Twitter広告のターゲティングの種類をすべて紹介します!

日頃みなさんが使っているTwitter(ツイッター)に広告があるのはご存知でしょうか?
PCやスマホ版のページで、タイムラインの中に、プロモーションと書かれたアプリや製品の広告ツイートなどがそうです。

ユーザーのみなさんの趣味趣向やツイート内容に合わせて、広告主が指定した広告が配信されています。

「Twitter広告は効果がない!」「若者しか使っていないから、使わないほうがいい」「アプリにしか効果がない」という声を沢山聞きます。
しかし、このTwitter広告…実は費用対効果がかなりよく、多くのマーケターから愛されています。

今日は、Twitter広告をまだ運用したことがない方のために、Twitter広告のターゲティングについて徹底解説していきます。

Twitter広告のターゲティングの種類

Twitter広告の種類は以下の三つです。

  1. ・プロモアカウント
  2. ・プロモツイート
  3. ・プロモトレンド

プロモアカウント

プロモアカウント広告は、フォロワーの数を急激に増やすことができます。フォロワーを増やす事で、「購入・リード・ダウンロードおよび登録の数、ウェブサイトへの訪問数を増やす効果」があります。

一度広告でファンを増やしておけば、あとはツイートをするだけで無料でファンにアプローチできます。最近では、SNSもアクセスの主要なアプローチの1つになっていますので、PVが伸び悩んでいるメディアはファンを集めるために運用してみるのも1つの手です。

プロモツイート

プロモツイートは、 「プロモーション」というラベルがついているため広告とわかりやすいです。1度は目にしたことあるのではないでしょうか。
このラベルを除けばプロモツイートは通常のツイートとほぼおなじです。いいねもリツイートも行えます。

Twitter広告リリース時からどんどん広告メニューが増えており、以下の項目から選ぶことが可能です。プロモツイートは広告メニューをかえたりすることで、いちばんPDCAサイクルを回せますので「プロモツイートがTwitter広告の主要メニュー」と考えて問題ありません。

以下は、広告メニューの入稿に必要な情報になります。

文字のみ

ツイート本文: 116文字以内(24文字分はリンクに使われます)

Webサイトカード

ツイート本文: 116文字以内(24文字分は画像に使われます)
ウェブサイトのタイトル: 70文字。(すべての端末で、タイトルをすべて表示させたいなら50文字)
画像サイズ: 横800 x 縦418ピクセル(最大3MB)
縦横比: 1.91:1
ファイル形式: PNG・JPEG

ベーシックアプリカード

ツイート本文: 116文字以内(24文字分は画像に使われます)
画像サイズ: 横144 x 縦144ピクセル
ファイル形式: PNG・JPEG
アプリ名/価格: アプリから取得された情報が自動的に表示。
表示リンクの選択肢: インストール・起動・プレイ・購入・予約・接続・注文

イメージアプリカード

ベーシックアプリカードと同じ基準です。

プロモビデオ

ツイート本文: Media Studio使用なら140文字。広告マネージャー利用なら116文字。
タイトル(動画下): 70文字
説明(動画下): 200文字
ファイル形式: MP4・MOV(ファイルサイズは1G以内がベター)
動画の長さ:2分20秒以内(特別なアカウントは上限なし)
推奨オーディオコーデック:AAC LC(ローコンプレキシティ)
推奨縦横比: 横16:縦9
・ 単一の画像付きツイートおよびGIF画像
・ 複数の画像付きツイート
・ 大きな画像付きの概要カード
・ ビデオアプリカード

複数の画像付きツイート

ツイート本文: 140文字以内。
画像サイズ: 横600×縦335ピクセル以上。
縦横比: 画像が2つなら横7:縦8の縦横比。画像が3つなら左側に横7:縦8の画像が1つ、その右側に横7:縦4の画像が上下に2つ。画像が4つの場合は、それぞれ横2:縦1の縦横比で上下左右。
画像ファイルサイズ: twitter.comでは最大3MB、ads.twitter.comでは最大1048KB
ファイル形式: PNG・JPEG

カンバセーショナル広告

ツイート本文: 116文字以内(24文字分が画像に使われます)
ハッシュタグ: 21文字
入力済みアカウントツイート: 116文字
見出し: 23文字
お礼のコメント: 23文字
お礼のURL(省略可): 23文字
動画(使用する場合): 「プロモビデオ」と同じ
画像(使用する場合): ファイルサイズ: 3MB、縦横比: 横5:縦2、画像サイズ: 横800 x 縦320ピクセル、ファイル形式: JPEG、PNG、アニメーションでないGIF画像

プロモトレンド

簡単にいれば、ハッシュタグの欄に出せる広告です。Twitterはユーザーが人気のハッシュタグをつけるため、ハッシュタグを見る傾向があります。その枠に広告に差し込む事でたくさんの人に広告を見てもらう事ができます。
またそのハッシュタグをクリックすると、検索結果が表示されますが、 その一番上に広告主からの関連するプロモツイートが表示されるためサイトへの誘導ももちろん可能です。

Twitter広告の課金モデル

上記3つの大きな広告は、「成功報酬課金」となっています。つまり、プロモアカウントならフォローで課金、プロモツイートならツイートがリツイート、返信、お気に入り、クリックで課金が発生。
広告がリツイートされたツイート(2次拡散)、それをまたリツイートされた時(3次拡散)などの拡散には一切費用が発生しないのがTwitter広告のメリットです。SNS広告を巧みに運用される方はバズを意識した広告を配信
する方も多くいます。シェアされる広告は相性がかなりいいと思います。

Twitter広告セグメント

Twitterのセグメントパターンはかなり多いです。TVの配信時間にあわせて広告を配信したり、芸能人の名前でその芸能人が出ている番組を調べることもできるので
トレンドに合わせて配信してみるのもおもしろいかもしれません。

  • 言語ターゲティング-ユーザーの言語を指定して配信出来ます。
  • 性別ターゲティング-性別を選んで配信出来ます。
  • インタレストターゲティング- 興味関心があると思われるユーザーを指定して配信出来ます。
  • フォロワーターゲティング-指定したアカウントのフォロワーにのみ指定して配信出来ます。
  • 端末ターゲティング-iphone、androidなど携帯端末に合わせて配信出来ます。
  • 行動ターゲティング- 現在、米国および英国内のみで使用出来るメニューです。
  • テイラードオーディエンスターゲティング- 顧客の電子メールアドレスのリストをアップロードしてターゲティングしたり、サイトリターゲティングを行う事が出来ます。
  • キーワードターゲティング-キーワードを指定して、ツイートにそのキーワードを利用した方にのみ配信が出来ます。
  • 地域ターゲティング-配信エリアを指定出来ます。

通常、よく使われるのは、「キーワードターゲティング」になります。例えば、脱毛サロンというキーワードをGoogleAdwordsで出稿するとかなり高いですが、Twitterで
「脱毛サロン行きたい」とツイートしているユーザーを指定すれば、同じようなユーザー層なのにクリック単価はおそらく半分以下に下げる事が出来ます。

なんでキーワードをターゲティングをした方がいいのか

実は、GoogleやYahooで検索しないけど悩みを抱えているユーザーは意外と多いです。
簡単に、ビッグワードの検索ボリュームと、そのキーワードのツイート数を比べてみましょう。

キーワード:化粧水

ツイート数 226688
検索数 71000

キーワード:バイト

ツイート数 951257
検索数 170000

キーワード:青汁

ツイート数 215082
検索数 110000

実は検索ボリュームよりつぶやかれている数の方が多いワードも多いのです。

また、「Twitterユーザーは若者だけでしょ」という方にも知っておいてほしいのが、Twitterユーザー層。実はTwitterのユーザー構成は以下の通りなんです。

20歳以下 21%
20歳台 31%
30歳台 21%
40歳以上 27%

意外と、均一にユーザーがいます。

Twitterは効果がないと決めつけずまずは少額でもテストマーケで試してみてください。

まとめ:Twitter広告を運用してみよう

ここまで読んでいただいた方には、Twitter広告がまだまだ効果的な事がご理解いただけたかと思います。

Twitter広告運用をするか迷っている方は、まずYahooやGoogleのリスティング広告で、リターゲティング・リマーケティングで効果が出ているか確認してみましょう。
もし一定数効果が出ているのであれば、Twitterでも効果が出る可能性が高いです。

まだ、試したことが無い方はぜひ少額でもいいので、Twitter広告を運用してみましょう。