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はじめに
今回の記事は「フォトショップとは何か?」という疑問を持っている方のための記事です。具体的には以下のような疑問を持っている人に対してその返答を用意しております。
- フォトショップとはそもそも何?
- フォトショップとよく比較されるツール、イラストレーターとの差は?
- フォトショップとはどんなシチュエーションでよく使われるの?
- フォトショップを使う・学ぶにはどうしたらいいの?
これらの疑問に答えることでフォトショップについて理解を深めていただき、少しでもあなたの制作の役に立てればと考えています。
フォトショップとはそもそも何?
フォトショップとはずばり写真加工が得意なコンテンツ作成ツールです。
1987年に誕生した当時は名前の通りちょっとした写真(フォト)の操作しかできないツールですが、
どんどんと機能が増えていき、現在では写真加工はもちろん、web製作にも欠かせないツールです。
たとえば、写真の肌の色をきれいにしたり、写りこんでしまった不要物を写真の中から消したり、テキストの加工まで行うことができます。
ツールを使いこなせば、こんな画像を作成することもできます。
フォトショップの特徴はビットマップ形式でのコンテンツ作成がメインであることです。ビットマップ形式以外にどんな形式での画像作成があるのかについては次の章でご説明したいと思います。
イラストレーターとの差は?
さて、フォトショップとよく比較されるツールにイラストレーターというツールがあります。
これらの差は一体なんでしょうか?
簡単にいうならば、フォトショップが ビットマップ形式でのデータを取り扱いが主なのに対し、イラストレーターはベクター形式でのデータを取り扱いが主です。
(フォトショップもベクター形式でのデータが扱えないわけではないですし、イラストレーターもビットマップ形式でのデータを扱えないわけではありません)
ビットマップ形式とはものすごくざっくり言うと、「すっごいちっちゃなタイルの集まり」みたいな形式とお考えください。
パソコンのディスプレイも「すっごいちっちゃなタイルの集まり」なのでこの形式とめちゃくちゃ相性がいいという点がありますが、反面、拡大するとぼやけてしまうデメリットがあります。
対して、イラストレータのベクター形式とは「画像を計算式で覚えておく形式」とお考えください。
計算式で覚えておくので拡大してもさっと計算できてしまうので拡大縮小には強いのですが、ただしいちいち計算しなければならないのでデータが重くなるデメリットがあります。
フォトショップとはどんなシチュエーションでよく使われるの?
さて、上記の特徴を踏まえていただくと、フォトショップで作ったものは拡大縮小があまり行われず、ディスプレイ越しに表示をするものと相性が適応したほうがいいことがわかるかと思います。
具体的には以下の職業の人たちが、フォトショップを使うことが多いです。
- Webデザイナー
- グラフィックデザイナー
- CGデザイナー
逆に制作物がディスプレイ越しではない例えば紙に印刷せねばならないものを取り扱う場合は、イラストレーターを使うことが多いようです。
フォトショップを使う・学ぶにはどうしたらいいの?
それでは、ディスプレイ越しに表示する何かを作るためにフォトショップを使用したいと考えた場合、どの様にすれば使用することができるでしょうか?
まずは公式サイトからダウンロードしてみてください。
簡単にですが具体的な体験版のダウンロード方法について説明しましょう。(なおこの方法は執筆時点の2016年3月時点での方法です)
まず、公式サイトから、右上にある体験版のリンクをクリックしてみてください。図でいうと赤枠の部分です。
こちらをクリックすると、下図のような画面が出てきます。
どの程度のレベルかを選択する赤枠のプルダウンを回答してください。初心者と選ぶとチュートリアルに案内されるので、嘘はつかないほうがいいです。そして、アドビのアカウントを持っていたら青枠の左ボタンでログイン、持ってないなら右ボタンでアカウントを作成しましょう。そのあとは流れに沿ってダウンロードすれば30日間だけは無料でフォトショップを使えます。
ただし、30日が過ぎたら仕様には月額980円以上かかりますのでお気を付けください。さて、ダウンロードしたら触ってみましょう。
(フォトショップの使用時画面)
プロが使っているツールだけあってめちゃくちゃ難しいです。
そのため、本や動画などで学習してみましょう。例えば、公式サイトにはチュートリアルの動画があります。
https://helpx.adobe.com/jp/photoshop/tutorials.html
また、書籍や本格的に学びたい場合にはスクールなんかもあります。これらを活用するのがよろしいかと思います。
まとめ
さて今回は「フォトショップとは?」という疑問を持っている方が少しでもツールについて理解をしていただき、活用できる手助けになれるような情報の記事を記載させていただきました。
フォトショップについてはウェブ上にも様々に有益な情報が載っているかと思います。例えば本サイトのクリーブでもお役立ち情報様々に発信しておりますのでぜひチェックしてみていただけると嬉しいです。
それらの情報を活用して、あなたの制作にフォトショップを活用していただければと思います。