誰でも気軽にモノづくりを!モノづくりレシピサイト「TECSHAR(テックシェア)」

公開日:2013/07/07
更新日:
レビュー

テックシェア

今回は、「最近話題になったイケてるWebサービス・アプリ10選(2013年6月編)」より、モノづくりのレシピサイト「TECSHAR(テックシェア)」をレビューします。

「TECSHAR」とは?

昨年、クリス・アンダーソンによる書籍、「MAKERS―21世紀の産業革命が始まる」が発売され、大きな話題を呼びました。

この書籍では、今まで個人では金銭面やリスクなどにより、ハードルがとても高かった「モノづくり」が、ネットの普及と、デスクトップサイズの3Dプリンターの登場により、誰でも気軽にモノづくりができるようになった ーつまり、世界中で「メイカーブームメント」が起こりつつある。といった言及をしている良著です。

海外では、すでに個人がもの作りをするための環境が整っており、モノづくりに関するWebサービスも多数存在しています。

しかし、日本においては、まだまだモノづくりというと、個人でやるにはリスクが高いという認識が多数であり、それを支援するようなサービスはあまり存在していませんでした。

今回紹介する「TECSHAR」は、今ではぐんと価格が安くなり、比較的個人でも手に入れやすくなった3Dプリンターで、「モノづくり」をするための「レシピ」をシェアするためのサービスです。

また3Dプリンターによる制作以外にも、電子工作やデザインなど、あらゆるモノづくりを行うためのレシピが日々投稿されています。

レシピを投稿してモノづくりを楽しもう

サイトにアクセスすると、トップに並ぶのは、日々投稿されている様々なモノづくりレシピ。

ユニークな作品が多く、眺めているだけでも興味をそそられますね。

執筆時(2013年7月7日現在)で約500ちょっとのレシピが投稿されています。

tecshar
3Dプリンタでモノづくり TECSHAR(テックシェア)-1

ジャンルでは、「3D造形/3Dプリンター関連」「ガジェット/電子工作/機械・機構」「一般工作/DIY」「デザイン/イラスト」「その他」カテゴリが用意されており、それぞれにユニークなレシピが投稿されています。

しかし、やはり3D造形カテゴリーが圧倒的に当投稿数が多く、盛り上がっている印象を受けますね。

3D造形/3Dプリンター関連 - TECSHAR(テックシェア)

人体モデリングや、iPhoneケース、アクセサリや生活雑貨は勿論、ヨーダやザク頭の模型(フィギュア)、製氷機やハンガーなんてものもあります。

こうして見ると、本当になんでもかんでも作れてしまうんだなと感じてしまいます。

3D造形/3Dプリンター関連 - TECSHAR(テックシェア)-1

3D造形/3Dプリンター関連 - TECSHAR(テックシェア)-2

それぞれの作品のページでは、レシピのスライドを見れたり、興味を持ったレシピに関しては「お気に入り」に入れれるのは勿論、ダウンロードをすることもできます。

TECSHARロゴ「TECTREE」 - TECSHAR(テックシェア)

tree3_v.stl - TECSHAR(テックシェア)

3Dプリンターを持っていたり、使用できる環境にいたとしても、設計図を作成するには、CADを使える必要があり、なかなかハードルが高いもの。

こうして気軽にダウンロードできると、すぐにモノづくりができて、より気軽に楽しめますよね。

「TECSHAR」が生まれたワケ

テックシェアは、ネット界隈では知らない人はいないであろう、連続起業家、家入一真氏の運営するLivertyから生まれ独立した、株式会社テッキンが開発しました。

Livertyから生まれたサービスとして有名なものに、ECサイトが手軽に作れる「BASE」がありますね。

前述した通り、個人でやるにはリスクの高かったモノづくりが、低価格の3Dプリンターなどのデジタルファブリケーションツールの登場で、個人でも気軽にモノづくりができるようになりました。

反面、まだまだ(特に日本では)モノづくりを支援するようなサービスがほとんどないのが現状であり、そうした問題を解決し、誰でも気軽にモノづくりの楽しさを手に入れられるようにと、テックシェアが生まれたそうです。

モノづくりの技術がテックレシピにて公開、シェアされる事により、友達にガジェットを作ったり、恋人にプレゼントを作ったり、子供におもちゃを作ったり、そんなモノづくりが加速して行くと私達は考えています。
また、TECSHARによって様々な技術がシェアされ、モノづくりの敷居が下がる事により、産業革命以降200年続いた大量統一規格による生産方式が新しいフェーズへ変わる一助になればと考えています。

上記のような、モノづくりの敷居が下がり、誰でも気軽にモノづくりができたら、現在の生産方式が新しいフェーズへ変わるというのは、クリス・アンダーソンの述べていた「第二の産業革命」が起こりえるかもしれないということですね。

テックシェアは現在α版ですが、今後、機能がより充実し、ユーザーが増えていけば、日本のメイカーズムーブメントを盛り上げる一助になるのは間違いないでしょう。

皆さんも、一度テックシェアを覗いてみてはいかがでしょうか?

きっと、驚きとワクワクが生まれてくるはずです。

3Dプリンタでモノづくり TECSHAR(テックシェア)

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