看護師の資格を活かして、フリーランスという働き方をする方が年々増えてきているのをご存知でしょうか?
少子高齢化が進む日本において、看護の業界では常に人材不足が叫ばれています。
この先も圧倒的に買い手市場の看護業界ですが、そのような現状も相まって看護資格があればフリーランスとして自由な働き方が実現できるようになりました。
実際にフリーランス看護師の数は増えており、需要もかなり高まっています。
本記事では、フリーランス看護師になる方法や仕事の探し方、フリーランス看護師のメリット・デメリット等を詳しく解説します。
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フリーランス看護師とは?
フリーランス看護師とは、自分に合った自由な働き方で看護師として活躍している方の総称。
「フリーランスナース」と呼ばれることもあります。
ライフスタイルに合わせた柔軟な働き方ができるのが人気のポイント。
特定の病院や組織に所属することなく、仕事に応じて契約し、自分が働いた分だけ報酬を得ることができます。
フリーランス看護師の具体的な年収
フリーランス看護師になったら年収がどれ位になるのか気になりますよね。
フリーランス看護師の年収は仕事の内容や働き方に応じて変わるので、200万円台の方もいれば500万円を超える方も。
一概に「年収いくら」とは表しにくいので、具体的な事例を3つ紹介します。
- 1日7時間、週4〜5日勤務。夜勤なし。
- 総合病院で看護業務を行い、看護研修の講師などもこなす50代女性。
- フリーランス転身前は常勤看護師として20年以上のキャリアあり。
- 勤務日は月に12回ほど。夜勤がメイン。
- 大学病院に勤務。夜勤の際は1回で16時間ほど勤務。
- 旅行が趣味の30代。勤務日を月の前半にまとめ後半は海外旅行に行くことも。
- 看護師としてのキャリアは10年目。
- 1日4〜5時間、週5日勤務。
- 個人経営クリニックをかけもち。検診やワクチン接種などで人手が足りない時に出勤。
- 子育てに注力したく、現在は子どもが幼稚園に行っている間だけ働いている。
- フリーランス転身前は総合病院で5年ほど勤務。
子育てなどのライフステージや生活スタイルに合わせて、働き方も年収も様々ですね。
旅行などの趣味を満喫するために、報酬が高い夜勤をメインにして一定期間にまとめて働く方もいらっしゃいます。
フリーランスではない看護師と比べるとボーナスなどが発生しないものの、働いた分だけ多くの収入を得られます。
フリーランス看護師になる方法と仕事の探し方
フリーランス看護師になる方法と仕事の探し方について詳しく見ていきましょう。
人材不足の看護業界で、職場によってはかなりブラックなところもあるかもしれません。
そういった職場に当たってしまった人は、フリーランス看護師になる方法を知っておくと気が楽になりますよ。
フリーランス看護師になる方法【独立の仕方】
フリーランス看護師になる方法は、いたってシンプル。
看護師の資格さえ持っていれば、誰でもフリーランス看護師になれます。
実際にフリーランス看護師になる場合は、以下のような準備が必要になります。
- 最寄りの税務署に「開業届」を提出する
- 国民健康保険・国民年金への切り替えを行う
- クラウド会計ソフトなどで帳簿をつける
- 正社員を辞める前に、必要なクレジットカード等を契約しておく
- ある程度貯金しておく(半年は生活できるぐらい)
- フリーランス看護師としての仕事を探す
上記はあくまでも最低限しておいた方が良い順次事項。
実際に今フリーランス看護師として活躍している方を訪ねて話を聞いてみるのも良いでしょう。
看護師は無職期間は作らない方がいい
と思う方もいらっしゃるかもしれません。ですが、一度無職になることはおすすめしません。
有給消化で「所属はしているけど無職」の期間なら良いのですが、完全にやめてしまうと宙ぶらりんの期間ができてしまいます。そうなると、フリーランスになっていざ案件を探そうと思った時に「無職期間」が原因で案件探しが難しくなってしまうことも。
というのも、仕事を紹介してくれる会社はあなたの前歴もしっかりと確認しているから。
無職の期間があると「何かあったのかも?」と勘繰られて良い案件があっても紹介してくれなかったり、病院側に断られたりする可能性が出てきます。
フリーランス看護師を目指すなら、有給期間中に独立準備と息抜きをしつつ、有給が終わったらブランクなしですぐに働けるよう整えておくのがおすすめです。
フリーランス看護師の仕事の探し方
フリーランス看護師として働き始めるのに一番重要になってくるのが、フリーランスとしての仕事探しですよね。
この方法を知らないと収入の確保が難しくなるので、まずは仕事の見つけ方や稼ぎ方を把握しておきましょう。
フリーランス看護師としての仕事の探し方は、主に以下の4つ。
- 看護師求人サイトから探す
- 直接、病院やクリニックに売り込みにいく(直接営業)
- SNSやブログ等で仕事を得る
- ハローワークを活用する
最近のフリーランス看護師は、看護の仕事だけではなくライターとして記事を書いたり、看護師向けにコンサルティングを行ったりと実に様々。
フリーランス看護師として稼ぎたい方は、このように業種を超えて自分のキャリアや特性を活かして働くのが良いでしょう。
ちなみに、医療系のライター案件はかなり単価が高いので、クラウドワークスやランサーズ等のクラウドソーシングサイトで覗いてみてくださいね。
フリーランスの看護師におすすめの求人サイトTOP5!
フリーランス看護師におすすめの求人サイトを、数ある中から5つに絞ってまとめました。
どれも案件が豊富で使い勝手の良い看護師求人サイトです。
サイトによって取り扱っている案件が異なるので、まずは複数登録して情報収拾から始めてみてくださいね。
それでは、各求人サイトの特徴を解説していきます。ぜひ自分に合った求人サイトを見つけてください。
フリーランス看護師におすすめ①:MCナースネット
公式サイト:MCナースネット
- 単発案件も多い
- 報酬が高い仕事が多い
- ツアーナースなどフリーランス向けの仕事も多い
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フリーランス看護師として働きたいなら、単発の案件にサクッと応募して短期間で稼ぐことも可能。 ツアーナースやイベントナース等の案件もかなり豊富に取り揃えています。
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フリーランス看護師におすすめ②:マイナビ看護師
公式サイト:マイナビ看護師
- 転職業界大手のマイナビが運営
- キャリアアドバイザーが案件探しをサポート
- セミナーも開催しておりスキルアップができる
おすすめ度:
「マイナビ看護師」は、転職業界大手のマイナビが運営している日本最大級の看護師専用エージェントサイト。
認知度は5年連続No.1。厚生労働省から正式に認可を受けたエージェントサイトで信頼性もかなり高いです。
もちろんサービスの利用には一切お金がかからず、プロのキャリアアドバイザーが親身に相談に乗ってくれるので安心して利用できます。
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フリーランス看護師におすすめ③:看護のお仕事
公式サイト:看護のお仕事
- サポートが手厚い
- キャリアアドバイザーが給与交渉もしてくれる
おすすめ度:
様々な雇用形態の案件を取り扱っている「看護のお仕事」。
看護師だけでなく、准看護師・助産師・保健師の看護職など案件は多岐に渡り、利用者数は40万人を超えています。
サイトでは公開されていない、好条件の非公開求人も多数取り扱っていますよ。
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フリーランス看護師におすすめ④:ナースではたらこ
公式サイト:ナースではたらこ
- ブランクがあっても対応してくれる
- サポート窓口がある
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「ナースではたらこ」は、全国対応している看護師専門のエージェントです。
准看護師や保健師、助産師の求人も取り扱っており、守備範囲が広いのが特徴。
プロのキャリアアドバイザーが、あなたに合った病院やクリニックを探してくれるので、安心して相談するできますよ。
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フリーランス看護師におすすめ⑤:ナース人材バンク
公式サイト:ナース人材バンク
- 細かい条件で検索ができる
- 満足度が高い
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「ナース人材バンク」は、年間10万人以上の看護師が利用する看護師専用のエージェントサービス。
2003年にサービスを開始し、多数の実績あるエージェントサイトとして評価されています。
ナース人材バンクを運営しているのは、上場企業の株式会社エス・エム・エス。公開案件のほか、非公開案件も多数抱えています。
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フリーランス看護師の主な働き方
フリーランス看護師はどのように働いているのでしょうか。主な働き方を5つ紹介しますね。
①常勤看護師のヘルプ
フリーランス看護師の働き方で特に多いのは、常勤看護師のヘルプとして働くケース。
看護業界は基本的にどこも人材不足ですが、スタッフの産休や急な退職などをカバーするために、常勤看護師のヘルプとしてフリーランス看護師を募集している病院は多いです。
これまで総合病院や大学病院などでの勤務経験があって、即戦力として働いてくれるフリーランス看護師は、勤務先のスタッフからとても重宝されますよ。
②訪問看護ステーションで働く
在宅診療を希望する患者さんが増えている背景から、訪問看護で働くフリーランス看護師も増加しています。
介護が必要な方に訪問入浴サービスを行うことも。
フリーランス看護師を募集している複数の訪問看護ステーションに登録しておいて、勤務条件が合った場合に働くかたちをとっている方も多いですよ。
③診断スタッフなど単発で働く
健康診断やワクチン接種などで人手が必要とされたときに単発でくフリーランス看護師も多いです。
自分の都合に合わせて、働きたい時だけ仕事をするかたちですね。
ツアーナースやイベントナースとして勤務するケースもあります。
④看護関係の研修や学会のスタッフを務める
研修や学会が多いのも看護業界の特徴。特定分野での知見がある看護師の場合、看護学会などで講師を務めることも。
看護師以外の専門資格を保有している場合も研修や学会での需要が高く、知識やスキルを広めるために働くフリーランス看護師もいます。
フリーランス看護師に必要なスキルと知識
フリーランス看護師は、現場で即戦力としてのスキルと知識が求められます。
実際にどのようなことが求められるのか以下に分かりやすくまとめてみました。
- コミュニケーション能力
- 看護師としての判断力と体力
- 看護師としての現場経験
- 最低限の医療知識と技術
- 採血が上手くできる
この中でも特に求められるのは「看護師としての現場経験」ですね。
フリーランス看護師として職場で活躍するには、ある程度の現場経験がないと仕事になりません。
このため、フリーランスを目指す方は看護師学校を卒業していきなりフリーランスになるのではなく、一度どこかの病院やクリニックに就職してから現場経験を積むのが良いでしょう。
フリーランス看護師になると、案件に応募する際に「どのぐらい経験があるのか」聞かれるので、現場経験が全くないと採用率にも大きく響きます。
現場経験を積んでおいた方が、フリーランス看護師としての活躍の場が広がりますよ。
フリーランス看護師のメリットとデメリット
ここからは、フリーランス看護師という働き方のメリットとデメリットをそれぞれ見ていきましょう。
フリーランスという働き方は、一般的には自由なイメージがかなり強いですが、実際にはセルフブラックになっている方も少なくありません。
そういったフリーランスのリアルも交えて、メリット・デメリットの両面を詳しく解説していきますね。
フリーランス看護師の3つのメリット
フリーランス看護師という働き方のメリットは、大きく分けて3つあります。
- 職場の人間関係に悩まないで済む
- 収入や労働時間を自由に決められるので楽に稼ぐことができる
- フリーランスなので全てにおいて自由度が高い
それぞれについて分かりやすく説明しますね。
フリーランス看護師のメリット①:職場の人間関係に悩まないで済む
特に魅力的なメリットは「職場の人間関係に悩まないで済む」こと。
職場の人間関係の悩みに焦点を当てると、フリーランス看護師は正社員の看護師よりもストレスが少ないです。
これは、フリーランス看護師の場合、契約期間がハッキリと決まっているので、苦手な人に職場で出くわしてもある程度割り切って仕事に取り組めるため。
極端にいうと「嫌なら直ぐにでも辞める」という選択もできるので、看護師の世界にありがちな人間関係の悩みが比較的少なく済みます。
フリーランス看護師のメリット②:収入や労働時間を自由に決められるので楽に稼ぐことができる
フリーランス看護師の仕事は、予め報酬額と労働期間(時間)が決まっているので、自分が好きな案件に応募して自由なスケジューリングができます。
条件が合わなければ他の案件の仕事を探せば良いですし、案件先の病院やクリニックと条件交渉しても良いでしょう。
正規雇用されていた時と比較すると、かなり楽に稼ぐことができると言っても過言ではありません。
- 月の前半(後半)は休む
- 来月は働かない
なんてことも思いのまま。
あなたのスキルやこれまでの経験・実績によって報酬額が変わるので、営業が得意な方は正社員以上に稼げる可能性も高まります。
フリーランス看護師のメリット③:フリーランスなので全てにおいて自由度が高い
フリーランス看護師は、正社員の看護師と比較してかなり自由度が高いです。
もちろん、仕事を探したりポートフォリオをまとめたりすることは、慣れていないと重荷に感じるかもしれませんが、日本の看護業界は買い手市場なので仕事は探せばいっぱいあります。
好条件の仕事も多いので、自分に合った業務内容で高報酬をもらえる案件も見つかりますよ。
フリーランス看護師の3つのデメリット
フリーランス看護師のデメリットについても、しっかりと把握しておきましょう。
デメリットも大きく分けて3つあります。
- 収入が不安定になる
- 即戦力としてスキルを求められる
- 定期的に職場を探す手間がある
フリーランス看護師の1番のデメリットは「収入が不安定になる」ことですね。
これはどの職種のフリーランスでも同じですが、会社員や公務員と違ってどこにも所属していないので、安定的な収入が見込めません。
各デメリットについて詳しくみていきましょう。
フリーランス看護師のデメリット①:収入が不安定になる
フリーランスの悩みの種である収入の不安定さは、フリーランス看護師でも同様です。
正社員で雇われている看護師であれば、毎月決まった額が指定の銀行口座に振り込まれます。しかし、フリーランス看護師の場合は1年も2年も同じ職場では働くことは稀で、だいたい単発、もしくは数か月の仕事が多いです。
継続した働き方になると、フリーランスとして勤務している意味がなくなるので仕方がないかもしれません。
収入の不安定さをカバーするためには、看護師の仕事だけではなくライターやデザイナーなどの他の業務もマルチにこなせるようになると良いでしょう。
フリーランス看護師のデメリット②:即戦力としてスキルを求められる
フリーランス看護師は正社員と違い、即戦力として職場に呼ばれます。
雇用側から初めからスキルや知識はあるものとして見られるため、求められるスキルや知識はしっかりと身につけておかなければなりません。
また、病院やクリニックで正社員として働いている方であれば、その後の成長を見越して周りの方がアドバイスや注意をしてくれますが、フリーランス看護師の場合はそういったことは期待できない場合が多いです。
フリーランス看護師が成長するには、自分で勉強するしかありません。
フリーランス看護師のデメリット③:定期的に職場を探す手間がある
フリーランス看護師は、一つの職場で働く期間がハッキリと決まっています。
もちろん、気に入ったらその後も継続して契約を更新してもらうことも可能ですが、次の仕事探しを行う方がほとんどですね。
正社員の場合、そういった案件探しなどの手間はありませんが、フリーランス看護師の場合は毎回案件探しを行わないといけないので、それが重荷に感じてしまう方も少なくありません。
といっても、幸い前述した通り看護業界は買い手市場なので、仕事は探せば山のようにあるのでご安心ください。
正社員を辞めてフリーランス看護師になる理由
看護の世界で浸透してきているフリーランス看護師という働き方。
なぜそれほどみなさんフリーランスにシフトしたがるのでしょうか。
それには大きく分けて4つの理由があります。
- 職場の人間関係から解放されたい
- 仕事や休みを自分でコントロールしたい
- 自分に合う職場で働きたい
- 仕事ではなくプライベートを重要視したい
このような理由から、看護師の皆さんはフリーランスという働き方にシフトしているのですね。
それぞれの理由についてもう少し詳しく解説していきます。
フリーランス看護師になる理由①:職場の人間関係から解放されたい
看護の世界はかなり人間関係が複雑。患者と職場の人間関係でストレスが溜まりやすい職場環境です。
「職場の人間関係が嫌だけど、正社員だから辞めたくてもなかなか辞められない」と葛藤する方は非常に多いです。
フリーランス看護師ならば、働く期間が決まっているため嫌であれば直ぐにでも職場を変えられます。
もちろん職場探しの手間は発生しますが、それでも嫌な職場で働くよりはましですよね。
「職場の人間関係から解放されたい」という思いで、比較的身軽なフリーランス看護師にシフトする方が多いのです。
フリーランス看護師になる理由②:仕事や休みを自分でコントロールしたい
「フリーランス」というぐらいですから、基本的に自分で仕事の日と休みの日を決められます。
フリーランス看護師は、短かければ数日、長くても数か月でひとつの仕事が終わるので、自分の好きなように仕事のスケジュールが立てられます。
病院やクリニックの事情で休みを左右されることも少ないですよ。
フリーランス看護師になる理由③:自分に合う職場で働きたい
フリーランス看護師になると、自分が好きな職場を選んで働くことができます。
「ここの職場は自分には合わないな…」と感じたら、契約期間内だけ働いて辞めれば良いですし、逆に気に入った職場であれば契約を延長して長期で働くことも可能。
自分に合った職場で融通を効かせて働きやすいのが、フリーランス看護師の大きな魅力のひとつでもありますね。
フリーランス看護師になる理由④:仕事ではなくプライベートを重要視したい
フリーランス看護師は、正社員で働いている看護師と比べてプライベートを重要視したい人が多いです。
中には、短期集中してドカッと働いて、その後は1か月ほど海外旅行へ行くなんて方もちらほら。
仕事とプライベートをハッキリと分けられるので、正社員として働いている方よりも人生が充実していそうな感じがしますね。
フリーランス看護師に向いている人とそうでない人の特徴
フリーランス看護師はとても魅力的に見えますが、実際には向いている人とそうでない人がいます。
自分がフリーランス的な働き方に向いているのかどうか、しっかりと見定めなければいけません。
といっても、やってみないことには何事も分からないのですが、それだと後で後悔する人も出てきてしまいますよね。そうならないよう、フリーランス看護師に「向いている人」と「向いていない人」の特徴を簡単に書き出してみました。
フリーランス看護師に向いている人
- 飽きっぽい性格の方
- 同じ職場で長く働くのが苦手な方
- コミュニケーション能力が高い方
- 自分で健康管理できる方
フリーランス看護師に向いている方の大きな特徴は、自己管理がしっかりとできること。
フリーランスはどこにも所属せず、自分のスキルと実績を売りにして仕事を行うため、自己管理能力と健康管理が重要。ある意味、正社員として働いている方よりも自己管理能力や健康管理を求められるケースが多いです。
飽きっぽい性格の方や、同じ職場で働くのが苦手な方もフリーランス看護師向きです。
フリーランス看護師に向いていない人
- スケジュール管理等が苦手な方
- 自分にあまり自信がない方
- 安定した収入が欲しい方
- コミュニケーションが苦手な方
逆に、上記のような項目に当てはまる人はフリーランス看護師には向いていません。
フリーランス看護師は、自分で仕事を探して働いて、また新しい仕事を探すといったことの繰り返しになるので、職場では常に転校生扱いになってしまいます。
そういったところで、しっかりと毎回コミュニケーションをとって仕事を行うには、ある程度のコミュニケーション能力が必要ですし、仕事を探すのにも自分に自信がないと勤め先に自分を上手くアピールできません。
フリーランス看護師のスケジュール例
フリーランスの看護師が、どのようなスケジュールで過ごしているのか疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
ここからは2人のフリーランス看護師のスケジュール例をご紹介していきます。
経験6年:独身フリーランス看護師
- 月→介護施設で夜勤看護師21:00~9:00
- 火→休み
- 水→ツアーナース(ない場合は夜勤看護師)
- 木→ツアーナース(ない場合は夜勤看護師)
- 金→ツアーナース(ない場合は休み)
- 土→介護施設で夜勤看護師21:00~9:00
- 日→介護施設で夜勤看護師21:00~9:00
こちらの方は旅行が好きで、「仕事でも旅行に行きたい」という理由で平日に修学旅行などのツアーナースをしています。
ツアーナースがない時には、夜勤でバリバリ働いてお金をためているとのこと。
フリーランス看護師になるとまとまった休みも自分のペースで取れるので、2カ月に1回ほど海外旅行に出かけているそうですよ。
経験13年:既婚・子持ちのフリーランス看護師
- 月→保育園看護師10:00~15:00
- 火→ナースキャスト10:00~15:00
- 水→保育園看護師10:00~15:00
- 木→ナースキャスト10:00~15:00
- 金→保育園看護師10:00~15:00
- 土→子供が休みなので休み
- 日→子供が休みなので休み
こちらの方は、子どもが保育園に行っている時間のみ働けるようスケジュールを組んでいます。
通常の看護師だと土日休みが確実でないことが多いですが、フリーランス看護師なら自分で休みを選べます。
保育園の行事がある際には、柔軟に休みをとっているそうです。
フリーランス看護師は確定申告が必要になる
フリーランス看護師になると、毎年必ず「確定申告」を行う必要があります。
今までは病院やクリニックが年末調整であなたの納税額を算出し、自動的に給料から税金を納めていましたが、フリーランス看護師になるとこれらを全て自分で行わなければなりません。
「フリーランスの確定申告は大変だよ〜」という話を誰しもが一度は耳にしたことがあると思いますが、今は時代が変わってかなり便利なクラウド会計ソフトがあります。
税金や確定申告について全く知識がない方でも簡単に確定申告ができるので過度に心配しなくて大丈夫ですよ。
以下でご紹介しているクラウド会計ソフトは、フリーランス看護師も多く利用しているものです。
低コストでグッと便利に確定申告ができるのでぜひ検討してみてください。
まとめ|フリーランス看護師としてストレスフリーな働き方を!
フリーランス看護師になると、正社員で働いていた頃と比べて、収入面で不安を感じることが多いと思います。
フリーランスという働き方は、自由度は高いものの求められるスキルや知識の幅が広く、常に向上心を持って取り組まないと食いっぱぐれてしまうことも。
向上心と広い視野を持って、看護師の専門資格を活かした仕事に積極的にチャレンジしてみてくださいね。
看護業界は買い手市場なので、フリーランス看護師を目指すなら情報収集から始めましょう。
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転職や派遣での働き方を検討している方は、こちらの記事も参考にしてくださいね!
ご自身に合った働き方を見つけられることを願っています。