老後2,000万円問題を発端に全年代から注目を集めている投資による資産運用ですが、元本割れのリスクもあるだけに基準も考え方もわからないままに始めるのは不安なもの。お金の話だけに誰かに相談するのも気が引けますよね。
この記事では、投資初心者でも簡単に気軽に始められる投資方法として少額投資をおすすめします。投資優遇制度であるNISA、つみたてNISAをうまく活用しながら負担感なく投資を始めましょう。初心者が最初の口座にしておきたい証券会社も各社の特徴別に紹介しています。
「少額投資もハードルが高い」と感じる人のためにお釣り投資も紹介しているので、「投資に興味はあるけど、なかなか一歩を踏み出せない」という人は、参考にしてくださいね。
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投資はお金がかかる?今はポイントでも投資可能な時代
投資というと「お金がかかる」「数学が苦手な人には不向き」といったイメージがあり、周りに投資をしている人がいないと始めにくい雰囲気がありますよね。「投資を教えてあげる」という人の中には、ネズミ講に代表される詐欺を働く人もおり、「これから投資を始めたい」という人は勉強会に参加しにくい現実もあります。
しかし、今や投資は身近な存在です。楽天証券のポイント投資やトラノコのお釣り投資に代表されるように、100円程度から誰でも簡単に投資ができるようになりました。
投資の勉強についても、Webで調べれば丁寧でわかりやすい記事が増えており、わざわざ勉強会に参加せずとも学習できます。缶コーヒー1本分のお金があれば投資を始められるので、勉強したことを実践する際にストレスがかかりません。
投資初心者におすすめは少額の積立投資
投資初心者におすすめの投資方法は、長期間の運用を前提として100円から1,000円で始める少額投資です。資金に余裕がある人は万円単位の投資から始めてもいいですが、投資は「投資した金額を失う」可能性があるものです。「万が一の場合はなくなってもいい」金額から始めるべきでしょう。
少額投資に適した投資方法が積立投資(積立投資信託)です。
積立投資は、毎月決まった金額を投資します。積立預金の投資版のイメージです。積立投資にかかる金額は、月額1,000円からの証券会社が多いです。月1,000円投資するのに必要な金額は、1日あたり33円。これくらいなら何の負担にもなりませんよね。
積立投資をするメリット
投資初心者が積立投資をするメリットは3つあります。
- 購入時期・価格を気にしなくていい
- 月額1,000円から投資できる
- 初心者向けのつみたてNISA制度がある
購入時期・価格を気にしなくていい
積立投資は、毎月決まった日に決まった金額で投資をするシステムです。投資金額と投資日が決まっているので、「昨日の方が安かった」「今日は高い」といった投資商品の購入時期・価格でやきもきする必要がありません。
月額1,000円から投資できる
積立投資の最低投資金額は、月額1,000円という証券会社が多いです。毎日30円程度の負担でいいので気軽に始められます。毎月1,000円から投資できる積立投資の多くが、積立投信といってプロに運用を委託できるものです。プロが運用面をカバーしてくれるので、積立金額と購入日だけ決めてしまえば、何もしなくていいのもメリットです。
初心者向けのNISA制度がある
初心者が少額から積立投資をする際にネックになるのが儲けにかかる税金と手数料です。基本的に売買益や分配金などの利益には20.315%の税金がかかります。
NISA制度を使えば、最長20年間、得られた利益に対して税金がかかりません(つみたてNISAの場合)
投資は、売買する際に手数料がかかりますが、NISA制度を利用して投資をする場合は、売買手数料が0円になるケースが多いです。
例えば、SBI証券でつみたてNISAをする場合は、上場株式投資信託(ETF)を除いた「買付」「売却」手数料が0円になります。
積立投資のデメリット
積立投資のデメリットは、「元本割れのリスクがある」ことと「短期間で大きな利益を望みにくい」ことです。
元本割れのリスクは、投資全般にある得ることです。
また、積立投資は小さい金額を少しずつ投資していくものなので、短期間で大きな利益をあげることは難しいです。少額で短期間で大きな利益を希望するなら、FXなどを利用した方がいいでしょう。
投資初心者向けの優遇制度を利用するのがおすすめ
これから投資を始めるなら、投資初心者向けの優遇制度を上手に利用しましょう。特にNISA制度は、税金面で優遇されるだけでなく、使い勝手もいいです。
3つの優遇制度をご紹介します。
- つみたてNISA
- NISA
- iDeCo
つみたてNISA
つみたてNISAは、毎年40万円を上限として一定の投資信託が購入可能な非課税制度です。投資信託を購入した年から20年間は、分配金と売却利益に課税されません。
毎年の積立金額が40万円と少ないですが、長期間積立投資する人に向いており、まさに投資初心者向けの優遇制度です。
つみたてNISAで購入可能な投資商品は、公募株式投資信託と上場株式投資信託(ETF)に決められています。ある程度絞り込まれた商品の中から選択するので、購入時も気が楽です。
NISA
NISAは、毎年120万円を上限として株式や投資信託を購入できる非課税制度です。購入した年から5年間は、配当金や利益に課税されません。
つみたてNISAと異なり、様々な投資商品を購入できます。
つみたてNISAと併用することはできないので、長期保有を念頭に投資するならつみたてNISAを、通常の投資のように豊富な商品から選びたいならNISAを選ぶといいでしょう。
iDeCo
iDeCoは、任意加入の私的年金制度です。60歳になるまで掛け金を拠出し、拠出した掛け金を自分で運用することで老後に備えます。掛け金が全額所得控除になり、運用益も非課税なので、「老後に備える+節税」で利用する人が多いです。
月々5,000円から始められますが、運用商品や掛け金の配分を自分で選ぶ必要があり、受け取りも60歳からです。NISAやつみたてNISAよりも使い勝手が悪いので、他の優遇制度の+αとして利用するといいでしょう。
投資信託商品を選ぶときのポイント
投資初心者が投資信託商品を選ぶとき意識しておきたい2つのポイントがあります。
- 投資で得たい目標金額
- 許容できるリスクの範囲
投資で得たい目標金額
投資信託商品を選ぶ前に「投資で得たい目標金額」「達成目標日」を決めておきましょう。「儲けが出るならどれだけ出てもいい」と思ってしまいがちですが、そんなに美味しい話はありません。少額投資から始めるなら月々の儲けの幅は少ないですし、目標金額を達成する日も年単位で後になります。しかし、目標金額と達成目標日の2つが決まっていないと投資商品を選ぶ基準が決まりません。
許容できるリスクの範囲
目標金額と期限を決めたら、許容できるリスクの範囲を決めます。
投資は元本が保証されません。 「どうなってもいいように余ったお金(余剰資金)でやるべき」と言われるのもそのためです。「最悪の場合どの程度まで資金が減っても許せるか」を決めておかないと失敗する可能性が高いです。
その投資商品を購入することで「自分がどれくらいのリスクをとることになるのか」を把握しましょう。
投資初心者におすすめの証券会社
投資初心者が最初に口座を開くのにおすすめの証券会社を3行紹介します。
どの証券会社も投資の勉強に役立つコンテンツを提供しており、「投資初心者の方へ」とある記事を読むだけで投資に詳しくなれます。
3行とも、初心者向けの優遇制度に対応しています。どの証券会社も投資をするときに便利に使える独自のサービスを提供しており、投資ベテラン勢の中には3行ともに口座を持っている人もいるくらいです。
証券口座は銀行口座と同じで、複数の口座を持っていてもかまいません。手続きに使うマイナンバー系の書類は使い回しが効くので、使い勝手を比較するために3行一気に開設してもいいでしょう。
楽天証券
楽天証券は、楽天グループの関連サービス(楽天銀行・楽天カード)との連携で、関連サービスでもお得な特典があります。楽天ユーザーに絶大な人気を誇っている証券会社です。
1日の取引金額50万円までは売買手数料が0円になる「いちにち定額コース」やデイトレード割引があり、1日に何度も少額取引をする初心者におすすめです。(※いちにち定額コースで売買手数料が無料になるのは、現物取引と信用取引の金額を合算して50万円まで)
投資信託の取り扱い本数は、2,640本以上(2020年5月18日時点)です。
投資情報サービスも豊富で、投資初心者からベテランまで便利に利用できる情報ツールがそろっています。
公式サイト:https://www.rakuten-sec.co.jp/
特に人気が高いのが、日経テレコンが無料で読めるサービスです。日経テレコンは、日本経済新聞デジタルメディア社がビジネスデータベースサービスです。楽天証券オリジナルの取引ツール「マーケットスピード」の利用で無料で読めるようになります。
証券会社名 | 楽天証券 |
NISA・つみたてNISA・iDeCo | 対応 |
売買手数料 1日定額制 |
50万円まで0円 デイトレード(日計り取引)時、返済手数料無料 |
投資信託取り扱い本数 | 2,640本以上 |
投資情報サービス | ・投信スーパーサーチ ・PC、スマホ、タブレット用取引ツール ・国内株式検索ツール ・経済指標アラートメール ・RSS(リアルタイム・スプレッドシート) ・マーケットアロー(国内外の市況レポート) ・Longine 決算速報 ・日経テレコン無料 ・バロンズ・ダイジェスト毎週10本無料 |
楽天グループでのお得なサービス | ・ポイントプログラム ・マネーブリッジ ・貸株サービス |
楽天証券との連携でお得になる楽天サービス
楽天ユーザーに高い人気を誇っているのが、楽天系列サービスとの連携でお得になるシステムです。
- ポイントプログラム:国内株式(現物)の購入にポイント使用可能 など
- マネーブリッジ:楽天銀行と連携で優遇金利適用 など
- 貸株サービス:楽天証券に現物株を貸し出し金利を受け取る など
特に好評なのが、楽天銀行で金利優遇が受けられるマネーブリッジです。楽天銀行の普通預金金利が年0.1%と他行の定期預金並みの金利にできることから、「取引の予定はないけれど楽天証券に口座を作った」という人もいます。
楽天証券と楽天銀行間で自動出入金も可能になるので、楽天証券で取引をするなら楽天銀行の口座も同時に開設しておきたいですね。
楽天証券は楽天ユーザーにおすすめ
楽天証券は、楽天ユーザーにおすすめの投資口座です。NISA、つみたてNISA、iDeCoに対応しているのはもちろん、「使い勝手がいい」と評判のマーケットツールが無料で利用できます。
「楽天カードを持っている」「ネット銀行も検討している」「投資関連の銀行・証券会社は1つにまとめたい」と考えているなら、楽天証券の使い勝手がいいでしょう。
SBI証券
公式サイト:https://www.sbisec.co.jp/ETGate
ネット証券最大手のSBI証券は、1日定額制の利用で手数料無料になる金額が大きく、取り扱い商品数も多い証券会社です。多くの投資家から支持されており、「2020年 オリコン日本顧客満足度ランキング ネット証券」では1位を獲得しています。
SBI証券の売買手数料は、1日定額制「アクティブプラン」の利用で50万円まで無料です。国内株式現物取引、国内株式制度信用取引、国内株式一般信用取引はそれぞれ別口でカウントされるので、実質150万円まで無料ということです。この無料幅は、他行では考えられません。
投資信託取扱本数は、2,698本。IPO、単位未満株、夜間取引、金・銀・プラチナ、外国株の取引も扱っています。
投資関連情報についても、アナリストによるレポートメールや会社四季報の無料閲覧などを提供しています。
無料情報以外にも有料のニュースレターもあり、深い情報を素早く手に入れたい投資家が支持しています。
証券会社名 | SBI証券 |
NISA・つみたてNISA・iDeCo | 対応 |
売買手数料 1日定額制 |
50万円まで0円 ※国内株式現物取引、国内株式制度信用取引、国内株式一般信用取引は別口 |
投資信託取り扱い本数 | 2,698本 |
投資情報サービス | ・会社四季報 ・PC、スマホ、タブレット向けアプリ ・アナリストによる動画レポート ・モーニングスター社の各種レポート ・投資信託ランキング ・トムソン・ロイター社、フィスコ社、モーニングスター社、ミンカブ・ジ・インフォノイド社提供のニュース ・評価レポートなど |
お得なサービス | ・住信SBIネット銀行:SBIハイブリッド預金 ・SBI証券Tポイントサービス ・IPOチャレンジポイント ・SBIポイント ・投信マイレージサービス ・国内株式手数料マイレージサービス など |
SBI証券と一緒に使うとお得になるサービス
SBI証券では、投資信託の購入にTポイントを使えますし、取引に応じてTポイントを貯めることもできます。Tポイントは1ポイント=1円として、最低100円分から投資信託の購入に使えるので 、あまりTポイントが貯まっていない人でもすぐに使えるようになりますよ。
さらに、SBI証券では、独自のポイントプログラムも提供しており、現金や商品に交換可能です。
SBI証券は幅広い投資をしたいユーザーにおすすめ
SBI証券は、手数料が無料になる取引額の幅が広く、数多くの取引商品を扱っている証券会社です。公式サイトの画面は、楽天証券に比べると慣れるまで見にくいですが、投資情報サービスや使えるツールも多く、ビギナーからベテランまで便利に利用できるでしょう。
投資に慣れてからもずっと同じ証券会社を使いたいという人にもおすすめです。
松井証券
公式サイト:松井証券
松井証券は、株主優待の名人として有名な桐谷さんが愛用している老舗の証券会社です。扱っている投資信託の本数は、他行と比べると少ないですが、これは会社のポリシーによるもの。仕組みな複雑なものは取り扱わず、シンプルなものだけを扱った結果の本数です。
松井証券の売買手数料にも、1日定額制があります。50万円まで売買手数料0円です。デイトレード専用での手数料が無料になる「一日信用取引」制度もあり、小さな利幅で複数回取引をする投資スタイルの人に便利です。
投資信託取扱本数は、1,180本です。他行の半分程度の本数しかありません。松井証券が厳選したシンプルでわかりやすい投資信託ばかりなので、投資初心者も投資先を選びやすいでしょう。
投資関連情報サービスの「QUICK情報」は、「見やすい」「検索しやすい」「使いやすい」と評判のツールです。
証券会社名 | 松井証券 |
NISA・つみたてNISA・iDeCo | 対応 |
売買手数料 1日定額制 |
50万円まで0円 |
投資信託取り扱い本数 | 1,180本 |
投資情報サービス | ・QUICK情報 ・PC、スマホ、タブレット用取引ツール ・テーマ投資ガイド ・チャートフォリオ ・アクティビスト追跡ツール ・松井FP~将来シミュレーター~ など |
松井証券はシンプルでわかりやすいツールを求める人におすすめ
老舗の松井証券が提供するツールは、シンプルでわかりやすいと評判のものが多いです。どのツールが初心者向けなのか、どういった使い方をすれば有効に使えるのかの解説も公式サイトに掲載されており、投資初心者が情報迷子にならないように工夫されています。
株主優待で有名な桐谷さんが松井証券をおすすめするのも「投資初心者に使い勝手がいい」からです。投資信託商品は他行と比べて少ないので、最初は松井証券から初めて慣れてきてから他行に移ってもいいでしょう。
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やっぱり難しいと感じたらワンコイン・お釣り投資が簡単
「本格的な投資は難しい」と感じたなら、スマホだけでできるワンコイン投資・お釣り投資から始めるといいでしょう。
ワンコイン投資もお釣り投資も、スマホだけで完結しますし、投資金額も百円単位から始められます。コンビニで買ったお弁当のお釣りやコーヒー代程度で投資できるので、損失が出ても諦めがつきやすいです。
「FXや株、AI投資は手が出しにくいけど、投資はしたい」という人におすすめのお手軽投資を3つ紹介します。
トラノコ
公式サイト:おつりで投資トラノコ
トラノコは、いつもの買い物のお釣りで投資ができるアプリです。貯金術の1つに「買ったつもり貯金」「お釣り貯金」がありますが、それに近い感覚で投資できます。
お釣りを投資するかどうかは、買い物の度に選択することができます。月の上限金額を設定してその金額までは自動でお釣り投資にあてることも可能です。「金額が少ないとはいえ、毎回お釣り投資するのは辛い」という人は、毎回選択すればいいですし、「毎回選択するのは面倒」という人は、上限をつけるのがいいでしょう。
トラノコを使った投資の手順は、こうです。
- トラノコか提携している家計簿アプリに登録したクレジットカードで買い物
- 買い物のお釣りがトラノコに表示
(どこまでをお釣りにするかは、100円、500円、1,000円単位の三段階で変更可能) - 投資に使うお釣りを選択して投資
(投資に使うお釣りは、毎月1回、その月の合計金額が引き落とし) - トラノコで運用状況を確認
(いつでも出金できる)
お釣りだけではなく、nanacoポイントやANAマイルなどのポイントを使っての投資も可能です。ほとんどのポイントが1ポイント=1円として投資できます。
ポイントでの投資をキャンセルした場合も、ANAマイル以外のポイントは元のポイントとして戻ってきます。
一般的に、投資を始める場合、投資専用の証券口座やFX口座を新しく作る必要がありますが、トラノコを利用する場合は必要ありません。日本中のほぼ全ての金融機関に対応しています。
投資サービス名 | トラノコ |
最低投資額 | 設定なし |
月額料金無料期間 | あり(最長4ヶ月) |
月額利用料(円/月) | 300円(税込み) |
運用手数料(%/年) | 0.3%(税抜き) |
NISA対応 | 非対応 |
出金手数料 | 300円 |
得する連携サービス | ・ANA ・d POINT CLUB ・nanaco ・NICIGAS |
トラノコのお釣り投資先
トラノコではお釣りを投資する先を、3つのファンドから選べます。
- 小トラ:安定を重視タイプ
- 中トラ:バランスタイプ
- 大トラ:リターン重視タイプ
どのファンドも、世界中の資産を組み入れており、幅広い投資が可能です。トラノコに預けた投資資金は、信託銀行に預けられており、信託銀行がトラノコの指示にしたがって運用されています。信託銀行に預けられているので、トラノコに何かがあっても預けた投資資金が保護されるということです。安心できますよね。
トラノコでは、新規登録者限定で3ヶ月間の月額利用料金無料期間を設けています。口座開設の手間もかからず、アプリを利用できるようにしたら、あとはお釣りを投資するかどうか選択するだけの簡単投資です。
「やっぱり投資は難しそう」と感じた人でも始めやすいと思いますよ。
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LINEスマート投資 ワンコイン投資
公式サイト:LINEスマート投資
LINEスマート投資 ワンコイン投資は、週500円から積立投資ができるサービスです。Line Payで自動引き落としされるので、積立忘れがありませんし、500円と小さい金額で始められるので負担感なく投資を始められます。
ロボアドバイザーによる自動運用なので、銘柄を選ぶ必要もありません。
LINEスマート投資 ワンコイン投資を使った投資手順はこうなっています。
- 公式サイトで何のために投資するのか目標を決定する
- 1週間あたりの積立投資金額を設定する
- 自動で積立金額が引き落とされ投資される
- LINEスマート投資が自動で運用
途中でやる気がなくなった場合も、マイページから簡単に積立を中止できます。「やってみたけど、やっぱり合わない」と感じたときにすぐにやめられるのは、便利ですね。
申し込みはスマホで完結します。最短で翌営業日から取引が可能になるので、「思い立ったらすぐに始めたい」という人におすすめです。
投資サービス名 | LINEスマート投資 ワンコイン投資 |
最低投資額 | 500円/週 |
月額料金無料期間 | なし |
月額利用料(円/月) | 100円(税抜) |
運用手数料(%/年) | 1.00%(税抜) |
NISA対応 | 非対応 |
出金手数料 | 300円 |
得する連携サービス | ・FOLIO ・マネーフォワード |
LINEスマート投資 ワンコイン投資の投資先
LINEスマート投資 ワンコイン投資の投資先は、ノーベル賞受賞理論に基づいたアルゴリズムが設定されたロボアドバイザーが選定しています。
投資初心者向けに、リスク・リターンの設定がされておりリスクを抑えた投資ができるようになっています。
具体的には、NYSE(ニューヨーク証券取引所)又はNASDAQに上場しているETF(上場投資信託)から投資対象を選別し、株式、債券、不動産、コモディティに分散投資しています。
引用:LINEスマート投資
LINEスマート投資 ワンコイン投資に預けた資産は、分別管理されています。資産の預かり先に万が一があった場合も返還されるので安心できますね。
LINEスマート投資 ワンコイン投資は、「スマホで完結本人確認」を利用すれば、最短で翌営業日から利用できるお手軽な投資サービスです。
LINE Payの延長線上で利用できるので、画面も見やすく使い勝手も良いと評判が高いです。お釣り投資のように「余った金額をついでに投資」というのではなく、「決まった金額を少しずつ投資したい」という人に便利ですよ。
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One Tap BUY(ワンタップバイ)日米株
公式サイト:One Tap BUY(ワンタップバイ)日米株
One Tap BUY(ワンタップバイ)日米株は、日米企業の株を1,000円から購入できるサービスです。お釣り投資のトラノコや500円投資のLINEスマート投資 ワンコイン投資と違い、銘柄選択は自分で行う必要があります。「お金だけ出して後はお任せではない投資がしたい」という人むけの少額投資サービスです。
One Tap BUYの利用手順はこうなっています。
- 銘柄を選択
- 購入金額を選択
- 購入を決定する
- 取引完了
24時間いつでも取引が可能なので、「時間が気になって仕事に集中できない」ということがありません。
投資サービス名 | One Tap BUY(ワンタップバイ) |
最低投資額 | 1,000円 |
月額料金無料期間 | なし |
月額利用料(円/月) | 口座管理料:無料 |
運用手数料(%/年) | 国外上場有価証券:基準価格×0.5%or0.7% 国内上場有価証券:基準価格×0.5% つみたてロボ貯蓄:0.5% |
NISA対応 | 非対応 |
出金手数料 | 3万円未満:(みずほ銀行宛)110円(税込み)、(みずほ銀行以外宛)275円(税込み) 3万円以上:(みずほ銀行宛)220円(税込み)、(みずほ銀行以外宛)385円(税込み) |
得する連携サービス | おいたまま買付対応銀行 ・ドコモ口座 ・SoftBank Card ・みずほ銀行 ・三井住友銀行 ・三菱UFJ銀行 ・ゆうちょ銀行 ・南都銀行 |
One Tap BUY(ワンタップバイ)日米株の取引銘柄
One Tap BUY日米株の取引銘柄は、日本・アメリカの「どこかで名前を聞いたことがある」厳選された企業だけです。
有名企業ばかりなので、実績や今後の方針も調べればすぐに出てきます。ロボアドバイザーの手を借りなくても投資先の選定に困る可能性は低いでしょう。
One Tap BUY日米株は、スマホアプリから簡単に利用登録可能です。「口座開設完了のご案内」が届くまで1〜2週間程度の時間がかかりますが、証券口座の開設にはその程度の時間がかかるのが普通です。投資先の選定をしていれば、2週間はあっという間ですよ。
One Tap BUY日米株は、「何でもお任せのロボアドバイザー投資では物足りないけれど、有名企業株を購入するには資金が足りない」という人に便利なサービスです。取引の全てがスマホで完結するのは、その他の少額取引サービスと一緒なので、「自分で考える投資」を目指している人は、利用してみましょう。
まとめ:余剰資金を積立投資で増やしながら様子をみよう
「投資は余剰資金で」とは言われるものの、お金が減ってしまうリスクがあるだけに初めての投資は緊張するものです。
この記事では、投資は全くやったことがないという人のために少額投資のメリット・デメリット、投資初心者向けの優遇制度、最初に開設したい証券会社について紹介しました。
紹介した証券会社は、投資初心者向けの問い合わせサービスやコンテンツが充実しているので、勉強しながら楽しく投資できますよ。投資口座はいくつ持っていてもいいので、3つ全てで手続きをするのもおすすめです。
もっと手軽に、何も考えずに投資したいという人は、記事内で紹介したお釣り投資サービスを利用してみてください。こちらも月々の投資金額は数千円単位なので負担感なく投資できます。