近年、動画作成ソフトが手軽な金額になり映像作品を作りやすい環境になってきました。
更にはパソコンを使わずにスマートフォンやSNSなどで簡単に動画が作れるようになりました。
手軽に映像作品が作れるようになり、映像制作の仕事に興味がある方も多いのではないでしょうか?
- 映像制作の仕事ってどんなのだろう?
- 映像はどのくらいの人数で作るの?
- どうやって映像関係の仕事につけばいいの?
自分がやりたいことが、一体どこでできるのかご存知でない方もいるかと思います。今回は大まかな映像の分野と、ワークフローを紹介して行きたいと思います。
この記事を読むことで、映像の仕事に関するイメージがつきます。
また、最後には、映像業界へ就職・転職をする方法
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映像制作の仕事を理解したら、ぜひ業界に飛び込んでみてくださいね。
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映像制作の仕事とは
一口に“映像”といっても、
多種多様な分野があります。
つまり、あなたがどんな映像を作りたいかによっても大きく変わります。
例えば、CMや映画、プロモーションビデオなどの映像であれば、通常、映画会社やテレビ局、広告代理店が企画をたてて、映像制作会社に発注されます。
つまり企画に関わるならテレビ局や映画会社、広告代理店に所属するのが近道です。
もし、編集やCGなど直接的な制作に携わりたいのであれば、映像制作会社やCGプロダクションに所属することになります。
また、最近ではSNSで料理動画などを良く見ると思いますが、ああいった短尺動画は企画から制作までひとつの企業で行っているところもあります。
制作環境を構成する要素
映像には多種多様な分野が含まれ、それに応じた多種多様な制作現場で作られています。
これらの映像が制作されていく環境を見ていくと、おおむね下記の4つの要素で構成されています。
- クライアント
- 代理店
- 制作会社
- 制作会社とパートナーシップを組むスタッフ
クライアント
クライアントとは、その映像作品を必要とする人(企業)のこと。依頼主です。
テレビ局の場合もあれば一般企業の場合もあり、ソフトのメーカーや映画の配給会社など様々です。
クライアントは、映像作品を人に見せることによって得られる”効果”を狙っています。
その”効果”とは視聴率であったり、新商品や企業のイメージ訴求であったり、商品の売り上げや興行収益であったりと多岐に渡ります。
仕事における映像制作とは”効果”を得るためです。そのために企画が生まれ、制作費が発生します。
しっかりとした”効果”を出すためにクライアントの目的をしっかりと汲み取る必要があります。
代理店
ほとんどの仕事においては、クライアントと制作会社との仲立ちをして、企画や演出、そして制作予算の管理をする第三者、代理店が介在します。
広告代理店以外にも、マーケティング会社やWeb制作会社、大手の映像制作会社が代理店的に介在する場合もあります。
テレビ番組の制作でも、テレビ局から制作を受注したプロダクションがまた別のプロダクションに外注するのであれば、局から直接受注したプロダクションは代理店として機能します。
また、複数の代理店が絡んで下請け、孫請け、ひ孫受けといった状態になる場合もあります。
制作会社
制作会社に直接関わるスタッフが所属するのが制作会社です。
それぞれの制作会社によって得意分野に関するノウハウを深めて他者との差別化を図っています。(「演出、撮影が得意」「CG、合成が得意」など)
また制作会社は、撮影・照明など技術パートを自社でまかなうケースと、それらを外注に出しているケースがあります。
制作会社とパートナーシップを組むスタッフ(会社)
実際に台本を書いたり、撮影、編集をして映像を形にするのはディレクターや、技術スタッフたちです。
制作会社は自社が持っていない機能を外部にいるフリーランスのスタッフや、専門の会社に外注してパートナーシップを組み、映像を制作しています。
パートナーには
- 構成や演出をするディレクター
- シナリオを書くライター
- 撮影や照明を行う技術会社
- 撮影用の美術を作る美術会社
- ヘアメイクやスタイリスト
- コンピューターグラフィックスを制作するCGプロダクションがフリーランスのCGデザイナーを起用
などさまざまな形で外部スタッフを抱えて仕事をしています。
このように「制作会社を中心にさまざまな専門スタッフが集まって仕事をしている」ということが一般的な映像制作の姿です。
しかし、最近のデジタル化された映像制作では、一人のスタッフが何役もこなす、作業の集約も起こってきています。
映像・CG業界の仕組み
映像業界におけるステップアップ
<助監督→監督/演出>
<制作/AD→プロデューサー>
映像制作フロー
映像制作の流れを料理に例えてみると、次のように考えることができます。
- プリプロダクション(企画・構成・シナリオ作成)=レシピや調理法の考案
- プロダクション(撮影・録音・素材制作)=野菜や肉といった食材を集めてくる作業…
- ポストプロダクション(編集)=レシピに従って食材を調理する工程
<カラコレ(テレシネ)>
映像作品において、映像の色彩を補正する作業
<キネコ>
テレビ受像機、映像またはビデオ映像をフィルムに変換・逆変換を行う作業。
<MA(マルチオーディオ)>
音声編集作業。背景音楽や効果音の選定、台詞のアフレコ等を行い、演出意図に合わせて挿入する。その他、編集後の映像素材のノイズ除去なども行うことがある。
<ME(ミュージックエフェクト)>
短いスポット用の楽曲。コーナー区切りやアイキャッチ等で使用するもの。
効果別分類からBGMとは区別される。
<SE(サウンドエフェクト)>
効果音。
<エンコード>
ファイルの圧縮(高効率符号化)や暗号化(エンクリプト)、これを行う機能を持ったソフトウェアやハードウェアを「エンコーダー」と呼ぶ。
プリプロダクション(企画・構成・シナリオ作成)
制作会社に発注があった瞬間からプリプロダクション(プリプロ)がはじまります。
プリプロは
- 企画
- 構成
- シナリオ作成
- コンテ作成
- 各種の打ち合わせ
- 美術作成
- 全体のスケジューリング
など、撮影に入るまでの全ての作業が含まれます。
この段階で作業のクオリティが、作品の質ばかりか制作会社ひいてはスタッフ一人一人の収益をも左右するのです。
プロダクション(撮影・録音・素材制作)
このフェイズは撮影現場そのものです。
プリプロはすべてを予想やシミュレーションで行う作業ですが、プロダクション作業ではまさしく現実です。
プリプロダクションは、このプロダクション=撮影をスムーズに、迷いなく行うための準備と言えます。
ポストプロダクション(編集)
ポストプロダクション(ポスプロ)は撮影した素材を編集したり、音楽や効果音、ナレーションを入れたり、撮影完了後の仕上げの作業です。
よって編集はもちろんのこと、音編集や色調整、納品形式への書き出しなども含みます。
一般的には
- 簡易的な編集機材を使って映像の流れを思考錯誤しながら組み立てる”仮編集(オフライン編集)”
- ビデオ編集スタジオを使って行う本番の編集”本編集(オンライン編集)”
の2つの段階があります。
本編集が終わったら、MAスタジオを使って音楽、効果、ナレーションなど音の作業をして作品を完成させます。
個人ベースでポストプロダクションが可能に
PCノンリニア編集の時代になり、手軽にソフトウェアやシステムを組めるようになったので、個人でもクオリティの高い映像を作れるようになりました。
上映用映画も、個人宅で編集を行い、仕上げ以降(主にテープへの書き出し)をスタジオに持ち込むという例でも実際に出てきました。
映像制作のスタッフ
映像制作作業は、複数のスタッフにコラボレーションによって進められます。
- 制作
- 演出
- 技術
- 美術
- CG
数人から十人規模のスタッフは、それぞれの役割を持っています。
制作
スケジュール、予算を取り仕切ります。
制作のスタッフのトップはプロデューサーです。人とお金を取り仕切り、プロジェクトを推進していきます。
- 予算
- スケジュール
- スタッフ
- 役者
- 代理店やクライアントの折衝
など様々な業務を担当します。
演出
映像の内容を取り仕切ります。
ディレクターが中心となり、技術スタッフや美術スタッフに指示を出します。
演出と制作のスタッフはいわば映像制作の両輪で、その協調が取れていないと作品の完成を危うくなります。
制作と演出は現実的には混ざっている場合も多く、事実上ディレクターがスケジュールまで管理している場合や、プロデューサーがディレクターを兼ねている場合もあります。
この2つの機能は両方揃い、協調して機能していることが重要です。
技術
撮影・照明・編集など、機材をオペレーションします。
大まかに、プロダクション作業(撮影)の時の技術スタッフと、ポスプロダクション(編集)の技術スタッフとに分けることができます。
プロダクション作業のスタッフは、撮影の長であるカメラマン、その指示のもとに照明をするライトマン、クレーンなどの特機担当がいます。
またスタジオにはスタジオ所属のアシスタントがいます。
美術
セットや衣装など、役者以外の被写体を準備します。
美術スタッフはセットの制作やセットに持ち込む大道具の手配や配置、役者が持つ持ち物などを用意、管理します。
また、スタイリストやコーディネーターは衣装を立案するなど、商品ディスプレイカットやファッション性の高いカットのために小物などを用意します。特殊メイクを担当するスタッフもいます。
CG
CG(コンピューターグラフィックス)を制作します。
- リアルな3D
- キャラクターもの
- 2Dのアニメーション
- 合成
- モーショングラフィックス
などスタッフによって得意分野を持っています。
映像作品のジャンル
映像作品といっても、さまざまなジャンル、スタイルがあります。
- ドラマ系
- 情報・ドキュメンタリ−系
- CM・PR系
- 展示系
- ミュージックプロモーションビデオ
- DTV(デスクトップビデオ)
- web配信コンテンツ
ジャンルやスタイルが変わると、同じ映像作品であっても”業界が違う”ということになり、作業の進め方も大きく異なってきます。
ドラマ系
テレビドラマや劇映画に代表される”お芝居”を基本位した映像作品です。役者の選定や、脚本が重視されます。
現場は効率重視の綿密なスケジュールで進みことが多く、シナリオを文官してその場所、その時に撮影できるものをまとめて撮影行くことが一般的です。
そのため、カット同士のつながりや時間経過が混乱しないよう、記録を管理することが重要になります。
また、通常は撮影に入る前に、本読みや立ちげいこなど、事前リハーサルが組まれます。
情報・ドキュメンタリ−系
取材活動をメインに制作される映像作品です、テーマの制定や視点が最重要になります。
撮影の現場はもとより、事前の調査が大きなウェイトを持ちます。
現場では”その場にあるもの、その場で起こっている”ことの記録に重きが置かれているため、変化する状況に応じて、臨機応変な現場対応や即断力が求められます。
事前リサーチのために”リサーチャー”という専門スタッフが起用される場合もあります。
また、取材する場所が海外である場合はもちろん、国内でも特殊な土地柄である場合にはその土地専門のロケコーディネーターを起用して、取材便宜を図ることも一般的です。
CM・PR系
企業の広報活動のために制作される映像作品です。
作品のスタイルは
- ドラマ形式
- スタジオ番組形式
- 純粋な映像プレゼンテーション
- アニメーション主体
などさまざま。いずれにしても、クライアントの意向や意図をどれだけ実現できるかが唯一の評価基準になります。
そのため、クライアントとの意識統一が最も需要なポイントで、事前の調整作業や確認作業が仕事を天国にも地獄にも導きます。
また、特にCMにおいては、CGとの合成や、精密な特殊効果が用いられることも多く、プリプロからポスプロまでのワークフローは、綿密かつ計画的に組み合わせる必要があります。
PR系の映像は、あまり広く人目に触れられることはありませんが、実際には映像制作のうちかなりの割合を占めているのではないでしょうか。
「産業映画」の流れをくむ歴史の古いジャンルです。出来上がった映像を見せる方法は多種多様です。
- VHSやDVD、Blu-rayパッケージとして顧客に配るもの
- イベントのプレゼンテーションで上映するもの
- ショールームなどで常設展示するもの
- 株式総会などで一度だけ使用されるもの
- 記録映像として社内にストックすることだけが目的のもの
など、さまざまなケースがあります。
最近はパッケージとして使用する目的で制作したものをWebでも配信するケースが増えています。
その場合には、音楽やタレントなどの権利関係の処理が問題となります。近頃では、映像素材としての権利をクリアした音楽素材配信サイトなども増えてきました。
展示系
博物館や記念館などの施設で上映される映像作品。
たいていの文化施設は数年もしくは10年以上にも及ぶ企画期間、施工期間を経て出来上がります。
映像制作については、施工期間の終わりの方、いわば「仕上げ」に近い感覚で現場が始まるケースが多いようです。
とはいえ、1年〜数年の期間はざらで、長期にわたって制作を進め企画を管理していかなければなりません。
完成した作品は数年〜10年以上も使われるケースが多く、企画も”古くならない”スタンダードなものが求められます。
また、上映形式も、通常のスクリーニャディスプレイとは限りません、コンピュータシステムと同期する観客参加型や立体映像シアター、プロジェクションマッピングなど、特殊な上映形態をとるものもあります。
その場合にはシステムサイドのスタッフとも納品形態や映像の使用について調整や確認が必要です。
ミュージックプロモーションビデオ
ミュージックプロモーションビデオ(MV/PV)はビデオアートとともにスタイルが確立されてきました。
ドラマ的なものから実験的なビジュアルを駆使するものまでスタイルは多種多様で、現場の質やノリも同じように様々。
企画段階でのアイディアを実現するためには、クリエイティブな発想が求められます、最近はCGを多用したものも多く、早くからパソコンを使ったDTV(デスクトップビデオ)が活用されてきたジャンルでもあります。
DTV(デスクトップビデオ)
パソコンを使ってビデオを編集することです。
DTVで編集したビデオは、ビデオテープに録画したり、DVDに保存したりできます。
近年ではビデオ編集ソフトが付属するパソコンも増えています。
web配信コンテンツ
通信環境のブロードバンド化によって、インターネット上で配信される映像も多くなってきました。
その多くはテレビ番組やミュージックプロモーションビデオ、映画のトレイラーなど、他のメディアで使用したコンテンツの二次利用です。
しかし最近ではオリジナル映像コンテンツを配信する”インターネットテレビ”的なサイトも増え、企業のタイアップなどによって制作されるネットオリジナルの短編ドラマや、各種の情報番組など、さまざまな映像コンテンツが制作・配信されています。
最近ではYouTubeなどWeb配信の映像できちんと利益を出せるビジネスモデルも出てきたため、この分野の仕事も増えてきています。
映像を仕事にできる企業への転職・就職方法《未経験でも大丈夫》
映像を仕事にできる企業への転職・就職ですが、主に下記の方法があります。
・自分で映像を制作してYouTubeにアップ、スカウトなどを待つ
・映像コンテンストなどで受賞するなどの実績をつくってフリーランスとして受注する
・映像関係に関われる企業へ転職する
映像(とくに動画関係)の仕事は、上記でも説明したとおり近年需要が高まっています。
とくに動画広告の制作案件が一気に増えている広告代理店やPR会社、または映像制作をメイン事業にしている企業など、選択肢は幅広いです。
いままさに動画市場が伸びているので、正直なところ映像制作に関わっている企業に転職してしまうのがいまは1番早いです。
なぜなら、急激に市場が伸びたことにより、どこも人材不足のためです。
また、スタッフの項でも説明しましたが、映像制作というのは多くの場合分業であり、さまざまなスタッフが関わります。
そのため、必ずしも現時点での映像制作スキルが必須というわけではなく、企画力やディレクション力、アイデアなど必要なスキルは幅広いのです。
もしあながたが未経験なら、勉強してから就職や転職をする、というものもちろんいいですが、未経験からでも入れる企業でいち早くスキルを磨くというステップが最短ルートです。
映像の仕事になんとしてでも就きたい人や、未経験でも経験を積みたいと考えている人は、事業としてさまざまな映像を制作している企業へ就職もしくは転職し、先輩に教えてもらえる環境でとにかく量をこなすと、プロとしてのスキル上達もはやいでしょう。
もし、いますぐ転職する気がなくても、転職サイトなどに登録だけしておいたほうがいいでしょう。
少なくとも、あなたが思っている以上に映像制作に携われる企業は多く「こんな企業もあるんだ!」となることも多いので、チャンスを逃したくないながら早く動いておきましょう。
気になる求人をお気に入りなどでストックしておくだけでも全然OKです。
映像関係の転職におすすめのサイトを紹介(未経験も)
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その他の映像制作へ転職ができるおすすめサイト
ここでは紹介していないその他の映像制作会社への転職ができる、おすすめのサイト等を詳しくご紹介しています。
転職方法は様々なので、是非ともご自身に合ったやり方でチャレンジしてみてくださいね。
マスメディアン
公式サイト:https://www.massmedian.co.jp/
「マスメディアン」は広告やWEBなどのマスコミ専門の求人情報サイトです。
マスコミに関わる業種はほぼ全て取り扱っており、映像制作はもとより
- 各種ディレクター
- プロデューサー
- CMプランナー
- WEB・デジタル系
- 出版、新聞、テレビ
- マーケティング
- エンジニア
など様々あります。
また、マスメディアンの運営会社は、広告業界の中で60年もの歴史を持っている歴史のある会社です。
そのため幅広いネットワークを持っており、他の転職サイトでは出回らない求人情報も扱っています。
転職希望者には、一人一人プロのキャリアコンサルタントがしっかりとサポートしてくれるので、安心して利用できる転職サイトの一つですね。
マスメディアンに無料登録
映像しごと.com
公式サイト:https://eizoshigoto.com/
映像業界だけに特化した求人情報サイトとして有名な「映像しごと.com」。
転職できる職業としては、
- デスク
- AD
- ディレクター
- AP
- プロデューサー
- カメラマン
- 編集
- 記者
- 翻訳
など多岐にわたり、サイトでは自分に合った条件を入力して検索することもできるようになっているため、希望の転職先もかなり見つけやすくなっています。
また、映像ジャンルも豊富でドローンやネット、テレビ、映画などご自身が好きな映像ジャンルで活躍できる可能性も秘めています。
勤務スタイルによってはフリーランスとしての働き方もあるので、是非とも一度サイトを覗いてみてくださいね。
ATP合同説明会
公式サイト:https://www.atp.or.jp/
ATP(全日本テレビ番組製作社連盟)とは、約120社の映像制作会社が加盟する社団法人です。
毎年春に東京と大阪で「ATP合同説明会」が行われており、当日は50社以上の映像制作会社が集まりまります。
当日は実際に映像制作の現場で働いている方々が来られるので、一度に多くの映像制作会社から情報を得ることができるようになっています。
映像制作に興味がある方は、まずは話だけでも聞きに行く価値はありますよ。
映像制作をアルバイトから始めてみたい方向け
気軽にまずは映像制作関係のアルバイトから始めてみたい方は、
などの一般的な総合転職サイトでも案件を探すことができます。
特に学生の方でリアルな現場で、アルバイトのような形で携わってみたいと思っている方におすすめですね。
また、専門サイトとは違い高度なスキル等は求められないので、比較的内定がもらいやすいのも特徴の一つです。
気になる映像制作会社に直接営業するのもアリ
最近は動画制作のニーズが大変高いので、どの映像制作会社も人手不足に悩まされています。
確率は低いかも知れませんが気になる映像制作会社があるのであれば、直接営業するのも一つの手です。
ある程度アピールできるポートフォリオ(実績)が必要になる場合が多いですが、それでもその熱意を買われて採用されるかも知れません。
映像制作の業界は”やる気”がある人を求めているので、チャンスはあると思います。
追記:新しい映像業界の仕事「YouTuber」になる
昔では考えられなかった「YouTuber」という職業ですが、映像系の仕事を目指されている方ではあれば今は必須科目といっても良いかもしれませんね。
YouTubeに動画をアップする事で自身のポートフォリオとしても活用できますし、それ自体が収益を生み出してくれる訳ですから映像系の仕事をやっている方で取り組まれていない方の方が今は少ないのではないでしょうか。
実際にテレビ業界や映像制作の業界等で働くよりも稼いでいるのがYouTuberであり、上手く活用する事で映像系のフリーランスとして仕事を受注することも可能です。
登録者数や再生数が伸びれば他のビジネスにも活用できるので、かなり汎用性が高いツールの一つだと思われます。
以下からそんなYouTuberへのなり方に関して項目別に詳しくみて行きましょう。
継続的に動画をアップして行けるための継続力が必要
有名なYouTuberのチャンネルを毎日見ている方であればお分かり頂けると思いますが、彼ら彼女らは毎日動画を決まった時間にアップロードしています。
これは一見すると簡単なことのようにも思えますが、企画の考案から撮影、編集まで一人で行っている場合も多く5〜10分程度の動画にもかなりの時間がかかっています。
実際に日本でトップYouTuberと言われている「ヒカキン」さんの1日の様子を撮影された動画を見てもらった方が早いですね。
動画を視聴した方ならお分かり頂けるように撮影から編集、アップロードまで膨大な時間をかけて取り組まれています。
これを継続して毎日取り組む事ができる有名YouTuberは本当に凄いです。
動画を撮る撮影技術や編集技術が必要
YouTuberの方の中にはそれほど凝った編集をせずに、そのままアップロードされている方も沢山いらっしゃいます。
しかし、映像系のプロを目指すのであればそれなりのクオリティで作らないと仕事の依頼などはこないでしょう。
場合によっては素人が撮った動画がヒットするケースもありますが、どの有名YouTuberも動画編集にはかなりの時間をかけて取り組まれています。
撮影技術もさることながら編集技術に関してもYouTuberには必ず必要なスキルなので、しっかりと独学もしくはスクール等を利用して身につけるようにして下さいね。
また、動画の作り方に関してはチャンネル登録者数日本一の「はじめしゃちょー」が動画で詳しく解説されているので、一つの例として是非とも参考にしてみて下さい。
YouTubeの収益化には条件をクリアしないといけない
YouTubeの収益化の一つの方法としてYouTubeアドセンス広告が挙げられます。
多くのYouTuberの売り上げは広告費によって賄われており「1再生=0.1円」ほどが相場と言われています。
単価に関しては変動があるのですが、YouTubeチャンネルにアドセンス広告が添付されるのには以下のような条件をクリアしなければいけません。
- すべての YouTube パートナー プログラムのポリシーに準拠している。
- YouTube パートナー プログラムを利用可能な国や地域に居住している。
- 公開動画の総再生時間が過去 12 か月以内で 4,000 時間以上である。
- チャンネル登録者数が 1,000 人以上である。
- リンクされている AdSense アカウントを持っている。
(出典:YouTubeヘルプ)
上記の条件をクリアしていない限りYouTubeでお金を稼ぐことはできませんので、まずは上記の数字を目標として取り組む事が大切ですね。
YouTube以外の動画メディア
動画メディアに関しては何もYouTubeだけではありません。メジャーどころであれば以下のような動画メディアが挙げられます。
- ニコニコ動画
- TikTok
特に今は10代から20代の間でTikTokが流行しており、一つの動画がかなりバズっていきなり有名人になってしまったなんてことも日常茶飯事です。
また、ニコニコ動画などは日本最大級の動画配信サービスとして昔から親しまれているので、ご存知の方も大変多いのではないでしょうか。
その他にもジャンルに特化した動画メディアが沢山あるので、自身の好みに合わせて利用するメディアを選ぶことも大切なことですね。
以下からそれぞれ詳しく特徴をみて行きましょう。
ニコニコ動画
公式サイト:https://www.nicovideo.jp/
動画メディアのプラットフォームとしてはYouTubeの次に規模が大きい「ニコニコ動画」。利用者の特徴としてはアニメやゲームが好きな人が大変多いです。
YouTubeでは豊富なジャンルの動画アップされていますが、ニコニコ動画の方ではジャンルが絞られているイメージが強い人も多いのではないでしょうか。
また、有料会員しか見れないように制限をかけることも出来るようになっており、その他有料と無料での画質の違いなども挙げられます。
TikTok(ティックトック)
公式サイト:https://www.tiktok.com/ja/
10代から20代前半に大変人気が高い動画メディアアプリ「TikTok」。最近はアメリカの若い人たちの間でもブームとなっており、海外の動画も沢山挙げられるようになりました。
気軽にスマホで撮影してそのまま編集まで行えるのでその手軽さもあってか、若い人たちの間では知らない人はいない程の人気ぶりとなっています。
また、中にはパソコンで編集した動画を上げる方も多いので、クオリティが高い動画も散見されます。
映像制作業界への転職に関するよくあるQ&A
ここでは映像制作業界業界への転職に関する、よくある質問をまとめてみました。
- 番組報道ディレクター職になるにはどうしたら良いでしょうか?
- 映像制作の仕事はどの程度のパソコン技術が必要でしょうか?
- 映像制作の中でもCGクリエイター職は稼げますか?
- 映像制作の会社は長時間労働が当たり前だと聞きますが本当でしょうか?
- 40代からだと映像制作会社で働くには遅いでしょうか?
それぞれこれから転職を考えている方には、関係がある質問内容なので是非とも目を通してみてくださいね。
Q1:番組報道ディレクター職になるにはどうしたら良いでしょうか?
テレビ関係の仕事に就きたい方は、テレビ業界の映像制作会社もしくは地方局に就職することを目指しましょう。
一般的にはどこの映像制作会社でもAD(アシスタントディレクター)からスタートして、5年程度下済みを行なった後にディレクターになる場合が多いです。
Q2:映像制作の仕事はどの程度のパソコン技術が必要でしょうか?
映像制作と一言で言っても業務内容は多岐に渡るため、殆どの場合が分業制となっています。
ですので、あなたがどのようなポジションに就くのかによって、求められるパソコンスキルも変わってきます。
Q3:映像制作の中でもCGクリエイター職は稼げますか?
CGクリエイター職の場合は、入社したてであれば最初は手取り15〜20万程度です。
その後スキルや知識が付いてきて数年経験を積めば25万前後まで伸び、実績が評価されてチーフやCGディレクターになれば30万まで貰うことができます。
また、数字はあくまでも目安です。
Q4:映像制作の会社は長時間労働が当たり前だと聞きますが本当でしょうか?
基本的に映像制作の現場は、長時間労働を行なっている会社が多いです。
他の業界同様、今はどこの映像制作会社も人手が不足しており、一人にかかる負担も大きいです。
憧れだけで入社して実際働き出したら、(想像と違った…)と思って辞めていく方も大変多いので、事前にしっかりと情報収集してから転職するようにしましょう。
Q5:40代からだと映像制作会社で働くには遅いでしょうか?
年齢に関しては遅いと言うことはないと思います。
ただ業務内容がデスクワーク中心であれば問題ないのですが、基本的には映像制作の仕事は重い機材を運んだりすることもあるので、体力的に自信がない方には難しいでしょう。
映像関係の仕事の動向・将来性は?
ここまで映像の仕事の一般化やYouTuberなどの出現により、映像関係の仕事の将来性に疑問を持たれている方も多いのではないのでしょうか?
確かに映像関係の仕事は、手に届きやすくなっていることは事実です。そのため映像関係の仕事につきたいと志ざす方も増えています。
ただ、それ以上に需要も高まっています。
スマートフォンの普及や動画コンテンツの普及。さらに5G電波の影響でさらに映像コンテンツの需要が高まることが予想されています。
また、生活形式や学び方、働き方の変化から、企業はインハウスで動画制作をしたいと考えています。
今までは、動画とは無縁だった企業や官公庁なども動画に目を向け始めているのでかなり動向は明るいといえます。
今のうちに経験を積んでおくことでかなり需要のある動画製作者になることが可能です。
まとめ:映像関係の仕事につくためには
今回は、映像制作における大まかな分野やワークフロー、映像ジャンルなどを説明してきました。
映像は本当に多種多様な分野が含まれ、それに応じた多種多様な制作現場で作られています。時が進むにつれもっともっと新しい映像表現、新しい映像の現場が出てくると思います。
今回の記事が少しでもご参考になれば幸いです。