【保存版】Googleウェブマスターツールの使い方完全マニュアル

公開日:2015/03/02
更新日:
SEO

ウェブマスターツール

「Googleウェブマスターツールは聞いたことがあるけどよくわからない」「Googleウェブマスターツールに登録したけど、何ができるの?」

そんな悩みを持っているWebサイト制作者、担当者の方もいるでしょう。

Googleウェブマスターツールは、Webサイトの運用や成長において必ず登録しておくべきです。
しかし、Googleアナリティクスのように、PVやUUなどのわかりやすい指標と数値が見れるわけでもなく、むやみに触るのも怖いという人もいたりと、登録したはいいものの、あまり活用しきれていない人が多いのも事実です。

そこで今回は、Googleウェブマスターツールを使いこなせるようになるために、登録方法や機能の解説、活用方法などをご紹介します。

Googleウェブマスターツールとは

Googleウェブマスターツールは、Googleが公式で提供するウェブ担当者・管理者のためのツールです。無料で利用することができます。
Googleウェブマスターツールに登録することで、自分のサイトの状態や、Googleにどのように認識されているのか、外部リンク&内部リンク、サイトパフォーマンス、そしてGoogleからの警告など、サイト運営において重要な情報を見ることができます。

また、Googleアナリティクスでは(not provided)となって見ることができない、Google検索エンジンにおける検索クエリ(流入キーワード、クリック率など)も分かるので、サイトの集客をアップさせたり、SEOにも役立ったりもします。

例えば、Googleウェブマスターツールを使用していない場合、サイトマップをGoogleに認識させることができなかったり、Googleからの警告に気づかずに、最悪ペナルティを受けるなどといったリスクも発生したりします。

そのため、サイトをうまく伸ばしていくためにも、Googleウェブマスターツールへの登録は必須といえるでしょう。
もし、まだ登録していない人や、登録したものの放置している人がいれば、下記を参考にちょっとづつ使いこなしていきましょう。

Googleウェブマスタールの登録方法

それでは、Googleウェブマスターツールにの登録方法について説明します。

1.Googleアカウントでログインする

まずは、Googleウェブマスターツールのページに行って、お持ちのGoogleアカウントでログインします。
(アカウントを持っていない場合は作成しましょう。)

ウェブマスターツールスタート画面
ウェブマスター – Google

2.サイトのドメインを入力する

ログインすると、Googleウェブマスターツールのスタート画面が表示されます。
下のほうにあるフォームに、導入したいWebサイトのドメインを入力しましょう。

ウェブマスターツールドメイン追加

入力したら確認ボタンを押します。

3.サイトの所有権を確認する

ドメインを入力したら、最後に所有権を確認する必要があります。

「おすすめの方法」「別の方法」という2つのタブがあり、自分のやりやすい方法で確認をとることができます。

所有権の確認

Googleが推奨するおすすめの方法は、指定されたファイルをFTPなどを使い、指定の場所にアップロードする方法です。
アップロードが完了した後に、正しく行われたかどうかの確認を行い、問題なければ確認ボタンを押すことで所有権を紐付けることができます。

もし、Googleアナリティクスのトラッキングコードなどが既にサイトに埋め込まれていれば、すぐに確認をとることもできます。
別の方法
どの方法でも、正常に確認がとれれば問題ありません。

以上のステップが正常に終了すれば、Googleウェブマスターツールの登録が完了します。

サイトマップを登録する

次にサイトマップの送信&登録を行います。サイトマップとは、Webサイトのページ構成を伝えるファイルのことです。サイトマップを作成し、送信することで、Googleのウェブクローラーがサイトを正しく巡回できるようになります。

1.サイトマップを作成する

まずは、サイトマップ自体を作成しなければなりません。
あなたのWebサイトがWordPressを使用しているのであれば、Google XML Sitemapsなどのプラグインを利用すれば、簡単に作成することができます。

もし、WordPressを使用していなくても、下記のツールなどを使用すれば自動で作成することができます。
サイトマップを作成-自動生成ツール「sitemap.xml Editor」

2.サイトマップをウェブマスターツールに追加する

サイトマップを作成したら、Googleウェブマスターツールにサイトマップを追加します。

左のサイドバーメニューから、クロール > サイトマップを選択してください。
すると、サイトマップのページが開くので、右上の「サイトマップの追加/テスト」ボタンをクリック。

下記の赤枠部分にサイトマップのURL(/sitemap.xmlなど)を入力し、「サイトマップを送信」ボタンをクリックします。

サイトマップの追加

以上で、最初の設定については完了です。
次は、主な機能や活用方法について説明します。

これだけは知っておきたい!Googleウェブマスターツールの便利機能と活用方法

Googleウェブマスターツールには非常にたくさんの機能がありますが、ここでは最低限知っておきたい便利機能と、その活用方法について説明します。

HTMLの改善

検索のデザイン > HTMLの改善では、タイトルタグやメタディスクリプションの重複や長さなど、メタデータの問題点を確認することができます。

HTML改善

赤枠の部分に、問題点が挙げられており、右側には該当ページ数が表示されます。
該当ページがある場合は、リンクになっており、クリックすることでどのページのどの部分が問題なのかを知ることができます。

重複はないようにするのは勿論、検索結果でユーザーがクリックしたくなるように長さなども調整しましょう。

検索クエリ(追記:2015年4月より「検索アナリティクス」へ名称変更されました)

【追記】
2015年4月より、一部のみで公開されていた「検索アナリティクス」が標準のクエリレポートとなりました。それに伴い、「検索クエリ」と「検索の影響」が「検索アナリティクス」で一元して見ることができます。尚、従来の検索クエリもページ内にあるリンクより閲覧することができます。「検索アナリティクス」は、まだまだ改良が進んでいるようなので、また詳しくご説明します。

検索トラフィック > 検索クエリでは、ユーザーがどんなキーワードで検索して、そのうちどれだけクリックされたかなどを見ることができます。上記でも少し触れましたが、Googleアナリティクスでは、Google検索エンジン経由のキーワードは「(not provided)」となっており、正確に知ることができません。

しかし、Googleウェブマスターツールの検索クエリを見れば、100%正確ではないもの、どんなキーワードで流入があったかを知ることができます。

検索クエリ

①「検索キーワード」はユーザーがGoogle検索エンジンで入力したキーワード
②「表示回数」は、①の検索結果で、あなたのサイトの特定ページが表示された回数
③「クリック数」は、②で表示されたうち、何回クリックされたか
④「CTR」は、クリック数が表示回数のうちの何%か
⑤「平均掲載順位」は、期間内にあなたのサイトの特定ページが平均何位の位置にインデックスされていたか

検索クエリでは、上記のような非常に重要な情報を知ることができます。
例えば、狙っているキーワードで表示されているものの、掲載順位の割にCTRが著しく低い場合は、タイトルタグかディスクリプションタグを改善してみると、数値アップにつながる可能性が高いです。
サイトのページ数が増えれば増えるほど、検索クエリの数は多くなりますが、定期的に見直して、メタタグの調整を行うことで、サイトへの流入数も増えていくことでしょう。

サイトへのリンク

サイトへのリンク

検索トラフィック > サイトへのリンクは、どんな外部サイトからリンクされているのかが分かります。いわゆる、被リンクのことで、コンテンツの質を高めて、ナチュラルリンクをたくさん集めていけば、SEOでの価値も高めることができます。

反面、危険なサイトや明らかに怪しいサイトなどからリンクがある場合は、SEOにマイナスな影響がでたり、最悪の場合ペナルティを課される場合もあるので、定期的にチェックしておくと良いでしょう。

もし、マイナスになりそうなリンクがあれば、否認ツールを使って、リンク否認を行いましょう。

インデックスステータス

Googleインデックス > インデックスステータスからは、検索結果へあなたのサイトがどれだけインデックスされているかが確認できます。

インデックスステータス

ページが増えていけば、グラフも右肩上がりになっていくのが正常ですが、もし右肩上がりじゃなかったり、赤枠の部分の数字がページ数に反して著しく少ない場合は、なにかしらの問題がある可能性があります。
例えば、サイトマップが正常に登録できていなかったり、ペナルティなどを課されているかもしれないので、その時はそれぞれ確認してみましょう。

Fetch as Google

クロール > Fetch as Googleからは、Googleのクローラーがどのようにサイトの情報を取得しているのかや、インデックスを促進させることができます。
例えば、新規ページを作成した場合や、リリースしたばかりのサイトなど、クローラーにできるだけ早く巡回してもらい、インデックスさせたい時に使用します。(要求したからといって必ずしもすぐにインデックスされるわけではありません。)

フェッチアズグーグル

画像の赤枠部分に任意のURLを入力し、取得をクリックするとインデックスの要求やレンダリングを行うことができます。

インデックスを送信

取得をクリックすると、URLを取得後、画像の赤枠のように「インデックスに送信」というボタンが出てくるのでクリックします。

インデックスに送信

送信方法の選択というポップアップがでてくるので、「このURLのみをクロールする」か「このURLと直接リンクをクロールする」のどちらかを選択します。

「このURLのみをクロールする」は月に500件まで送信可能で、単一URLのクロールをリクエストできます。「このURLと直接リンクをクロールする」は月に10件まで送信可能で、入力した単一URLと、そこから直接リンクサれているページのクロールをリクエストできます。

レンダリングについては、下記のページが参考になります。
Google ウェブマスター向け公式ブログ: Fetch as Google でページをレンダリングできるようになりました

まずは使ってみよう

他にも、いくつかの機能が備わっており、また今後もアップデートされていくと思いますが、メインとして見ておきたい情報は以上です。
ただ、サイトによって、注視すべき部分は違うので、あくまでも一般的な例としてお考え下さい。

GoogleウェブマスターツールはGoogleアナリティクスと比べ運用が疎かになりがちですが、しっかりと活用することでサイトをより良くするヒントを見つけることができます。

【下記の記事も参考に】
必ず設定したい!Googleアナリティクスを導入したら最初に行うべき基本設定

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この記事を書いた人

ほづみかずゆき
1989年兵庫県出身。SEOと編集を主な領域としつつ、WordPressからフロンドコーディングまでやります。ベンチャー2社でWebディレクター兼マーケターを経て、株式会社IREMONOを創業。 @hozmii