プログラムを書いていると、ある条件を満たす時には○○の処理をして、満たさない時には△△を実行する、といった条件分岐を使う場面に出くわします。
その際に、使用するのがif文です。
この記事では、Pythonにおけるif文の基本的な書き方や、else文・elif文を組み合わせた具体例などをご紹介します。
簡単な内容ですので、サクサク読み進めてif文の基礎をマスターしちゃいましょう!
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Pythonにおけるif文の書き方
if文は以下のような書き方をします。
条件式がtrueの場合にしたい処理
①先頭にifを書く
②以下の処理を行うかどうかの基準となる条件式を書く
③「:」を書く
④改行+インデントをして、繰り返したい処理を書く
Pythonでは、コードのブロック下げにより、繰り返したい処理を指定することができるので、処理の最後にendを書く必要はありません。
また、「:」はif文を書き慣れるまで記述忘れが多いので、注意しましょう。
例えば、以下のようにプログラムを書くことができます。
[code language=”python”]x = 5 #xに5を代入
y = 3 #yに3を代入
if x > y: #xよりyが大きければ以下のコードを実行
print(str(x) + ‘は’ + str(y) + ‘より大きいです’) #()内を出力、str()は数値を文字列に変えている[/code]
if文内では「」や「=」などの演算子がよく用いられます。
演算子について自信がない方は、こちらの記事をチェックしてみてください。
【Python初心者】演算子の種類まとめ(算術・比較・ブール)
Pythonにおけるelse文やelif文を用いた条件分岐
if文は、ある条件を満たした時(true時)の処理を書くことはできますが、条件を満たさなかった時(false時)の処理を書くことができません。
そこで、else文やelif文を使います。
else文
else文は、if文の条件を満たさなかった時(false時)の処理を書くことができます。
以下は、nameが’Kyo’だったら「’あなたはKyoです’」を出力し、nameが’Kyo’でない場合は「’あなたはKyoではありません’」を出力するプログラムです。
name = ‘Yuki’ #nameに’Yuki’を代入
[code language=”python”]if name == ‘Kyo’: #nameに’Kyo’が代入されていたら以下を実行
print(‘あなたはKyoです’) #()内を出力
else: #nameに’Kyo’以外が代入されていたら以下を実行
print(‘あなたはKyoではありません’) #()内を出力[/code]
elseの後の「:」を忘れないようにしましょう。
elif文
elif文は、if文の条件を満たさなかった場合の条件分岐を書くことができます。
以下は、100点以上だったら「’満点です’」を出力し、80点以上だったら「’よっ、優等生!’」を出力し、50点以上だったら「’努力は力なり’」を出力し、49点以下だったら「’もう少し頑張ろう’」を出力するプログラムです。
[code language=”python”]score = 72
if score == 100:
print(‘満点です’)
elif score >= 80:
print(‘よっ、優等生!’)
elif score >= 50:
print(‘努力は力なり’)
else:
print(‘もう少し頑張ろう’)[/code]
何度も言いますが、elifやelseの後の「:」を忘れないようにしましょう。
最後に: if文の条件分岐はPythonの基本、たくさん書いてマスターしよう
if文は、Pythonのプログラミングにおいて基本の文法です。
スラスラ書けるようになりましょう。
そして、if・elif・elseの後の「:」は絶対に忘れないように!!