アンケート調査は、世間がリアルタイムで必要としているニーズをいち早く把握し、的確なサービスを提供するために重要な手段です。
以前は用紙を使ったアンケートが主流でしたが、インターネットが盛んになった現代では、多くのメリットがあるWebアンケートが多数派となりました。
しかし、Webアンケートを行うにあたって「アンケート作成ツールの使い方や必要な機能がわからない…」といった悩みを抱えている企業も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめのWebアンケート作成ツールを14選ご紹介します。
自社に最適なツールが選べるよう、サービスの特色ごとに特徴をまとめたのでぜひ参考にしてみてくださいね。
Webアンケート作成ツールとは?
Webアンケート作成ツールは、インターネット上でアンケート作成、実施、集計までできる非常に便利なツールです。
Webアンケート作成ツール利用のメリット
主な利用メリットとしては、
- アンケートフォームの作成・実施が簡単
- 解答率が高い
- データ集計が効率的に行える
といったことが挙げられます。それぞれについて簡単に説明しますね。
メリット①アンケートフォームの作成・実施が簡単
Webアンケート作成ツールにはデザインテンプレートが多数用意されているものが多く、自社に合ったものを選んで質問を入力していくだけで簡単にアンケートフォームが作成できます。
紙ベースでのアンケートとは違って、印刷や配布の手間なくアンケートが実施できるのも魅力です。
メリット②解答率が高い
モニタは、Web上でアンケートの回答が終わったらワンクリックで結果を送信することができます。
また、Webアンケート作成ツールには自動チェック機能がついていることが多く、未解答欄や回答に不備がある場合にモニタに知らせてくれます。回答送信前にモニタ側で修正を行ってくれるので、アンケート担当者の手間なく精度の高い回答を集めることができます。
メリット③データ集計が効率的に行える
担当者がひとつひとつの回答をチェックすることなしに、回答結果をすぐに集計・分析できるのもWebアンケート作成ツールの大きなメリット。分析サポート機能が充実しているツールも多く、データを読み解く時間が大幅にカットできます。
回答結果はGoogleスプレッドシートへのエクスポートやCSVダウンロードも可能なので、データの入力作業にもう時間を割かなくてOK。
効率的に集計できるので、モニタからの意見をどう活かしていくかを考える改善業務に注力できますよ。
Webアンケート作成ツールの選定ポイント
Webアンケート作成ツールを選ぶ際には、各サービスの機能や特徴に注目しましょう。
選定ポイントとしては大きく以下の3つがあります。
- 料金プラン
- 分析機能が充実しているか
- アンケート対象者の属性
ひとつずつ解説しますね。
1.料金プラン
Webアンケート作成ツールには、有料のものと無料のものがあります。
無料版では、アンケートの設問数や回答数、機能に制限が設けられているケースが多いため、小規模で簡易的なアンケートを行う際に利用するのがおすすめです。
有料版では、使用制限が設けられていないケースが多いため、自由度が高く機能も充実しています。利用料金は、設問数や回答率によって決まるものや、定額使い放題のものなどラインナップ豊富。
アンケートの種類や利用する頻度、必要な機能を把握した上でプランを選択するのがツール選びのポイントです。
2.分析機能が充実しているか
アンケート結果の自動出力や数値分析、レポート機能など、アンケート後に必要な機能が備わっているかどうかもアンケート作成ツールの選定に重要です。
たとえば、自社サービスの顧客満足度を調査した場合、アンケート結果を分析し、改善点を洗い出す作業は必須となります。その際、分析機能やレポート機能が搭載されているものを選べば、アンケートの回答状況や結果を簡単に視覚化が可能。
特に、大規模なアンケート調査では集計・分析作業が大変になるため、分析機能が充実しているものを選ぶのがおすすめです。
3.アンケート対象者の属性
アンケートの対象者の属性によって、最適なフォーマットや質問内容・回答方法は異なります。どんな人から回答を得たいかを考えた上でマッチしたツールを選択しましょう。
アンケート対象をクローズドにするのか、オープンにするのかなど、対象を自由に設定できるツールもあります。
アンケート対象ついても、十分に調べておきましょう。
Webアンケート作成ツールおすすめ14選(特色別)
ここからは、creive編集部で厳選したアンケート作成ツール・システムをサービスの特色別にご紹介します。
選定ポイントで述べた通り、料金や分析機能の特徴にも触れているので、自社に最適なものを選んでくださいね!
無料で高機能なWebアンケートを利用したいなら(3選)
ここでは、無料で使える高機能なWebアンケート作成ツールを3つご紹介します。
Googleフォーム – 分析結果の共有も楽々
公式サイト: https://www.google.com/intl/ja_jp/forms/about/
- Googleアカウントがあれば無料で利用できる
- 初心者でもフォーム作成が簡単
- 分析結果をチーム内で楽々共有
Google フォームの特徴とメリット
Google フォームは、Googleが提供するWebアンケート作成ツールで、Googleアカウントがあればフォーム作成、公開、集計まで完全無料で利用できます。
Googleアカウントを持っている人同士であれば、アンケートの分析結果をすぐに共有できるのも魅力。
HTMLやCSSなどの知識がなくても、フォームに沿って質問項目を入力していくだけで簡単にフォームが作成できます。ドラッグ&ドロップででカスタマイズも手軽。
回答結果をワンクリックでGoogleスプレッドシート化することも可能で、集計が楽々できるのも嬉しいですね。
セキュリティを強化したい場合やストレージ容量を気にせずに使いたい場合には、ビジネス向け有料サービスも用意されています。
Google フォームの口コミ
トラブルが発生したらまずフォームを確認するようになっています。その結果、自分で解決方法を学ぶようになっており、以前に比べて各社員の IT リテラリーも格段に向上していると思います。
提供企業 | Google LLC |
提供形態 | クラウド |
無料プラン | ◎ |
有料プラン参考価格 | 月額680円〜 |
おすすめ | チーム内でアンケート結果を簡単共有したい方 |
DIPSurvey-Free – クローズアンケート機能も無料
公式サイト: https://www.d-ip.jp/dipsurvey/
- 無料で使える高機能アンケートシステム
- アンケート登録数や設問数の利用制限なし
- クローズアンケートにも対応
DIPSurvey-Freeの特徴とメリット
DIPSurvey-Freeは、簡単かつ柔軟なWebアンケートを作成できる高機能なWebアンケートシステムです。商用利用も認められているので、ビジネスシーンでも大いに活躍します。
無料なのに、アンケートの登録数やアンケートの設問数に基本的に利用制限が設けられていないのが最大の特徴。コストをかけずに自由度の高いアンケートを作成したい方に最適です。
数十種類と豊富に用意された回答方法の中から最適なものを選択できるため、目的に応じた狙い通りのアンケート作成が叶います。
結果の解析はシステム上で完結。また、集計後のデータはCSV形式で出力できるため、結果の共有も簡単です。
回答者の認証機能も備わっており、特定の相手にのみ行うクローズアンケートにも対応。未回答者にはリマインドメールを送信し、回答忘れを防げます。
基本的に無料で利用できますが、広告表示なしで使いたい場合や操作方法のサポートを希望する場合などは、有料版サービスも用意されています。
DIPSurvey-Freeの口コミ
DIPSurvey-Freeには制限がほとんどないのでありがたいです。目的に合った有効なアンケートを実施できます。アンケートの作成や集計、解析の作業をブラウザ上で簡単に行えて便利です。
提供企業 | 有限会社ディアイピィ |
提供形態 | クラウド |
無料プラン | ◎ |
有料プラン参考価格 | 月額7,000円〜(初期費用15,000円) |
おすすめ | クローズドアンケート機能を無料で使いたい方 |
CustomForm – 無料なのにアンケート作成数・設問数の制限なし
公式サイト:https://customform.jp/
- 作成数・設問数の制限なしでアンケートフォームを無料作成できる
- 手軽にアンケートの作成・公開が可能
- 面倒な登録なしでお試し利用できる
CustomFormの特徴とメリット
CustomFormは、アンケートフォームの作成と公開が手軽にできるWebアンケート作成サービスです。
無料プランでも、アンケートの作成数や設問数に制限がないのが最大の特徴。回答データのダウンロードも無料でできます。商用利用ももちろんOK。
簡易アンケートの作成なら、トライアルプラン利用でメールアドレス等の面倒な登録も不要です。
広告非表示で利用したい方や、回答数に上限を設定したい方向けに有料プランも用意されていますが、こちらは月額3,300円〜の圧倒的な低価格。無料もしくは低価格でアンケートを活用したい方におすすめです。
提供企業 | 株式会社ゴーゴーラボ |
提供形態 | クラウド |
無料プラン | ◎ |
有料プラン参考価格 | 月額3,300円〜 |
おすすめ | アンケート作成数・設問数の制限なく無料でアンケートを作成したい方 |
低予算で利用し始めたいなら(3選)
ここからは、少ない予算でアンケート活用ができるツールを3つご紹介します。
Freeasy – 500円〜の低価格!
公式サイト:https://freeasy24.research-plus.net/
- 業界最安値!500円から利用可
- 費用はアンケート回収された分の実費のみ
- 「性別」×「年齢」での回収数割付が可能
Freeasyの特徴とメリット
Freeasyは、低コストで簡単にアンケートが実施できるツールです。
設問数は1問から1問刻みで、回収数は50人から50人刻みで、設定できます。
1問・1人(1サンプル)回収の単価が10円で回答数50人から利用できるので、最安500円でアンケートが実施可能。
初期費用、登録費用、ランニングコストもかかりません。
アンケート回収された分の実費のみを支払えば良いという分かりやすい料金体系。低コストで必要なデータが得られます。
低予算で利用し始められるので社内決裁が取りやすい、データ取得が素早くできるといった声が上がっており、意思決定をスピーディに行うのに役立ちます。
Freeasyの口コミ
少ない予算で実施できるので、社内決裁を取りやすく、調査が素早くできるので、とても助かっています。
以前であれば、1カ月以上かかる調査が、アンケートを取りたいと思ってから1~2日でデータを見ることができ、新しい広告宣伝の戦略を立てるときなど企画の裏付けで利用することで、意思決定のスピードが格段に早くなりました。
引用:https://freeasy24.research-plus.net/case/05
提供企業 | アイブリッジ株式会社 |
提供形態 | クラウド |
無料プラン | 提供なし |
有料プラン参考価格 | 500円〜 |
おすすめ | 500円〜の低コストでアンケートを活用したい方 |
SurveyMonkey – 1ユーザーあたり月額4,600円〜
公式サイト: https://jp.surveymonkey.com/
- 1ユーザーあたり月額4,600円〜
- 最短3分でアンケートが作成できる
- 専用のモバイルアプリから管理できる
SurveyMonkeyの特徴とメリット
SurveyMonkeyは、1ユーザーあたりの月額わずか4,600円〜で利用できるWebアンケート作成ツール。
SurveyMonkeyの専門家が作成した、複数選択肢や記述式などの回答方法を含む15タイプ・1,600以上の質問から最適なものを選択可能で、最短3分でアンケートが完成する手軽さも魅力。頭を悩ませることなく効果的なアンケートを作成できます。
作成したアンケートはWebリンクを取得後、メールやSNSを使って送信できるほか、未回答者にはリマインダーメールを送信して回答忘れを未然に防いでくれる便利な機能付き。
データ分析機能にも優れており、集計結果はリアルタイムでグラフ表示されます。全体の結果はもちろん、個人の回答も細かいチェックが可能です。
専用のモバイルアプリからの管理が可能で、デザイン設定から送信、回答の分析に至るまで、アプリのみで完了するのも嬉しいポイントです。
SurveyMonkeyの口コミ
SurveyMonkeyは、トレンドがどこに向かっているのかを理解し、物事を予測する上で大いに役立っています。
引用:https://jp.surveymonkey.com/?page_id=822&ut_source=header
提供企業 | Momentive(旧SVMK Inc.) |
提供形態 | クラウド |
無料プラン | ◯ |
有料プラン参考価格 | 月額4,600円〜/1ユーザー ※3ユーザーから、年1回払い |
おすすめ | 手軽にアンケート作成したい方(最短3分で完成) |
Fastask – 1問1サンプルあたり税込11円
公式サイト: https://www.fast-ask.com/
- 業界最低水準の低価格
- 調査ロジックのアドバイスが受けられる
- アクティブモニタ数500万人
Fastaskの特徴とメリット
Fastaskは、低コストで自社に必要なデータを効率的に集められるのが魅力のWebアンケート作成ツールです。
例えば、サンプル数2,000(設問数5問)のスクリーニング調査が税込11,000円。本調査は1問1サンプルあたり税込11円という超低価格。
ネットリサーチを初めて行う場合、「アンケートの作り方はこれで合っているのか」「設問ロジックにおかしなところはないか」など、調査として成り立つか不安でなかなか調査が進まないこともあるでしょう。
その点、Fastaskでは専任のリサーチャーによる調査ロジックのアドバイスが受けられ、安心して効果的なリサーチが実施可能。
また、Fastaskでは業界最大規模である500万人ものアクティブモニタを保有。単にモニタ数が多いだけではなく、モニタの情報更新や不正解等の対処などモニタの管理を徹底しているので、品質の高い信頼感あるデータが集められますよ。
Fastaskの口コミ
費用とスピード、サービスに安定感があることから導入を決めました。費用とスピードは、コンテンツマーケティングを行う上で、かなり重要です。
被リンクを獲得するためには継続することが大切ですし、最初にテストを行う際も社内での合意形成が得られやすいと感じています。
また、どのような属性で絞り込んでも、一定の母数がとれるのはありがたいです。
提供企業 | 株式会社ジャストシステム |
提供形態 | クラウド |
無料プラン | 提供なし |
有料プラン参考価格 | 1問1サンプルあたり税込11円 |
おすすめ | 低コストでスピーディに必要なデータを集めたい方 |
デザインにこだわりたいなら(2選)
ここでは、自社のイメージに合ったデザインやアンケート内容に合わせたデザインができるツールを2つ紹介します。
CREATIVE SURVEY – 細部までこだわったデザイン設計ができる
公式サイト: https://jp.creativesurvey.com/
- 優れたデザインで回答率を向上
- 高度なアンケート設定も簡単操作で
- アンケート結果をリアルタイムに自動集計
CREATIVE SURVEYの特徴とメリット
CREATIVE SURVEYは、回答者の「思い」をヒアリングできるクラウド型のWEBアンケート作成ツールです。
回答者とのコミュニケーションをより円滑にするための手段として活用できます。
細部までこだわったデザイン設計ができるのが大きな特徴。企業イメージに合わせたものや、目を引く個性的なものなど、多種多様なデザインが活用可能。
CREATIVE SURVEYの口コミ
12月からアンケートを実施して、現在、1000を超える回答をいただいています。特にローンチ後からすぐにフィードバックを得られたことで、改善のポイントやお客さまのご意見の傾向について認識を得られて良かったです。具体的な改善ポイントも明確になってきており、文字の大きさやレイアウトなど、お客さまのご意見から改善を反映したブラッシュアップのサイクルが回り始めています。
引用:https://jp.creativesurvey.com/use-case/case-1/
提供企業 | クリエイティブサーベイ株式会社 |
提供形態 | クラウド |
無料プラン | 要問合せ |
有料プラン参考価格 | 要見積り |
おすすめ | アンケートフォームのデザインにこだわりたい方 |
Questant(クエスタント) – アンケートテンプレート70種類以上
公式サイト:https://questant.jp/
- 直感的にWebアンケートが作成できる
- 10問100サンプルまでは何回でも無料
- 70種類以上のアンケートテンプレートから選べる
Questant(クエスタント)の特徴とメリット
Questant(クエスタント)は、初心者でも直感的にWebアンケートが作成できるアンケート作成ツール。
10問100サンプルまでは何回でも無料で利用できるのが大きな魅力。
70以上のアンケートテンプレートが用意されていて、100以上の質問データベースも無料で使い放題です。
アンケートごとの質問数に制限のない有料プランも用意されています。
顧客満足度アンケート、セミナー参加者向けアンケート、社内アンケートなど様々なシーンで活用できます。
Questant(クエスタント)の口コミ
クエスタントの良い所は、低価格なので手軽に導入ができること、またWEB上の回答結果画面がシンプルで見やすいため、わざわざエクセルなどで集計/グラフ化する必要がないところですね。面倒な部分がないので、これからも長く続けられそうです。
引用:https://questant.jp/voice-yamano.html
提供企業 | 株式会社マクロミル |
提供形態 | クラウド |
無料プラン | ◯ |
有料プラン参考価格 | 年額55,000円(税込)〜 |
おすすめ | 種類豊富なアンケートテンプレートから選びたい方 |
インタビューを重視したいなら(2選)
ここでは、インタビュー機能が充実しているWebアンケートシステムを2つ紹介します。
ミルトーク – コミュニティーサイト感覚でユーザーと意見交換
公式サイト: https://service.milltalk.jp/
- ユーザーのリアルな意見が集まりやすい
- インタビューが気軽にできる
- 基本機能は無料で利用可能
ミルトークの特徴とメリット
ミルトークは、コミュニティーサイト感覚でユーザーと直接意見交換ができるユーザートークサービスです。
主な機能は「①きいてミル」、「②トークルーム」、「③きょうのひとこと」の3つ。
「①きいてミル」では、企業担当者が掲示板を使って商品・サービスの意見を募集することで、ユーザーの意見やアイデアをリアルタイムで集め、新商品開発などに活かせます。
「②トークルーム」は、チャット形式でユーザーにオンランインインタビューできる機能。会話感覚で意見を引き出しやすく、形式なので気になる意見を投稿したユーザーと直接コンタクトをとって、深くヒアリングすることもできます。
「③きょうのひとこと」はユーザーに商品やサービスに関する要望を自由に投稿してもらえる機能です。
基本的な機能は無料で利用できますが、各機能を制限なく使いたい場合や、より便利に活用したい場合には、有料プランや有料オプションを活用するのがおすすめです。
ミルトークの口コミ
掲示板を作成してから、30分程度で約50件のコメントがつきました。回答スピードの早さに驚いたのはもちろん、コメントの質も的確で大変参考になりました。また、回答者の年代と性別もわかり、とても便利です。
提供企業 | 株式会社マクロミル |
提供形態 | クラウド |
無料プラン | ◯ |
有料プラ参考価格 | 月額200,000円〜で有料プランも提供 |
おすすめ | 手軽にユーザーインタビューを行いたい方 |
Sprint – モニタと1対1でのチャット形式インタビュー
公式サイト: https://chat-interview.com/
- 5分で定性調査が可能
- 気になるモニタに30分チャットインタビュー
- チャット内容はチームメンバーに瞬時に共有
Sprintの特徴とメリット
Sprintは、モニタと1対1でのチャット形式のインタビューができるオンラインインタビューツールです。
モニタの属性を指定して「ハンドソープ購入の決め手はなんですか?」など定性的な質問をひとつ投げかけるだけで、インタビュー可能なモニタから5分以内に回答が集まるスピーディーさが魅力。
ひと目でチェックできるシンプル表示で、モニタの基本情報や回答姿勢などの様々な情報を確認できます。「もっと話を聞いてみたい」と思うモニタを見つけたら、30分のチャットインタビューへと進みます。
インタビュー終了後は、チャット内容をチームメンバーへ瞬時に共有できるほか、モニタの回答のみを抜粋して共有することもできます。
アンリミテッドプランなら月額制で何度でも繰り返しインタビューができます。「この人にちょっとだけ話を聞いてみたい」「再調査したい」といった場面で回数制限なく使えるのでお得ですよ。
Sprintの口コミ
スマートフォンやタブレットから、顔画像や⾳声なしでインタビューができるので、全国各地の一般消費者から意見を聞けるようになりました。モニタ母集団が大きいため、出現率が低いモニタにもインタビューできます。
対面インタビューで誤った人選をしてしまった場合には、ワンクリックでインタビューを終了できます。SprintBOTが企業イメージを損なうことなくインタビューを終えてくれるので安心です。
提供企業 | 株式会社ジャストシステム |
提供形態 | クラウド |
無料プラン | 提供なし |
有料プラン参考価格 | 月額217,800円(税込)〜 |
おすすめ | 納得いくまでインタビュー調査を行いたい方 |
その他 特徴的なWebアンケート作成ツール(4選)
ここからは、上記では紹介しきれなかった、特色あるWebアンケート作成ツール・システムを紹介します。
MOMONGAアンケート – 回答内容と回答者を紐付けたい方におすすめ
公式サイト: https://www.it-momonga.com/enquete/
- 導入実績6,000社以上
- 名刺デジタル化機能でアンケート結果をより有効に活用できる
- 誰がどんな回答をしたかが一目瞭然
MOMONGAアンケートの特徴とメリット
MOMONGAアンケートは、2010年以来、専用のアンケートアプリを介してサービスを提供しているWEBアンケート作成ツールです。
イベント、展示会、会議、学会、営業先など幅広いビジネスシーンで活用され、6,000社以上の導入実績を誇っています。
アンケートのリアルタイム集計、手書きメモの画像保存など便利な機能を備えていますが、一押しは名刺のデジタル化機能(※有料)。
名刺のデジタル化機能を活用すれば、誰がどんな回答をしたかが一目瞭然。アンケート結果をより有効に活用することができます。
セキュリティ対策も万全で、個人情報は暗号化してサーバに保存され、アンケートの回答データは回答送信次第アプリから削除。端末紛失による個人情報漏洩のリスクを減らせます。
MOMONGAアンケートの口コミ
イベントや展示会の際、効率よく大勢の方にアンケート収集出来ることや個人情報収集を課題としていましたが、実際に300名以上の方に答えていただき、100名近くの方の個人情報収集が出来たりと、導入前の課題をすぐに解決する事ができました。
引用:https://xware.co.jp/works/e13.html
提供企業 | エクスウェア株式会社 |
提供形態 | iPadアプリ、クラウド |
無料プラン | ◯ |
有料プラン参考価格 | 月額税込11,000円〜 |
おすすめ | 回答内容と回答者を紐付けたい方 |
フォームブリッジ – kintoneと連携したい方におすすめ
公式サイト: https://fb.kintoneapp.com/
- 回答データがkintoneに自動保存される
- 回答者へのアフターフォローが簡単
- 30日間無料お試し可能
フォームブリッジの特徴とメリット
フォームブリッジは、kintone(※)と自動連携するWEBアンケート作成ツールです。
(※kintone:サイボウズが提供しているクラウド型サービス。業務システムを改善するためのアプリを作成できる)
アンケートやお問い合わせフォームをマウス操作だけで簡単に作成できるのはもちろん、回答がある度にデータがkintoneに自動保存されるので、入力ミスの心配ゼロ。
kintoneにデータを移行する必要がないので業務効率が大幅にアップします。
記名式のアンケートであれば、回答者宛にメールを自動返信できるので、回答者へのアフターフォローも簡単です。
30日間の無料トライアルがついているので、気軽に利用開始できますよ。
フォームブリッジの口コミ
Webフォームを気軽に作成でき、かつ柔軟なカスタマイズができます。質問の分岐機能もついているため大変便利です。また、kintoneとの連携を前提に作られているので、アンケート結果を簡単にkintoneに格納でき、複数管理の手間が省けます。
提供企業 | トヨクモ株式会社 |
提供形態 | クラウド |
無料プラン | お試しトライアル無料(30日間) |
有料プラン参考価格 | 月額6,000円〜 |
おすすめ | kintoneと連携して活用したい方 |
SPIRAL
公式サイト: https://www.pi-pe.co.jp/spiral-series/spiral-suite/app/online_questionnaire/
- 多数のデータをひとつのプラットフォームで一括管理
- 導入実績11,000社以上
- 強固なセキュリティ
SPIRALの特徴とメリット
SPIRALは、PCでもモバイルでも簡単にアンケートを作成・実施できるWebアンケート作成ツール。
メール配信やWebアンケートなどの顧客情報から、勤怠管理や給与明細などの社員情報まで、多数のデータをひとつのプラットフォームで簡単に管理できます。
エクセルや紙、Webサービスなどで複数の管理でばらばらになってしまったデータを一括管理できるので業務効率化に非常に役立ちます。
これまでに11,000社以上の導入実績があり、CS・ES向上、商品開発など、様々な用途に役立つアンケートを簡単に作成できます。
セキュリティ対策にも力を入れていて、日々新たな脅威への対策を行いつつ、外部機関の脆弱性診断を毎年受診しセキュリティレベルの維持・向上に努めています。金融機関や官公庁からも厚い信頼を得ているほど。人的ミスを予防する機能やサービスも提供しているので安心して活用できます。
SPIRALの口コミ
多くの企業に利用されており、安心感があります。
管理画面から連絡すれば、すぐに返事が返ってくるサポート体制が素晴らしいと思います。
提供企業 | 株式会社パイプドビッツ |
提供形態 | クラウド |
無料プラン | 提供なし |
有料プラン参考価格 | 月額50,000円〜(初期費用100,000円) ※データ量に応じた定額制 |
おすすめ | ひとつのプラットフォームでデータを一括管理したい方 |
秒速リサーチ – 商品購入者からダイレクトな声を聞ける
公式サイト:https://r-n-i.jp/service/code/
- 最速1分でリサーチできる
- 商品購入者からダイレクトな声を聞ける
- 競合商品購入者からの意見も聞ける
秒速リサーチの特徴とメリット
秒速リサーチは、ある商品や特定の商品カテゴリを購入した消費者に向けて最速1分でアンケートができるリサーチサービスです。
「CODE(レシートと商品バーコードを活用する仕組み。特許取得済)」の活用によって、購入した消費者からリアルタイムで意見を聞くことができます。
買い物直後、商品に対する記憶が鮮明なうちに消費者からのダイレクトな生の声を聞けるので、率直なバイアス無しの意見を得られやすく、商品の改善や新商品開発に有効に活かせます。
また、競合商品のバーコードに対してアンケートを設定することで、競合商品購入者からの意見を聞き自社商品の改善に活かすことも可能。
商品のバーコード単位だけではなく、「ヨーグルト」などの商品カテゴリに対してアンケートを設定し、広く意見を集めることもできますよ。
提供企業 | 株式会社リサーチ・アンド・イノベーション |
提供形態 | クラウド |
無料プラン | 要問合せ |
有料プラン参考価格 | 要見積り |
おすすめ | 商品購入者からダイレクトな意見を聞きたい方 |
Webアンケート作成ツールを導入すべき企業
Webアンケート作成ツールを導入すべき企業やシーンとしては、主に
- アンケートに関するコストカットをしたい企業
- スピーディーにアンケートの実施をしたい企業
- アンケートの分析や解析を素早く活用したいとき
といったものが挙げられます。ひとつずつ解説しますね。
1.アンケートに関するコストカットをしたい企業
アンケート作成ツールを利用すれば、調査票の作成、印刷、配布、アンケート会場のレンタル、調査員の派遣などにかかる費用の大幅カットが実現できます。用紙を使った従来型のアンケートを実施している企業は、上記コスト削減のためにもアンケート作成ツールの導入がおすすめです。
2.スピーディーにアンケートの実施をしたい企業
アンケート作成ツールにはテンプレートが豊富に用意されているほか、作成後のアンケートをURLやHTMLタグとして即時発行できる機能がついています。アンケート作成から実際に送信するまでの時間短縮が可能なため、スピーディーに調査を実施したい企業は積極的に活用すべきです。
3.アンケートの分析や解析を素早く活用したいとき
さらに、ほとんどのアンケート作成ツールには分析機能が搭載されており、収集した情報を瞬時に活用できます。データ解析にかかる人的コストを削減したい場合や、調査後にすばやく報告書を作成したい場合、アンケート作成ツールの利用は最も有効といえるでしょう。
Webアンケート作成ツールを導入するときの注意点
Webアンケート作成ツールを導入するときの注意点には以下のようなものがあります。
- 調査可能なアクティブモニタの数
- 調査全体にかかる費用の把握
- プラン内容を検討して自社に適したツールを選ぶ
こちらもひとつずつ解説していきます。
1.調査可能なアクティブモニタの数
アンケート作成ツールを選ぶ際には、調査対象となるアクティブモニタの母数を確認しておきましょう。
たとえば、母数の規模と属性モニタの母数が少ない場合、意見やアイデアに偏りが生まれる可能性があります。偏りが生まれると信憑性が著しく低下し、正しい情報を得ることが難しくなります。
精度の高い回答を集めるために、アクティブモニタの母数は必ず事前確認するようにしましょう。
また、インターネットの利用率が低い高齢者世代をはじめ、アンケートモニターに会員登録していない世代や属性も一部存在しています。
上記に該当する世代の意見を広く集めたい場合、Web上のアンケートでは十分な回答数が得られず、正しい結果が出せなくなる可能性があることも考えておかなければなりません。
2.調査全体にかかる費用の把握
Webアンケート作成ツールを選ぶ際には、調査全体にかかる費用面での注意が必要です。
アンケート開始時点では小規模で済む想定で、必要最低限の機能しかついていないツールを選んだのに、最終的には大規模なアンケートを実施することになり、集計が大変で費用もかさんでしまった…といったケースがあります。
これから実施するアンケートがどれくらいの規模で、予算はどれくらいかけられるのかといったことをある程度想定してからツールを選びましょう。
3.プラン内容を検討して自社に適したツールを選ぶ
アンケート作成ツールの中には、無料のものや低価格で利用できるものもあります。
しかし、回答者数や設問数、利用したい機能によって追加料金が発生するプランも多く存在します。
契約途中でアンケート数を増やしたり、調査対象を広げたりした結果、想像以上にコストがかかってしまうこともあるでしょう。
アンケートの規模が未定の場合や、将来的に調査規模を拡大することが決まっている場合には、機能制限を設けていない有料Webアンケート作成ツールの導入をおすすめします。
まとめ
Webアンケート作成ツールは、目的とターゲットを明確にしたうえで活用すれば、有効な回答を多く得られるとても便利なツールです。
対象ユーザーの傾向の把握やニーズ調査を行うには、最適なサービスといえるでしょう。
今回ご紹介したWebアンケート作成ツールによって得られた結果を効果的に活用して、自社サービスの定着ユーザーを増やすことができれば、企業全体の業績アップも十分に見込めます。
様々な手間やコストが必要なアンケート調査を、少しでも楽に運用したいとお考えの企業はWebアンケート作成ツールの導入を前向きに検討してみてはいかがでしょうか。