【30代未経験におすすめのプログラミングスクール厳選3校】実体験を元に徹底解説

30代未経験向けプログラミングスクール

「プログラミングに興味があるけれど30歳を過ぎてから学んでも遅い?」
「30代未経験からITエンジニアとして活躍することはできる?」
「30代でプログラミングスクールを受講する場合、スクール選びのポイントは?」

30代になってからプログラミングを学んでみたいと思ったけれど、何をすれば良いのか分からず具体的なアクションを起こせずにいませんか?

この記事では、30代でプログラミングを学びたい方に向けて、プログラミングスクール選びのポイントや参加する際の注意点などをご紹介します。今回お話しを伺ったのは、32歳の時に実際にプログラミングスクールに通って未経験からエンジニアへの転職に成功したてぃかしさん。

「将来的にエンジニアとして活躍したいけれど、自分の年齢的に可能性があるのか・・・」と悩んでいる方や自身の目標や理想を実現したい人は必見です。

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今回お話を伺った専門家:てぃかしさん(酒井さん)

てぃかしさん

<てぃかしさん(本名:酒井さん)プロフィール>

1987年滋賀県出身。同志社大学工学部卒業後、大阪で理数系の塾講師として勤務。その後、上京してIT企業でコンサルタントを勤めるが、手に職をつけてエンジニアとして活躍したいと考えるようになりプログラミングの学習を始める。独学とスクールでプログラミングを学び、32歳の時にシステムエンジニアに転職。

1これまで実際に受講したプログラミングスクールは2校以上。そのほか多数のプログラミングスクールに独自取材を行い、YouTubeチャンネルてぃかし【How to系 動画】てぃかしのブログで情報発信を続けている。

30代のプログラミングスクールの選び方

30代プログラミングスクールの選び方

スクール選びの前に知っておきたい言語選びのポイント

――てぃかしさんは最初にPHPやRubyを学んだとのことですが、それら言語を選んだ決め手は何だったのですか?

僕の場合、リモートワークへの憧れがあって。プログラミング言語ごとに、何ができるかやその言語を扱う企業の特徴があるのですが、例えばJavaだと金融系の企業が多い傾向があります。金融系企業で働くとなると、スーツを着て現場で働くっていうのがオーソドックスになってきますよね。
一方で、PHPやRubyはWebサイトやアプリ制作によく使われる言語なので、これならリモートワークができると思って選びました。

これはあくまで僕の場合なので、学ぶプログラミング言語をこれから決める方は、「プログラミングを使って何がしたいのか」を観点に言語を選ぶと良いと思います。その上で、そのプログラミング言語が学習できるスクールを選びましょう。

――30代の方がプログラミングスクールを選ぶ際、どのような点を重視すれば良いでしょうか。
下記の2点は必ず確認した方がいいですね。

  1. 年齢制限があるか
  2. 転職サポートを受けられるか

①年齢制限があるか

最近はそんなに多くはないですが、30代を受け入れていないプログラミングスクールもあるので、そこは必須で確認しましょう。

公式HPを確認したり無料カウンセリングなどに参加して、自分の年齢で受講可能なのかまずチェックする必要があります。

②転職サポートを受けられるか

30代になってくると、20代と比べて未経験のエンジニア転職が難しくなってきます。20代のほうが、企業からの求人が多く転職しやすいという面がどうしてもあるので……。

なので、30代には転職サポートがあるプログラミングスクールがおすすめです。
一概に転職サポートといっても、面接対策やポートフォリオ制作など、スクールによって何に注力しているか様々です。自分がどんな転職サポートを受けたいのかを考えた上で、スクールを選ぶのも重要なポイントです。

30代プログラミングスクール受講の体験談


[プログラミングスクール受講時のことを詳しく話してくださったてぃかしさん]

30代でプログラミングスクール受講を決めたきっかけ

――てぃかしさんがプログラミングを学ぼうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

大学卒業後、大阪で塾講師をしていたのですが、給与面で満足できていなかったのと、肉体労働を長く続けるのが難しいと感じていました。

そんな時に「エンジニアとして仕事がしたい」「手に職をつけたい」という思いが強くなって、プログラミングスキルを身につけたいと考えるようになりました。

――元々、エンジニアに興味があったんですか?

そうですね。20代前半のころからエンジニアに興味がありました。けれど、思うような転職ができずにいて……。今はどんな大企業でもリストラや倒産があり得る時代なので「大手企業に就職したから安心」ではなく、「手に職をつけて自分自身が安定する」必要があるという考えをずっと持っていました。
エンジニアとしてプログラミングスキルを身につければ、自分自身の安定に繋がるんじゃないかと思い本格的にプログラミングを学ぶ決心をしました。

――プログラミングの学習にあたって最初にやったことは何でしたか?

当時は、今のようにプログラミングに関する情報が豊富ではなかったので、プログラミングに関する情報を発信している人を探して、どの言語を学ぶのがおすすめなのかを調べました。調べていく中で、自分にはPHPやRubyが合っていると感じ、参考書を買って独学で学習を始めました。

プログラミングスクール受講のメリット

――てぃかしさんが実際にプログラミングスクールに通ってみて良かったと感じたところは何ですか。

講師の方にすぐに質問できる環境があるのがありがたかったですね。独学だとひとりで学習を進めることになり、つまづいてもなかなか問題が解決できないことが多々あったので……。

例えば僕がテックキャンプに通っていた当時は、最初の2週間は講師の方に対面で質問ができました。テックキャンプの専用学習サイトにメンターを呼ぶ仕組みがあって、それを使うとすぐに講師の方が来てくれて回答してもらえました。2週間以降は、通学しながらオンラインで講師の方に質問できる環境がありました。

プログラミングスクールの支えがあったから、学習中に出てきた壁を乗り越えていけたと感じています。

30代におすすめのプログラミングスクール【厳選3校】

――30代の方におすすめのプログラミングスクールとして、どんなことろがあげられますか?

30代の方を受け入れていて、転職サポートも充実している下記の3校がおすすめです。それぞれのスクールについて以下で詳しく紹介していきますね。

30代におすすめのプログラミングスクール
  1. テックキャンプ
  2. DMM WEBCAMP
  3. tech boost(テックブースト)

①テックキャンプ

テックキャンプは39歳以下の転職保証()がついているプログラミングスクールです。
キャリアアドバイザーが専属でつき、キャリアパスの作り方から求人紹介までサポートしてくれます。

最短10週間でプログラミングのスキルをしっかりと身につけることが可能なので、充実した転職サポートを受けながら、短期間でエンジニアを目指したい方におすすめです。

※テックキャンプでの学習終了後、エンジニアへの転職を目指して転職活動を行い、内定が出なかった場合には受講料を全額返金(キャリアサポート開始日から182日間経過したユーザーが対象といった諸条件があるので、詳細は公式HPの利用規約をご参照ください)

スクール名 テックキャンプ
コース(一部紹介) 短期集中スタイル(オンラインプラン/通学プラン)
転職サポート
  • エンジニア転職に特化したキャリアアドバイザーが専属でつく
  • キャリアパスの作り方、履歴書の作成方法、面接対応、求人紹介 etc.
費用 ▼短期集中スタイル(オンラインプラン)
税込657,800円
(分割払い可能:税込19,600円〜/月)※48回分割を利用した場合
▼短期集中スタイル(通学プラン)
税込767,800円
(分割払い可能:税込22,900円〜/月)※48回分割を利用した場合
運営会社 株式会社div

②DMM WEBCAMP

DMM WEBCAMPでは、専属のキャリアアドバイザーが転職成功まで一貫してサポートしてくれます。求人紹介もあり、エンジニア未経験の方には1社目として合った企業を紹介してくれるので、転職失敗のリスクや入社後のミスマッチが少ないのも魅力です。

また、DMM WEBCAMPの転職コース専門技術講座は、経済産業省の「第2次産業革命スキル習得認定講座」に認定されているので、条件を満たしていれば、支払った教育訓練経費の最大70%が教育訓練給付金として支給されます(支給限度額560,000円)。

充実したカリキュラムをお得に受講したい方は、自身が教育訓練給付金の条件を満たしているかどうか管轄地域のハローワークにご相談ください。

「できればお得に受講したい」「手厚い転職サポートを受けてエンジニア転職に絶対成功したい」という方におすすめのプログラミングスクールです。

スクール名 DMM WEBCAMP
コース(一部紹介) DMM WEBCAMP COMITT 専門技術コース
(通学/オンラインどちらでも利用可能)
転職サポート
  • 専属のキャリアアドバイザーが転職成功まで一貫サポート
  • 自己分析、キャリアプラン立て、職務経歴書や履歴書の添削、面接対策、求人紹介 etc.
費用 ▼DMM WEBCAMP COMITT 専門技術コースの場合
税込910,800円(※経済産業省の「第4次産業革命スキル習得認定講座」に認定されており、最大56万円が返還される(56万円返還された場合は、実質税込350,800円で受講可能)
運営会社 株式会社インフラトップ

③tech boost(テックブースト)

テックブーストは、ポートフォリオ制作などの転職サポートの充実はもちろん、自身の状況に応じて柔軟な学習プランが立てられるのが特徴です。

1日の学習時間に合わせて、受講期間を下記の3つの中から選択できます。

基本受講期間:3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月から選択可能

受講期間内に終わらなかった場合は、1ヶ月ごとの延長が可能で、月額料金のみで自分が納得いくまで学習を継続できます。

また、メンタリング回数も下記から自由に選べて、1回につき1時間、あなたにマッチした現役エンジニアが学習面とメンタル面の両方を徹底的にサポートしてくれるので、挫折なく続けることができます。

メンタリング回数(自由に選べる):4回/月、6回/月、8回/月

自分に合ったスピードで確実に最後まで学習を進めたい30代の方におすすめのプログラミングスクールです。

スクール名 tech boost(テックブースト)
コース(一部紹介) ブーストコース
転職サポート ポートフォリオ制作サポート、職務経歴書や履歴書の添削、面接対策 etc.
費用 ▼ブーストコースの場合
・入学金:税込219,780円
・基本月額料金:税込32,780円/月(3、6、12ヶ月から選択可能)
・メンタリング:4回/月の場合、税込34,760円
[月6回:税込52,140円、月8回:税込69,520円も選択可能]
・教室を利用する場合():税込22,000円/月※オンラインでも受講可能
※2021年7月時点:利用できる教室は渋谷校のみ
運営会社 株式会社Branding Engineer

なお、上記表でご紹介している「ブーストコース」のほかに「スタンダードコース」がありますが、「スタンダードコース」は「プログラミングをまずは触ってみたい方向け」となっています。独学での学習進度などに応じてコースを選んでみてくださいね。

下記記事では、30代向けに限定せず、おすすめのプログラミングスクールや無料で学べるプログラミングスクールについて詳しくご紹介しています。こちらもぜひ合わせてご参照ください。
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30代でプログラミングスクールに参加する際の注意点

30代でプログラミングスクールに参加する際の注意点

自分のエンジニア適性を見極める

――30代の方がプログラミングスクールに参加する場合、どのような点に注意すれば良いでしょうか。

学習後のミスマッチを防ぐために、まずは自分がエンジニアに向いているかどうかを考えてみた方がいいと思います。

エンジニアの適性があるか判断するのにおすすめのサービスとして、Progate(プロゲート)というプログラミングのオンライン学習サービスがあります。HTMLやCSSなど基礎レベルの18レッスンが無料で受けらるので気軽に始められますよ(2021年7月時点)。まずここでざっくりと学習してみて「もっと深く学びたいか」「学習が続けられそうか」を判断してみると良いでしょう。プログラミングスクールの受講が始まってから「自分には無理だ」と早々に諦めてしまってはもったいないですからね。


――てぃかしさんも最初は独学でプログラミングを学習されたんですよね。

そうです。参考書を買ってみてり、先述したProgate(プロゲート)ドットインストールというプログラミング学習サービスを利用してみたり、最初は完全に独学でプログラミングを勉強していました。

仕事を続けたまま or 退職してから受講のどちらが合っているか見極める

――独学の後、プログラミングスクールを受講されたのは何歳の時だったのですか。

32歳の時にテックキャンプ(旧テックエキスパート)とCodeCamp(コードキャンプ)を受講しました。独学だと学べる領域にどうしても限界があると感じて。TechCampでは通学型コースに参加したのですが、朝10時30分には教室に行って、夜9時〜10時ころまでみっちりと学習を進めていきました。

――それはかなりハードな学習スケジュールですね…!当時はお仕事を続けながらプログラミングスクールに通われていたのですか?

いいえ。前職を退職してからプログラミングスクールに通っていました。

――退職されてからのプログラミングスクール受講だと、不安はありませんでしたか?

確かに不安はあったけれど、将来的な希望も同時にあったので続けられました。

「2030年には45万人の IT人材が不足する」と言われていて、プログラミングスキルの需要は今後どんどん高まっていくだろうと確信していたので(※下記参照)
IT人材の「不足数」(需要)に関する試算結果参照)経済産業省『IT 人材需給に関する調査(概要)』
「中位シナリオ(需要の伸び:約5~2%)」 で約45万人のIT人材が不足するという試算が出ている

それに僕は当時、仕事に加えてブログでの情報発信、YouTubeでの動画配信も行っていたので、そこにさらにプログラミングスクール受講が加わると時間的にも体力的にもかなりしんどくなるなというのが見えていて。なので、退職してからプログラミングスクールを受講する道を選びました。

――確かに、てぃかしさんのように何足ものわらじを履いていると、仕事を続けながらのプログラミングスクール受講は難しそうですよね……。

どこのスクールでもそうですけど、本格的にプログラミングを学ぼうと思ったらけっこうな勉強量があるんですよね。それを仕事をしながらこなそうと思ったら、やり遂げるまでに半年くらいかかってしまいます。半年間、仕事をしながらプログラミングの勉強も続けるのって大変ですよね。
僕の場合は一旦退職してからプログラミングスクールを受講しましたが、短期間で密度の濃い学習ができたので良かったと思っています。

もちろん仕事をしながらプログラミングスクールでの勉強を続けられる方もいるので、仕事を続けながら学ぶかどうかは、ご自身のケースに当てはめて考えてみると良いと思います。

30代がプログラミングスクール選びで失敗しないためのコツ

30代がプログラミングスクール選びで失敗しないためのコツ――30代の方がプログラミングスクール選びで失敗しないためのコツを教えてください。

転職サポートがない、もしくはサポート内容の薄いプログラミングスクールに行くと、失敗してしまう可能性があるかもしれません。特にエンジニア未経験の方の場合、20代向けの求人が多い傾向があって30代未経験でのエンジニア転職の難易度が高くなってきます。
なので、30代にとって転職サポートが手厚いのかどうかは重要なポイントだと思います。


――転職サポートの手厚さを見極めるにはどうしたら良いでしょうか?

例えばテックキャンプでは無料カウンセリングがあったので、その際にどんな転職サポートがあるのか確認しました。そのほかのプログラミングスクールでも、ほとんどのところで無料説明会やカウンセリングを実施しているので、転職サポートの内容はしっかりと確認したほうがいいですね。


――そのほか失敗しないためのコツは何かありますか?

先ほども少し話しましたが、「プログラミングを学ぶぞ!」と何も考えずに安直に仕事を辞めてしまうと、後戻りできずに後悔する可能性があるので気をつけた方がいいですね。そうならないよう、まずは自分に適性があるのかを見極めて、仕事をしながら学習が続けられそうかどうか、リソースを見ながら判断してほしいです。

30代でプログラミングスクールを受講するメリット

30代プログラミングスクール受講メリット
――30代でプログラミングスクール受講を迷っている方に向けて何かメッセージをいただけますでしょうか。

まずはProgate(プロゲート)などの学習サイトで基礎を学んで、その上で「興味があるな」と思ったらエンジニアとしての適性があると言えると思います。興味関心が続きそうであれば挑戦する価値は十分にあると思うので、プログラミングスクールを活用して本格的に勉強してみてほしいです。独学でのプログラミング学習の挫折率は9割と聞いたこともあります。せっかくの学びたい意欲を活かせるように、プログラミングスクールは有効な手段だと思いますよ。

プログラミングスキルは自分の資産になる

身につけたプログラミングのスキルは自分の資産になります。プログラミングスキルは、例えば1週間独学したからといってすぐに身につくものではありません。しかしプログラミングをしっかりと学んでエンジニアとして働くようになると、働きながら日々専門的なスキルが積み上げられていって、そのスキルがまた評価されていきます

通うスクールやコースによって違いはあるものの、1日あたり3時間ほどの学習を数ヶ月続ければ、エンジニアとしての基礎知識に加えて応用もできるようになってきます。医師や弁護士などほかの専門職と比べると、短い期間で身につけやすいスキルだと思います。

エンジニア職はリモートでも仕事がしやすいので、もし今後ほかにやりたいことが出てきた際でも併用して進められますし、いったん別のことに専念したくなった場合でも復帰しやすい貴重な職だと考えています。僕自身、未経験から30代でプログラミングスクールに通って身につけたスキルは大きな資産です。

30代でプログラミングスクールに通うなら早く動くのがおすすめ

40代、50代になってからプログラミングの勉強を本格的に始めようとすると、もちろんその人にもよりますが、企業側の採用基準の目が厳しくなって難易度が高まっていきます。
30代でプログラミングスクールの受講を検討しているなら、ずるずると悩み続け、いたずらに時間が過ぎるのを待っていてはもったいないので、早めに行動に移してもらいたいですね。

特にこれからの時代、需要が高まり続けるプログラミングスキルを身につけることは決して損にはなりません。30代でプログラミングスクールの受講を検討している方がいたら、ぜひがんばって学習してもらえたらと思います。人生の中で、挑戦できる幅がグッと広がりますよ。
[プログラミングの知識は挑戦の幅を広げてくれる」と話してくださったてぃかしさん]

30代で初めてのプログラミング 気になることQ&A

ここでは、下記のような質問に答えていきます。

30代という年齢がデメリットになることはある?

――プログラミングの学習や転職において、30代という年齢がデメリットになったと感じたことはありましたか?

学習においてデメリットを感じることはありませんでした。でも、転職にあたっては「年齢が理由で不採用です」とは直接言われないものの、関係しているんだろうなと思うことがありました。それでも僕の場合、内定を4〜5社もらって、納得のいく1社を選べたので良かったと思っています。

――ちなみに、内定を4〜5社もらった中で1社に決めた理由は何だったのですか。

内定をもらった中の1社に転職を決めた理由は、「実務経験がしっかり積めること」と「自社サービスを運営している会社だったこと」の2点ですね。これはあくまで僕のケースなので、これからエンジニア転職を考えている方は、自分が何を重視したいのか(働き方、活かせるスキル、これから伸ばせそうなスキル etc.)をしっかり判断してから転職先を選ぶと良いと思います。

未経験すぎて何から始めたらいいのかわからない時ときはどうしたらいい?

まずは、プログラミングのオンライン学習サービスProgate(プロゲート)を活用しましょう。HTMLとCSSの講座を初級編からひと通り学んでみて、勉強が続けられそうかを判断するのがおすすめです。

勉強が続けられそうで、学びたい言語がまだ決まっていないのであれば、サーバーサイド言語としてRubyもしくはPHPの基礎を学習してみましょう。

その上で本格的にプログラミングを学びたいのであれば、プログラミングスクールを活用してみると良いと思います。

フリーランスで案件受注するために早期に取り組んでおくべきことは?

自分が持っているスキルを将来の顧客に知ってもらいやすいように、自分が何を学んできて何ができるのかが分かるような内容を書いたページをインターネット上で公開しておくのが良いでしょう。ポートフォリオを載せるのももちろん有効です。学んだ内容のアウトプットを公開するのも、日々新しい技術を学んでいる前向きな姿勢をアピールできておすすめです。

そのあとは、フリーランスエンジニアとしての案件獲得のためのSNSを開設し、気になった方をフォローしたり情報発信を続けたりしてフォロワーを増やしていきましょう。それでもなかなか案件獲得に結びつかない場合には、フリーランス専門のエージェントサービスを活用して第三者目線での意見を聞きながら、案件を紹介してもらう方法もあります。

地方と都心部でプログラミングの勉強方法は変わる?

現在、ほとんどのプログラミングスクールがオンライン対応しているので、基本的な学習環境は同じです。
地方在住でどうしても対面での授業を希望する場合には、通学圏内のプログラミングスクールを探してみてください。

まとめ

30代でプログラミングを学びたいと思っているなら早めに動くのがおすすめです。
まずProgate(プロゲート)などのオンライン学習サービスなどを利用して、自分にエンジニアの適性があるかを見極めましょう。

その上でもっと本格的にプログラミングを学びたいなら、「年齢制限」と「転職サポートの手厚さ」を重視してプログラミングスクールを選びましょう。途中で挫折しそうになったらメンターやカウンセラーに相談しながら最後まで学習を継続することで、一生の資産になるプログラミングスキルを身につけることができますよ。