WordPressのパーマリンク設定における基礎知識とオススメの設定

公開日:2014/05/23
更新日:
WordPressの使い方

permanetlink

WordPressでサイトを運用する上で、パーマリンクの設定をすることは今後サイトが拡大していった際や、サイトの構造を変更した時などに影響してくることがあるので、はじめのうちにしっかりと考えておくことが重要です。

WordPressで運用されているほとんどのブログやサイトは、デフォルトのパーマリンクではなく、それぞれ設定したパーマリンクを使用していますが、その形式は様々です。

それでは、はじめてWordPressでサイトを構築した時、パーマリンクはどのようにすればよいのでしょうか?

今回は、WordPressのパーマリンクにおける基本的な知識と設定方法、またオススメの設定についてもご紹介します。

パーマリンクとは

パーマリンクとは、ブログの各記事や、カテゴリーページなどへひとつひとつ割り当てられるURLのことです。パーマリンクは、「permanent link(恒久的なリンク)」という意味で、記事を修正したり、サイトの構成が変わったりしても、基本的には変わらないのが普通です。

パーマリンクは、記事についてのトラックバックや被リンクがつく際に使用されるので、もし途中で変更されてしまうと、それらの外部リンクからのアクセスができなくなってしまいます。
(もちろん、301リダイレクトなどでアクセスできなくなるのを回避する方法もありますが)

また、記事がSNSでシェアをされていた場合も、パーマリンクが変更されるとSNSのカウンターがリセットされてしまうことにもなります。

そのため、サイトを運用しはじめる最初の段階で、任意のパーマリンクを設定しておくことが望ましいのです。

WordPressのパーマリンクの設定

それでは、具体的にWordPressでパーマリンクの設定をどのようにしていくのかをご説明します。

WordPressでは、デフォルトで設定されているものと、比較的よく使われるであろう形式を選択することができます。また、カスタム構造といって、自分で好きなようにパーマリンクの形式を決めることもできます。

パーマリンクの設定画面

パーマリンクの設定は、ダッシュボードの「設定」メニューから「パーマリンク設定」を選択することで表示されます。

パーマリンク設定

最初から選択可能なパーマリンクは下記の5つです。

  • デフォルト
  • 日付と投稿名
  • 月と投稿名
  • 数字ベース
  • 投稿名

それに加えて、カスタム構造を設定することができるようになっています。

この中で設定したい形式がある場合はチェックをつけ「変更を保存」をクリックすることで設定が完了します。
その後に記事を投稿し公開すると、チェックをつけた形式で記事が投稿されていることと思います。
もちろん、記事の投稿後、再度形式を変更すろと、投稿していた記事のURLも変更されてしまいますので注意してください。

上記に設定したい形式がない場合は、カスタム構造にチェックをいれ、任意の構成タグをいれることにより、好きなパーマリンクにすることができます。

デフォルト

デフォルトの形式は、記事が作成されると記事固有のIDが付与されるようになっています。
もちろん、記事を更新や編集してもIDが変更されることはありません。

とてもシンプルな形式ですが、パラメータ(?p=の部分)付きのURLであるため他のブログサービスに移転した場合、使用できないというデメリットがあります。

日付と投稿名&月と投稿名

「日付と投稿名」と「月と投稿名」は、それぞれ、記事の年月日とタイトル(http://example.com/年/月/日/記事タイトル/)、記事の年月とタイトル(http://example.com/年/月/記事タイトル/)がURLになります。

「記事のタイトル」の部分は、通常タイトルがそのまま入るため、日本語タイトルだと日本語を含むURLになります。
もし、タイトル部分を英語などに変更したい場合は、「編集」ボタンをクリックすることで任意の文字を設定することができます。

パーマリンク変更

この形式の注意点としては、同じ月、同じ日にちに同じタイトルで投稿された場合、記事のパーマリンクが全く同じになってしまうため、自動的にパーマリンクの後ろに「-2」のように数字が付与されます。

数字ベース

この形式は、デフォルト形式のように、記事の固有IDが付与されます。
シンプルなのはデフォルトと同じですが、異なる点は、数字ベースのパーマリンクには「/archives/固有ID」のようになり、パラメータが付与されないところです。

投稿名

この形式は、記事のタイトルがそのまま設定されます。
つまり、「日付と投稿名」の形式から、日付の部分だけ抜いた形式となります。

投稿名のパーマリンクも、「日付と投稿名」や「月と投稿名」のように、タイトル部分のパーマリンクを編集することができます。

カスタム構造で好きなパーマリンクの設定ができる

あらかじめ選択することができるパーマリンクから選んでもいいのですが、もし希望の形式がない場合は自分で形式を設定することができます。
それが一番下の「カスタム構造」です。

カスタム構造には、任意の構造タグを使用&組み合わせることができます。

%year%
投稿された年を4桁で取得します。例えば、2004です。

%monthnum%
投稿された月を取得します。例えば、05です。

%day%
投稿された日を取得します。例えば、28です。

%hour%
投稿された時(時間)を取得します。例えば、15です。

%minute%
投稿された分を取得します。例えば、43です。

%second%
投稿された秒を取得します。例えば、33です。

%post_id%
投稿の固有IDを取得します。例えば、423です。

%postname%
投稿の投稿名を取得します。

%category%
投稿のカテゴリーを取得します。サブカテゴリーは入れ子にされたディレクトリとして取得されます。

%author%
投稿の作成者を取得します。

パーマリンクの使い方 – WordPress Codex 日本語版

これらの構成タグを使用することにより、例えば「カテゴリ名/投稿名」にしたい場合は、

構成タグ

と入力し、「変更を保存」をクリックすれば設定が完了します。

よく使われているオススメのパーマリンク設定

パーマリンク設定で失敗したくない、でもどの形式にすればいいのかわからない、という方に、よく使用されているパーマリンク設定をご紹介します。

よく使用されるパーマリンクの2つの形式

1.「http://example.com/カテゴリ名/投稿名」
2.「http://example.com/投稿名」

上記2つですが、どちらも投稿名を使用しています。
投稿名を使用すると、多くの場合日本語を含むURLになります。少し前までは、SEOの関係から日本語URLのほうがよいという風潮も一部ではありましたが、下記のようなデメリットがあることから英語のスラッグに変更することが最近の主流となっています。

・タイトルによってはURLが非常に長くなってしまう
・リンクをそのままコピー&ペーストした場合日本語の2バイト文字が正しく扱えない為、意味をなさない非常に長い文字列に変換されてしまう。その為、ブログなどで紹介しずらいと思われる場合があり被リンクにつながらない恐れがある

上記のデメリットの関係から、多くのブログでは、パーマリンクの投稿名部分を記事の内容が分かる英語に変換している場合が多いです。
(次からは、日本語タイトルを英語に変換しているという前提で進みます)

1.「/カテゴリ名/投稿名/」

カスタム構造に「/%category%/%postname%/」と入力した場合に設定される形式です。

例えば、「パーマリンクの設定方法」というタイトルの記事に「wordpress」というカテゴリを設定していた場合は下記のようになります。(カテゴリを作成する際は、必ずスラッグを英語で入力しましょう)

http://example.com/wordpress/permalink/

この形式のメリットは、

  • 記事の内容が想像しやすい
  • 階層が明確になるので、どのカテゴリのコンテンツかが分かりやすい
  • アクセス解析の際、ディレクトリ単位での解析がやりやすい

などがあります。

反面、デメリットとしては、一度設定したカテゴリを変更してしまうとURLが変わってしまう点です。

この形式を採用しているブログでは、SEOまとめさんや、Webクリエイターボックスさん、SEO HACKSさんなどがあります。

2.「/投稿名/」

カスタム構造に「/%postname%/」と入力した場合に設定される形式です。

例えば、「パーマリンクの設定方法」というタイトルの記事の場合だと下記のようになります。

http://example.com/permalink/

この形式のメリットは、

  • 非常にシンプルなURLになる
  • 記事の内容が想像しやすい
  • カテゴリの変更など、サイト構造の変更に依存しない

などがあります。

この形式を採用しているブログでは、バズ部さんや、SEO検索検索エンジン最適化さん、Webデザインレシピさんなどがあります。

最後に

いかがでしたでしょうか?

WordPressを始める際、どうしても悩んでしまうパーマリンクの設定ですが、今後よりサイトを拡大していくにあたって、後で後悔しないためにもしっかりと設定しておきましょう。

今回は、オススメの設定として2つ挙げましたが、パーマリンクの設定はサイトによって本当に様々です。
是非一度、いろいろなサイトのURLに注目してみてください。

最終的には、自分が運営するサイトのテーマにあっているかどうかや、管理がしやすいかなどを考慮した上で、最適なパーマリンクを見つけ出すのが一番です。

[photo credit: Cubosh via photopin cc]

この記事を書いた人

ほづみかずゆき
1989年兵庫県出身。SEOと編集を主な領域としつつ、WordPressからフロンドコーディングまでやります。ベンチャー2社でWebディレクター兼マーケターを経て、株式会社IREMONOを創業。 @hozmii