【比較】在庫管理システムおすすめ9選!クラウド型中心に選び方やメリットを解説

庫管理システム おすすめ 比較

自社で扱う商品の在庫量を適切に管理するためには「在庫管理システム」が必要不可欠。

最近では、スムーズな導入が可能なクラウド型の在庫管理システムがリリースされています。

しかし「在庫管理システムの数が多すぎてどれを選んだら良いか分からない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そんなお悩みを解決するために、本記事ではおすすめの在庫管理システムをクラウド型を中心に9選ご紹介します

「業種を問わず使いやすいシステム」と「ECサイト向けのシステム」に分けて特徴を比較しながら紹介するので、ぜひ導入時の参考にしてくださいね。

記事の後半では、失敗しない選び方のポイントも解説しているのでぜひ最後までお読みください。

業種を問わず使いやすい!おすすめの在庫管理システム5選

業種問わずおすすめ 在庫管理システム比較それでは最初に、業種を問わずに使いやすいおすすめの在庫管理システムを5つご紹介します。

どんな業種でも便利に使える機能が充実しています。
導入実績も豊富で安心して利用できるものを厳選して紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

ZAICO

ZAICO

公式サイト:ZAICO

おすすめポイント
  • QRコードやバーコードをスキャンするだけで在庫数の確認・登録が簡単
  • クラウド会計ソフトfreeeとデータ連携可能
  • 無料導入相談、メール相談24時間受付などサポートが充実

「ZAICO」は幅広い業種に対応しているクラウド在庫管理ソフトです。
公的機関、製造業、販売業、医療、倉庫業など、多くの業種で導入実績があります。

スマートフォンでQRコードやバーコードをスキャンするだけで簡単に在庫登録ができます。

また、棚卸では今まで商品を数えてシステムに打ち込む必要がありましたが、スマートフォンでスキャンすれば棚卸の数量も併せて登録できるため、システムに情報を転記する必要がありません。

棚卸にかかる作業負担を大幅に削減できますよ。

導入時の無料相談に対応しており、その後もいつでもメール相談できるなど、サポートが手厚い点もポイントです。

ZAICOの口コミ

ZAICOを使い始めて大きく変わったのが棚卸にかかる手間と時間です。これは想像以上の効果がありました。

ZAICO導入前は棚卸作業をするとき、倉庫で製品の数を数えてメモし、事務所に戻ってExcelをひらいて型番検索して、該当する製品の個数をメモと照らし合わせながら修正するという方法を採っていました。

ZAICO導入後は棚卸機能でスマホからQRコードをスキャンすれば該当する商品情報が瞬時に表示されるので、数を登録するだけで完了します。

それまで丸2日かかっていた棚卸が5時間で済むようになりました。

引用:ZAICO導入・活用事例

提供企業 株式会社ZAICO
提供形態 クラウド
月額費用
  • エントリー:980円
  • スタンダード:2,980円〜
無料トライアル あり(31日間)
おすすめ 複数人、複数拠点で在庫管理したい企業

ロジクラ

ロジクラ

公式サイト:ロジクラ

おすすめポイント
  • ECカート「Shopify」、受注管理システム「ネクストエンジン」など、多くのシステムと連携可能
  • アプリでバーコードスキャンし、入荷検品と在庫追加を同時に処理
  • 出荷量月50件までの無料プランあり、在庫登録数制限なし

「ロジクラ」は多くのシステムとの連携もサポートするクラウド型在庫管理システムです。

入出荷処理や在庫管理をiPhoneで行えるため、操作性も抜群です。

また、ECカートやクラウドPOSシステム、ネットショップなど国内の主要サービスと連携ができ、送り状の作成・発行、納品書の作成などもスムーズに行えます。

14日間機能をフルに試せるお試し版があるため、システム連携が正しくできるか確認したい場合はそちらを利用するとよいでしょう。

ロジクラの口コミ

ロジクラを導入したことで、製品カタログの発送が遅れることがなくなりました!

製品カタログの発注、出荷をスムーズに行えるようになり、担当者から製品カタログ発送に関する問合せもほとんどなくなりましたね。

それから、中間プロセスを省いたことで、内勤担当者の業務時間を15〜20分/日ほど削減できています。
1ヶ月にすると、400分の削減ですね。

これから、ロジクラで管理する製品カタログの種類が増えたり、ロジクラを利用する担当者の人数が増えたり、規模が大きくなれば、内勤担当者の業務時間をより削減する効果があるだろうなと思っています

引用:ロジクラ導入事例

提供企業 株式会社ロジクラ
提供形態 クラウド
月額費用
  • Free  :0円(出荷量月50件まで)
  • Lite   :9,000円〜
  • Standard:25,000円〜
  • Premium:40,000円〜
無料トライアル あり(14日間)
おすすめ 受注管理やECカートなど他システムとの連携を重視する企業

flam

flam

公式サイト:flam

おすすめポイント
  • 標準機能で販売・仕入・在庫を一元管理
  • 見積書分析機能で影響活動支援ツールとしても使える
  • ニーズに応じてカスタマイズ可能

「flam」は、在庫管理業務だけでなく見積や売上、請求といった販売管理、発注をはじめとした仕入管理も行えるクラウド販売管理システム。

在庫管理の他に販売業務は仕入業務もすべてクラウドで行えるだけでなく、年間約70回以上も自動でバージョンアップが行われており、常に最新の機能を利用できます。

企業の希望に応じてシステムのカスタマイズも柔軟に対応してくれます。これまで要件に合うシステムがなかった、という企業にとって検討する価値があるシステムです。

flamの口コミ

flamは発注などの仕入管理、受注からの売上管理から請求にも使用しています。

flamの導入後は、納品書や請求書を印刷して郵送していた状況から、メールでの送付に切り替えたことで、業務を大幅に簡素化することができました。

在庫管理の面では、本社の在庫と店舗の在庫のほか、営業のサンプルも倉庫アカウントを作って管理しています。あらゆるシーンでモノが会社から出るときの受け払いの処理に活用することで、毎月の棚卸しの精度が向上するという効果も生まれています。

引用:flam導入事例

提供企業 株式会社フリップロジック
提供形態 クラウド
月額費用
  • スタンダード   :  9,300円〜
  • プロフェッショナル:19,800円〜
  • プレミアム    :49,800円〜
無料トライアル あり(30日間)
おすすめ 在庫管理だけでなく販売管理や仕入れ管理もあわせて行いたい企業

@wms

@wms

公式サイト:@wms

おすすめポイント
  • リアルタイム在庫管理を実現
  • 3PLや倉庫業様向け、ネット通販事業者様向けの機能もあり
  • トレーサビリティ対応を実現

「@wms」はリアルタイム在庫管理により、在庫の精度を向上させ、在庫の見える化を実現するクラウド在庫管理システムです。

入荷・出荷の検品にはハンディターミナルを利用。作業の標準化により業務の効率化がはかれます。また入荷した商品をロットNoや製造日で管理し、出荷までのトレース管理も可能。

オプション機能では、出荷ABC分析や在庫回転率の算出など、分析にも役立つ機能が備わっています。

@wmsの口コミ

システムを導入したことにより多くのメリットがありました。

1つ目としては、お客様からの信頼感が上がったことです。ハンディターミナルによる検品で誤出荷がなくなりました。

2つ目としては、在庫管理システムの導入により作業効率が大きく改善され、お客様が求めるスピーディーな発送が出来るようになったことです。1日150件程度しかできなかった出荷が最大400件ぐらいまでできるようになりました。

3つ目としては、コストの削減ができたことが挙げられます。業務対応していた従業員の数も約2/3まで減らすことができ、発送業務では以前の約半分の時間で終えることが出来るようになりました。

引用:@wms導入事例

提供企業 株式会社アトムエンジニアリング
提供形態 クラウド
月額費用 要問合せ
無料トライアル なし
おすすめ 在庫管理の精度を高めたい企業

eee CLOUD

eeecloud

公式サイト:eee CLOUD

おすすめポイント
  • シンプルな画面で初心者も安心
  • データ登録数無制限で初期費用ゼロ、月額2万円の低価格
  • 柔軟なカスタマイズが可能

「eee CLOUD」は使いやすく低コストが特徴のクラウド在庫管理システムです。データ登録数無制限で月額20,000円から利用できます。

検品はハンディターミナルで、システムへの入出庫管理はスマートフォンやタブレットから実施可能。ラベルプリンターの発行にも対応しています。

導入企業の8割がカスタマイズを実施しており、柔軟なカスタマイズを希望する企業におすすめです。

eee CLOUDの口コミ

特に入出庫カレンダーが使いやすかったこともあり違和感なく導入できました。

課題点だった情報共有についても解決することができましたし、価格以上の効果を得ることができて満足しています。

引用:eee CLOUD導入事例

提供企業 テービーテック株式会社
提供形態 クラウド
月額費用
  • Quick  :1ユーザーあたり980円
  • Lite   :20,000円〜
  • Standard:30,000円〜
無料トライアル あり
おすすめ 好みにシステムをカスタマイズしたい企業

ECサイト向けおすすめ在庫管理システム4選

ECサイト向け おすすめ在庫管理システム比較続いては、ECサイト・ショッピングサイト向けのおすすめ在庫管理システムを厳選して4つご紹介します。

ショッピングサイトではモールごとの対応やサイトごとのセキュリティ対策、複数サイトの一元管理など、ECサイト固有の対応が求められます。

ECサイト向けの在庫管理システムを導入することで、これらの業務がぐっとスムーズになりますよ。

ネクストエンジン

ネクストエンジン

公式サイト:ネクストエンジン

おすすめポイント
  • フロントエンド業務支援からバックエンド業務の自動化・効率化まで対応
  • 「アプリ」で必要な機能を必要なタイミングで導入可能
  • 受注件数ごとに従量課金区分となっており、スモールスタートしやすい

「ネクストエンジン」はEC・ネットショップを効率よく運営するために生まれた管理システムです。運営会社自身がネクストエンジンを使用していることもあり、利用者目線で最適化されている点が特徴です。

利用したい機能を自由に追加でき、店舗の規模に応じて費用や機能を最適化できるなど、柔軟なカスタマイズが可能。また在庫管理だけでなく受注から発送まで一気通貫で自動化できます。

30日間の無料体験や、導入・運用支援、セミナーなど、サポートが充実している点も見逃せません。

ネクストエンジンの口コミ

ネクストエンジンのアプリを活用し、細かな部分での自動化も進められています。

具体的には、カスタムデータ作成アプリ・自動受注処理AWSアプリを活用しています。自分たちのやりたい運用に合わせてネクストエンジンをカスタマイズできるのがいいですね。

引用:ネクストエンジン導入事例

提供企業 Hamee株式会社
提供形態 クラウド
月額費用 10,000円~
無料トライアル あり(30日間)
おすすめ ECサイトの規模に合わせてシステムを導入したい企業

CROSS MALL

CROSSMALL

公式サイト:CROSS MALL

おすすめポイント
  • 複数ネットショップを一元管理で負担を大幅軽減
  • 各モールの仕様変更もCROSS MALLで対応
  • セキュリティ対策も一括対応

「CROSS MALL」はネットショップの運営に必要な業務を一元管理できるASPソフトです。

複数アカウント、複数拠点での利用も可能なため、複数のネットショップ運営を一元管理して最適化できます。

複数モールでネットショップを運営していると、それぞれのネットショップに対する対応が求められますが、CROSS MALLであればそれらの対応も一元管理できるため、低コストかつ運営の効率化を実現できます。

対応業務も受注管理・在庫管理・発注・仕入れなど幅広いだけでなく、権限設定により複数人での運営も可能。

料金は複数のプランが用意されており、サイト数および商品点数によって変わるため、サイト規模にあわせて選択しましょう。

CROSS MALLの口コミ

在庫を割り振るとなると、どうしても売れるショップに最も在庫が偏ってしまう。少数しか割り振られなかったショップの担当者にとっては、いくら頑張ってもその在庫数しか売れないので、モチベーションが下がる可能性もあった。

「CROSS MALL」を導入して全ショップが同じ在庫数を扱えることで、それぞれのスタッフが今まで以上に売るための仕組みを考えるようになった。システム化により人的ミスを防ぐことができたのも、スタッフの意欲の変化につながっている。

引用:CROSS MALL導入事例

提供企業 株式会社アイル
提供形態 ASP
月額費用 5,000円~
無料トライアル なし(オンラインデモ体験あり)
おすすめ 複数のネットショップを一元管理したい企業

TEMPOSTAR

TEMPOSTAR

公式サイト:TEMPOSTAR

おすすめポイント
  • 複数のネットショップ業務を1画面で一括管理、運営負荷を最小化
  • 個別カスタマイズによる独自運用にも対応
  • 複数モールとの連携はもちろん、基幹システムや物流・決済サービスとも連携可能

「TEMPOSTAR」はECサイトの多店舗展開を支援するネットショップ一元管理システムです。

複数のネットショップ運営業務を一括対応できるので大幅な作業効率化を実現できます。

「1画面で一元管理だと操作が複雑になるのでは」「業務が混乱して逆に作業効率が落ちそう」と不安に感じる方に対しても、店舗ごとの専任サポーターがつき相談できるため安心して導入できます。

独自の運営ルールに対しても個別カスタマイズで対応でき、他のシステムとも連携しやすい点も特長です。

TEMPOSTARの口コミ

TEMPOSTAR以前は、受注処理はeasyECSを使い、商品登録にはPowerDoを使う、というようなオペレーションだったので、スタッフもそれぞれに配置する必要がありました。それが、TEMPOSTARに移行してからは、すべての業務をTEMPOSTARだけで行えるので、スタッフの配置なども含めて、生産性の向上につながっています。

引用:TEMPOSTAR導入事例

提供企業 SAVAWAY株式会社
提供形態 ASP
月額費用 10,000円~
無料トライアル あり(30日間)
おすすめ  複数ネットショップを保有し、外部システム連携したい企業

アパレル管理自動くん

アパレル管理自動くん

公式サイト:アパレル管理自動くん

おすすめポイント
  • アパレル業務を行うのに必要な機能が網羅されている
  • 導入前・導入後関わらずカスタマイズが可能
  • メール、電話、マニュアルによる手厚いサポート

「アパレル管理自動くん」は、アパレルの小売・卸売業務に特化した販売管理システムです。複数の店舗・ECサイトの一元管理ができるだけでなく、カスタマイズにも対応しています。

アパレルに特化している分、必要な機能が網羅されているのはもちろん、最適化しやすいのが特徴です。導入前・後関わらずカスタマイズできるため、規模の成長にあわせて独自システムを構築できます。

管理業務以外にも、ABC分析やRFM分析など、データ分析にも対応。分析方法のカスタマイズも可能です。

アパレル管理自動くんの口コミ

大きく2つ在庫管理において改善が見られました。

1つ目は、 特定の日付時点での在庫集計が可能となったため、期首・期末などの在庫を遡っていつでも調べられるようになりました。これにより対象期間の正確な在庫管理ができ、在庫の過不足を防げるようになりました。

2つ目は、倉庫からの出荷、倉庫への入荷時にも正確に在庫を管理できるようになったことです。導入の決め手となった入出荷時のステータス管理が、リアルタイム連携において役立っています。
また、倉庫内での物流サポートができる倉庫管理システムとも連携することで、倉庫内の在庫管理が可視化され倉庫における在庫管理も容易になりました。

引用:アパレル管理自動くん 導入事例

提供企業 株式会社dual&Co.
提供形態 クラウド
料金 要問合せ
無料トライアル なし
おすすめ アパレル業務をメインとしている企業

在庫管理システムって具体的にどんなことができるの?

在庫管理システムとは在庫管理システムとは、扱う商品の在庫データおよび入出庫データ、棚卸データなど、在庫管理業務における情報を管理するためのシステム。

企業によっては、在庫データをExcelなどのファイルで管理する人もいるでしょう。

商品数が少ない場合はそれでも管理できますが、取り扱う商品が多くなると大変…

  • 扱うデータ量が多くなると、ファイルを開くのに時間がかかる
  • 複数の人が同時にデータを更新できない
  • そのファイルにアクセスできる人しかそのデータを参照できない
  • ファイルが破損するとデータが損失してしまう
  • 販売管理など他システムとの柔軟な連携が困難

といった問題が発生してしまいます。

在庫管理システムを導入すれば、複数人で必要情報を共有できるだけでなく、入出庫による在庫量の更新もリアルタイムで反映できるようになります。

他システムと連携してデータを活用することも可能で、業務効率化につながります。

クラウド型在庫管理システム導入のメリット5つ

クラウド型在庫管理システム導入のメリット最近では、クラウド型の在庫管理システムが多数リリースされています。

クラウド型は従来のようなサーバーにソフトウェアをインストールして利用するオンプレミス型と異なり、インターネットに接続して利用する在庫管理システムのことです。

ここでは、クラウド型の在庫管理システムを導入した場合のメリットを解説します。

1.低コストでスムーズな導入

自社で在庫管理システムを構築する場合は、サーバーやネットワークなどのITインフラを構築し、その上で必要なソフトウェアをインストールしなければなりません。

そのため初期構築だけでITインフラの設計・構築など数か月の期間と多大な費用がかかります。

クラウド型では、サービス提供ベンダーと契約して提供されているシステムをそのまま利用するだけです。オンプレミスよりも初期導入のコストを抑えられるだけでなく、短期間で導入できます。そのため、導入コストをできるだけ抑えたい中小企業でも安心です。

2.業務の効率化につながる

在庫管理をシステム化することで、業務効率化につながります。例えばタブレットやハンディターミナル、ICタグなどを使うことで、今まで手入力で行っていた数量の登録も簡単に行えます

また発注書・納品書などの書類のペーパーレス化、他システムへの在庫データの連携も可能となり、それまで人手で行っていた作業の自動化を実現できます

3.場所を問わず利用できる

オンプレミスで在庫管理システムを構築すると、そのシステムに接続できる拠点でしか利用できません。

例えば複数の拠点の在庫データをまとめて管理したいとなった場合でも、直接システムから確認することができないため、各拠点のデータをファイル等で連携する必要があります。

クラウド型であれば、どこでも在庫管理システムにアクセスして利用できます

本社から各倉庫の在庫を管理したり、社外からスマートフォンで確認したりすることが可能です。

4.リアルタイムにデータが反映できる

クラウド型の場合インターネットに接続できる環境さえあれば、データを即座に反映できます。つまり更新した情報を他の場所から即座に確認ができるため、精度の高い業務が行えます。

在庫管理で注意すべき点はデータ反映までのタイムラグにより、実際と在庫データで差異が発生することです。

例えば販売した商品の数量を登録するまでは、在庫システムのデータと実際の数量で差異が発生することになります。クラウド型はリアルタイム性が高く、データの実際の数量の不一致が発生しません。

5.システムメンテナンスが不要

クラウド型であれば、自社内にサーバーやネットワークを設置する必要がないため、それらをメンテナンスする必要もありません

クラウド上のシステムメンテナンスは全てサービス提供ベンダーが行います。

オンプレミス型で運用していた場合は、サーバーの故障やソフトウェアのバージョンアップなど、システムメンテナンスで情報システム部門が対応する必要がありました。

しかしクラウド型ではその必要もなくなり、負担を軽減できます。

在庫管理システムを選ぶ時のポイント5つ

在庫管理システムを選ぶ時のポイントここからは、在庫管理システムを選ぶ際に見るべきポイントを5つ解説します。

これから在庫管理システムの導入を検討されている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

1.自社に必要な機能が網羅されているか

在庫管理システムは製造業向けやECサイト向けなど業種によって種類が多くあり、利用できる機能も異なります。

例えば在庫管理に特化しているものから、販売管理や仕入管理など複数の業務にも利用できるものまで様々。

コストパフォーマンスにあったシステムを選ぶためにも、まず自社にとって必要な機能が何かを明確にし、それらの機能が利用できることを確認しましょう。

実際に使って確認したい場合は、無料トライアルを利用するのも1つの方法です。

2.操作のしやすさ

システムの操作性は作業効率に大きく影響します

画面から在庫状況の確認をする際はもちろん、手作業で行う棚卸の作業負荷にも影響します。
在庫管理システムは、ハンディターミナルを使うものから、スマートフォンやタブレットにアプリをいれて作業できるものもあります。

操作性を確認する場合は、実際にシステムを試して確認することをおすすめします。

3.カスタマイズ性

クラウド型はオンプレミス型と比べ、カスタマイズしにくい点がデメリットとしてあげられますが、昨今では柔軟にカスタマイズできるサービスもあります。

せっかくシステムを導入したものの、自社の要件に合わないようでは作業効率の改善が見込めません。

システムの仕様と実際の業務を比較し、ギャップがある場合はカスタマイズによって対応が可能かどうか確認しましょう。

4.外部システムとの連携方法

在庫管理システムによって外部システムとの連携方法が異なります。

一般的にはデータをCSV形式でファイル出力し、外部システムでそのファイルを取り込むという方法です。

他にも連携する外部システムによってはプログラムでシームレスに連携できるものも存在します。

対象の在庫管理システムがどの外部システムと連携可能なのか事前に確認しましょう。

5.費用は適切か

クラウド型の在庫管理システムは、月額の定額性、従量課金など利用プランによって費用は様々。
利用プランによって使用できる機能は異なります。制限内であれば無料で利用できるシステムもあります。

自社にとってどのようなプランが適切か検討し、コストパフォーマンスがよい利用プランを選択しましょう。導入サポートが得られる場合は、サービス提供ベンダーに相談して見積りをとっておくのがおすすめですよ。

まとめ:自社業務を整理して在庫管理システムを選ぼう

本記事では、おすすめの在庫管理システムをクラウド型を中心に紹介しました。

在庫管理システムを導入して在庫量をしっかりと管理することで、必要な時に必要な量を供給し、過剰在庫を減らして損失を防ぐなど、多くのメリットが得られます。

適切なシステムを選ぶためにも、まずは自社業務を精査し、必要な機能やコストなどを洗い出しておくことをおすすめします。

カスタマイズが必要な箇所も整理しておくとスムーズに導入できますよ。