきた物や経験に捉われず一旦頭をリセットをして、初めて就職活動をする気持ちで臨んでみましょう!

転職する時のポイント3.面接でのやり取り

いざ受ける企業が決まったら、次は面接がやってきます。

多くの面接官は、

その人のスキルや出来ることはもちろんですが、まずはその人がどんな人なのかを知りたいと言います。

これから一緒に仕事をしていくようになるかもしれない人なのですから、お互いにうまくやっていける人を選びたいのは当たり前ですよね。

笑顔でコミュニケーションを取る事プラス、以下にあげる4つのポイントをおさえて本番に臨みましょう。

以前の勤務先の悪口は言わない事

何かしら不満があったから転職活動をしているという事は、相手側もわかっています。
ですが、面接はその不満を言う場所では無いですし、悪口は聞いているほうも良い気はしません。

相手の企業は、こちらに転職する事によって、貴方がどうプラスに変化するのかを聞きたいと思っています。

なんでもできるではなく何でも経験したいと言う

何でも出来ますというのは聞こえが良い様ですが、どこの人事も適材適所で配属したいと考えていますので、配属先を決める側を困らせてしまう事があります。

何でもチャレンジしたい、という前向きな姿勢をアピールするのであれば、「何でも経験したい」という言い方に変えましょう

自分のアピールポイントを正しく伝える

せっかくアピールポイントがあるのに、正しく伝えられなかったら勿体無いですよね。
そしてただそれを話すのではなく、企業が求めている人材のイメージに沿ってアピールする事がポイントです。

そうする事によって、貴方がその会社で活躍しているイメージをさせる事ができ、面接合格に繋がります。

ここはしっかり何度も練習して本番に臨みましょう。

言葉は丁寧に!敬語は基本です

質問された事に対していくら良い受け答えが出来ても、途中途中の会話で普段の自分が出てしまった、という事はよく聞きます。
そこでしまった、と思って更に焦って言葉遣いがおかしくなってしまったり。

言葉遣いは、特に緊張しているとすぐに直せないので、すぐに面接の予定が無くても今から正しい敬語や言葉遣いの練習を始めましょう。

必要とされていない人は一人もいない事を知る

転職活動を始め、先輩の成功例をなどを読んだりしてある程度理想をイメージしますよね。
しかしなかなかその通りに行かないと焦ったり、自分を必要としている企業は無いのではないか、などとマイナス思考に傾いてしまったり。

転職支援サイトなどを見ると、どうしても成功例ばかりが目立ちますが、沢山失敗した上で転職を成功させた人も多くいます。

成功例ばかりと比べずに、そもそも自分は「なぜ転職をしようと思ったのか?」を初心にかえって改めて見直してみましょう。

自分にもっと自信を持つべき

うまくいかない事が重なると、自信が無くなってきてしまうのは当たり前です。
そこで、うまくいっている他人と比べたりしていませんか?

そもそもスタート地点が違う他人と比べたところで比較にならないですし、自分自身が持っている良いところが見えなくなってきてしまうのですぐにやめましょう。

今の状況で見えなくなっているだけで、自分が出来ることやアピール出来る事は沢山あるのです。

そういう時は家族・友人・先輩や、転職サイトのキャリアカウンセリングなどを活用して、第三者に客観的に見てもらい自分の出来ることを見つけてもらうのも良いでしょう。
自分が思っている以上に、自分に自信を持てるような事は沢山あるんだと気付くはずです。

転職は時間がかかるものだと理解する

すぐに理想の企業と出会って、面接もトントン拍子で進むなんて事はほとんどありません。
今より良くなりたいからこそ、次に勤める企業は時間をかけてじっくり選んでください。

いざ面接を受けてみて、ちょっと違うと思ったらこちら側から断って、また探し始めても良いんです。

転職をすると決めたのですから、沢山の選択肢から比べてみたり考えたりして色んな世界も見てみましょう。
そして、これだ!と言う仕事や企業を見つけてください。

早ければ良いという事はありません。時間がかかっても良いのです。

転職と新卒の就職活動の違い

転職と新卒の最大の違いは、採用段階で「社会人としての経験」を見られるかどうかです。

新卒採用は、ポテンシャル採用です。あなたの学歴や学生時代の経験から、会社への貢献度を試算し、採用します。「会社があなたを育てる」のが前提の採用ということです。

転職(中途採用)は、即戦力採用です。新卒採用が「人を見てポジションを決め、育ってもらう」採用なのに対し、転職は「このポジションをこなせる人に来てもらう」採用です。社会人経験がある人が採用対象なので、会社があなたを育てるのではなく、育った状態のあなたを会社が採用します。

新卒と転職では採用するときに見られるポイントが違うので、就職活動も違ってきます。具体的に説明します。

応募先選定に使う情報源:新卒専門サイトvs転職サイト

転職と新卒では、応募先選定に使う情報源が違います。

先ほどお話ししたように、企業が応募者に求める価値が転職と新卒で異なるため、新卒用のサイトと転職用のサイトでは出ている求人情報に大きな違いがあります。

新卒のときは新卒専門のサイト・エージェントを使い、転職のときは転職専門のサイト・エージェントを使います。

新卒採用のときは、リクナビやdoda新卒エージェントといったサービスを使ったと思いますが、転職サイト・エージェントの使い方もほぼ一緒です。

自分の基本情報を入力し、希望する業界・業種で転職先を探します。利用段階での違いは、新卒サイトにあったエントリーシートが転職サイトにはなく、新卒サイトにはなかった職務経歴書が転職サイトにある程度です。

選考過程でアピールする経験:情熱と人柄vs実績と技術

新卒と転職活動で最も違うのが、選考過程でアピールするものです。

企業にとって新卒採用は、未来の将軍候補を青田買いするようなものですが、転職は歴戦の戦士を雇うようなもの。新卒採用で好まれるアピールの仕方が、転職活動で喜ばれる可能性はほぼありません。

具体的には、新卒の選考過程は信頼感・常識力アピールが重要です。学歴の他に、身だしなみや話し方、学生時代のエピソードで、常識力と信頼感、企業での活躍度が測られます。

転職活動では、「企業の即戦力になれますアピール」が重要です。常識力や信頼感があるのは当然として、これまでの企業で培った実績から「育てる手間なく重要ポストにつける」かどうかをみられます。

応募から内定・入社までの期間:半年以上vs1ヶ月程度

応募から内定・入社までの期間は、新卒が半年以上と長いのに対して、転職は早い人で1ヶ月、平均3ヶ月です。

転職の場合、内定の連絡をもらってから他の応募先と比べる時間はほぼないので、複数社に応募するしないに関わらず、迅速に内定を受ける判断をしなければいけません。

内定承諾から初出社までの期間も1ヶ月程度しかないケースがほとんどです。新卒よりもスケジュール管理がシビアになります。

入社後研修:あるvs自己研鑽が重要

新卒は、会社が「これから育てる」ために雇うための採用。入社後研修はもちろん、内定後研修や入社3年程度までフォロー研修がある場合も多く、会社に尽くしてくれる人材を育てるためにあらゆる手段が取られます。

転職は、「すぐに会社で活躍してくれる人」を雇うための採用なので、新卒のときのような研修はほとんどありません。会社に慣れるために入社後1週間から1ヶ月程度フォローがある場合もありますが、基本的には自分でなんとかすることになります。未経験歓迎の職場でさえ、3ヶ月程度の研修があればいい方です。

転職する時のアピールポイント

転職活動をするときは、どれだけ即戦力になれるかをアピールできるかがポイントです。

「ここは絶対外せない」ポイントを紹介しますね。

実績・スキルは一緒に働く姿を想像させる

前職までに培ってきた実績・スキルは、応募先の企業があなたがその企業で働いている姿を想像できるように具体的なエピソード付きでアピールしましょう。

そのためには、各企業に合わせた「御社に入社したらなら、このスキルを活かしてこんな活躍ができます」という具体例が必須。自分が応募先で働いている姿が想像できないと書けないので、丁寧な企業研究と自分のスキルの棚卸しに時間を割きましょう。

志望動機はなぜ御社なのかがわかるように

志望動機は、その企業を選定した理由がわかるようにアピールしましょう。

ありきたりな志望動機だと「稼げればどこでもいいんだろうか」と思われてしまいます。「面接でしっかり答えればいい」と書類で疎かにしてしまうと、そもそも面接に呼ばれない可能性があるので、手を抜くのは厳禁です。

自己PRで仕事の意欲をアピールする

困る人が多いのが自己PRですが、自己PRでアピールするのは、仕事に対する意欲。自由に話せる(履歴書の場合は書ける)ので、プレゼン能力が試されます。あなたの学歴や職務経歴が応募先の企業でどんな風に役立つのかや、応募先の企業で働きたいという意思がどれくらい強いのかをしっかり伝えましょう。

長所・短所は職場にいるあなたを見せる

面接の自己PRでよくある質問が、「あなたの長所・短所」について。この質問も、実績やスキルと同様に「一緒に働くことになったら、どんな仕事をしてくれそうか」「うちの会社の社風に合いそうか」が判断できるように工夫しましょう。

長所・短所アピールでよく聞くのが、短所も言い方を変えれば長所になるというもの。ただ単に言い換えただけでは、採用担当者の印象に残りません。「こういう特性を持っている人なら、募集部署に合いそうだ」「この短所は、うちの会社では長所として活かせる」そんなイメージがわくように練りましょう。

退職理由で仕事に対する姿勢をアピールする

「退職理由は、できるだけ書きたくない・答えたくない」と考えている人も多いですが、必ず聞かれるものです。退職理由は、前職に対する愚痴や不満の連続になりそうですが、そこはぐっと我慢して、あなたの仕事やキャリアに対する姿勢をアピールする場にしましょう。

「なぜ、前職のままではダメなのか」「転職することで何を実現したいのか」「御社を志望した理由とはどう繋がるのか」をきちんと説明することで、あなたが仕事で大切にしていることやこだわっていることをアピールできます。

常識力はやりとりで感じてもらう

社会人としてのマナーがなっていない人とは一緒に仕事をしたくないもの。社会人経験のない新卒ならまだしも、転職活動組は「社会人としてのマナー・常識はあって当然」と考えられるのが普通です。

応募先企業は、常識力をささいなやりとりから感じています。たとえば、面接や書類のやりとりに関するメール。返信はその日のうちにしていますか? 件名をみただけで何に関するやりとりかわかるように最初の用件やRe表記は残しているでしょうか。

百戦錬磨の人事担当者は、応募者の常識力やマナーを面接前に判断できてしまいます。

社会性・常識力・マナーは小さなやりとりでアピールしましょう。

効果的なスキルアピールのために書類を活用する

今までの仕事で得たスキルと実績は、書類の段階からアピールしましょう。

履歴書は、あなたの基本情報を記載するもの。職務経歴書は、あなたの詳細情報を記載するものです。

本で例えるなら、履歴書が目次で職務経歴書が本文、面接は著者による解説です。

目次で「この本を読みたい」と感じてもらい、職務経歴書で「著者に直接聞きたい」と考えてもらうことで面接にたどり着くことができます。

履歴書の記載で大切なことは、以下の通りです。

  • 学歴や職歴が応募する企業と関係がある
  • 応募先が求める能力がある
  • 応募先企業の通勤圏内に居住している

職務経歴書で大切なことはこちら。

  • 実務経験は応募先と関係がある
  • 評価できる実務経験である
  • 職務経歴の内容が盛られていない
  • 具体的な行動から仕事のこだわりが感じられる
  • 人間関係や社交性に問題がない
  • 自己PRや転職理由から意欲を感じられる

自分ではうまくまとめられない場合は、転職サイトにあるレジュメ記載マニュアルを参考にしてみましょう。転職エージェントに登録して、転職のプロに対面でアドバイスをもらうのも手ですよ。

第二新卒からの転職に強いアピールポイント

同じ転職組でも、新卒に近い第二新卒組は他の転職組とは少し違うアピールが必要になります。第二新卒と言われるだけあって、社会人としての経験年数が少ないため「即戦力」としてのスキルが乏しい傾向があるからです。

押さえるべきポイントはこちらです。

  • 退職理由が前向きな理由である
  • 退職理由と志望理由に矛盾がない
  • 志望理由から仕事に対する考えがわかる
  • 短期間の社会経験から得た強みがわかる
  • 新卒と同程度のフレッシュさがある
  • 必要最低限の再教育で自社人材として育つ素質がある

第二新卒というと経験が少なく転職に不利と考えられがちですが、そんなことはありません。新卒に近い第二新卒ならではのフレッシュさと柔軟性をアピールすれば、条件を落とすことなく未経験業種に転職することも可能です。不安な場合は、第二新卒専門の転職サイトやエージェントもあるので、それらを利用してみるのもいいでしょう。

転職がうまくできないのまとめ

うまくいかない事は誰にでもあります。
ですが、うまくいかない原因があるにもかかわらず、それに気付かずに同じ失敗を繰り返すのはとても勿体無い事ですよね。

転職がうまくいかない事が重なると、難しく考えてしまい更に負のスパイラルに陥ってしまいがちですが、原因となっている事は大体パターンが決まっているという事が読んでおわかりいただけたかと思います。

原因が分かれば、あとは改善して再スタートするだけ!
貴方の転職活動がうまくいくように、応援しています!