こんにちは。
9月が始まりましたので、8月中に話題になったWebサービスやアプリを14個ほどご紹介します。
Hyperlapse
Instagramが提供する、タイムラプス(微速度動画)動画を撮影できるアプリです。
強力な手ぶれ補正が特徴的で、手で持ったまま撮影するとぶれてしまう移動中のタイムラプス動画もスムーズに撮影できます。
Instagramでシェアできる動画の長さは15秒までとなっています。
動画をみればわかりますが、飛行機や車からの景色を撮影し、コマ数を減らして長時間の映像を短縮して記録させているためスピード感のある映像に仕上がります。
FESS(フェス)
FESSは、iPhone向け音楽共有アプリです。
複数人のiPhoneに入っている音楽を、1台のiPhoneで共有して音楽を楽しむというアイデア。
アプリを起動して、1人が新しい「FESS(親機)」を作り、他のiPhoneが「子」となって音楽を親機へと送信して再生していきます。「FESS」にはBluetoothを介して最大5人まで参加可能。
ホームパーティーや、バーベキュー会場などで重宝されそうなアプリですね。キャッチコピーは「集まれば、そこがフェスになる」
THE HARDWORKERS(ハードワーカーズ)
THE HARDWORKERSは、ビジネスマンの残業を応援するという斬新な切り口のニュースメディアです。
8月中にサイトのカウントダウンが始まり話題となりました。日々残業に勤しむハードワーカー向けに、最新ニュースやライフハックを紹介。記事の内容を見ていても、ハードワーカーであれば、思わず反応してしまう内容ばかり… 面白いです。
キャッチコピーは「矢面、当事者意識、マイボール。」
アフィリエイト小説
Amazonの商品名を利用して、小説のストーリーを再現する新しいスタイルのサービスです。
最新作の「桃太郎」では、物語自体がAmazonで購入できるモノのタイトルで進んでいき、桃太郎の冒頭「むかしむかし、あるところに」で言えば、森博嗣氏の小説「ムカシ×ムカシ」+RADWIMPSのアルバムCD「アルトコロニーの定理」となっています。
桃太郎の名前を名付ける場面では下着ブランドの「ピーチジョン」を利用するなどユニークな仕上がりとなっています。
こんなにもインターネットっぽいサービスは久しぶりに見た気がします。面白いです。
Yahoo!カーナビ
2014年7月31日から提供を始めている「Yahoo!カーナビ」。
8月の間に様々なメディアでとりあげられ、話題となりました。同月22日には、総ダウンロード数100万回を超えたと発表しています。無料でダウンロードでき、さらにすべての機能が無料で利用可能。
全国2万4000カ所の駐車場の満空情報や、ガソリンスタンド情報(価格情報付き)を検索したりすることも可能です。既存のカーナビ市場に大きな影響を与えそうですね。
I Know Where Your Cat Live
I Know Where Your Cat Liveは一言で言えば、世界の猫地図サイトです。
インターネット上に投稿された100万枚の猫写真のメタデータから、場所の特定し猫の居場所をマッピングして、世界中に住む猫の画像を確認することができます。
ただ、このプロジェクトの目的は、猫画像を眺めたいからというわけではなく、インターネットのあらゆるところに上がっている個人情報を浮き彫りにすることでした。
無意識に多くのデータを垂れ流しているという危機意識を持たなくてはいけないかもしれないですね(画像ホスティングサービスのプライバシー設定にはご注意を)。
Gmailのアドレスが日本語対応
Gmailでメールアドレスに日本語などの非アルファベット文字の利用が可能となりました。
2014年8月5日に、Googleが日本語などの非アルファベットを含むメールアドレスとの送受信に対応させると発表しました。(Official Google Blog: A first step toward more global email)
日本語、中国語、アクセントつきのラテン特殊文字などがGmail側から認識できるようになっています。「武@メール.グーグル」というアドレスから突然メールが届くと驚いてしまうかもしれませんね。
様々なアドレスに設定できて嬉しい反面、エンジニア視点で考えると技術的に複雑になり、バリデーションの処理などが大変になりますね。
Livescribe×モレスキン
書いた文字がリアルタイムでデジタル化される近未来的な「ノート」を、モレスキン社が2014年11月に発売します。
このスマートペンには、録音機能もついていて、書いた文字と一緒に声を保存することができます。
手で書いたものをキーボードで打ち直すことなく、コピーやペーストが自由にできるのはありがたいですね。このモレスキンノートは米国サイトで、29.95ドル(約3,115円)で発売予定です。
東京メトロ全線の列車位置、遅延時間等に係るデータを公開
東京メトロが、日本の鉄道事業者として初めて、全線の列車位置、遅延時間等に係る情報をオープンデータで公開しました。
そのデータを活用したアプリの開発を競う「オープンデータ活用コンテスト」も、2014年9月12日から実施すると話題になりました。賞金総額は200万円です。
アイスバケツチャレンジ
筋肉が委縮し、身体が動かなくなってしまう難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」の認知度を上げるためにアメリカで始まったチャリティ活動です。
ビルゲイツ、ザッカーバーグ、レディガガなど、多くの著名人が頭から氷水を被る動画をネット上にアップしています(日本人も多数)。
ルールは、指名された人が24時間以内に氷水を被るか、100ドル(1万円)をALS支援団体に寄付するかの2択を選択。次の挑戦者を3名指名するという流れです(強制ではない)。
8月末までの2週間の間に、国内外の約3000人から計2747万円の寄付が集まりました。賛否両論ありますが、インターネットで動画を視聴することが簡単にになったことで生まれた新しい社会現象なのではないでしょうか。
チャレンジした人が一覧できるサイト「ICE BUCKET CHALLENGE VIDEOS」も登場しました。
JetDo
JetDoは、片手操作に特化した、無料のToDoアプリです。
買い物リスト、タスク管理、メモ帳などに使えます。作者は個人でiOSアプリを作っている梅本氏。
JetDoでは世の中のToDoアプリにある様々な機能を省いているために、ボタンの文字やサイズを大きくすることが可能となっています。
「使いやすいUI」についての作者の考えがみられるブログはこちらから。
高解像度降水ナウキャスト
高解像度降水ナウキャストは、気象レーダーの観測データを利用して、30分先までの5分ごとの降水域の分布を250m解像度で降水の短時間予報を知らせるサービスです。(250メートル四方は従来比16倍の高解像度)
一般的な天気予報は「数値予報」といわれる方法がメインになっており、ある特定の時刻の大気の状況を数値的に解析していました(1キロ四方)。
それに比べて、高解像度降水ナウキャストでは「数値予報」は使用せず、スーパーコンピューターを使ったシミュレーションです。
ハッカドール
ハッカドールは、サブカル特化ニュースアプリです。
自動的に持ち主の好みを学習し、自分にあったニュースをニュースサイト、公式サイト、個人サイト、2ちゃんねるまとめサイトから朝・昼・夜に25件ずつ届けてくれます。
SnapUp
海外ですが、SnapUpは商品のスクリーンショットをとるだけで、商品を登録し、価格変動を教えてくれるアプリです。
写真をとるだけで、自動的にリストができ、価格の変動があったときにアラートを飛ばしてくれたりします。日本でも重宝されそうなアプリ。
いかがでしたか?
興味があるものがあれば、ぜひ使ってみてください。