EFOツールとは、サイトの入力フォームを改善して、フォームの入力完了率やコンバージョン率を高められるシステムです。「集客には成功したものの、商品購入や申し込みの前にサイトから離脱されてしまう」といった悩みを解決してくれるツールのため、導入を検討している企業も増えてきています。
しかし、EFOツールにはさまざまな機能や特徴があるため、どれが自社サイトに適しているかわからず、決断できないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、EFOツールの選び方や注意点、おすすめのサービスについて紹介・解説をします。詳しくまとめたので、サービス選定の参考にしてみてください。
EFOツールとは
EFOとは「Entry Form Optimization」を略したもので、「入力フォーム最適化」と訳されます。
入力フォームとは、氏名や生年月日、住所やクレジットカード番号などを入力する画面のこと。会員登録やショップの注文画面でよく見られ、さまざまなサイトで活用されています。
しかし、入力項目が多くなってしまうことも。そのため、最後まで入力されないケースや情報入力が完了しているにも関わらず、そのままページから離脱されてしまうケースも多く見られます。
上記のような問題を避けるため、エントリーフォームをより使いやすい状態に整え、ユーザの離脱を防ぐのが、EFOツールに期待される大きな役割です。
EFOツールの選定ポイント
EFOツールの選定ポイントは以下の通りです。
- 料金体系を確認する
- スマートフォンサイトに対応しているかどうか
- レポート機能・ログ解析機能の有無
- 欲しいデータを取得できるか
- 機能の種類と自由度
ひとつずつ説明していきます。
料金体系を確認する
導入時の費用や毎月の利用料は、導入するツールによって大きく異なるので注意が必要です。
EFOツールの料金形態には以下のようなものがあります。
- 毎月定額で使用できるもの
- アクセス数によって料金が変動するもの
- 最初にパッケージを購入してしまえばラーニングコストがかからないもの
- 基本サービスのほかに有料オプションをカスタマイズするして利用するもの
このように、料金形態や各ツールのできることは様々です。
利用したい機能やサービスを洗い出し、実際にかかる費用と予算を事前に把握しておきましょう。
スマートフォンサイトに対応しているかどうか
最近では、PCだけでなく、スマートフォンやタブレットからサイトを訪問するユーザが増えています。
レスポンシブデザイン対応のサイトも多くありますが、フォームへの入力時には、画面が小さくて見にくい、タッチ操作がしづらいなどの問題が発生しやすく、ユーザにストレスを与えてしまいがち。離脱率も増えてしまいます。
そのため、PCとスマートフォンの両方に対応しているツール、もしくはスマートフォン向けの機能を備えているツールかどうかをチェックしておくとよいでしょう。
レポート・ログ解析機能の有無
フォームの課題解決のためには、「どの項目」で「どのようなエラー」が「どれだけ発生しているか」を突き止めなければなりません。
これらの正確なデータを得るためには、レポート機能およびログ解析機能を有しているツールを導入する必要があります。
ほとんどのツールに搭載されている機能ではありますが、お試しのための無料版や低価格のものには、レポート機能が備わっていない場合もあります。
本格的に運用したいと考えているのであれば、レポート機能および解析ログ機能の有無はしっかり確認しておきましょう。
欲しいデータを取得できるか
フォーム最適化に必要なのは、サイト利用状況の的確な把握と分析力です。EFOツールの効果を最大限発揮するためには以下の点を確認しておきましょう。
- フォームの入力完了率はどのくらいか
- サイト離脱ポイントはどこか
- 日時によって差があるのか
- どのデバイスからアクセスされているのか
このような具体的な数値を計測し、解決すべき課題を発見・修正する必要があります。
サイトの弱点をいち早く解決できる機能を備えているかどうか、欲しいデータを収集できるかどうかは、EFOツールを運用するうえで最も大切です。
機能の種類と自由度
EFOツール導入後は、レポートから得られたデータをもとに、フォームの改善を繰り返し行う必要があります。しかし、サイト離脱の原因が判明したとしても、ツール自体に課題を解決するための機能が備わっていなければ、導入の効果を十分に得ることはできません。
また、各入力アシスト機能は必要に応じて自由にオン/オフできるものを選択しておくと、特定された原因をすぐに解決できるようになります。
直感的に操作できるインターフェイスと、課題解決に必要な機能が搭載されたEFOツールを選ぶようにしましょう。
EFOツールのおすすめ10選!
ここからはEFOツールのおすすめ10選を紹介していきます。それぞれに特徴があるので自社に適したツール選びの参考にしてみてください。
formy
公式サイト: https://formy.jp/
formyの特徴とメリット
formyは、資料請求や会員登録、問い合わせなど、フォームごとに最適な項目を選択するだけで、簡単にエントリーフォームを作成できるEFOツールです。
フォームの設置は、発行されるタグを任意のページに挿入するだけ。設置後は、ユーザの各項目への遷都数や、エラー数、ページ滞在時間などのデータを自動的に収集してくれるので、さまざまな側面からの分析が可能です。
また、エラーや離脱率の高いフォームの改善は管理画面から簡単に行えます。各項目の変更が行われた日時も記録されるため、フォーム変更後の効果測定も容易です。
さらに、ユーザの入力を補助する機能も多数搭載しています。
未記入になっている必要項目数のポップアップ表示や、郵便番号を利用した住所入力サポートはもちろん、全角文字の自動半角切り替え機能や不要なハイフンを自動削除。ユーザのストレスを大きく軽減し、完了率アップに貢献します。
formyの料金
formyの料金は月額¥6,000で利用可能です。アクセス数や資料請求数に変動があっても、定額で利用できます。
formyの口コミ
フォーミーは【超ハイエンド】ではないもの、必要な機能が十分そろっており、使いやすく、安心価格で使えます。導入はタグを入れるだけで簡単ですし、何より自分でフォームを相当自由にいじれるのが気に入っています。
ABテストの結果がすぐ分かるのでスピーディーに改善を進められますし、EFOが初めての方には断然おすすめのツールですね。
EFOcats
公式サイト: https://www.fcafe.com/efocats/
EFOcatsの特徴とメリット
EFOcatsは、特にスマートフォンユーザのページ離脱率を改善したい企業におすすめのEFOツールです。
1ページに多数の質問が表示されている場合、スマートフォンユーザにとっては全体を確認しづらいだけでなく、入力時のミスも多くなりがちです。結果、ユーザにストレスを与えてしまい、ページを離脱してしまう方が増えてしまいます。
EFOcatsは、現在のフォームのHTMLにスクリプトタグを挿入するだけの簡単な作業で、フォームの形を1画面1項目式に変更できる仕組みを用意。スマートフォンユーザに、見やすい画面・入力しやすい記入欄を提供してストレスを軽減し、完了率を大幅にアップさせます。
EFOcatsの入力サポート機能は全部で11種類。入力エラーを知らせるリアルタイムアラートや、住所・ふりがなの自動登録、回答の進捗状況を把握できるプログレスバー表示機能で、ユーザの入力時の負担を軽減します。
管理画面からは「フォームの訪問数」「離脱率」「完了率」「所要時間」といったフォームの成績レポートを、「期間別」「項目別」「デバイス別」で確認可能。ユーザが離脱しているポイントをすばやく的確に見つけることで、効果的なフォームの改善を実現できます。
EFOcatsの料金
EFOcatsの料金は以下の通りです。年払いを選択すると、1ヶ月分の料金が無料になります。
項目 | 初期費用 | 月額料金/1ドメイン |
SPサイト最適化 | ¥300,000 | ¥30,000 |
spサイト+PCサイト最適化 | ¥300,000 | ¥50,000 |
上記のように、ドメインが増えるごとの追加費用が必要です。
EFOcatsの口コミ
これまでのEC経験から、入力項目が多くなればなるほど離脱率が高くなることがわかっていました。そこでEFOcatsを導入してみたところ、1画面に1項目という分割されたUIによってユーザの心理的な負担が減り、完了率が上がりました。ECサイトの売上向上にも大きな効果を感じています。
Gyro-n EFO
公式サイト: https://www.gyro-n.com/efo/
Gyro-n EFOの特徴とメリット
Gyro-n EFOは、ユーザを離脱させない手厚い入力支援と強力なフォーム改善機能が魅力的なEFOツールです。
入力支援の面では、入力ミスをユーザへ即時に知らせる機能のほか、住所入力の自動補完、数字を自動で半角に変換する機能などを搭載。「入力の手間になる箇所」「何度も入力をし直す箇所」を排除し、途中離脱の問題点を解決します。
フォーム改善の面では、必須項目を離脱率・エラー率の高い順に一覧表示できる機能を備え、離脱原因項目が一目で把握できる仕組みを構築。弱点発見後は、エラーが発生するタイミングや条件によるログデータから、詳細なフォーム分析および離脱やエラーの少ないフォーム作成が可能です。
また、Gyro-n EFOでは、Yahoo! ID・facebook IDに登録されている、氏名やメールアドレスなどのプロフィールデータをフォームに自動入力できる「Gyro-n SFS」との連携も可能。ユーザのフォーム入力を強力にアシストします。
そのほかマーケティングオートメーションとの連携フォームや特殊フォームでの実装も可能です。
上記で説明した各種設定からフォームの改善に至るまで、専門スタッフが徹底的にフォローしてくれるので、安心して導入・活用できます。
Gyro-n EFOの料金
Gyro-n EFOの料金は以下の通りです。
項目 | 料金 | 備考 |
初期費用 | ¥0~ | 2フォームまでは無料。
3フォーム目以降:¥10,000/1フォーム。 カスタマイズが必要な場合は別途で見積もりが必要。 |
月額費用 | ¥15,000~ | 利用フォームの月間ユニークユーザー数による料金変動制。
複数デバイスの利用による追加費用なし。 |
Gyro-n EFOの口コミ
Gyro-n EFOを導入後に、会員登録フォームの回収や変更は一切行わない状態で、導入前のフォームとのABテストを行いました。その結果、コンバージョン率が1.5倍以上も増加したほか、確定数の割合アップ・フォーム直帰率の減少など、高い効果を確認できて大変驚いています。
今後は得られたデータをもとに、フォームの最適化に注力して、さらなるコンバージョン率のアップを目指していきたいです。
EFO CUBE
公式サイト: https://www.efo-cube.info/
EFO CUBEの特徴とメリット
EFO CUBEは、26種類ものユーザ入力補助機能を搭載したEFOツールです。
商材やターゲット、サイトの仕様などによって異なるニーズに合わせた最適な機能を提案してもらえるため、成果が出やすいのが特徴。効果を感じられなかった場合には、全額返金保証制度の利用も可能です。
ユーザの入力負担を大きく軽減する機能のひとつに、外部ID連携があります。
ユーザ自身がアカウントを所有するサービスのアイコンをクリックするだけで、各アカウントに登録済みの情報が入力フォームへ反映される仕組み。Yahoo!IDや、Facebookのほか、ドコモかんたん入力にも対応しており、離脱率の低下に大きく貢献します。
データ解析機能では、ユーザがフォームを離脱したタイミングを「未入力」「入力途中」「入力完了後」の3つに分類。それぞれの割合を明確にすることで、どの部分に問題があったのかを明らかにします。
さらに、得られた結果によって、フォームのまでの導線やフォームデザインや項目の修正など、具体的かつ的確な改善が可能です。
また、各入力項目ごとの未入力回数やエラー回数の計測のほか、エラーの詳細な内容を分析する機能も搭載。これらの細かいデータをフォーム改善の根拠として活用すれば、さらなる完了率アップやコンバージョン向上にもつながります。
EFO CUBEの料金
EFO CUBEの料金は以下の通りです。
項目 | 料金 | 備考 |
初期費用 | ¥0 | ― |
月額費用 | ¥50,000/1ドメイン | デバイス問わず、5フォームまで対応可能。
6フォーム以降:¥10,000/月が必要。 |
サポート費用 | ¥0 | ページ数が極端に多い場合や、契約期間内に実装するフォームの変更が発生した場合などに、追加費用が発する可能性があります。 |
EFO CUBEの口コミ
「どこに改善点があるのか」「ユーザーはどこで離脱しているのか」など、具体的な課題が見えるようになったことが大きく、その課題をもとに定期的にフォームの調整・改修を行う体制を整えることができました。
また、当初の課題であったCVRの改善はもちろんですが、各項目のエラー率まで細かく改善できている点などは目に見える効果だと感じています!
引用:https://www.efo-cube.info/performance/nestle/#support
GORILLA EFO
公式サイト: https://gorilla-efo.com/
GORILLA EFOの特徴とメリット
GORILLA EFOは、低価格でありながら、さまざまな入力サポート機能を備えたFEOツール。基本的な機能もちろん、アップデートによって常に最新の機能やサービスが利用できるのが魅力です。
チャットフォーム機能では、メッセージアプリのような画面が表示され、一問一答式での項目記入が可能に。
また、ユーザがページに流入した際と一定時間の未操作が続いた場合に、任意のメッセージや画像、リンクを表示させるポップアップ機能も追加。キャンペーンページへの誘導やヘルプ画面の表示など、さまざまな場面での活用が期待できます。
ユーザが離脱アクションを取った際に便利なのが、簡易フォーム機能です。相手の画面に簡易的な入力フォームを表示させ、氏名や電話番号、折り返し電話希望の有無などの情報入力を促します。
フォームから情報が送信されると、ユーザから問い合わせがあった旨の通知がメールで届くため、相手の状況や希望に合わせた対応が可能となり、顧客満足度も高まります。
そのほか「期間別」「項目別」「ブラウザ別」のフォーム分析レポートの出力にも対応。フォーム変更前後のデータ見比べや、問題のある入力項目の発見、ブラウザごとのフォーム最適化など、入力フォームのさらなる改善に役立ちます。
さらに、2019年10月より、ABテストおよび分析レポート機能が追加され、効果測定も簡単に行えるようになりました。
GORILLA EFOの料金
GORILLA EFOの料金は以下の通りです。
項目 | 料金 | 備考 |
初期費用 | ¥30,000 | ― |
月額費用 | ¥9,800/1アカウント・5フォームまで | デバイスにかかわらず5フォームまで利用可能。6フォーム目以降は2フォーム追加ごとに¥5,000/月が必要です。 |
GORILLA EFOの口コミ
新商品の販売開始にあわせてランディングページを作成したものの、想定よりもCVR・CPAが悪い結果でした。(中略)状況を打開するために調べ回っていたときに知ったのがGORILLA EFOでした。
EFOツールというもの自体知らなかったのですが、担当営業の方から詳しい話を聞き導入が簡単な点、今のページのデザインなどを変えることなく成果改善に繋げられると知り、試しに導入を行いました。
結果、CVRが2.1%改善、ROASも約2倍になりました。
f-tra EFO
公式サイト: https://f-tra.com/ja/efo/
f-tra EFOの特徴とメリット
f-tra EFOは、最短15分で導入できるEFOツールです。PCだけでなく、スマートフォン向けサイトのEFOにも完全対応。全19種類の豊富な入力支援機能を備えています。
入力支援機能では入力の手間を最小限にするふりがなや住所の自動入力機能のほか、Yahoo!IDおよびFacebookアカウントから、登録済みの情報を自動で入力する機能を搭載。
そのほかにも、ミス送信や誤操作を防ぐための仕掛けを複数備えており、フォーム送信を一度で成功させるための機能をいたるところに設置しています。
レポート機能では、フォームごとの成績について「期間別」「入力項目別」「ブラウザ別」での分析が可能。ユーザが実際に入力ミスや離脱した項目を把握できるため、フォームの問題点が可視化できます。
また、時系列でのデータ収集にも対応。フォーム改善後の反応の変化を明確にします。
さらに、フォームのどの項目がボトルネックになっているのを一目で把握できる「バブルチャート」や、EFO利用がある場合とない場合での効果を自動で比較できる「自動効果比較機能」を搭載。ABテストの実施から成績レポートまでをすべて自動で行ってくれます。
管理画面の操作性が高いのも、f-tra EFOの大きな特徴です。プレビューを見ながら各種設定の変更・確認ができるようになっているので、慣れていない方でも簡単に操作できます。有料で設定代行サービスも行っているので、導入の手間を省きたい方はそちらを利用してもよいでしょう。
f-tra EFOの料金
f-tra EFOの料金は以下の通りです。
プラン名 | 月額料金 | 備考 |
入力支援プラン | ¥30,000/ドメイン×端末 | サイト単位の契約。
同一サイト内にフォームが複数ある場合でも、1アカウント分の費用のみで利用可能。 |
ただし、20フォームを超える場合は、以降20フォーム追加ごとに1アカウント分、100万PVを超える場合は、以降100万PV追加ごとに1アカウント分の費用が必要です。
また、オプションとして次のようなものを代行してくれます。
オプション機能 | 料金 | 備考 |
アカウント開設 | ¥0 | ― |
初期設定代行 | ¥30,000~/フォーム | 個別見積もり |
設定変更代行 | ¥10,000~/フォーム | 個別見積もり |
f-tra EFOの口コミ
サイトオープン後、順調にサイトへの訪問数は伸びていたものの、 フォームまで到達したユーザーの完了率が 低く、コンバージョン数が伸び悩むという課題がありました。
そこでエフコード様に改善を依頼。EFOツールの導入による 入力支援機能、さらにはレポートデータに基づく改善により、フォーム完了率は2.7倍に増加。 サイト自体も全国展開を進めることができました。
引用: https://f-tra.com/ja/efo/example.html
EasyEntry
公式サイト: http://easy-efo.com/
EasyEntryの特徴とメリット
EasyEntryはリーズナブルな料金で利用できるEFOツール。だれでもすぐに導入できるシンプルな設計が特徴です。
操作方法はいたって簡単。アクセス解析したいフォームのURLを、管理画面上にコピー&ペーストするだけで、自動的に計測が開始されます。ページ内に計測不要なフォームがある場合は、個別の設定も可能です。
コンバージョン達成と判断できる「送信完了画面」や「確認画面」のURLをゴールに設定すれば、完了率を計測できます。同時に「エラー画面」のURLを設定しておけば、そこでのどれだけ離脱が起こったかもチェック可能です。
EasyEntryには、最初の入力位置に自動でカーソルをセットする機能が備わっています。
カーソルを移動させる手間が省けるので、ユーザはキーボードをたたくだけですぐに入力ができる状態に。EasyEntryに複雑な入力補助機能はありませんが、カーソルの位置を最適化させておくだけでもユーザの利便性は高まり、入力率はアップします。
アクセス解析から得られた結果は、自動的に詳細なレポートとしてまとめられます。
作成されるレポートは表紙+3ページ程度のため、気軽に作成しやすいだけでなく、そのまま会議に利用できるというメリットも。
また、クリックひとつでPDF文書として保存できるため、プリントアウトはもちろん、メールで送信したい場合にも便利です。
EasyEntryの料金
EasyEntryはポイントによる課金制を採用しており、利用前に「EasyEntry」専用のポイントを購入しておく必要があります。詳細は以下の通りです。
ポイント数 | 1 | 10 | 50 | 105 | 550 | 1,200 |
購入価格 | ¥100 | ¥1,000 | ¥5,000 | ¥10,000 | ¥50,000 | ¥100,000 |
初期費用として500ポイント必要で、各プランは次のようになっています。
プラン名 | ポイント消費数(料金) | 計測フォームごとのPV数 |
A | 1 | 1~10,000PV |
B | 100 | 10,001~50,000PV |
C | 500 | 50,001~100,000PV |
EasyEntryの口コミ
EasyEntryは、機能がシンプルで導入までの時間も短くて済むので、現状をすばやく把握したい企業におすすめです。どの部分で離脱やエラーが起こっているかを簡単に測定・検証できます。
レポート構成も、訪問数やページビュー数、コンバージョン数、エラー回数などの基本的な計測項目が表示されており、さらにキャプチャーも入っていて見やすいですね。また、コンバージョン率は、折れ線グラフで表示されるので、フォーム改善後の効果も一目でわかります。
form assist
公式サイト: https://efo.showcase-tv.com/formassist/
form assistの特徴とメリット
form assistは、EFO関連技術で国内外の特許を取得したEFOツールです。金融業界でのシェア率が高く、全国で5,000社を超える導入実績があり、過去の成功・失敗事例に基づいた効果の高い改善ノウハウを提供しています。
form assistでは、導入から設定までの作業およびデータ収集・分析・課題抽出・フォーム改善まで、一気貫通のサポートを実施。すべての工程において、プロのサポートが受けられます。社内スタッフの作業負担を軽減できるのはもちろん、最短ルートでコンバージョン改善に導いてくれるのも、form assistの大きな強みです。
また、ユーザの入力アシスト機能も充実。入力ミスや漏れを通知する機能や、住所やフリガナの自動入力、メールアドレスのサジェスト機能は標準搭載されています。これらの基本機能だけでは、入力ミスやエラー改善が難しいと判断した場合には、カスタム機能の相談も可能です。
入力フォームまでたどり着いた見込み客を、確実に顧客に変えたい、コンバージョンへとつなげたいと考えている企業には、特におすすめのツールです。
form assistの料金
form assistの料金は個別見積もりとなるため、詳細は問い合わせが必要です。
form assistの口コミ
導入の結果、フォームアシスト側で郵便番号から住所が自動で入力されるため、当社で住所情報のメンテナンスを実施する必要がなくなり、保守・運用面においても手間を省くことができました。
また、セキュリティ強化のためマイページのパスワード設定を複雑化した際にお客さまからの問い合わせが急激に増えましたが、フォームアシスト側でパスワード表示/非表示ボタンを設置できたことでその問い合わせが減り、オペレーション業務の改善にも繋がりました。
引用:https://www.showcase-tv.com/casestudy/17344/
スマートUPフォーム
公式サイト: https://suf.jp/
スマートUPフォームの特徴とメリット
スマートUPフォームはPCサイトとスマートフォンサイトの両方に実装可能なEFOツールです。システム本体をインストールして利用するタイプのため、月額料金やアクセス数やユーザ数などによる費用は不要。初期費用のみで利用可能です。
また、サーバへのインストールや各種設定はサポートスタッフが担当してくれるので、導入の手間もほとんどありません。
スマートUPフォームでは、基本的な入力サポートのほか、スマートフォンならではの特性を生かした便利な独自機能を備えています。
たとえば、住所入力補助の面では「位置検出による住所自動入力機能」を搭載。数字やアルファベットを入力する項目に差し掛かると、自動でキーボードを切り替える「スマートフォン要キーボードアシスト」も利用できます。
解析レポート機能では「フォームへのアクセス数」「入力完了数」「途中離脱数」などのフォーム解析はもちろん、項目別の「未入力率」や「エラー率」などの解析も実施可能。デフォルトで26種類もの解析項目を備えています。
すべての解析レポートは管理画面からいつでも確認でき、CSVダウンロードにも対応しています。
スマートUPフォームの料金
スマートUPフォームの料金は以下の通りです。
プラン名 | フォーム導入数 | 初期費用 |
PLAN01 | 1フォーム | ¥600,000 |
PLAN02 | 2フォーム | ¥100,000 |
PLAN03 | 4フォーム | ¥1,400,000 |
PLAN04 | 6フォーム | ¥1,800,000 |
また、フォーム1Pごとの項目数が30項目以上の場合は+¥60,000、1フォームの設定ページ数が4P以上ある場合は+¥100,000かかります。
スマートUPフォームの口コミ
あらゆるEFOツールの機能が集約されており、機能面では充実しています。導入時に必要な初期設定やカスタマイズ、導入後の動作確認などはすべて、スタッフが行って下さるので、詳しい知識や技術のない方でも安心です。
SiTest
公式サイト:https://sitest.jp/
SiTestの特徴とメリット
SiTestは、EFOツールにテスト機能とヒートマップ解析をかけあわせた、サイト改善のためのオールインワンツールです。
ヒートマップとは、ユーザのページ上の動きを可視化できる機能を指し、主にページ内の課題を発見する際に効果を発揮します。
ユーザのページ滞在時間によって色合いを変える機能や、ユーザの動きを録画・再生できる機能を備えており、離脱が起こりやすい箇所を発見・改善しやすくなります。
作ったページやサイトは、目的に応じて「ABテスト」「多変量テスト」「FLPO」の3種類のテストを実施可能。継続的にコンテンツの最適化を図ることで、サイトの滞在時間やコンバージョンにつながるユーザ数を増やします。
サイトを改善してフォームまでの導線を整えたあとは、EFOでコンバージョン率を高めましょう。SiTestのEFO対策では「リアルタイムエラー通知」や「離脱防止ポップアップ表示」「禁止文字設定」などの機能を搭載。項目入力に対するユーザのストレスを軽減します。
また、フォームレポート機能では、入力項目別の「入力開始率」「入力中断率」「入力完了率」の確認が可能。離脱項目を把握して、項目の順番の入れ替えや削除、入力例の表示を行うなど、コンバージョン率向上のための具体的な改善策を実施できます。
SiTestの料金
SiTestの料金は個別見積もりとなるため、詳細は問い合わせが必要です。
SiTestの口コミ
SiTestの様々な機能を紹介して頂き、ウェブページ上でのユーザーの動きがこんなに可視化できるということに衝撃を受けました。モニタリング機能の動画によって、ユーザーの障害になっている様々な課題提案を頂いたことで確実に成果につながりました。
フォームの改善による完了率があがったことで更にウェブまわりの改善や広告に再投資していく非常に良いサイクルになっています。
引用:https://sitest.jp/blog/?p=2620
EFOツールを導入すべき企業
EFOツールを導入すべき企業は以下の通りです。
- 自社のサイト利用状況を客観的に把握したい企業
- ユーザの利便性を高めたい企業
- 自社サイトを営業ツールとして活用したい企業
ひとつずつ解説していきます。
自社のサイト利用状況を客観的に把握したい企業
EFOツールを導入すると、自社サイトが現状どれだけ利用されているのかを細かく分析できるようになります。たとえば「各種サービスの申し込み完了率」や「サイト離脱率」「どのデバイスからのアクセスが多いのか」など、さまざまな角度からの判断が可能になるのです。
人の勘や感覚ではなく、これらの情報を「数字」や「数値」として客観的に確認できるようになれば、明確な課題の把握や的確な改善策の実施が可能となります。
ユーザの利便性を高めたい企業
スタッフにとって、自社のサイトは見慣れてしまっているもの。そこには少なからず、固定観念や先入観があり、ユーザ視点での改善を図るのはなかなか難しいともいえます。
EFOを導入すると、第三者の視点からサイトの長所や短所を発見・確認できるようになります。また、サービスによっては、フォーム改善のための具体的な助言やサポートを受けることも可能です。
EFOをうまく活用できれば、ユーザにとって利便性の高いサイトへと改良を重ねられるようになるでしょう。
自社サイトを営業ツールとして活用したい企業
入力フォームの最適化によってコンバージョン率を向上できれば、サイトそのものを有効な営業ツールとして活用しているといえるでしょう。
また、EFOツールによって増加したサイトからの商品の注文数や申し込み数は、企業の実績としても利用可能です。具体的な実績の公表は、商品や企業への信頼感アップにつながるため、顧客を増やすアプローチのひとつとしても大きな効果をもたらします。
EFOツールを導入するときの注意点
EFOツールを導入する際に注意すべき点は以下の通りです。
- サイトデザインが変化してしまう
- 自社サイトに対応できるどうか
こちらもひとつずつ解説していきます。
サイトデザインが変化してしまう
EFOツールによって自社サイトのフォームを最適化させると、ユーザの利便性が高まる反面、これまでの見慣れたフォームを利用し続けることはできなくなってしまいます。
そのため、リピーターが違和感を持ち、サイトの利用を避けてしまう可能性もあります。フォームを変更する際は、事前に知らせておきましょう。
自社サイトに対応できるかどうか
EFOツールによって、対応している技術はそれぞれ異なるため、導入前にきちんと調べておくことが大切です。
たとえば、HTMLによって作成されたサイトには対応している一方で、javascriptやflashなどの特定のプラグインには非対応、といったツールもあります。
また、スマートフォンユーザの訪問が多いサイトでは、スマートフォン向けのサービスが提供されているかどうかも確認しておきましょう。
まとめ
ユーザにとっての利便性を高め、フォームの入力完了率を向上させるEFOツール。
各サービスによって、料金体系や特徴は大きく異なるので、サービス選定の際にはよく比較・検討しておくことが大切です。
サイト離脱率を最小限に抑え、コンバージョン率のアップを目指せるよう、この記事を参考に最適なEFOツールを見つけてくださいね。