最近話題になったイケてるWebサービス・アプリ14選(2018年11月編)

こんにちは!

いよいよ2018年もあと1ヶ月を切りましたね。
2018年はあと少しですが、駆け込みといわんばかりに11月も多くのサービスがリリースされました。

今回も、そんな中から話題になったり、気になったものをピックアップして紹介します。
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【過去の記事はこちら】
» 【最新】話題のWebサービス・アプリまとめ

ANGEL PORT

エンジェル投資家と起業家のマッチングサービス。
起業家は登録されているエンジェル投資家に対してアプローチをとることができます。

日本でもエンジェル投資家と呼ばれるような個人投資家が増えてきた一方で、投資家の情報がまとまっておらず、事業や考え方の面でのミスマッチが起こるリスクがあります。
また、投資家にとっても、投資をするにあたり必要な情報がまとまっていなかったり、経歴がよくわからないがために、対応が煩雑になったりしがちです。

ANGEL PORTはそんな双方の課題を解決できるマッチングサービスとして生まれました。
起業や出資を考えている人はぜひ覗いてみてはいかがでしょうか。

デベロッパーからのコメント

「ANGEL PORT」は起業家とエンジェル投資家のマッチングプラットフォームです。エンジェル投資家はプロフィールやポートフォリを掲載し、起業家は投資の依頼が可能です。エンジェル投資家の独自のインタビューも掲載しており、情報の非対称性を少なくすることで、マッチング効率を高め、将来的には多種多様な方が少額でもエンジェル投資ができるような世界にできれば良いなと考えています。【by ANGEL PORT 堀井 翔太氏(@shota)】

Olli

手書き風に画像が加工できるアプリ。
かなり前からリリースはされていますが、最近SNSで話題になりました。

写真や動画を一瞬で手書き風に加工してくれ、またそのクオリティや雰囲気も抜群に仕上がることから、有料アプリにも関わらず、TwitterやInstagramでさまざな画像がシェアされました。
適当に撮影した写真でもアートっぽくなったり、静止画だけでなく動画もアニメーション風に加工されるのもすごいです。

Trickle

趣味やジャンルごとにトピックをたてて思ったことを書き留められるサービス。
今取り組んでいることや、好きな話題などについて、トピックを立て、自らの活動記録(アクティビティ)をツイッター感覚で書き留めることができます。

特徴としては、あくまで自分が主体であり、交流を目的としたものではないということ。
ユーザー同士が(フォローやいいねなどで)つながるわけではなく、他のユーザーが立てたトピックの中から気になるものだけサブスクライブすることで、自分が興味のある話題のみを見ることができるようになります。

好きなことや興味のあることを日記感覚で書き留めつつ、トピックベースでゆるいネットワークも存在する、心地のよいサービスとなっています。
更に詳しく機能や詳細を知りたい人は、開発者の記事を見てみてください。

デベロッパーからのコメント

Trickleは自分のアクティビティを気軽に書きとめておくサービスとして開発しました。
そのための特徴が「トピック(読書、料理など)というまとまりごとに書ける」「トピックごとにサブスクライブ(いわゆるフォロー)できる」という点です。色々なことを書き留めたい人はぜひ一度使ってみてください【by 丸山亮氏(@h13i32maru)】

YouTube Premium

YouTubeの有料会員向けサービス(プラン)。
もともと海外ではスタートしていましたが、日本でも正式に開始したことで話題になりました。

月額1180円を払うことで、「広告の非表示」「オフライン再生」「バックグランド再生」といった従来のYouTubeではできなかったことが可能になります。
また、後述する音楽配信サービス「YouTube Music」もプレミアム会員であれば全機能を無料で利用可能。

人によっては少し月額料金が高いと感じるかもしれませんが、YouTubeを毎日のように視聴しているユーザーにとって、いつでもどこでも快適に見られるのは非常にメリットが大きい内容となっています。

最初の3ヶ月は無料で利用できるので、気になる人は試しに利用してみてはいかがでしょうか。

YouTube Music(日本版)

Youtube動画を利用した音楽配信サービス。

YouTubeにある音楽動画のみを集めた音楽サービスで、好きなアーティストのミュージックビデオを観たり、動画をオフにして音楽のみを聴くことも可能です。
もちろん、音楽配信アプリに必要な、プレイリストやレコメンド、検索機能といった機能も完備。YouTube Premiumの会員であればオフライン再生や広告も非表示になります

現在、Googleは「Google Play Music」も展開していますが、将来的には機能も含めてYoutube Musicに統合していく予定とのこと。

SUGAR

芸能人やアーティスト特化の生配信アプリ。
配信者は生配信を通して、ファンとコミュニケーションをとることができます。

多くの動画配信アプリは、コメントを通してのコミュニケーションのみですが、SUGARの一番の特徴は配信者からLINEに電話がかかってくること。
電話につながった人の中から、ランダムで配信者がピックアップし、直接会話をすることができます。

現在は、ローラや佐藤健、ONE OK ROCKのTaka、千鳥のノブ、メンタリストDaiGoといった有名人が不定期で配信しています。

LINEの着信画面に実際に配信者の名前が表示され直接電話で話せるというのは、ファンにとってはたまらない体験ですよね。

※iOSアプリのみ

CASH Mall

二次流通品のオークションサイト。
買い取りアプリ「CASH」で買い取りされた商品をオークション形式で購入できます。

従来から存在している事業者向けの「競り」をオンラインにもってきたようなもので、毎日決まった時間に出品された商品をオークション形式で仕入れることができます。

大量に買取りしたであろうCASHの商品を、うまく流通させる仕組みであり、相場よりも安く仕入れられることが特徴だそうです。

現在の利用はリユース事業者に限定されています。
CASHを起点としたエコシステムができあがってきており、今後の展開も気になるところですね。

Squoosh

web上で使える画像圧縮ツール。
Googleからリリースされました。

ドラッグ&ドロップで画像をアップロードしただけで圧縮されるというシンプルさ。
また、オリジナル画像と比較しながら、リサイズや色数の調整も可能です。

変換フォーマットは、JPEG、MozJPEG、PNGなどのほか、Googleが開発している静止画フォーマット「WebP」にも対応しています。

他にも有名な画像圧縮サービスがいくつかありますが、無料で手軽にさまざまな拡張子に変換&圧縮できるのは便利ですね。

skeb

イラストコミッションを気軽に行えるサービス。
コミッションとは、有料でイラストの依頼をすることであり、サービス上ではコミッションの募集や依頼ができるようになっています。
また、メッセージの自動翻訳も備えており、海外からの依頼にも言語を気にすることなく母国語で対応できるのも大きな特徴。

支払いについても、一度運営が預かるエスクロー式なので、支払い遅延や未払いも防ぐことができて安心です。

やり取りもシンプルで、依頼側は金額と140文字以内での依頼内容を明記してリクエストを送るのみ。打ち合わせやリテイクはなく、クリエイター側は届いたリクエストを受領し、細かい部分は自身の裁量で描くことができます。

コミッションの文化は日本は特に遅れているので、skebにより文化が浸透することを願うばかりです。

Lasso

Facebookからリリースされたショートムービーアプリ。
まだアメリカのみでしか利用できませんが、トレンドをおさえたアプリということで紹介します。

ショートムービー系のアプリはTikTokなどをはじめとして若い世代を中心にとても人気ですが、Facebookも参入してきたかたちになります。
フィルターによる加工や音楽の付与、速度調整など、昨今のショートムービーアプリに備わっている機能はもちろんついており、Facebookストーリーの同時投稿もできるようです。

ユーザー数が圧倒的なプラットフォームからのショートムービーアプリということで、日本展開含め、今後どのようにグローバルで拡がっていくのかは楽しみですね。

mertrip

メルカリがリリースした旅のストーリーが共有できるアプリ。

旅行の思い出を投稿でき、ほかのユーザーの旅行ストーリーもチェックできるので、リアルな声や通常のガイドブックでは見つからないようなローカルスポットも知ることができます。

旅のテーマを決めたら、あとは撮影した写真を取り込むだけで、位置情報をもとにストーリーを自動で作成してくれます。
位置情報ベースでまとまっており、地図と連動して閲覧できるで、知らない土地でも無理のない移動ルートや位置関係を知ることができるのも便利なポイント。

公式のガイドブックやネットで見つかる旅行情報に飽きた人は試してみてはいかがでしょうか。

Vein

チーム内向けのオンラインブックマークサービス。
作成したチーム内向けに記事のURLを投稿&共有することができます。

メンバー同士で興味関心や最新動向などを知ることができ、共通の話題が生まれることで普段のチーム内コミュニケーションの活性化や、生産性の向上にもつながるのがメリットです。

シンプルなサービスながら、使い方によってさまざまな価値を生む可能性があります。

ブラウザの拡張機能やアプリも用意されており、とても手軽に利用できるのも良いですね。
デモも利用できるので、気になる人はぜひ使ってみてください。

月文字ジェネレーター

月の絵文字を使って文字を作成できるサービス。

作りたいテキストを入力するだけですぐに月文字が作成されます。
あとは作成された月文字をコピーして好きなところに貼り付けるだけ。

YouTubeのコメント欄で見ない日がないほど利用され、話題になりました。

LINE家計簿

LINEがはじめた家計簿&資産管理アプリ。

クレジットカードや銀行、電子マネーなどを連携して、家計簿を自動作成し一元管理することができるほか、LINEポイントの連携やLINE PAYでの支払い管理もできるのが特徴です。

ほかにもレシートの読み取り機能やレポート機能などさまざまな便利機能をすべて無料で利用できます。

家計簿アプリは他にもいくつかあり、LINE家計簿は後発ではあるものの、送金や保険、投資、銀行にいたるまで、金融プラットフォームになりつつあるからこそ生まれる価値もあるので、今後の展開からも目が離せません。

まとめ

11月は、GoogleやLINE、Facebookなど、大手が出した新規サービスが目立ちました。

もしチェックし忘れていたサービスがあればぜひ試してみてくださいね!

著者のツイッター(@hozmii)でも最新サービス情報などを発信しています。
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