9月になりましたので、2016年8月に話題になったWebサービス&アプリを紹介します。
Google Alloをはじめとして、今月もAIがホットな印象です。
もちろん、他にも国内外問わず、ユニークなサービスがたくさんリリースされているので、その中から11個ピックアップしてみました。
Smooz
「賢いブラウザ」をテーマにリリースされたブラウザアプリ。
モバイルでの検索体験を向上させ、欲しい情報を見つけやすくしてくれる様々な機能が搭載されています。
昨今は、検索をしない層も多くいますが、そんな中でも能動的に情報収集をする層を主なターゲットとしており、文字を入力する必要がないキーワードのサジェスチョン機能やタブのバックグランド読み込みなどが非常に使いやすいのが特徴。
これらの機能は、既存のモバイルアプリでも搭載されていますが、Smoozでは更に使いやすく、そしてサービス名の通り”スムーズに”使えるのが嬉しい点です。
またTwitterやはてなブックマークのコメントも一覧で見ることができるので、周りの意見を参考にしたり世間の反応をみながら情報収集ができます。
まだリリースされたばかりですが、今後の進化が楽しみなサービスです。
UberEATS Tokyo
タクシー配車サービスの「Uber」がフードデリバリーに参入しました(※現在は東京のみ)。
東京の有名店の食事をスマートフォンから簡単にデリバリーすることができます。
焼肉の「トラジ」やドーナツ店の「クリスピー・クリーム・ドーナツ」などバラエイティ豊かな150以上の店舗から、店舗で食べるのと同じ価格で注文可能。
届くまでの時間も平均時間は35分程度とのことです。
配送の仕組みもUberらしく、配達員はすべて一般の人となっており、希望者はトレーニングを受ければ誰でも配達員になれるといいます。
自転車やバイクさえ持っていれば、空いた時間に配達を行い収益を得られるので、ちょっとした副業やアルバイト的な働き方ができます。
Voicy
Voicy(ボイシー)は「声」で聴くニュースアプリ。
TechCrunchやnanapiなどの提携メディアの記事を、Voicyに登録している様々なジャンルのパーソナリティが読み上げてくれます。
まだリリースされたばかりなのでパーソナリティの人数は少ないですが、ニュースや記事を「声で聴く」というのは、けっこう新鮮です。
声をテーマにしたサービスといえば「こえ部」が有名ですが、ちょうど9月末にサービスクローズしたこともあり、声のサービスとしてどこまで存在感を高められるかに要注目です。
LOGO PIZZA
LOGO PIZZAは、ユニークなロゴを作成して購入できるサービス。
イチからロゴをつくるわけではなく、既に登録されている様々なモチーフをカスタマイズして、好きなロゴを作るようになっています。
面白いのは、ロゴが売れるたびに20ドルづつ値上がりしていく仕組みになっており、記事執筆当時(2016/10/1)では、680ドルに価格が設定されています。
また、登録されているモチーフもすべて1点ものなので、既にSOLDOUTとなっているものについては購入できません。
ユニークなロゴがほしい人はのぞいてみてはいかがでしょうか。
Amazon Prints
Amazonがリリースした写真プリントサービスです。
Amazonのクラウドストレージ「AmazonDrive」から印刷したい写真を選択して、写真やフォトブックにして届けてくれます。
現在はアメリカのみの提供ですが、価格はなんと競合サービスの半額ほどという格安価格だそう。
日本でも写真プリントサービスはいくつも存在しており、年賀状などでも需要があるので、国内でのリリースが待ち遠しいです。
ちなみに、Amazonプライム会員の人は、Amazonドライブを無料で5GB使用できるので、プライム会員はどんどんお得になっていきますね。
baspo(バスポ)
baspoは、月額980円で複数の銭湯や温泉に入り放題になるサービス。
課金ユーザーは1ヶ月に各温泉施設を2度まで利用できるというもの。
現在は福岡県内の一部施設のみですが、今後は全国に展開していくとのことです。
温泉や銭湯好きの人だけでなく、出張や旅行のときなどにも役立ちそうですね。
コンセプトは「いつでも温泉どこでも温泉を身近に」。
Google Allo
Googleからリリースされた人口知能搭載のメッセージングアプリです。
通常のメッセージをやり取りする中で、定番のフレーズや返答などを提案してくれます。
いまはまだシンプルですが、今後ユーザーがふえてくると、様々な会話のパターンを学習し、どんどん賢くなっていくことでしょう。
そして、まだ国内では本格リリースがされていないですが、Googleアシスタントの搭載により、予定や天気の確認、検索など様々なことが会話を通して行えます。
finbee
finbeeは、銀行口座と連携した自動貯金サービスです。
銀行のAPIを使って、貯金用口座にあらかじめ設定した金額が振り込まれるようになっており、定期預金のような使い方ができます。
自動貯金のルールをいくつかのパターンで設定することができる点が特徴的で、例えば欲しいものを購入することをゴールとしたり、カップルや夫婦で貯金シナリオをシェアできたりするなど、とてもユニークです。
これなら、今まで様々な貯金方法を試しては挫折してきた人も、楽しく貯金を継続できるのではないでしょうか。
Qunme
Qunmee(キュンミー)は、顔認識AIが搭載されている男女マッチングアプリです。
Tinderのように好みの顔を選んでいくことで、アプリ側が好みを学習し、よりユーザーの好みに近い異性を提案してくれます。
マッチングしたユーザーとメッセージを交換する際、男性側は課金する必要があります。
AVA
AVAは、料理の写真を撮るだけでプロの栄養士がカロリー計算をしてくるアプリです(英語のみ)。
従来でもカロリー計算系のアプリやサービスはありましたが、食べたものを毎回入力しなければならず、面倒な側面がありました。
それに比べて、AVAは写真を撮影するだけ。写真をみて、プロの栄養士がカロリー計算や栄養に関するアドバイスを提供してくれるというから、気楽に継続できそうですね。
JustWatch
JustWatchは、複数の動画配信サービスから、映画やドラマを横断検索できるサービスです。
動画配信サービスは、ここ数年で数を増やしている一方、観たい映画やドラマがどのサービスで配信されているかがわからないということが起きます。
このサービスを使えば、作品をすぐに検索できて、配信サービスがひと目でわかるので、観たい作品を探す手間が大幅に省けるのが嬉しいですね。
ドイツのサービスですが、日本版もローンチされ、国内の主要動画配信サービスも対応しています。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
気になったサービスやアプリがあったら是非試してみてくださいね。
今後も毎月話題のサービスを紹介します。
タレコミなどはお問い合わせまでお願いします。