定額制の6つの音楽ストリーミング配信サービスを比較(曲数から料金、音質、特徴まで)

公開日:2015/06/16
更新日:
Webサービス

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IFPI(国際レコード産業連盟)の発表によると、音楽のデジタル販売額(ダウンロードおよびストリーミング)が、物理販売(レコードおよびCD)の販売額を2014年に抜きさりました。

1998年をピークにCDの販売枚数は減少、音楽を聴く手段はダウンロード販売、そして定額制音楽配信サービスへと変わってきています。

定額制音楽配信サービスとは、月額料金を払いさえすれば、好きな音楽を、好きなだけストリーミング再生で聴くことができるというサービス。

今回は、今後主流になるであろう定額制音楽配信サービスについて、話題の6つのサービスを比較してみました。

KKBOX(ケイケイボックス)

KKBOXは、台湾のKKBOX Inc.社が2004年にサービスを開始した、アジア最大級の定額制音楽配信サービスです。

台湾、シンガポール、マレーシア、香港、日本などアジア圏を中心にサービスを展開しています。1000万人を超える無料会員、数十万人の有料会員も獲得しています。

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運営会社
KKBOX Inc.社

楽曲数
1000万曲以上(2015年1月時点)

料金
利用料金は月額で税込980円。普通の会員登録の場合は1日、Facebookアカウントでの登録では7日間だけ無料で利用できる

音質
320kbps / 128kbps

歌詞表示
あり

オフライン再生
キャッシュをすることによって可能(最大キャッシュ曲数も設定可能)

PC配信
ソフトをダウンロードすることにより聴くことができる

キャッチコピー
「音楽を愛するあなたに、最高の音楽体験を。」

このサービスの特徴
アジア圏の曲を聴くなら「KKBOX」というように、K-POPやC-POPなど、アジア系の曲が集まっています(日本のマイナーな曲は見つからないことも)。

離れたユーザー同士で、リアルタイムに同じ曲を聴きながらチャットができる「Listen with」というソーシャルコミュニケーション機能は「KKBOX」の特徴ですね。

ダウンロード
KKBOXのWebサイト
iPhoneアプリをダウンロード
Androidアプリをダウンロード

レコチョク Best

レコチョクが2013年3月4日より展開する定額制音楽配信サービス。J-POPを中心とした約150万曲以上が用意されています。

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運営会社
株式会社レコチョク

楽曲数
60年代以降のJ-POPを150万曲以上収録(2015年6月時点)

料金
利用料金は月額で税込980円 / 初回ログイン時より3日間無料 / 月額料金も324円で1アーティストのみ聴き放題という「アーティストプラン」も用意されている

音質
320kbps / 128kbps

歌詞表示
あり

オフライン再生
キャッシュをすることによって可能(キャッシュ容量は、1、2、4、8Gバイトから選択:PC版では不可)

PC配信
ブラウザ視聴が可能(2014年09月24日より開始されている)

キャッチコピー
「思い出が再生する。」「音楽は、記憶だ。」

このサービスの特徴
邦楽に強くJ-POP好きなら「レコチョクBest」という流れになりそうです。新曲がでて3ヶ月ほどたつと、その曲もちらほら入ってきます。

インターフェースがわかりやすいのも特徴的で、アーティスト情報やタイアップ情報などもタップして簡単に表示する事ができます。アーティスト一覧、アーティストBestといった1,000以上のプレイリストも用意されています。

ダウンロード
レコチョクBestのWebサイト
iPhoneアプリをダウンロード
Android アプリをダウンロード

AWA(アワ)

エイベックス・デジタルとサイバーエージェントが共同出資した「AWA」が運営する定額制音楽配信サービスです。

スマートフォン(iOS、Android)アプリダウンロード数が、2015年6月10日時点で、累計100万ダウンロードを突破、国内外23社以上のレーベルが参加しているサービスです。

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運営会社
avex&サイバーエージェント

楽曲数
約100万曲(2015年末までに500万曲予定)

料金
サービス開始日からの3カ月間は、登録不要で無料でAWAが利用可能

Liteプラン(月額360円):プレイリストごとの再生とラジオ配信が利用可能
Premiumプラン(月額1080円):上記の機能+オンデマンド視聴、プレイリストの作成と公開が可能

音質
64kbps / 96kbps /128kbps / Wi-Fi接続時のみ 320kbps

歌詞表示
あり

オフライン再生
あり(キャッシュ機能)

PC配信
現在はiOS、Androidのみ(PC、タブレットなどの端末にも対応する予定)

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「いつでもどこでも好きなだけ。」

このサービスの特徴
このサービスを使ってみるとわかるのが、デザイン性の高いインターフェイスを持ち合わせていること。初めてアプリを触る人でも、気持ちよく音楽を楽しむことができます。

AWAでしか聴くことのできない有名アーティストやプロデューサーによるプレイリストも公開されているのも特徴的。再生履歴や行動履歴から、自分にマッチしたプレイリストを見つける「DISCOVERY」という機能や、ジャンル別に人気(リアルタイム)の曲を再生する「TRENDING」機能も面白いです。

ダウンロード
AWAのWebサイト
iPhoneアプリをダウンロード
Androidアプリをダウンロード

LINE MUSIC

「LINE MUSIC」は、LINEとエイベックス・デジタル、ソニー・ミュージックエンタテインメントの3社共同出資で誕生した「LINE MUSIC 株式会社」が提供する、定額制音楽配信サービス。

2015年6月11日にサービスが開始され、23社のレーベルが参加、邦楽・洋楽・K-POP・アニメ・ボーカロイドなど、150万曲以上の楽曲が用意されています。

サービス公開からたった2日で、ダウンロード数が100万件(116万件)を突破しています。

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運営会社
LINE MUSIC株式会社(LINE、エイベックス・デジタル、ソニー・ミュージックエンタテインメント)

楽曲数
150万曲以上(年内に500万曲以上を予定)

料金
ベーシックプラン(500円):30日の有効期限内で全ての機能利用と20時間の楽曲聴き放題
プレミアムプラン(1,000円):時間も無制限
(学割が用意されており、1000円が600円、500円が300円になる)また、2ヵ月間(8月9日まで)、無料で楽曲を聴き放題できるトライアルキャンペーンを実施中

音質
320kbps / 192kbps / 64kbps / 自動判別(ネットワーク環境に合わせた音質で再生する)

歌詞表示
あり

オフライン再生
あり(キャッシュ機能)

PC配信
7月中にPC対応を行なう予定

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「音楽をLINEしよう」

このサービスの特徴
やはり、プラットフォームの強者ということもありLINEの利点をいかしています。音楽を友だちと共有できる点が他のサービスと大きく違う部分。視聴中に、シェアボタンを押すと、トークに共有したり、LINEのタイムライン上(直接再生できる)に送信することができます。

自分のLINE友だちがよく聞いている楽曲が表示される「フレンズチョイス(特定のユーザー名は表示されない)」や、LINE MUSICに楽曲を提供するアーティストの”LINE 公式アカウント”が開設されているのもユニークな機能。

「若者の音楽離れを止めたい」という想いがこめられたサービス。その思いもあって「学割」というプランが用意されているのも、若者の心をつかむポイントとなりそうです。

ダウンロード
Line MusicのWebサイト
iPhoneアプリをダウンロード
Androidアプリをダウンロード

Apple Music

「Apple Music」は、2015年7月1日に発表されたAppleの定額制音楽配信サービス。iOSデバイスでは同時にリリースしたiOS 8.4へアップデートすることで利用できる

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運営会社
Apple

楽曲数
数百万曲以上の楽曲をストリーミング可能。iTunes Storeで購入した曲、リッピングした曲などのデバイス内の楽曲など。

料金
月額利用料金は税込で980円。また、ファミリープラン(家族6人で共有)は税込月額1,480円。また3カ月の無料試用期間があります。

音質
256kbps

歌詞表示
不明

オフライン再生
あり

PC配信
あり

キャッチコピー
「音楽の楽しみ方のすべてを一つに。」

このサービスの特徴
ロサンゼルス、ニューヨーク、ロンドンのスタジオから世界100か国以上に向けて、毎日24時間オンエアされる「Beat 1」というインターネットラジオ機能、アーティストと交流できる「Connect」、さらに専門家による楽曲リコメンド機能などが特徴的だと言えます。

またAndroidにも今秋に対応する予定です。

ダウンロード
Apple Music

Spotify

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「Spotify(スポティファイ)」は、スウェーデン発の定額制音楽配信サービスです。

有料会員数が1年で倍増し、世界中で2000万人を突破。無料会員を含むアクティブユーザー数は7500万人以上と規模が桁違いにすごいですね。

2015年6月15日に、電通デジタル・ホールディングスは、電通デジタル・ファンドを通じて「Spotify(スポティファイ)」の第三者割当増資を引き受け株式を取得したと発表。3000万曲以上の曲数をが視聴可能なSpotifyが日本へやってくると、また一波乱ありそうです。

ただ、Spotifyのサービスは今のところ日本に上陸していないので、上陸しだい詳細を記載していきたいと思います。

Spotify

最後に

いかがでしたか?

好きな音楽を、いつでも、どこでも聴けるという時代。

あなたのミュージックライフにどのサービスを利用するか、比較する際に利用してみてくださいね。

この記事を書いた人

           
        Pから始まる名前のヒト            
           
            

                    

          
  好きなヒトと、好きなバショで、好きなコトをして働く。広告が大好きな、エンジニア兼デザイナーで企画屋。コピーライティングが好きで、たまにWebライターにもなります。@yumiyon