8月になりましたので、2016年7月に話題になったWebサービス&アプリを紹介します。
7月はなんといってもポケモンGOが世間を賑わせましたね。
一方で、個人の方が制作した素晴らしいWebサービスやアプリもたくさんありました。
たくさんのWebサービス&アプリから、今回は11個ピックアップさせていただきました!
Pokémon GO
ゲームアプリ史上、最もヒットしたといっても過言ではない「ポケモンGO」。
アメリカでの先行リリースからはじまり、世界中を熱狂させています。
開発したのはIngressを開発したことでも知られるNiantic社と、ポケモンのライセンス事業を行う株式会社ポケモンの2社。
老若男女がみんなスマホ片手に街でポケモンを捕まえている光景も、もはや見慣れましたね。
10km以内の速度で移動して、卵を孵化させるというのもユニークで、ちょっと遠まりしてみよう!という気にさせてくれます。
ポケストップ(モンスターボールなどのアイテムを入手できるスポット)や、ジム(プレーヤー同士でバトルができる場所)などによる集客を見込んだ広告ビジネスも注目されています。
今後は、トレード機能なども実装予定との噂もあり、より楽しめるゲームとなっていくのではないでしょうか。
※歩きスマホは危険なので、ポケモンを見つけたら立ち止まってゲットしてくださいね。
LGTM Camera
はてなラボからリリースされたカメラアプリです。
ボタンを長押しするだけで約2秒間のGIF動画を簡単に撮影し、SNSへシェアできます。
TwitterやFacebookで「LGTM」とロゴの入ったGIF動画が流れてくるのを見かけた人も多いのではないでしょうか。
LGTMとは「Looks Good To Me(良さそう)」から命名されたそう。おしゃれ!
シンプルに、そしてどんなシーンでも「良さそう」に撮れるので、思わず撮影してシェアしたくなりますね。
下記のハッシュタグで、ユーザーが撮影した様々なアニメーションGIFを楽しむことができます⇓
#LGTM – Twitter検索
Prisma
Prismaは、人工知能(AI)を使用した写真加工アプリです。
LGTM Cameraと同じく、SNS(特にInstagram)上で見ない日はないほど盛り上がっていました。
動物や建物、人物の写真を撮影、もしくは取り込むだけで、まるでプロの画家が描いたような絵画調の加工をしてくれます。
フィルターの種類も29種類と豊富で、油絵やアメコミ風、日本絵など、ユニークなフィルターがとてもおもしろいです。
思わず、いろいろと撮影して試したくなる、そんなアプリ。
Prismaで加工された様々な画像は、下記のInstagramで見ることが出来ます。
NOREL
NOREL(ノレル)は、月額定額制のクルマ乗り換え放題のサービスです。
IDOM(旧ガリバーインターナショナル)が、7月26日より事前登録を開始しました(正式リリースは8月中旬予定)。
月額49,800円を払えば、定番のファミリーカーから、テスラやBMW、アルファロメオなどの高級車まで100種類以上の車を好きなときに乗り換えることができます。
49,800円と聞くと高いように感じますが、任意保険や自動車税、車検などは全て含まれているので、維持費のかかる高級車などは特にお得に感じます。
ただし、ガソリン代や駐車場代はユーザー負担。
「今シーズンは、家族5人でキャンプだからSUVで!」、「デートだから高級車に乗ろう!」など、その時々のシーンに合わせて乗り換えることができるので、クルマ好きや、アウトドアなど出かけることが多い人には嬉しいサービスですね。
ツギクル
人工知能を活用した小説投稿サイトです。
小説投稿サイトはいくつか存在しますが、ツギクルの特徴は、自然言語処理や機械学習、テキストマイニングなどによって、作品を分析できるという点。
例えば、投稿作品の「構成要素」や「文章の読みやすさ」、「類似作品」などをAIが分析してくれるそう。
現在はβ版で、正式オープンは秋頃予定。
どんな作品が投稿されるのかいまから楽しみです。
ShortNote
エッセイやコラムをアプリから投稿できるサービス。
提供しているのは、CMSで有名な「Movable Type」など開発しているシックス・アパートです。
他人の投稿にハートを送ったり、「励ましのお便り」を送ることができます。
コンセプトは「優しい投稿サービス」。
とにかく誰かに聞いてほしい話がある場合や、他の人のちょっとした感情や出来事を知りたい時に読むと、優しくなれるかもしれません。
foriio
foriioは、全てのクリエイターが簡単にポートフォリオを作成できるサービスです。
個の時代になりつつあり、情報発信の手段も多様化している中で、まだまだ自分をアピールできていないクリエイターはたくさんいます。
サービスの制作者曰く、そんな課題点から「クリエイターをフェアに評価する文化を紡いでいく」ことを目的に誰でも簡単に作品をアップロード、ポートフォリオ化できるサービスを制作されたそうです。
自分で作品をアップロードするだけじゃなく、他の人がアップしている作品に自分が関わっている場合は、タグ付けして自身のポートフォリオへ組み込めるなど、どんなクリエイターでも使える工夫がされています。
詳細は作者のブログ記事をお読みください。
Documentation
エンジニア向けQ&Aサイト、StackOverflowが新たにリリースしたサービス。
有用な情報やサンプルコード、技術解説をユーザー同士で書き込み、まとめていけるというプログラミング版Wikiのようなものです。
Q&Aだけでは解決されなかった部分や、解説を見ることができるので、初心者には特に役立つでしょう。
現在は英語版のみの提供ようで、日本語版の登場が待ち遠しいです。
respass
リアルタイムで誰とでもすぐにチャットができるサービス。
SlackやSkype、Facebookメッセンジャーとは違って、ログインさえすればすぐにチャットに参加できます。
製作期間はなんと3週間だそう!素晴らしいですね。
respassはオープンソースであり、githubにてソースコードが公開されています。
3週間でサービスをつくるまでの過程が具体的に記録されている記事も必見なので、ぜひ読んでみてください。
Bluprint for UX Design
Bluprintは、iPad ProでUI&UXスケッチができるアプリです。
iPad Proは、なんといっても純正のApplePencilが使えるという点で、多くのデザイナーやイラストレーターがスケッチなどに使用しています。
スケッチが簡単にできるアプリはいくつかあるものの、UIスケッチに特化したアプリがなかったということから、このアプリを制作したそうです。
Bluprintでは、iPad Proの画面サイズを活かし、はじめからiPhoneSEのほぼ実寸大のスクウェアが用意されています。
また、アイコンやUIコンポーネントを簡単に設置できたり、基本的な筆記具、アートボードの複製など、UIを設計するのに嬉しい機能が豊富です。
iPad Proの取り回しの良さと、BluprintのUIスケッチ機能で、会議やちょっとしたMTGなどでアプリのアイデアを相談&共有できるのはとても嬉しいですね。
デザイナーやディレクターは、ぜひインストールしてみてはいかがでしょうか。
ノイズレスサーチ
ノイズレスサーチは、その名の通り、特定のサイトを除外した検索結果が表示される検索エンジン。
まとめサイトやレビューサイト、大手ECサイトなど、商品名や地名、レシピなどで検索すると毎回上位に表示されるサイトを勝手に除外してくれます。
そのため、Google検索では見落としていたかもしれない有益なサイトや情報を、スムーズに見つけることがでるので、調べ物に最適ですね。
Googleのカスタム検索機能を使用して、4500以上のサイトを除外しているそう(上限が5000個ですべてをカバーはできていないので、多少のノイズは温かい目でスルーしてほしいとのこと)。
実際にGoogleとのノイズレスサーチの検索結果をみてみると、その違いが明らかです。
その時々のニーズに合わせて使い分けてみると良いかもしれませんね。
さいごに
気になったサービスはありましたか?
今回もユニークなサービスばかりでした!
興味があればぜひいろいろと試してみてくださいね!
creiveでは、今後も面白いサービスやアプリを紹介していきます。
タレコミなどこちらより募集しております!