iPhone6sがリリースされましたね。みなさんは、もう手に入れましたか?
iPhoneアプリ開発は難しいと思われがちですが、新しいツールも出てきて以前より簡単になりました。ここでは知識のない人向けに開発の手順を紹介します。
準備をしよう
iPhoneアプリを開発するのに必要なものは、MacBook, iMacなどMacOSの入ったPCとXcodeというソフトだけ!しかもXcodeは無料でインストールできるのでMacさえもっていればタダで今すぐにでも開発できます。
Xcode7 インストール
普段Macにソフトをインストールするのと同じやり方で、無料でAppStoreからインストールできます。
いざ勉強開始!
“ドットインストール“は無料でプログラミングを学べるサイトです。
“iPhoneアプリ開発入門“講座を選択して動画で学びましょう!プログラミングが分からなくてもパーツを配置していくだけでアプリができてゆくので楽しいです。
まだまだある無料で学べるサービス
schoo
2000本以上の生放送・録画授業を受講でき、講師も普段企業で活躍している人で豪華。”開発環境の構築から一緒に始めよう! ーSwiftで始めるiOSアプリ開発“講座で学びましょう。
→ schoo
iOS Development with Swift Tutorial
スタンフォード大学のiOS開発の講義が無料で全てYouTubeに上がっているので、是非活用しましょう。
→ iOS Development with Swift Tutorial
Trunk
2015年7月に出来たばかりのサービス。特徴はオンラインではなく実際に会って教えてもらえます。過去にiPhoneの講義も開催されているので今後も要チェック!
→ Trunk
勉強会も毎日どこかで開催されている
“dots“,”connpass“といったエンジニア向けイベントサイトにiPhoneアプリの勉強会情報が載っているので参加してみましょう。いろいろな会社の現役のエンジニアに会って刺激をもらおう!
つくりはじめよう
まずはAppleが公式に出しているiOS Developer Libraryでソースコードをダウンロードして自分のXcodeで試してみましょう!サンプルコードを少し変えるだけで動きも変わるので自分の好きなようにイジってみましょう。
自分の欲しいアプリをつくろう
はじめからFacebook, Twitterをつくろう!と思うと難しく挫折しがちなので、まずは自分が欲しいアプリでかつ簡単そうなものをつくりましょう。メモ帳や簡単なカメラアプリなどがオススメです。
自分のiPhoneにインストールしよう
今までは有料のデベロッパー登録をしないと自分のiPhoneに作成中のアプリをインストールすることができませんでしたが、Xcode7からデベロッパー登録なしで誰でも簡単に作成中のiPhoneにインストール可能になりました。どんどん活用しましょう。
こちらに詳しい手順が載っています。iPhoneとPCをUSBで接続し、普段使っているAppleIDをXcodeに登録します。後はiPhone側の設定からこのAppleIDを登録するだけです。
ちょっとつまずいたら…
Qiitaはプログラミングの知識を共有できるところなので、ここで検索してみると過去に同じところでつまずいた人の解決策がヒットします。有効に活用しましょう。
Xcodeがエラーを出したら…
コードの文字が間違っていたり、書き方が違っているとXcodeが教えてくれます。英語だからといってビビらずに、そのエラー文をそのままGoogleで検索しましょう。同じエラーでつまずいた人が丁寧に解説してくれている記事がヒットするのでそれに従ってなおしましょう。
慣れてきたら、stack overflowといった海外のコード共有サイトを使ってみましょう。
Appleの規約に違反していないか確認し、申請しよう
iPhoneアプリを世の中に出すには、Appleの申請を通過する必要があります。残念ながらせっかくつくったアプリが申請が通らず、世に出せなかったという例がたくさんあります。iPhoneアプリ審査リジェクト理由まとめを一通り読んでAppleの審査に備えましょう。
申請をしよう
いざアプリを開発し終わったら、あと少しです。
下記の記事を参考にAppStoreに公開しましょう!
申請にはまず、Appleに¥11,800(2015年10月現在)払いDeveloper登録をします。その後、アプリをAppStoreに載せるためにiTunesConnect, DeveloperCenterという開発者用のサイトでいくつかの設定をし、レビューに出します。
・AppStoreへの登録に関するチュートリアル
・サルでもできるiOSアプリ公開手順~App store 登録~
審査を待とう
通常、新規アプリをAppleのレビューに申請してから結果が出るまで、7日から10日くらいかかります。晴れて申請が通過の連絡がくると、あとはボタンひとつでAppStoreに公開です。
最後に
これを読んで自分のつくったアプリを世に出したいと思った方、想像より難しくないので、是非チャレンジしてみてください。”プログラミング素人の女性が作ったアプリが世界40カ国で使われるアプリに”といった事例もあります。
新しいことをはじめるのに、年齢や知識は関係ないのでまずは考える前にやってみましょう!